最高の子育てはとびきりの絵本を読み聞かせることです

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「どんな絵本がいいの?」「読み聞かせって必要なんですか?」「子供が聞いてくれないんです……」お母さんへ。もうすぐお母さんになる人へ。読み聞かせ歴30年の、えほんおじさんがお答えします。

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メルマガ名
最高の子育てはとびきりの絵本を読み聞かせることです
発行周期
週刊(毎週水曜日)
最終発行日
2017年07月19日
 
発行部数
1,033部
メルマガID
0000121918
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > 出産・子育て > 育児

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◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆
 最高の子育ては とびきりの絵本を読み聞かせることです。
                       第708号  7/19

 絵本なんてどれでも同じ……なんて思っていませんか。

 読み聞かせ歴30年の「えほんおじさん」が
最高の絵本だけをご紹介します。

                  発行者 えほんおじさん

えほんおじさんって、だれ?……という方は、こちら!
http://kibiehon.net/Profile.html
◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇

 えほんおじさんです。


 幼児期の絵本(赤ちゃん絵本を除く)は全て、
「物語絵本(それ以外の絵本は成り立ちません。科学・知識、昔話も)」
ですから、多くの場合主人公を中心にしてお話が展開します。
とりわけ一歳半くらいからは、子どもたちはその物語の主人公に、
自己を同一化し始めます。というより主人公に自己を同一化する
ことなしに物語世界を体験することはできません。

 さて、今月の絵本
●「すすめ ろめんでんしゃ(年少版)」
●「いいおてんき(年中版)」
 の主人公は対照的です。

 「すすめ ろめんでんしゃ(年少版)」は、路面電車が主人公で
いわば「もの」、「いいおてんき(年中版)」の方は、
いわゆる「生活絵本・ノンフィクション)で、現実の四、五歳の
女の子が主人公です。

 つまり幼児期には、それが「もの」であれ「人」であれ
主人公になりうるし、そんな主人公に入り込むことができます。
このことは、アイヌ神謡集に明らかなように、それは年齢ではなく
口承文化(耳の文化=文字を持たない人々)の特徴です。
それゆえ、主人公の造形は大事な要素なので、
この造形がその物語を面白さを決定するものと思われます。


 それでは、今日もごゆっくりお楽しみください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
もくじ
  ◆読み聞かせ日記    ~ 8月号の紹介  ~

http://kibiehon.net/index.rdf (RSSはこちら!)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆読み聞かせ日記 ~ 8月号の紹介  ~◆

◆年少版こどものとも 2017年8月号
「すすめ ろめんでんしゃ」 のさか ゆうさく/作
http://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_sho/

◎ストーリー紹介
 赤い路面電車が町なかにやってきました。
路面電車は道路のまんなかにある線路のうえをすすみます。
「ガタターン ゴトトーン」 路面電車はひとやくるまの
いきかうなかをしゃりんのおとをひびかせながらはしります。

◎絵本の特徴
 みなさんの街には路面電車が走っていますか?
 路面電車が走っているのは全国で19か所。
日々の生活に欠かせない乗り物だという方も
たくさんいらっしゃるでしょうね。

 この絵本を描かれた野坂さんは路面電車が大好きだそうで、
その絵や言葉から路面電車愛があふれています。実際の路面電車の
形を的確にとらえつつもデフォルメされた丸いフォルムに、
路面電車への親近感がうかがえます。
 子どもたちは、早くてかっこいい新幹線への憧れも強いですが、
路面電車やバスのような乗り物も好きですね。見るよりも乗る
のなら、路面電車のほうが満足度は高いかもしれません。
 この絵本の主人公である路面電車は真っ赤なボディに、
ぴかっと光る大きなライトが印象的で、子どもたちの目を引き、
すぐにとりこにすること間違いなしです。その姿はいかにも
堂々としていて誇り高く、街の中を走り抜けていく姿は
唯一無二のヒーローのようでもあります。その姿に自分自身の
姿を重ねて、思いを馳せる子どもたちがまざまざと思い浮かびます。

◎子どもの反応
 例にもれず、乗り物が大好きなわが子二人。乗り物の絵本
となると、ぴかっと顔が輝きます。赤い色はヒーローの色という
刷り込み(?)もあり、ことさらこの路面電車には親近感を
覚えたようです。

◎読み手の感想
 わが街岡山には路面電車が走っています。
今はいろいろな種類があって、現代的なデザインのものが増えました。
でも、昔ながらのデザインのものもまだ残っていて、その姿を
見るとこころがほころびます。高校のころは毎日路面電車で通学
していたので、いまだに路面電車には少なからず思い入れが
あります。長く暮らした鹿児島にも路面電車が走っていました。
鹿児島の路面電車は岡山よりもはるかに距離が長く、市民の生活に
なくてはならない乗り物でした。この絵本の路面電車は広島を
走っているそうです。広島の路面電車の距離も長いですね。
ドライブで広島まで行くとき、ずっと並走していたのを
思い出します。車や人が行きかい、路面電車がその真ん中を
走っていく風景。これから先もずっと残っていってほしい
風景のひとつです。

◆こどものとも年中版 2017年8月号
「いいおてんき」なかの ゆ/文・井上 文香/絵
http://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_chu/

◎ストーリー紹介
 夏休み、ともちゃんはおじいちゃんとおばあちゃんの
ところに泊まりにきました。つぎのひのあさ、
「きょうはあさからいいおてんきだ。これからはたけにいくよ。」
というおじいちゃんといっしょに、トラックにのってはたけに
いくことにしました。はたけについたともちゃんはトマトを
たべたり、きゅうりをとったりしました。
 かぼちゃをとろうとしたとき、そらがくらくなりました。
あめです。ともちゃんとおじいちゃんはトラックであまやどり。

◎絵本の特徴
 夏、植物たちが隆盛を誇る季節です。
道のわきから雑草たちが噴きだしています。
畑もこんもりと緑色で小さな森のよう。
おじいちゃんとおばあちゃんの家に遊びに来たともちゃんの
夏の一日を、誠実な言葉と、質量のある絵が縁取ります。
 おじいちゃんの畑は、おじいちゃんの人柄そのもの。
おじいちゃんの言葉の端々からも、土とともに生きる人の
実感がにじんでいます。
「にんげんはおひさまがあかるくはれているのをいいおてんき、
 っていうけれど、はたけにとったらどっちもだ。
 はれているのもいいおてんき。あめのふるのもいいおてんき」
この言葉に集約された、日々を積み重ねるひとの営みの確かな質量。
言葉に呼応するように絵は輪郭よりも光と影が作り出す面に
重点が置かれているように思います。面に重点を置くことで、
物体の持つ量の感じが際立ちますね。絵と文章のバランスが
見事な作品。ぱっと目を引く派手さはありませんが、
読後には確かな手ごたえがあります。

◎子どもの反応
 引き込まれて聞いていました。
畑がないのでこんな体験はないけれど、
リアルに伝わっているんじゃないのかな、と勝手に想像しました。
画面の中の虫を見つけて喜んでいました。

◎読み手の感想
 友人の中に何人か、農業(というより土とともに生きる暮らし)
を選んだ人たちがいます。何年も会っていないけれど、
SNSなどではつながっていて、時々アップされる畑の写真や、
そこに添えられる短い言葉の鋭さや重みにはっとします。
一日一日を丁寧に積み重ねているんだろうなあ。彼や彼女らは
最近(にはじまったことではないけれど)種の危機についてよく
話題にしています。品種改良された一代限りの種を販売する
某企業の話は、それが現実とは思えないほど壮大な規模で、
人が生きていくその根本にある「食べる」ということの根幹を
揺るがそうとしています。(あんまり書くと陰謀論みたいに
聞こえるかもしれないのですが)
 わたしたちは、いちど立ち止まる必要があるのだろうと思います。
大人になると、立ち止まるということは本当に難しいことだと
実感しています。まだ私たちの記憶の中にこの絵本のような風景
や体験がリアリティをもって根付いているうちに立ち止まる
ことができたら、子どもたちに渡せる世界はもっと豊かになる
のではないでしょうか。



◇「8月号の紹介」に……
●コメントする!
http://www.kibiehon.net/ehon/Dayly/170719/ehon.php#comment-post


■あとがき■----------------------------------------------------

 毎日暑いですね。でっちです。
京都では今、祇園祭です。

 数年前に日程の変更があったことをすっかり忘れていたんですが、
先週末が出店や歩行者天国がある一番盛り上がるタイミングでした。

 今週からは後祭用の鉾の組み立てがあったりするみたいです。
のんびり見るには今週~くらいがいいかもですね。


 さて、今週のメルマガはいかがでしたでしょうか。
それでは、また来週です!

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(著者)えほんおじさん(河口 純一郎)
(編集)でっち
(ホームページ) http://kibiehon.net/
(メールアドレス) ask@kibiehon.net
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※携帯メールについて
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