地域日本語支援ニュース こだま

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(社)国際日本語普及協会(AJALT)発行。文化庁委嘱事業の一環である「地域日本語支援コーディネータ・ボランティア研修」と連動させ、地域で日本語・生活支援に関わる方に役立つ情報の共有を目指します。

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メルマガ名
地域日本語支援ニュース こだま
発行周期
第2・第4木曜日
最終発行日
2018年02月08日
 
発行部数
1,957部
メルマガID
0000111241
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 団体 > ボランティア

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 地域日本語支援ニュース こだま   第333号


                           2018.2.8


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★── メールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。
【地域日本語支援ニュース こだま】は、日本語教育に関する事業を全国で
 行っている公益社団法人国際日本語普及協会(AJALT)発行のメールマガジン
 です。各地域で在住外国人に対する日本語・生活支援に携わっている方々
 に役立つ情報の共有を目指していきます。──★

   ★── 皆様からのご意見、ご感想をお待ちしています。
        編集部: sodan-ajalt@ajalt.or.jp   ──★

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■ともに生きる:徳島から■

  JTM(日本語教授法)研究会として発足して20年、いまや在住
  外国人を支援する市民団体に成長した「JTMとくしま日本語ネ
  ットワーク」。その道のりを振り返るとき、見えてきたものとは――。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      
          深い縁(えにし)に導かれて        
        ~つながりの中で歩んだ20年~ 
     
       JTMとくしま日本語ネットワーク 兼松 文子

◇恩師・長島達也先生との出会い
 JTMとくしま日本語ネットワーク(以下、JTM)は、昨年、設立20周年
の節目を迎えました。多くの方々とのご縁や絆、つながりのなかで研鑽と実践
を積み重ねることができた20年でした。そのつながりの中でも、特にこの方の
ことを語らずして私たちの今はないという恩師・長島達也先生のことをこの場
をお借りしてお伝えしたいと思います。
 長島達也先生は、1977年に東京代々木にパナリンガ学院という日本語教師養
成専門校を創設され、4,000名もの日本語教師を輩出されました。一方で、哲
学と神学の修士号をお持ちで、ラテン語の翻訳者としてスウェーデンの神学者
エマヌエル・スヴェーデンボルイの著書の原典翻訳を完成すべく、1992年、後
進にパナリンガ学院を譲り新天地を求めて四国・徳島の小さな町に居を移され
ました。そこは偶然にも私の生まれ育った町でした。

◇パナリンガ方式の日本語教授法
 1997年にJTMを設立して間もなく、長島先生が徳島大学で教鞭をとられる
パナリンガ方式の日本語教授法が学べる講座を学生と一緒に1年間聴講しまし
た。「買う、言う、雇う、座る、入る、売る、帰る、乗る、待つ、行く、書く、
話す、呼ぶ、飲む、急ぐ、見る、食べる、来る、する」という19のモデル動詞
をもとに、「~てください」「~なければなりません」などの文型を繰り返し
により身体にしみこませるという教授法に代表される実践的な長島先生の講義
は、とても挑戦しがいのあるものでした。
 その後、JTMの活動をご覧になった長島先生は、2002年10月から2005年12
月までの3年余り、私たちのためにパナリンガ方式の日本語教師養成講座を開
いてくださり、多くのメンバーがそこで学び、外国人が生徒役となって審査す
る最終試験に臨み修了書を手にしました。長島先生との出会いとご指導がなけ
れば、JTMの日本語指導力はもとより、行政や学校、企業、日本語教育機関
など多様な関係者・団体との信頼関係の構築は今に至らなかったと言えるで
しょう。

◇同じ師を仰ぐ縁
 この物語には、思いがけない「続き」がありました。
 現理事長の関口明子先生はじめAJALTの先生方には、2007年6月と2009年7
月に開催した地域日本語教育支援セミナー「外国にルーツを持つ子どもたちの
未来への責任」の講師として、また2011年度と2013年度には文化庁委託「『生
活者としての外国人』のための日本語教育事業」において実施した日本語指導
者養成セミナーの講師として徳島にお越しいただき、豊富なご経験に裏打ちさ
れたご指導とご助言をいただいてきました。
 2011年9月、上京の機会を得て、前月に日本語指導者養成セミナーに講師と
してお越しくださった関口先生にお礼をお伝えするためにAJALTに伺いました。
歓談も終わりに近づいたころ、「私たちが今あるのは、長島達也先生という恩
師との出会いがあったからなんです」というお話をしたときでした。関口先生
が「えっ!」と驚きの声を上げられたのです。「私が日本語教師をめざして門
をたたいたのが長島先生のパナリンガ学院だったのですよ」と先生がおっ
しゃったときの驚きは今も忘れられません。師と仰ぐ方を同じくしていた……
それは日本語教育という使命を強く意識した瞬間でもありました。

◇「一粒ダネのような講座」に込めた思い
 長島先生は晩年、肺の病を患い、講義中もだんだんと咳き込むことが多くな
っていきました。最後の半年は酸素ボンベを傍らにおいてご指導くださいまし
た。その頃には車で1時間近くの道のりを運転することも難しくなり奥様の運
転で往復されていました。どれほど渾身の力を込めて私たちをご指導くださっ
たことでしょう。
 長島先生は、養成講座のことを「一粒ダネのような講座」と表現されていま
した。当時は、その意味を深く考えることはありませんでした。
 2003年1月、長島先生の指導を受けたメンバーが集まり教師グループ(のち
の日本語指導部)を結成しました。毎月1回の自主研修会をはじめ、折々の課
題をテーマに専門の講師を招いて研修会を開催し、研鑽を積みながら日本語指
導の実践を重ねていきました。2006年に開講した「中級日本語教室」や2009年
に開設した「にほんご寺子屋」、保護者向けテキスト「子どもと暮らすための
こんにちはとくしま」作成と「保護者のための日本語教室」開催、就職に有利
な資格取得をめざす「キャリアアップのための日本語講座」などの取組みは、
長島先生が蒔いてくださった「一粒ダネ」から根を張り芽生え枝葉を伸ばした
ものに他なりません。「一粒ダネ」の地下には研鑽を積むほどに太く長く張る
根があり、地上には実践を重ねるほどに太くなる幹や生い茂る葉がめざす社会
の姿として現れる。長島先生との出会いから20年が経ち、先生が講座に込めら
れた思いをそう受け止めています。
 そして、師と仰ぐ方を同じくしていたご縁が持つ意味についても、いつか深
く理解できるときが訪れるのかもしれません。そのことを楽しみに、私たちは
これからも「外国の人たちと共に学び、共に働き、互いの思いを知り、共に生
きていると実感しあえる地域社会の実現」をめざして日本語教育の可能性に挑
戦していきたいと気持ちを新たにしています。

 〇 JTMとくしま日本語ネットワーク: http://jtmhp.la.coocan.jp/


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 ● 当協会AJALTでは、地域の日本語支援者の方々からの日本語教育相談を
   常時受け付け、個別に回答しております。ご質問、ご相談等ございまし
   たら、いつでもご連絡下さい。

    日本語教育相談窓口:sodan-ajalt@ajalt.or.jp

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   だけます。会員登録は不要です。新しい目次には中国語(簡体字)や
   タイ語など10言語が対応しています。是非ご活用ください。
    http://www.ajalt.org/resource/

  それでは次号もお楽しみに。次号は2月22日(木)配信予定です。

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