英語で聖書を読もう!

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聖書は日本語と英語を合わせて読むととってもわかりやすいのです。これは英語で聖書を読むのが好きなクリスチャンが教えるやさしい聖書の講座です。キリスト教の理解、英語の勉強、英語圏文化の学習にどうぞ。週2回発行で基本的に日曜は福音書を、水曜は「使途の働き」と書簡の書を読みます。創刊10年を超えました。

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毎週2回発行(水曜・日曜)
最終発行日
2017年09月20日
 
発行部数
645部
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語学・資格 > 英語 > 英文読解

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◇◆◇◆◇◆ 英語で聖書を読もう! ◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇ 2017年 9月20日(水)(毎週水・日発行) ◇◆◇◆◇◆


「英語で聖書を読もう!」へようこそ!


★―――――――――――――――――――――――――――――――――★
★ 2 Corinthians 13:1-14(コリント人への手紙第2 第13章第1節~第14節)
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(1)聖書の引用:英語[NLT]と私の日本語意訳の併記
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Paul's Final Advice

パウロの最後の忠告


1 This is the third time I am coming to visit you (and as the
Scriptures say, "The facts of every case must be established by the
testimony of two or three witnesses").

1 私があなた方を訪ねて行くのは三度目です。(そして聖書は言います。「す
べての申し立ての事実は、二人あるいは三人の証言によって確立する。」)

2 I have already warned those who had been sinning when I was there on
my second visit. Now I again warn them and all others, just as I did
before, that next time I will not spare them.

2 私が二度目の訪問でそちらにいたときに、罪を犯してきた人たちにはすでに
警告してあります。いま私はもう一度、その人たちと他のすべての人たちに、
前にしたのと同じように警告します。次はその人たちを容赦しません。

3 I will give you all the proof you want that Christ speaks through me.
Christ is not weak when he deals with you; he is powerful among you.

3 キリストが私を通して語っているのだと言うことについて、私はあなた方に、
あなた方が求めるすべての証拠を示します。あなた方に対するとき、キリスト
は弱くありません。キリストはあなた方の間にあって強い方です。

4 Although he was crucified in weakness, he now lives by the power of
God. We, too, are weak, just as Christ was, but when we deal with you
we will be alive with him and will have God's power.

4 キリストは弱さの中で十字架に掛けられましたが、いまキリストは神さまの
力によって生きています。私たちもキリストがかつてそうであったように弱い
ですが、あなた方に対するときには私たちはキリストによって活気づき、神さ
まの力を持ちます。

5 Examine yourselves to see if your faith is genuine. Test yourselves.
Surely you know that Jesus Christ is among you; if not, you have
failed the test of genuine faith.

5 自分たちの信仰が本物かどうか、自分自身を調べなさい。自分自身を試しな
さい。イエス・キリストがあなた方の間にいることをあなた方は確かに知って
います。もしそうでないのなら、あなた方は真実の信仰の試験に失敗したのです。

6 As you test yourselves, I hope you will recognize that we have not
failed the test of apostolic authority.

6 あなた方が自分自身を試すときに、私は、私たちが使徒の権威の試験に失敗
していないことをあなた方が知ることを望みます。

7 We pray to God that you will not do what is wrong by refusing our
correction. I hope we won't need to demonstrate our authority when we
arrive. Do the right thing before we come -- even if that makes it
look like we have failed to demonstrate our authority.

7 私たちはあなた方が私たちの懲らしめを拒否して間違ったことをしないよう
に神さまに祈ります。私たちが行くときに私たちが私たちの権威を証明する必
要がないように望みます。私たちが行く前に正しいことをしなさい。そうする
ことが私たちが権威を証明するのを失敗したように見せることになってもです。

8 For we cannot oppose the truth, but must always stand for the truth.

8 なぜなら私たちは真理には逆らえません。私たちは常に真理のために立ち上
がらなければなりません。

9 We are glad to seem weak if it helps show that you are actually
strong. We pray that you will become mature.

9 あなた方が強いと見せるのに役立つなら、私たちは喜んで弱く見せます。私
たちはあなた方が成熟するように祈ります。

10 I am writing this to you before I come, hoping that I won't need to
deal severely with you when I do come. For I want to use the authority
the Lord has given me to strengthen you, not to tear you down.

10 私はこれを私が行く前に、私が行くときに私があなた方に厳しく対処する
必要がなければよいと願って書いています。それは主が私に与えてくれた権威
は、あなた方を強めるために使いたいのであって、あなた方を壊すためにでは
ないからです。



Paul's Final Greetings

パウロの最後のあいさつ


11 Dear brothers and sisters, I close my letter with these last words:
Be joyful. Grow to maturity. Encourage each other. Live in harmony
and peace. Then the God of love and peace will be with you.

11 親愛なる兄弟たち、姉妹たち、手紙の最後を次の言葉で終えます。喜びな
さい。成熟へと育ちなさい。互いに励まし合いなさい。調和と平安の中に生き
なさい。そうすれば愛と平和の神さまがあなた方と共にいてくれます。

12 Greet each other with a sacred kiss.

12 神聖なる口づけで互いにあいさつなさい。

13 All of God's people here send you their greetings.

13 ここにいるすべての神さまの人たちがあなた方にあいさつしています。

14 May the grace of the Lord Jesus Christ, the love of God, and the
fellowship of the Holy Spirit be with you all.

14 主イエス・キリストの恵み、神さ、あの愛、聖霊の交わりが、あなた方すべ
てと共にありますように。



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(2)ミニミニ解説
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・「2 Corinthians(コリント人への手紙第2) 」の第13章です。

・「2 Corinthians(コリント人への手紙第2) 」は、パウロの少なくとも四
つの手紙が一つに編纂されているという前提に基づき、章の順ではなく、全体
を分割して四つの手紙が書かれた順に読んでいきます。

・パウロは二回目の伝道旅行で一年半に渡ってコリントに滞在し、ユダヤ人と
異邦人に福音を伝えました。パウロがコリントを去った後、コリントの教会で
は様々な問題が発生しました。三回目の伝道旅行の途上でパウロがエペソに滞
在しているときに、コリントの教会はステパナ、ポルトナト、アカイコの三名
を代表として送り、パウロに指導を仰ぎました。「1 Corinthians(コリント人
への手紙第1) 」はパウロがコリントの教会へ宛てた指導の手紙でした。

・パウロは「1 Corinthians(コリント人への手紙第1) 」を送るに先駆けて、
テモテをコリントに派遣しています。やがてエペソに戻って来たテモテは、パ
ウロにコリントの緊急事態を伝えます。それはコリントにパウロが説くのとは
異なる福音を説く人たちが現れ、コリントの信者たちを惑わし、さらにその人
たちはパウロの使徒としての資格に疑問を投げかけていると言うのです。

・以下が、最初に書いた四つの手紙の概略です。

●手紙その1:テモテの緊急事態報告を受けて。第2章第14節~第7章第4節
●手紙その2:コリント訪問が失敗に終わって。第10章~第13章
●手紙その3:テトスの事態好転の報告を受けて。第1章第1節~第2章第13節、
       第7章第5節~第16節
●手紙その4:エルサレムの教会への献金について。第8章~第9章(ここは章
       ごとに別々の手紙である可能性が高い)


・いまは第二の手紙部分を読んでいます。

・最終的にパウロはコリントを訪問し、おそらく西暦55年末~56年春の越冬の
期間に三ヶ月間滞在して、この間にコリントで「Romans(ローマ人への手紙)」
を書くのですが、今回から読む第二の手紙の部分を読むと、中に「三度目の訪
問」と言う言葉が何度か出て来るので、二回目の伝導旅行時の一年半の滞在と、
最後の三ヶ月の越冬滞在の間に、「二度目の訪問」がなければ筋が通らないこ
とになります。しかしパウロの二度目の訪問の記録は、「Acts(使徒の働き)」
には登場しないのです。記録者のルカには、何かこの訪問を記録したくない特
別な理由が何かあったのかも知れません。

・「2 Corinthians(コリント人への手紙第2) 」に編纂された第二の手紙は、
恐らくパウロの二度目の訪問の直後に書かれた手紙で、その二度目の訪問で、
パウロと敵との対決はパウロ側の失敗に終わっており、そのためか手紙はかな
り感情的な内容になっています。


・第1節、前章に引き続き、パウロはここでも「私があなた方を訪ねて行くのは
三度目です」と書いています。つまり二回目の伝導旅行時の最初の一年半の滞
在と、最後の三ヶ月の越冬滞在の間に「二度目の訪問」がなければ筋が通りま
せん。

・第1節でパウロが引用している証人の話は、旧約聖書のDeuteronomy 19:15
(申命記第19章第15節)に書かれています。「どんな咎でも、どんな罪でも、
すべて人が犯した罪は、ひとりの証人によっては立証されない。ふたりの証人
の証言、または三人の証人の証言によって、そのことは立証されなければなら
ない。」([新改訳])。
・パウロがイエスさまから遣わされた使徒であるかどうかの真性、それを立証
するのも二人あるいは三人の証人の証言になります。パウロが自分で言うから
それが正解と言うのではなく、パウロはコリントの信者にそれを証言して欲し
いのです。

・第2節、パウロは次に行くときには罪を犯してきた人たちを容赦しないと警告
の言葉を言います。

・第3節を読むと、パウロの伝える言葉は、イエスさまがパウロを通して語っ
ているのだと言うことについて、コリントの教会が証拠を求めていることがわ
かります。そしてパウロは次の訪問でそれをすべて示すと言います。

・第3節~第4節、イエスさまは神さまでありながら、自分を弱さの中に置いて
十字架に掛かりました。そうやって神さまの計画を成就したイエスさまを神さ
まは褒め称え、イエスさまは死者の中から復活して天に上がり、神さまの右の
座に着いています。
・復活して天に座すイエスさまはもはや弱くありません。私たちが全幅の信頼
を寄せることができる最強の神さまです。
・パウロがクリスチャンとしてたどるべきとする道、パウロが自分の身体を張っ
て他の信者たちに実践して見せている道は、イエスさまの通った道そのものな
のです。つまり自分が弱くあること、世の中から見れば馬鹿げた伝道という方
法を用いて、いくつもの苦難をくぐりながら町から町へと旅をして福音を伝え
ることが、自分がイエスさまの使徒であることの証明なのです。
・そのように弱さの中にあるパウロですが、パウロの語る伝道の言葉は、天に
座すイエスさまの語る言葉なのですから、そこには神さまの力が宿り、邪悪な
偽使徒の教えなど容易に貫き通します。

・第7節、パウロは「私たちが行くときに私たちが私たちの権威を証明する必要
がないように望みます。私たちが行く前に正しいことをしなさい」と言い、
「そうすることが私たちが権威を証明するのを失敗したように見せることになっ
てもです」と言います。
・敵に扇動された信者たちがパウロの書簡によって信仰の真実に気づき、高慢
な振る舞いをやめて、自分たちをあえて弱さの中に置く選択をしたとしたら、
パウロも、パウロを支持する信者たちも、世間の人たちの目には敗者に映るか
も知れません。

・第8節~第9節、パウロは「私たちは常に真理のために立ち上がらなければな
りません」と信者たちを鼓舞した後で、「あなた方が強いと見せるのに役立つ
なら、私たちは喜んで弱く見せます」と言い、イエスさまのための真理を貫く
ためであれば、三度目の訪問で再び自分を弱く見せることも厭わないとします。

・第9節~第10節、パウロはコリントの信者が成熟するように祈り、イエスさま
がパウロに与えた使徒としての権威は、信者たちを強めるために使うものであっ
て、決して壊すためではないと言います。パウロは断固として三度目の訪問に
踏み切るつもりではありますが、それはコリントの地で敵と対決したいからで
はなく、あくまで信者の成長を助けるためのものなので、可能であれば不要な
衝突は避けたいのです。

・第11節~第14節は普通の手紙の結びのあいさつなので、四つの手紙のどの結
びなのかはわかりません。

・次からは事態の好転を受けて書かれた第三の手紙部分に移ります。



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(3)聖書の引用:英語[KJV]
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1 This is the third time I am coming to you. In the mouth of two or
three witnesses shall every word be established.

2 I told you before, and foretell you, as if I were present, the second
time; and being absent now I write to them which heretofore have
sinned, and to all other, that, if I come again, I will not spare:

3 Since ye seek a proof of Christ speaking in me, which to you-ward is
not weak, but is mighty in you.

4 For though he was crucified through weakness, yet he liveth by the
power of God. For we also are weak in him, but we shall live with him
by the power of God toward you.

5 Examine yourselves, whether ye be in the faith; prove your own selves.
Know ye not your own selves, how that Jesus Christ is in you, except
ye be reprobates?

6 But I trust that ye shall know that we are not reprobates.

7 Now I pray to God that ye do no evil; not that we should appear
approved, but that ye should do that which is honest, though we be as
reprobates.

8 For we can do nothing against the truth, but for the truth.

9 For we are glad, when we are weak, and ye are strong: and this also
we wish, even your perfection.

10 Therefore I write these things being absent, lest being present I
should use sharpness, according to the power which the Lord hath given
me to edification, and not to destruction.

11 Finally, brethren, farewell. Be perfect, be of good comfort, be of
one mind, live in peace; and the God of love and peace shall be with
you.

12 Greet one another with an holy kiss.

13 All the saints salute you.

14 The grace of the Lord Jesus Christ, and the love of God, and the
communion of the Holy Ghost, be with you all. Amen.



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このメールマガジンは、聖書の新約聖書の通読を英語による聖書の引用を中心
にお伝えしているものです。英語の聖書の引用には2種類の版を使っています。
詳しくは下の ▼文中略号の説明▼ をご参照ください。


▼メールマガジンの内容▼=============================================

[毎週水曜日]=「使徒の働き」と書簡の書を英語で一緒に読みます。
[毎週日曜日]=四つの福音書を英語で一緒に読みます。

(1)聖書の引用:英語[NLT]と私の日本語意訳の併記
(2)ミニミニ解説
(3)聖書の引用:英語[KJV]


▼文中略号の説明▼===================================================

[NLT]=New Living Translation

現代の聖書読者にオリジナルの聖書のテキストをできる限り正確に伝え、また
オリジナルと同じ感銘を与えるために、「意向」を織り込んだ英訳聖書。先生
に就いて読んでいるような、日本人にもとても分かり易い聖書。

<Holy Bible, New Living Translation, copyright c 1996, 2004
by Tyndale Charitable Trust. All rights reserved.>
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[KJV]=King James Version

欽定訳聖書。1611年英国王ジェームズ1世により編集発行された聖書。古語を
含み、日本人には難解だが響きが大変美しい。
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