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山形メールマガジン
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週刊
最終発行日
2007年12月19日
 
発行部数
0部
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形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 地域の情報 > 東北

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メールマガジン最新号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 山形メールマガジン ■第142号    ●2007/12/19 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★格安・激安宿泊施設続々! 出張、旅行予約にとてもお得で便利な情報
http://www.dowell.jp/hotel.htm

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆連載「酒の談話室101『東北清酒鑑評会優等賞発表』」.....富田富男
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.vega.ne.jp/~tomita/

 今年は例年になく暖かく、11月の半ば頃までは新庄の回りの山々も一度も白くなら
ず遅い雪を喜んでいたのですが、やはりそんなに甘くはありませんでした。11月18日
の初雪は翌朝には吹雪になり、5日後の23日には平地で32cmの積雪になりました。山
も平地も時間差無しの冬景色です。本来ならまず、山が二、三度白くなり、「ああ、
そろそろ里にも雪が積もるな」と心の準備をすることができるのですが、予告無しの
雪はいくら雪国でもこたえます。27日の日中にはやっと平地の積雪はゼロになりまし
たが、12月に入り、天気予報には雪ダルマのマークが数多く現われるようになりまし
た。今年の冬も去年並みに雪が少ないと助かるのですが・・・。

 さて、仙台国税局の主催で東北清酒鑑評会が行なわれ、10月に審査、11月14日に優
等賞が発表されました。この鑑評会は、製造から半年ほど貯蔵熟成させた清酒を対象
としており、東北地方における清酒の製造技術及び品質の向上を目的に毎年開催され
ています。

 では、今年の優等賞受賞蔵を紹介します。

青森県

【吟醸酒の部】桃川・駒泉

【純米酒の部】桃川・駒泉

岩手県

【吟醸酒の部】あさ開・わしの尾・廣喜・磐乃井・南部美人

【純米酒の部】わしの尾・福来・


宮城県

【吟醸酒の部】浦霞・蔵王

【純米酒の部】わしが国・蔵王


秋田県

【吟醸酒の部】高清水(本社工場・御所野工場)・太平山・雪の音・まんさくの花・由
利正宗・爛漫・福小町・出羽鶴・刈穂

【純米酒の部】高清水(本社工場・御所野工場)・太平山・雪の音・天の戸・館の井・
まんさくの花・北鹿・千歳盛・由利正宗・飛良泉・両関・爛漫・福小町・春霞・出羽
鶴・刈穂

山形県

【吟醸酒の部】男山・新藤酒造店・米鶴・鯉川・大山・くどき上手・初孫・上喜元・
楯の川・麓井・東北泉・最上川・朝日川・十四代

【純米酒の部】男山・出羽桜・新藤酒造店・米鶴・くどき上手・初孫・麓井・千代寿・
銀嶺月山・朝日川・十四代

福島県

【吟醸酒の部】名倉山・京の華・榮川・末廣(博士蔵・嘉永蔵)・鶴乃江酒造・稲川・
豊国酒造・穏・あぶくま・又兵衛・大和川・会津吉の川・会津ほまれ・奥の松・國権

【純米酒の部】名倉山・京の華・榮川・末廣(博士蔵・嘉永蔵)・鶴乃江酒造・稲川・
豊国酒造・飛露喜・山桜・地水光風・会津吉の川・会津ほまれ・奥の松・國権・山の
井・開當男山

──────────────   編集後記 ─────────────

○え〜、来年のことをいうと鬼が笑うそうですが、当店主催の『名酒を楽しむ集い』
が来年、ちょうど20年目を迎えます。じつは迂闊なことに私自身、このことに気がつ
いていなかったのです。今年2月にあった『名酒を楽しむ集い』の席で、参加していた
だいたお客さんからの「来年で20年だね」といわれてハッとした次第でした。
 というわけで、来年2月の『名酒を楽しむ集い』は、滅多にできないようなすごい企
画を組もうと思っています。詳しいことは来月号の富田通信でお知らせしますが、非常
に貴重なお酒も準備するつもりです。お楽しみに!

○先月、新庄青色申告会青年部の交流会で酒蔵見学に行ってきました。場所は初孫さん
と栄光冨士さん。杜氏さんの説明を聞きながら、麹を食べたり、モトやモロミを飲ませ
てもらったり、あげくは酒を搾り終えたばかりの圧搾機から粕をはがして食べさせても
らったりと、ふだん体験できないことに参加した皆さんは興味津々というところでした。
私?・・・私は、見学後のおいしい試飲酒にただの飲んべえになってました。
・・・エヘヘ。

○20年を超えた富田通信。どうにか今年も無事に書き終えることができました。皆さま、
どうぞよいお年をお迎えください。


商品紹介 ─────────────── 


出羽桜『出羽燦々 無濾過生原酒』

 「搾りたて」の槽口を、手を加えずにそのままビン詰めにした純米吟醸原酒です。
 出羽桜らしい北国の女性を想わせる繊細で美しい味わいの中に原酒が持つ重厚な旨みが
加わった香味が楽しめます。

  内容 原料米:出羽燦々 精米歩合:50% 度数:17〜18度

     日本酒度:+4 酸度:1.4 酵母:山形酵母

  入荷予定:12月中旬          1.8L 3150円

      720ml 1575円


出羽桜『桜花吟醸酒さらさらにごり』

 「搾りたて」の桜花吟醸酒を、「にごり酒」にしました。桜花らしいフルーティーな香り
に、芳醇な「にごり」の風味が加わったとってもジューシーな新酒です。

  内容 麹米:美山錦 掛米:雪化粧 精米歩合:50%

     日本酒度:+5 酸度:1.2 度数:16度〜17度

     酵母:小川酵母

                     720ml 1550円

上喜元『純米にごり酒』

 今年もまた、大好評の搾りたて純米にごり酒が入荷しました。
 注意:酵母が生きていますので栓を開けるときには強く振らないでください。
お酒が噴きこぼれます。また、必ず冷蔵庫で保管してください。

  内容 原料米:出羽燦々 精米歩合:55% 度数:16〜17度

                     720ml 1235円

上喜元『おかん純米 山田錦』

 原料米に山田錦を使った酸味のきいた辛口の純米酒です。「おかん純米」と名乗る
だけあって、お燗をすると味が丸く優しくなり、冬のあったか〜い料理との相性が抜
群です。

  内容 原料米:山田錦 精米歩合:65% 度数:14.8度

     日本酒度:+1 酸度:1.6 酵母:熊本酵母

                     1.8L 2100円


───────────────────────────────────
峠の酒      作・篠田次郎
連載七

 帳場は来客で賑わっていた。お茶と漬物が供されていたが、「にごり」や「澄み酒」
を飲んでいる者もいた。あの柔らかな甘く優しい香りが満ちていた。その中に、朝早
く訪れた古手屋も交じっていた。利にさとい商人のことである。これだけの人が酒と
漬物で談笑しているところはまたとない商売の場だと民之助は思えた。

 だが、古手屋は目立たずにいた。誰かが汲んできた酒を、すするように、噛み締め
るように飲んでいる様子がちらと目に入っただけである。商人の馴れ馴れしさも人当
たりの良さも、計算も狡猾さもうかがえない真摯な顔つきで酒をすすり、小首を傾げ
たり軽くうなずいたりしていた。その様子には誰も気づかなかった。まるで影のよう
に目立たずにいたのである。

 民之助は、「この男に酒がわかるのだろうか」といぶかった。だが、大勢のひいき
客 の会話に引き込まれ、古手屋がそこに居ることは忘れてしまっていた。「山吹屋さ
ん、褒めるわけじゃないが、あんたんとこの酒はいつ飲んでも格別に旨いがね」と味
ききで有名な小売酒屋の番頭が言う。みんながそれに和するようにこもごもに峠の酒
を褒 める。「これは民之助さんの腕がよいからじゃ」と誰かが言うと、みんなが合わ
せてはやし立てた。

「俺の腕がいいなんていうことはない」。おだてには乗らず、民之助は自分の酒が褒
められる理由に思いを馳せた。そりゃ、この山吹屋に来て二十年ほど酒づくりをやっ
てきたのは事実だが、俺が酒づくりの技を持っていたなんていうことはない。

 では、水がいいからか。山吹屋を訪れる人、前の道を通る人が必ずといっていいほ
ど、帳場の前の筧の水を美味しいと言って飲む。この水は、ずっと前から流れていた
に違いない。そんな昔から峠の酒がいいと言われたのではなかった。俺がここに入る
何年か前、山吹屋に何かがあったのだ。俺には義父に当たるうこんの父親が死んだ。
うこんが酒づくりを始めた。うこんに酒づくりの特別な腕があろうとは考えられない
が、うこんが酒をつくり出してから峠の酒の評判が上がったのは間違いない。そのこ
ろ、ふた造りだけ、新という若者が酒づくりに参加している。その新が酒づくりの妙
技を持っていたのだろうか。そうだ、それしかない。

 新は何者だったのだろうか。正体はわからないが、旅に行き暮れて一夜の宿を乞う
たただの旅人だったはずだ。酒づくりの経験や技があるなら、杜氏働きとして酒蔵で
働けたはずである。それが薪運びの手伝いを切っ掛けに、山吹屋に居座ったというの
がおかしい。しかし、新が酒をつくってから、酒質が上がったのは間違いない。そん
なことには無頓着だった若いころの民之助にでさえ認識できるほど酒質が上がったの
を覚えている。

「新という男が、山吹屋に何かを持ち込んだのであろうか」。

 ごった返ししていた帳場も、これから町まで酒を担って帰らねばならない酒買いの
客はあまり長居するところではない。天秤棒に酒樽を提げ、三々五々、帰り始めた。
やってくる時はぽつりぽつりだったが、帰りは潮が引くようにいなくなった。一人だ
けが居残った。京古手商人だった。それまで、人混みの中に居たか居なかったかわか
らなかったのに、一人になると、その大きい体が帳場を独り占めしているように見え
た。

 民之助はその大きい影のような男に聞いた。

「古手屋さん、あなたは諸国をお回りになっているのでしょうが、どこの酒が旨いと
思いましたか」。

 そう聞いてから、「しまった」と思った。旅の者が造り酒屋に立ち寄り、酒を振る
舞われてどこの酒が一番旨いかと問われ、どこそこの酒が良かったと答えるはずはな
いと気づいたのである。男はそれにはすぐには答えず、少し身構えたように口ごもっ
た。そこで民之助は、重ねてこう言った。

「酒は水ですかねぇ、土地ですかねぇ。それともつくりの技ですかねぇ」。

 男の表情があの商人の慇懃さ、いろんな世間を渡ってきた世慣れた顔つきから、瞬
間、きっとした別な顔をのぞかせた。だがすぐ相好を崩して、

「そりゃ旦那、水も土地柄もありますがな、一番は酒をおつくりになる旦那の技でっ
せ ぇ。えへへへへ」とお追従笑いで答えた。「それにこちらの蔵は、旦那がご自分で
酒をおつくりになっておられるとお聞きしておりましたよ」と続けた。

───────────────────────────────────

○『峠の酒』は「富田通信」20周年のお祝いに篠田次郎先生からいただいた未発表小説
です。

○『峠の酒』につきましては、無断複写、無断転載はお断わりいたします。

富田酒店
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が遅れたり、品切れの場合もございます。ご容赦下さい。
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■Eメール tomita@vega.ne.jp

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## 次号予告 ## (^-^) ◯第143号 2008年1月上旬発行予定!
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