Tea Rose Cafe

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2003年12月より、月刊[Tea Rose Cafe // Letter]としてリニューアル。ほっとする暮らしのエッセイやレシピ、児童文学・ファンタジー・ミステリなど本の紹介などをお届けします。

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メルマガ名
Tea Rose Cafe
発行周期
月刊
最終発行日
2006年05月07日
 
発行部数
0部
メルマガID
0000073494
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
日記 > テーマ別 > 読書

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メールマガジン最新号

=================================================================
      Tea Rose Cafe // 16th Letter
────────────────────────────
   (1) [ふわふわ] ・ 日々の襞 
   (2) [きらきら] ・ 自転車に乗って。
     (3) [ほんだな] ・『テムズ川は見ていた』
=================================================================
 
  「うん……」一太郎はわかったつもりで返事をした。
 この妖達は人としてこれから長崎屋で暮らしてゆくこと。
 だから妖であるとは言っちゃあいけないこと。自分がそうして
 良い子にしていれば、遊んでもらえること。
  床につきがちでろくに遊び相手もいない五つの子にとって、
 これは嬉しい知らせだったので、話の不思議なことも、世の中には
 そういう考えもあるのかと思って終わってしまった。
 新しい友達に手を振ると、にこにこした顔が返ってくる。
 大事なこととはそういうことで、それでよかった。
  
 ―『しゃばけ』著:畠中 恵 / 新潮文庫2004より

────────────────────────────────
■□□
□■□ [ふわふわ] ・日々の襞
□□■
────────────────────────────────

  ゴールデンウィークになって、小さく息をつきながら、
 忙しい時こそ、暮らしを大切に、日々を楽しもうと。
 環境が大きく変わった時こそ、いかに変わらないものが大切かと、
 しみじみと痛感。
 それは友達であったりとか、習い事であったりとか、
 慌ただしさの中忘れそうになっていた、自分の呼吸のリズム。

  昨年来お気に入りの「すてきなあなたに」の新しい別冊号がでていま
 した。

 「すてきなあなたに おしゃれ篇(春夏)」

  いつものようにどこからともなく、ぱらぱらとめくっていて、ああ、
 これやってみようと思ったアイデア。
 これから汗ばむ季節ですが、手作りの汗とりパッドの作り方が紹介され
 ていました。ジバンシーのブラウスを買った時に、包みの中に半月形を
 した薄手の白い布が二つ入っていたそうです。
 大切な服ほどデリケートで、お気に入りだからこそしょっちゅう着てし
 まうので、気がついたら、汗染みでブラウスをダメにしてしまったこと
 がよくあります。汗っかきの上に、職場には冷房が完備されていないの
 で、夏はいつも暑さに苦しめられています。

  市販の汗パッドとかもありますが、確かにガーゼや木綿の肌触りの良
 い薄手の布で作れば快適だし、ちょっとした手間で大切な衣服を長持ち
 させられるのなら、これはいいかもと、感心しました。
 何でもないことなのに、今まで思いつかなかったので、夏までにいくつ
 か試作の予定。布の汗とりパッドなら、洗濯して何度でも仕えるし。

  でも不幸にして、変色したり、シミを付けてしまったりしたブラウス
 なんかは、「紅茶染め」で今までとは違うテイストが楽しめるかも。
 そんなチャレンジのヒントをくれたのが、「マーサ・スチュワート リ
 ビング」というテレビ番組。たまたまスイッチを入れたら、紅茶染めの
 実演中。意外だったのは、色物や柄物も紅茶で染め上げることで、落ち
 着いた色調、まるでアンティークのような風合いになること。染め物と
 いえば無地のものと、今までずっと思いこんでいたのです。

  ただ、色柄は選ばないようですが、素材は選ぶそうです。やはり自然
 素材が一番、紅茶染めになじむようです。使う紅茶の量も、短時間で染
 め上げるためにかなり大量に使用します。でも染め上がった布地の柔ら
 かな色合いは、素朴で魅力的でした。

  休みになって、ちょっとくつろいでいるとはいえ、常に心に巣くうの
 は職場でのあれこれ。本屋さんでもついついストレス解消の「How Tow」
 本を手にしてしまいます。その中に、「ハンカチにきちんとアイロンを
 かける」という気分転換の方法が。私もハンカチからシーツ、シャツま
 で一生懸命アイロンがけをしていると、いつの間にか夢中になっていて、
 それまで気になっていたあれこれを忘れています。リネン・ウォーター
 が好きで、シトラス系の香りが今のお気に入りです。

  小さな喜びを大切に、また、新しい一週間が始まります。(シィアル)

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□■□ [きらきら] ・ 自転車に乗って。
□□■
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  最近、自転車に乗るようになりました。20年ぶりぐらいです。これま
 でギア付きの自転車には乗ったことがなかったので、最初はまず乗りこ
 なすことができるだろうか、と不安でした。

  いろいろ考えた末に選んだタイプは、マウンテンバイク系のコンフォ
 ートで、ギアは前が3段階、後ろが8段階。これでけっこうな上り坂も
 越えることができます。路面の状態もあまりよくないし、マウンテン系
 の太めのタイヤならサスペンションも良くて安心、ということで。

  私の住んでいるところから市内の中心部へは、だいたい片道50分です。
 それも実際に乗ってみて知りました。これまで生活の足は車オンリーで
 やってきたこともあり、まだ毎日自転車というわけにもいきません。週
 に1回か2回は自転車を足にしたい、という程度です。

  リアミラーを付けようと思っていたら、周囲の自転車ツーキニストた
 ちから強硬に反対され、結局付けないことにしました。格好悪いだろう、
 というのが理由です。ミラーがなくても、五感を研ぎすまして背後をキ
 ャッチすればいいのだそうです。今のところそれを目指しています、動
 物的な勘を磨いているのでしょうか。

  近所の散策も、自転車で短時間とはいえ、楽しんでいます。主に田舎
 道をあてどなくうろうろするだけですが、荷物も一切持たずに出かける
 のは気楽なものです。近所にも知らない道があきれるほどたくさんあり
 ます。

  今は気候がちょうどいいけれど、夏場になるとどうでしょう。装備も
 ある程度きちんとしておかないといけないな、と思いつつ、通気性の良
 いウェアやグローブ、帽子などを物色中。

  少し脚力がついてきたのか、平地を走るギアが4から5になりました。
 6はまだちょっと重い感じです。A4の入るリュックがもうすぐ届くの
 で、来週あたりからは、まじめに市内へも出かけようと思っています。

  自転車に乗ることは、生活の大きな価値転換です。ほんとうに、まさ
 かの変化でした。人生にはまさかの坂があるといいますが、今の坂を越
 えるのに、まさか自転車が相棒になるとは、思ってもみませんでした。
 来年の今ごろ、何がどういう展開になっているか、楽しみです。
 (マーズ)

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■□□
□■□  [ほんだな] ・『テムズ川は見ていた』
□□■
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  時はヴィクトリア朝時代。テムズ川の流れるロンドンの下町を舞台に、
 一人の少年が巻き込まれた謎の陰謀。大物政治家の汚職事件。
 身よりのない煙突掃除の少年、バーナクルは、ある時、何も知らずに煙
 突の中で陰謀を盗み聞きしてしまう。バーナクルを追うクリーガー警部、
 少年を保護するはしけ乗りの男、ゴズリング。

  原題は『The December Rose』。テムズ川で繰り広げられるこの物語に
 おいて、象徴的な役割を果たす船の名である。「12月のバラ」は赤い色
 のはず―殉教の象徴なのだから。バラは英国の国花でもある。

  もう5年以上も前になるが、冬のはじめのロンドンでほっつき歩いたあ
 たりが舞台というのもあって、聞いたり見たりした地名がたくさん行き交
 う。テムズの川幅は決して広くないし、澄みわたってもいないけれど、あ
 の曲がり具合も、都市や人間にとってちょうどぴったり、旅の日本人にと
 ってもそう思えて懐かしい。

  この川を借り船で上ったり下ったりして物資を商いながら生活している
 ゴズリング、彼が恋している船持ちの未亡人、マクディパー夫人の姿が、
 川辺の空気とともに浮かんでくる。
 誰にも愛されなかった孤児のバーナクルにとって、新しい家族と船での生
 活は、身近に迫った危険を補うほど魅力的だった。

  帯に「格調高い児童文学」と書かれている。主人公は貧しくても元気い
 っぱいの少年バーナクルだが、大人たちの関係や、社会の枠組みのなかで
 生きる個人の思いをたんねんに描いていて、大人にとっても読み応えのあ
 る作品。とりわけ、報われない愛や信念に絡まった者の苦悩、そして憐れ
 みと正義感について。

  ガーディアン賞やウィットブレッド賞を受賞した著者得意の歴史小説は、
 抑えた筆致ながら薫り高い人生の物語である。以前にも書いたけれど、こ
 のような歴史小説は日本ではまだこれからだと思う。

  特徴的だと感じたのは、人物の描写に象徴的な色合いや小道具、所作を
 効果的に配している点。最もわかりやすいのは、バーナクル本人の色。煙
 突掃除時代のまっ黒から、はしけ乗りになって白く変わる。全編を通じて
 追われつづけるバーナクルをはじめ、見張り見張られる者たちの息詰まる
 緊張感は、色や小道具によって煽られ、落ち着く所に落ち着いてゆく。

  彼らをロンドンの霧のごとく包む流行歌の一節は、私のような異国人に
 とってすら、胸騒ぎ効果充分である。(マーズ)

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  『テムズ川は見ていた』著者:レオン・ガーフィールド/
   訳:斉藤健一 / 出版社:徳間書店2002
 
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☆小さな庭を囲んでハニーサックル、オールドローズ、イングリッシュ
 ローズ、ハゴロモジャスミン、スイートピー、ラベンダー、カモミール、
 タイムが満開。呼吸をしているだけで満ち足りる季節です。(ナルシア)

 ☆5も月下旬になると、こちらでは気の早いホタルの季節です。清少納
 言も書いているように、一匹ぽつんと飛んでいる迷いホタルも印象的。
 そんなホタルに出会うと、つい、あれは誰かだったのではないだろう
 かと思ってしまいます。(マーズ)

 ☆春になって、大きな変化もありました。通勤ルートは変わっても、
その道筋に咲く桜は、以前見ていた桜に負けず劣らずきれいでした。冬
 の到来前に姿を消してしまった白鷺も春が来れば、いつもの池に戻って
 来ていました。変わることと変わらないこと。自然の営みは、大きいと、
 実感しています。(シィアル)
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□ Tea Rose Cafe / まぐまぐID:0000073494
□ 発行元: お天気猫や http://www.otenkinekoya.com/
□ 発行者: シィアル + ナルシア + マーズ
□ 連絡先: nekoya@kobej.zzn.com(お便りお待ちしてます。)
□ インターネットの本屋さん「まぐまぐ」から配信しています。
□ まぐまぐ http://www.mag2.com/ 解除 http://www.kaijo.com/
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