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国際情勢を独自の視点で報道・分析する英国の月刊誌ニュー・インターナショナリスト(NI エヌアイ)。1973年から、政治、社会、経済、環境、人権、開発援助、NGO/NPO、平和・紛争などの分野で、さまざまな特集を組んできました。メルマガでは、英語版&日本版の最新情報のほか、映画・書籍情報、世界のレシピ、市民団体のイベント案内、世界のニュースなども配信しています。

 

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■NIジャパン メールマガジン■
           第176号 2017.6.21

※お知らせ※
NIジャパンメールマガジンは、次号から不定
期発行となりますので、通常の更新情報は、
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【1】NI英語版最新号 <2017年6月号>
  Homelessness
  人権としての住居とホームレス

  ※7/8月合併号 平等/教育

【2】最新号からのオンラインリポート
(1)フェミニストのフォークバンド(中国)
(2)排ガスをインクに
(3)住まいを用意する取り組み

【3】NIジャパンからのお知らせ
(1)NIジャパンメメールマガジンは次号か
   ら不定期発行となります
(2)NI日本版DL-Market販売価格値下げ
(3)NIジャパンブログアップデート

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【1】最新号<2017年6月号> 英語版
  Homelessness
  人権としての住居とホームレス
====================
市場は崩壊し、住宅の値段はうなぎ登り、公
営住宅は過去のものとなっている。

世界の主要都市では、最低限の住まいの購入
や賃貸でさえ、もはや一般の人々には手が届
かなくなっている。収入が増えない中、裕福
な1%と残りの99%との格差は広がるばかり
だ。そしてその必然的な帰結が、不安定な住
居確保とホームレスである。一時滞在場所や
親類宅に身を寄せる家族、友人宅を泊まり歩
く若者たち、薬物依存症や精神障害を抱えて
の路上生活…。人権ではなく商品として住居
を扱うことが、人々をホームレスに追いやり、
彼らを痛めつける。このような状況は、変え
る必要がある。

今月のニュー・インターナショナリストは、
ホームレスとならないための予防策と、誰も
が安心して住まいを確保できる世界への取り
組みを紹介する。

http://www.ni-japan.com/webold/toc503.htm

★6月号のKeynote(主要記事)の翻訳は、7月
中旬にアップします。
http://www.ni-japan.com/webold/keyn/nij149keyn.htm


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【2-1】最新号からのオンラインリポート
 フェミニストのフォークバンド(中国)
====================
メンバー全員が女性というバンドが音楽を利
用し、中国政府の女性移住労働者に対する理
不尽な待遇に異議を唱えている。

4人組フォークバンドのJiu Yeは、女性が直
面する多数の問題を歌にしている。メンバー
のうち2人は、中国東北部から北京に出稼ぎ
に来て、技術を持たなくてもできるような仕
事を長い間続けた経験がある。ツアーでは、
他の移住労働者から歌のヒントを得ている。

中国の都市部では、農村戸籍[訳注*]のま
ま雇用されている人は2億8,200万人に上る。
都市と故郷を行き来する人もいれば、都市で
育ったにもかかわらず、政府から移民労働者
として扱われている人もいる。
 *訳注:中国では、農村と都市では異なる
戸籍が発行されており、土地の所有や利用の
権利、社会福祉などでそれぞれ異なる恩恵や
制限がある。農村戸籍のまま都市で働いてい
ても、都市戸籍を持っている人が受けられる
ような社会的サービスは受けられない。農村
戸籍の人が都市戸籍を取得するのは非常に難
しい。中国政府は将来的に2つの戸籍を統合
する予定。

このような人々は、疎外され低賃金で働く。
バンドのメンバーのDuan Yuは、中国のソー
シャルネットワークサービスWeibo(微博・
ウェイボー)の一事業であるWeMediaのイン
タビューで次のように語った。「多くの工場
は移住労働者を求めています。その理由は、
移住労働者は問題を起こすことがなく、女性
の賃金が男性よりも低いからです」

政治とは完全に無関係な音楽シーンにおいて、
彼女たちのメッセージはちょうど良いタイミ
ングで発信された。「中国では一人っ子政策
が緩和され、女性の労働環境に関する幅広い
議論が盛んになっています」と中国の労働者
の権利に取り組む団体「中国労働通信」のキー
ガン・エルマーは述べた。彼は、女性たちが
より上のキャリアを目指し、その障壁となっ
ているものについて議論し始め、家庭での不
公平な役割分担に関しても異議を唱えている
と説明した。◆

by リディア・ヌーン

※2017年6月号NI503 p7「Feminist folk
(CHINA)」の翻訳です。


====================
【2-2】最新号からのオンラインリポート
   排ガスをインクに
====================
シンガポールとインドを拠点とする技術系ベ
ンチャー企業が資金を募り、大気汚染をイン
クに変える技術を開発した。この企業は、急
成長を遂げるアジアの都市での大気汚染によ
る死亡者を減らしたいと考えている。このグ
ラビキー社は、「汚染物質を芸術のツールへ
と用途を変更する」ものだと説明する。これ
は、自動車や発電機のマフラーや排気パイプ
に取り付る装置によって、排出されるばい煙
(すす)を回収するものだ。回収されたすす
は、有害金属と発がん性物質が除去された後
に炭素色素が抽出され、インクと塗料が作ら
れる。◆

※2017年6月号NI503 p9「Exhausting ink」
の翻訳です。


====================
【2-3】最新号からのオンラインリポート
   住まいを用意する取り組み
====================
世界では、ホームレスという不名誉に立ち向
かい、革新的なシェルター(一時的な滞在場
所、避難場所)の解決方法を模索している人々
がいる。刺激的なアイデアと実践の一例を紹
介しよう。


■カナダ
「ザ・ラフト」

ザ・ラフトは、オンタリオ州のセントキャサ
リンズにあるホームレスの若者に居場所を提
供する施設で、ホステルも併設する。この町
は、この地方の果樹栽培地帯に位置する小さ
な町で、ナイアガラの滝から車で20分ほどの
ところにある。ザ・ラフトは、数千人の若者
たちを支援し、彼らが独立して自分で生活し
ていけるように手助けするためのプログラム
を実施し、さまざまな支援の手をさしのべて
いる。

この施設は、非行や虐待のリスクを負ってい
る若者やホームレスの若者に対する不十分な
支援策に対応するため、異なる宗教が協力し
た対策チームによって1994年に開設された。
運営資金は、社会奉仕クラブ、地域グループ、
教会、個人から集めている。当初は、週5日
夜間のみオープンする居場所として始まった
が、16のベッドを備えるホステルに加え、コ
ミュニティーで行うさまざまな若者プロジェ
クトも実施するようになった。

予防策として行われているこのコミュニティー
事業は、ナイアガラ地域におけるリスクを負
う若者の数を減らす目的を持っている。例え
ば、「エターナル・ルート・プログラム」は、
両親と一緒に暮らすことができない子どもた
ちが成人できるように、そしてホームレスに
なるのを防ぐため、必要な支援の提供をいと
わない親族とつなげるプログラムである。

最終目的は、若者が自分の人生を自分でコン
トロールでき、自尊心と自信を持ち、自分た
ちのコミュニティーで役割を持ってかかわっ
ていけるよう力をつけさせることである。
http://www.theraft.ca


■チリ
「回復力を備えた公営住宅プロジェクト
チリの沿岸部では、2010年の地震と津波によ
り、1万1,000軒以上の家や建物が破壊され、
コミュニティーと人々の生活は粉々になった。
当初の計画では、海から離れた場所に新しい
家を建てて人々を迅速に入居させる予定だっ
たが、地域の人々はこの案には乗り気ではな
かった。人々は以前住んでいた場所に残り、
これまでずっと行ってきた漁業と海草を採っ
て暮らす生活を送ることを望んでいたのであ
る。

そのため、実験的なプロジェクトが考案され
た。家を失った人々からアイデアや意見を募っ
た結果、180の「高床式住居」が5つの村に建
設された。新しい家は、自然災害に襲われて
も住民が生き延びられるよう設計された。地
震に強く、津波で被害を受けても短期間で容
易に修理することができる。

建設コストは1軒当たり2万5,000ドルだが、
これはチリの住宅都市開発省が負担した。そ
のため住民は、借金せずに新しい家に入居で
きた。維持費は居住者負担だが、海の仕事を
続けられるため、支払いは以前よりはずっと
容易である。

これまでの規則を変えさせたこのチリの公営
住宅の先駆的な方法は、チリ全国の新たな社
会的住宅事業で手本にすべきものである。
http://bit.ly/2tgh20A


■スリランカ
「内戦を生き延びた人へ5万軒の住居を用意」

スリランカでは、26年間続いていた内戦が
2009年に終結したが、何万という家族が難民
キャンプに身を寄せていた。人々は終戦を迎
え、自分が住んでいたふるさと、つまり自分
が所有していた土地に戻ることを強く望んだ。
だが各地のコミュニティーでは、血みどろの
戦いを経て、人々の営みは崩壊し、人間関係
は断ち切られ、家屋は破壊されていた。内戦
前に住んでいた場所に戻った人々は、にわか
作りの暫定的なシェルターに住み、電気やそ
の他の生活に必要なサービスもほとんどない
状態で暮らしていた。

この状況を見て隣国インドの政府は、最定住
支援に手を貸すことを決定した(南インドに
住む数百万というタミル人[訳注:スリラン
カは人口の約2割がタミル人]の後押しがあっ
たことは間違いない)。その結果2012年、5万
軒プロジェクトが立ち上がり、個人主導によ
る住宅再建と開発プログラムの支援に
2億4,000万ドルが投入されることになった。
目標は、22万5,000人のための5万軒の建築へ
の資金援助である。これまでのところ
4万5,200軒が完成している。

この個人主導というやり方は、人々が中心と
なって行う復旧へのタネまきであった。住宅
建設の責任は、建築請負業者ではなく家主が
負うこととし、建設援助資金は個々の家族に
対して支払われた。人々が自分たちの裁量で
物事を決めることで意欲を高め、資金のやり
くりも自分たちで行うことで自信を持てるよ
う考慮されたのである。この方法により、住
居の品質は向上し、建築期間は短縮された。
また、他の問題に直面した場合でも、人々は
自信を持って対応している。

パートナー機関(国連人間居住計画、国際赤
十字・赤新月社連盟、NGOのハビタット・フォー
・ヒューマニティ、スリランカ政府住宅開発
局)は、後方支援と技術的な支援を行った。
http://nin.tl/Sri-houses


■ヨルダン
「都市での一時滞在施設プロジェクト」

このプロジェクトは、ヨルダン人が所有する
居住不可能な物件を再生し、シリア難民に
1年6カ月の間無料で貸し出すというものであ
る。資金は家屋の修繕に使われ、提供可能物
件と仕事の増加を通じて地元経済にも恩恵を
もたらす。5,000以上の家や部屋が再生され、
1万8,000人以上の難民に住まいを提供し、
2万人以上に対して短期雇用の仕事をもたら
した。

家や部屋を一定水準以上に再生するための資
金を提供したのは、ノルウェー難民委員会
(NRC)である。NRCはシリア難民に対し、市
民として必要な書類の作成、住民証明、難民
登録、家や土地や所有物の権利に関する法的
支援も行った。このプロジェクトは、1,000万
ドル以上の新規投資となって経済を活性化し、
さらなる不動産再生のための資金集めが行わ
れている。
http://nin.tl/UrbanShelter


このセクションの事例の多くは、世界人間居
住賞受賞プロジェクトから取り上げている。
この賞は、英国のビルディング・アンド・ソー
シャル・ハウジング財団(BSHF)によって
1987年に創設され、国連人間居住計画と共同
で運営されている。
http://worldhabitatawards.org

※2017年6月号NI503 p24-25「Raising the
roof」の一部翻訳です。


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【3-1】NIジャパンからのお知らせ
 NIジャパンメメールマガジンは次号から
 不定期発行となります
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※お知らせ※
NIジャパンメールマガジンは、次号から不定
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【3-2】NIジャパンからのお知らせ
 NI日本版DL-Market販売価格値下げ
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現在、2011年まで発行していたNI日本版のう
ち、2009年と2010年発行号をDL-Marketにて
PDFで販売しています。

このたび、その販売価格を400円から216円に
値下げしました。各号の特集・内容について
は次のサイトでご覧ください。なお、2005年
発行号については無料でダウンロードしてい
ただけます。
https://www.dlmarket.jp/manufacture/index.php?consignors_id=1033

NI英語版&日本版のバックナンバー一覧はこちら
http://www.ni-japan.com/jback-time.htm


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【3-3】NIジャパンからのお知らせ
 NIジャパンブログアップデート
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前回のメルマガ発行後、メルマガ掲載記事以
外でブログにアップした記事です。

【各号紹介】2017年5月号「Freedom in sight?
(西パプアの自由と解放)」
http://nijapan.blog.fc2.com/blog-entry-60.html

世界の国のプロフィール:カンボジア
http://nijapan.blog.fc2.com/blog-entry-61.html

西パプアの市井の人々の声
※先月号のメルマガに掲載した記事に声を追
加しました。
http://nijapan.blog.fc2.com/blog-entry-64.html



≪次号から不定期発行となります≫


★ニュー・インターナショナリストについて

ニュー・インターナショナリスト(エヌアイ)
は、途上国と先進国の間に横たわる南北問題
について広く世界に問いかけるため、英国の
非営利団体(オックスファム、クリスチャン・
エイド、キャドバリー&ラウンツリー財団)
の支援によって1973年に創刊された国際情報
月刊誌です。1980年代からは協同組合となり、
独立メディアとして活動しています。草の根
の活動から国際的な動きまで、欧米主要メデ
ィアとは異なる切り口で世界を伝え分析する、
オルタナティブなメディアです。

詳しくはこちら
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