為替アナリスト 鈴木郁雄氏

2つの通貨ペアの乖離幅にヒントがある 売買シグナルを実践形式で開示します

鈴木郁雄氏
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“鈴木郁雄のFX実践ストラテジー”2つの通貨ペア乖離幅トレーディング
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私と為替との関わりは、1973年に始まりました。フランスの3大銀行のひとつソシエテ ジェネラル銀行に勤務したことに始まりますが、その直後にスミソニアン体制が崩壊し、1ドル308円の固定相場制から変動相場制に移行しました。そんな波乱の時期から、ずっと為替相場の変遷を見てきたわけです。その間には幾多の経験豊富な為替ディーラーが消え去り、数々の苦悩したディーラーを見てきました。

バブル経済の崩壊後、1998年のビックバン施行により、為替相場は円キャリートレードを含めて、質から量への時代に変わりました。サブプライム問題の発生から難解な相場が続いていますが、為替はもっともフェアな投資商品であり、リスク管理の徹底とはっきりした戦略シナリオがあれば、初心者でも積極的に参加できる市場です。

個人投資家にとって、テクニカル分析を重視するか、ファンダメンタル分析を取るか、それとも併用するかは、頭を悩ませる大きな要因となっています。

本来、テクニカル分析の生命線は売買シグナルを見出すことにあります。しかし、既存のテクニカル分析では、一つの通貨ペアの移動平均線などを駆使して、過去のデータやチャートパターンを探りながら分析するため、トレンドは見えても明確な売買シグナルが見えず、単なる自己満足のテクニカル分析で終ってしまいがちです。『だまし』が頻発に発生し、チャート分析に物足りなさを感じた時にはチャートはゴミ箱に捨てる勇気も必要です。

相場には勝てる方程式は存在しませんが、反面、負ける方程式を会得することは可能です。負けることを認識することができれば、売りからも買いからも参加できるのが為替相場の良さであり、同時に、少ないリスクで大きなリターンが期待できるのが為替相場の優位性です。

個人投資家が、限られた情報源、限られた時間内、限られた資金枠の中で、確実に売買タイミングを見つけ出すことは容易ではありませんが、売買タイミングを的確に見出せる仕組みが判れば、本当の為替の面白さを知ることが可能になります。一つの通貨ペアでは不十分な分析でも、二つの通貨ペアの乖離幅チャートであれば、為替相場の楽しさを倍増させてくれます。

個人投資家がプロのディトレード戦略を真似たとしても、勝てる保証はありません。既存のテクニカル分析に疑問を感じている方や、損切りが上手にできない方、ファンダメンタルズ分析が苦手な方、着実に収益を求めたい方など、そんな迷い道にある投資家や初心者にヒントを与えることができればと願っています。

発行者プロフィール
鈴木郁雄(すずきいくお)
為替アナリスト。オーバーシーズ・ユニオン銀行入行後、フランスの3大銀行のひとつソシエテ ジェネラル銀行東京支店に勤務。外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず今話題のデリバティブ業務を日本に導入。ディーリング部門を統括し、多大な成果を挙げる。01年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ・ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン、ニューヨークなどの外銀ディーラーとの親密な情報交換し、投資家心理を加えた独自の分析には定評がある。
“鈴木郁雄のFX実践ストラテジー”2つの通貨ペア乖離幅トレーディング

チャートはシンプルイズベスト!“ペットでも判る簡単チャート”は初心者から上級者まで。2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。主要8大通貨からオセアニア通貨裁定取引まで幅広く活用可。負けない為替ツールが勝利を運んでくれます。利益の上がらない古いチャートはゴミ箱へ!本レポートでは実践形式で日々の収支を計上しています。FXをエンジョイしながら収益チャンス拡大しましょう!

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●為替モーニング 東京市場 2009年3月17日●

予想レンジ
ドル円     97.80~99.50
ユーロ円    127.00~129.50
ユーロドル   1.2930~1.3100
豪ドル円    64.00~66.50

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昨日発表された米経済指標は総じて悪化を示す内容であるが、市場の反応はド
ル買いに傾斜して終了している。方向感に乏しい状況が続いる中、欧州時間で
は英金融大手・バークレイズが「2009年は力強い滑り出しをきった」などの報
道を受けて、ユーロドルおよびポンドなどが上昇に転じていたが、ポジション
調整意識が浸透しており、一方通行的な上昇に限界が生じている。
米経済指標の3月NY連銀製造業景気指数は-38.23と事前予想(-33.00)を
大きく上回り、過去最悪を記録。1月対米証券投資はプラス450億ドル予想か
ら大幅に削減(-430億ドル)されており、先の1-2月期の企業業績の改善に
も懐疑的な見解が払拭できていない状況である。他方、昨日中国商務省が発表
した2月対中国投資までもが大幅に減少しており、世界的な金融危機の影響を
踏まえて、相対的に投資意欲の減退が顕在化していることは否めない。
株式市場はオバマ大統領の景気回復見通しや政府による空売り規制強化が株高
に貢献しており、現状では為替相場がどちらにも大きく振れる状況ではないが、
株式市場の情勢を睨みながら戦略性を高めるしか妙策はないだろう。
一方、米国内外でも公的管理下にあるAIGのボーナス支給批判が相次いでいる。
一部報道では政府の追加支援300億ドルに対して修正計画が急浮上しているが、
もはや追加支援を中断するわけにもいかず、市場への影響は限定的であろう。
本日の市場は明日のFOMC政策金利発表を控えて、探りあいの相場展開が予
想されるだけに、ドル円及びユーロドル共に直近のレンジ幅で待機姿勢を強め
ることが得策であろう。
レベル的にはユーロドルを筆頭にして、欧州通貨の下値は堅調であるが、市場
心理として、未だにリスク回避作用が優先されており、1.30台半ばではポジシ
ョン調整売りが意欲的になると思われる。一方、1.29台半ば割れでは底堅い動
きが予想されるため、1.3050台以上の売りと1.2950前後の押し目買いで様子
見を勧める。
ドル円に関しても98円台前半でこう着感を強めており、戦略的には昨日と同
様に妙味に欠ける展開であるが、狭いレンジ幅の攻防と判断して、97.50前後
の買いと99円前後の売りで待機策を勧める。

▼邦銀勢によれば、輸出企業の売り昨日と同様に、99円前後に集中している模
様。一方、輸入企業は依然として、97円台半ばから押し目買い継続しているが、
双方とも動意づかない状況が続いている。

▼海外勢によれば、想定通りのレンジ幅での売買を履行しており、ストップロ
スが一巡しており、大勢としては1.2950割れの買いと1.3050以上の売りで模
様眺めに徹している。

▼クロス円は、ドル円のこう着感があり、ユーロ円及び豪ドル円ともに対米ド
ル相場に左右される展開であるが、ユーロドル1.2950、豪ドル0.6500前後の
下値が堅調であり、売りを自重して、ユーロ円127円前後と豪ドル円64円前
後で待機策を勧める。売りは昨日並みにユーロ円129円台半ばと豪ドル円66
円台以上で模索することを勧める。
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■市場ストップロス:オーダー状況■(10:00)
       売り   買い
ドル円    97.40   99.35
ユーロ円   126.90  129.05
ユーロドル  1.2905  1.3000
豪ドル円   63.95   66.10

***********************************
■現在のポジション SL設定レート■
No position 

*******************************
★★3月の収支(2~17日)★★
通貨別 プラス(+)マイナス(-)   前日比
ドル円     -¥187,500     
ユーロ円    -¥10,000     
ユーロドル   +$2,425(\305,500)
豪ドル円     +¥110,000      
*******************************

●前日の売買 東京市場●
出来ず Nothing done

●前日の売買&予定 海外市場●
出来ず Nothing done
ドル円売り   50,000   99.10(SL 99.60買い)
ドル円買い   50,000   97.50(SL 96.90売り)
ユーロ円売り  50,000   129.30(SL 129.90買い)
ユーロ円買い  50,000   127.00(SL 126.50売り)
ユーロドル売り 50,000   1.3090(SL 1.3150買い)
ユーロドル買い 50,000   1.2880(SL 1.2820売り)
豪ドル円売り  50,000   66.20(SL 66.80買い)
豪ドル円買い  50,000   64.00(SL 63.50売り)

●本日の売買予定 東京市場●
ドル円売り   50,000   99.00(SL 99.60買い)
ドル円買い   50,000   97.70(SL 97.30売り)
ユーロ円売り  50,000   129.20(SL 129.80買い)
ユーロ円買い  50,000   127.10(SL 126.50売り)
ユーロドル売り 50,000   1.3080(SL 1.3130買い)
ユーロドル買い 50,000   1.2930(SL 1.2880売り)
豪ドル円売り  50,000   66.00(SL 66.50買い)
豪ドル円買い  50,000   64.20(SL 63.70売り)

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表示(△=プラス▼=マイナス ☆★=新規/実行済み SL=ストップロス)
指値注文タイムリミット:東京市場(17:00)海外市場(日本時間5:00)
尚、最終的な投資判断は自己責任で判断されますようお願いいたします
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発行人:(株)ケンティッシュ ジャパン
             鈴木 郁雄
E-MAIL:kentish-info@tbn.t-com.ne.jp
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●為替イブニング 海外市場 2009年3月17日●

予想レンジ
ドル円     97.50~99.50
ユーロ円    127.50~129.50
ユーロドル   1.2950~1.3100
豪ドル円    64.00~66.50

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日経平均株価が8000円に迫る勢いで終了しているが、為替相場は狭いレンジ
幅の攻防が余儀なくされているが、日米がG20を期にFRBと日銀が追加対策
として、金融緩和や債権買い取りに意欲的な姿勢を見せており、株価対策の一
環として、株式市場では好感されている状況である。にもかかわらず、欧州株
式市場が金融株を中心に反落して始まっており、欧州通貨全般に上値の重さが
生じている。昨日、欧州連合(EU)の外相理事会で主要国である独仏が難色を
示し、景気対策の承認が先送りされた余韻が残っており、欧州株式市場では利
益確定売りが優先されている模様である。
為替市場においては、再びユーロドルが1.3000台に乗せて一時反発を見せたが、
株式と同様に利益確定売りに圧されている状況である。しかしながら、相対的
にレンジ相場の域は脱しておらず、先ほど発表されたユーロ3月ZEW景況感
調査と(独) 3月ZEW景況感調査が事前予想よりは改善されており、再度1.300
台乗せの状況に至っているが、単発の経済指標のみでは上値は限定的と判断す
るが、いずれにしても、これらの経済指標とは別に、米欧側から要人発言が相
次いでいる関係上、市場自体が敏感に反応する可能性があり、裏を返せば確固
たるポジショニングを構築できない状況と言っても過言ではないだろう。
戦略的には今朝と変わらず、1.29台半ば割れの買いと1.31前後の売りで待機
策が賢明であるが、スイスフランが落ち着きを取り戻しており、ユーロドルの
上昇に一服感がある。上記したように1.2950割れの押し目買いと1.30台半ば
以上で売りを模索することを勧めるが、リスクを最小限に抑えるためにも50
ポイント前後の攻防に特化することも一考であり、同時に常に控えめなポジシ
ョンで臨むことがベストであろう。
いずれにしても、市場は明日のFOMCに関心を寄せており、本日はポジショ
ン調整主体の動きが予想されるため、あれこれと考えるよりはドル円及びユー
ロドルの戻り売買に徹し、深追いは禁物であろう。ドル円に関しても、98円割
れからの押し目買いと99円台の売りで待機策が賢明であろう。

▼邦銀勢によれば、輸出企業の売りは依然として99円前後に集中しており、
売り急ぐ姿勢は見せていない。一方、輸入企業は一部98円割れからの始動が
散見されるが、今朝と同様に97円台半ば前後に集約されている模様。

▼海外勢によれば、ポジション調整が一巡しており、ユーロドル1.3000前後で
は動意づかない状況である。現状では1.2950前後の買いと1.3050前後の売り
で模様眺めに徹している。

▼クロス円は、ドル円及びユーロドルの下値が堅調であり、売りを自重して臨
むことを勧めるが、クロス円主導の相場展開ではないだけに、NY株式市場の
動向を吟味してからの始動が賢明であろう。レンジ幅を拡大して、ユーロ円127
円前後と買いと130円前後の売りを勧める。そして、豪ドル円は64~66.50円
のレンジ幅で様子見を勧める。
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■市場ストップロス:オーダー状況■(19.30)
       売り   買い
ドル円    97.40   99.35
ユーロ円   126.90  129.05
ユーロドル  1.2905  1.3000
豪ドル円   63.95   66.10

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■現在のポジション SL設定レート■
No position 

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★★3月の収支(2~17日)★★
通貨別 プラス(+)マイナス(-)   前日比
ドル円     -¥187,500     
ユーロ円    -¥10,000     
ユーロドル   +$2,425(\305,500)
豪ドル円     +¥110,000      
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●前日の売買 東京市場●
出来ず Nothing done

●前日の売買 海外市場●
出来ず Nothing done

●本日の売買&予定 東京市場●
出来ず Nothing done
ドル円売り   50,000   99.00(SL 99.60買い)
ドル円買い   50,000   97.70(SL 97.30売り)
ユーロ円売り  50,000   129.20(SL 129.80買い)
ユーロ円買い  50,000   127.10(SL 126.50売り)
ユーロドル売り 50,000   1.3080(SL 1.3130買い)
ユーロドル買い 50,000   1.2930(SL 1.2880売り)
豪ドル円売り  50,000   66.00(SL 66.50買い)
豪ドル円買い  50,000   64.20(SL 63.70売り)

●本日の売買予定 海外市場●
ドル円売り   50,000   99.30(SL 99.80買い)
ドル円買い   50,000   97.70(SL 97.20売り)
ユーロ円売り  50,000   129.50(SL 130.00買い)
ユーロ円買い  50,000   127.30(SL 126.70売り)
ユーロドル売り 50,000   1.3080(SL 1.3130買い)
ユーロドル買い 50,000   1.2930(SL 1.2880売り)
豪ドル円売り  50,000   66.30(SL 66.80買い)
豪ドル円買い  50,000   64.20(SL 63.70売り)

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●為替モーニング 東京市場 2009年3月18日●

予想レンジ
ドル円     97.80~99.50
ユーロ円    127.50~129.50
ユーロドル   1.2950~1.3100
豪ドル円    64.00~66.50

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昨日の米2月住宅建築許可件数と住宅着工件数は改善の兆しを見せているが、
数字上では低水準と言わざるを得ない状況である。日米欧とも量的緩和を柱に
株価対策に本腰を入れており、今晩のFOMCの定例理事会後においても米景
気追加対策期待もあり、NYダウが堅調に推移している。
株高の影響を受けて、従来のリスク回避の動きが後退しているため、欧州通貨
に対して、再び米ドル売りが優先されている状況である。
FOMCでは国債の買い取り、そして社債の買い取り期待まで浮上している一方、
財政難が待ち構えており、依然として、米国内では賛否両論が席巻しているの
が実状であるが、株価対策なくして景気回復はあり得ない状況を踏まえると、
何がしらの景気対策が追加される可能性が高いだろう。
本邦でも日銀が異例とも言える劣後債買い取りが発表されており、かなり3月
年度末を意識した上で、セーフティネットを強化する姿勢を見せ始めている。
今後、日経平均株価8,000円台を如何にキープできるかが課題になるが、市場
は急激な上昇に警戒感を強めており、上昇は限定的になると思われるが、当面、
為替相場は株式市場の動向を睨んだ相場展開にならざるを得ないだろう。
他方、リスク回避志向が後退するメリットと同時に原油価格の再上昇が懸念さ
れており、また、米債券市場では相変わらず米当局の大量発行が続いている一
方、最大保有国である中国の債券購入額が減少傾向にあることが報じられ債券
利回りの上昇をもたらしているが、財政難を抱える米当局にとっても利回り上
昇は痛しかゆしの状況であるが、先に発表された対米証券投資の減少と重なり、
オバマ政権の景気刺激策に対して、疑心暗鬼にならざるを得ない状況である。
戦略的には相対的にリスク後退局面であり、再度、株高円安の連動性を考慮し
て臨むことを勧めるが、ドル円98円割れの買いとドル円99円台半ば以上の売
りを勧める。ユーロドルに関しては下値堅調であり、下値1.2950前後の買いと
上値1.31前後まで視野に入れて臨むことを勧める。

▼邦銀勢によれば、輸出入企業共に、株価動向を意識しているが、昨日と同様
に99円前後の売りと98円割れからの押し目買いを継続している模様。

▼海外勢によれば、ユーロドルが1.30台まで回帰したことで、下値堅調と判断
しており、1.29台半ば前後で買い意欲が増している模様であるが、利益確定売
りが1.30台半ばから1.31前後まで断続的に散見されている模様。

▼クロス円は、ドル円の下値及びユーロドルの下値が堅調であり、基本的には
クロス円ショートを自重することを勧める。ユーロ円127台半ば割れからの押
し目買いと同時に、130円前後の売りで待機することを勧める。そして、豪ド
ル円は昨日と同様に、64~66.50円のレンジ幅で臨むことを勧める。
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■市場ストップロス:オーダー状況■(10:10)
       売り   買い
ドル円    97.40   99.50
ユーロ円   128.05  129.20
ユーロドル  1.2910  1.3120
豪ドル円   63.90   66.10

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■現在のポジション SL設定レート■
ユーロドルロング  50,000  ☆1.2930(SL 1.2950売り)

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★★3月の収支(2~18日)★★
通貨別 プラス(+)マイナス(-)   前日比
ドル円     -¥187,500     
ユーロ円    -¥10,000     
ユーロドル   +$2,425(\305,500)
豪ドル円     +¥110,000      
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●前日の売買 東京市場●
出来ず Nothing done

●前日の売買&予定 海外市場●
ドル円売り   50,000   99.30(SL 99.80買い)
ドル円買い   50,000   97.70(SL 97.20売り)
ユーロ円売り  50,000   129.50(SL 130.00買い)
ユーロ円買い  50,000   127.30(SL 126.70売り)
ユーロドル売り 50,000   1.3080(SL 1.3130買い)
ユーロドル買い 50,000  ☆1.2930 New
豪ドル円売り  50,000   66.30(SL 66.80買い)
豪ドル円買い  50,000   64.20(SL 63.70売り)

●本日の売買予定 東京市場●
ドル円売り   50,000   99.10(SL 99.70買い)
ドル円買い   50,000   97.80(SL 97.20売り)
ユーロ円売り  50,000   129.30(SL 130.00買い)
ユーロ円買い  50,000   127.50(SL 127.90売り)
ユーロドル売り 50,000   1.3070
ユーロドル買い 50,000   1.2940(SL 1.2880売り)
豪ドル円売り  50,000   66.20(SL 66.80買い)
豪ドル円買い  50,000   64.30(SL 63.80売り)

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表示(△=プラス▼=マイナス ☆★=新規/実行済み SL=ストップロス)
指値注文タイムリミット:東京市場(17:00)海外市場(日本時間5:00)
尚、最終的な投資判断は自己責任で判断されますようお願いいたします
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