Servus AKIの「食卓のフォークロア」

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オーストリアの食文化を日本に正しく紹介し、より良い食文化交流行うことを目的として、営利を目的とせず、オーストリアの食文化を愛し、日本に正しく紹介してその普及に務める団体として活動していくマガジンです。

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メルマガ名
Servus AKIの「食卓のフォークロア」
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2018年04月08日
 
発行部数
99部
メルマガID
0000088610
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
グルメ・レシピ > レシピ > 基礎知識

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★☆★Servus AKIの『食卓のフォークロア』★☆★
2018年4月8日  発行
【257】  ギロチン
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

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Servus(セアヴス)とは、ウイーンの方言で[今日は]と言う意味です
[フォークロア]とは、民間伝承、民俗学、と訳されています。
食に関するあらゆる、フォークロアな事柄をお届け致します。

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【弟子】  お邪魔しま~す、師匠。あれ何か美味しそうなものを召し上がっ
      ていますね。ご相伴に預かります。

【師匠】  まったく、人が何か飲んだり食べていたりすると必ず現れるな、
      お主は不思議なセンサーでも持っておるようぢゃのー。

【弟子】  何を言ってるんですか、たまたまですよ。何を召し上がっている
      んですか?チーズじゃないですか、私の大好物ですよ、頂きます。
      なんですか?このギロチンみたいな道具は?

【師匠】  それはその通り「ギロチン」ぢゃ。

【弟子】  ずいぶんかわいらしい「ギロチン」ですね。何をするんですか?

【師匠】  それは、そこにある「ロックフォールチーズ」をカットするもの
      ぢゃ。ブルーチーズは、包丁でカットすると崩れやすいのでこの
      ような道具でカットすると崩れにくいのぢゃ。

【弟子】  そうなんですか、よく考えられてますね。
      昔からこのように使われていたんですか。

【師匠】  これは本物の「ギロチン」からのヒントでそれ以降に出来たんぢ
      ゃろうがはっきりとした年代はわからんな。

【弟子】  「ギロチン」はいつ頃からあったんですか。

【師匠】  昔から、罪を犯したり敵を倒したときには絞首刑や斬首が行われ
      ていたのぢゃが、絞首刑は死ぬまで時間がかかるし、犯罪者とい
      えどもいっきに死に至らしめるようにと、斬首が行われたようぢ
      ゃが、これとても死刑執行人が剣や斧を力任せに振り下ろすとい
      う原始的なもので少しでも手が狂えば罪人に苦しみを与えるとい
      うことでジョゼフ・ギヨタン(Joseph-Ignace Guillotin)がとい
      う人が考案したものぢゃ。

【弟子】  「ギロチン」は罪人に苦痛を与えないように考案されたものなん
      ですか。てっきり悪い人は「ギロチン」にかけて殺してしまえと
      いう悪いほうに考えていましたが・・・・。
      その「ギロチン」という人はいつ頃の人なんですか。

【師匠】  それはフランス革命のときぢゃ。フランス革命では沢山に人が斬
      首されたのぢゃが、その数は一日に数百人という人数で、専門の
      執行官がいてもさばききれん人数だし、かといって一般の役人で
      もこんな役はしたくなかったぢゃろう。

      そこで内科医で国民議会議員だったジョゼフ・ギヨタンが受刑者
      に無駄な苦痛を与えずにすばやく刑を執行できるように考案され
      たものぢゃ。

【弟子】  それではこの人は優しい人だったんですね。

【師匠】  優しいかどうかは知らんが、議会の承認を受けるためのコメント
      として「この機械を用いれば、私はあっという間に諸君の首をは
      ね、しかも諸君は全く痛みを感じません」と言ったそうぢゃが、
      フランス革命での処刑者は犯罪者も含めて2900人だそうぢゃ。
      そのうち370人は女性であったというから聞くに堪えんな。

【弟子】  その時代に生まれなくてよかったですね。

【師匠】  1792年4月25日にフランスで正式に処刑道具として認められたが
      初めの頃の「ギロチン」の刃は三日月形になっていたようぢゃが、
      外科医のアントワヌ・ルイが設計の依頼を受けて、各地の断頭台
      を研究し刃を斜めにするなどの改良を加え出来上がったようぢゃ。

      初めは設計者のルイの名前をとって「ルイゼット(Louisette)
      」や「ルイゾン(Louison)」と呼ばれていたようぢゃ。しかし
      ギヨタンから名前をとった「ギヨティーヌ(Guillotine)」とい
      う呼び名の方が定着し、これの英語読みのギロティーンが訛って
      日本語となったようぢゃ。

【弟子】  やっぱり名前が似ているからそうかなと、思ったんですけどね。

【師匠】  この「ギロチン」も初めは刃が内側に反っていたため切れ味が悪
      くて一撃で罪人の首を飛ばすことは難しかったようぢゃが錠前作
      りが趣味のフランス国王ルイ16世が、刃を外側に反り返らせるこ
      とを提案したところ「ギロチン」の殺傷力が増し、後年、彼が考
      案した「ギロチン」で斬首されたのも皮肉ぢゃな。

【弟子】  そういえば王妃であった「マリー・アントワネット」もこの「ギ
      ロチン」にかけられたんですね。

【師匠】  そうぢゃ、この首切り装置、見ただけでも恐怖を味合うので、す
      ばやく行われたのぢゃろうが、特に罪の重いものは仰向けに寝か
      され、刃が落ちてくるのを見ながら斬首されたようぢゃ。
      「マリー・アントワネット」もその一人らしい。

【弟子】  いやですね、ぞっとしますのでこの話は止めましょうね。

【師匠】  何を言っておる、お主が始めた話ではないか。この「ギロチン」
      今では、似たような商品にこのような名前を付けており、先ほど
      のチーズカッターもその一つぢゃ。
      その他、工業用大型押し切り装置や、変った商品では犬猫用の爪
      きりに「ギロチン」の名前がついている。

      後はいつでもお主を「ギロチン」にかける用意がしてある。

【弟子】  ・・・・・・・・・・・・・・。


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