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★●★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2011.07.03(日)

『月刊バルトジャーナル Vol.022 2011年 7月/8月最終号』

http://cpgbaltics.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★●★

*-*☆月刊バルトジャーナル「Monthly Balt Journal」終了のご報告☆*-*


前号にてご報告致しました通り、月刊バルトジャーナルは今号を持って一旦終
了とさせて頂きます!長い間、ご愛読頂きました事、心より感謝申し上げます。

今号『月刊バルトジャーナル Vol.022 2011年7月/8月最終号』をもって月刊バ
ルトジャーナルは、一旦、終了とさせて頂きますが、弊社に直接ご登録頂きま
した方々へは、不定期ながら、これまで同様何らかのジャーナルをお届けした
いと存じます。

もし、今後も弊社ジャーナルを購読されたい場合は、直接、弊社までメール
(info@cpgbaltics.com)を頂けますようお願い申し上げます。

最後に改めて読者の方々へ感謝の意を表したいと思います。

ありがとう!

Good Bye!


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★重大報告
★多事争論 No.1(エストニア近況)
★多事争論 No.2(バルト3国移住動向)
★バルトジャーナル・ブログ紹介
★多事争論 No.3(アジア重視が始まるか?!)
★多事争論 No.4(バルト3国経済動向)


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★多事争論 No.1(エストニア近況)
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タリン市は今年欧州文化都市に選ばれ、年中どこかで何かしらのイベントを
開催しています。街行く人々は例年以上に多く、また比較的天候にも恵まれ
観光しに来るには最良の年だと言ってもいいでしょう。

街を歩くと、多くの観光客を目にすることが出来ます。今年は欧州の方達だ
けではなく、アジアからの観光客も至る所で見受けられます。
特に中国、タイもしくはインドネシアあたりからの観光客も多いようで、ま
た、香港や台湾からの団体旅行も来ているようでした。もちろん、日本から
の団体旅行客も旧市街を歩いているのをよく見かけられます。

今年はタリンの玄関口、タリン港周辺が大きく変化しています。港にはプロ
ムナードが完成し、港からパタレイ(Patarei)地区にかけて散歩、サイクリン
グ、ジョギングをする地元の人達で賑わっています。また、港寄りのプロム
ナードにはデッカーバスを使ったバーがオープンし毎日夜中の2時から3時ま
でお客がいなくなるまで営業しています。夏のタリンは過ごしやすいという
こともあり、仲間を募い、心地よい気温の中、夜中までオープンカフェでビ
ールを楽しむといった情景が毎日見られます。

欧州文化都市を今年催すことになったからかは分かりませんが、空港から市
内へは新たにバス路線が出来、2ユーロで運行されています。ハンサバス
(Hansabuss)が運行しているものですが、朝は空港を08時に出発で始まり、
最終は18時ジャストまでの運行です。行き先はタリンの鉄道駅(Baltijaam)ま
で行くことが出来ます。これまではバスでViru周辺までしか行くことができ
ませんでしたが、これでかなり便利になりました。また、このバスでは無料
でインターネットを使うことできるそうで、バスに乗りながら、タリン情報
を検索することも可能です。

乗り物序でという訳ではありませんが、エストニアではこの7月1日から免許
証というものがなくなりました!

免許証、そう自動車の運転免許証のことです。

エストニアでは世界でも最も先駆的な電子IDカードが導入されていますが、
今度はその身分証明書に自動車運転免許証の機能も持たせ、利便性の向上を
図っています。免許証を持つ側とすれば、何枚もカードを持ち歩く必要がな
くなるので、その分楽になる訳ですが、逆に取り締まる側とすれば、免許証
がIDカード化されることで、更にドライバーの個人情報がその場で調べられ、
その人物がどういった人なのかを瞬時で分かるようになります。これまで何
度も違反を犯していれば、直ぐにバレてしまうことになってしまいます。電
子ID化は、市民側の利便性の向上と言うよりも、取り締まる側の効率向上の
為に設けられた感は拭えません。

同時にこの7月1日からもう一つ大きな変化が街中で見られます。

それは、商品タグにエストニア・クローンの表記がいらなくなったことです!
1月1日にユーロが導入されて以来、全ての商品にはエストニア・クローンと
ユーロの2つを表記する義務が課されていましたが、これからはそれが必要な
くなります。懸念するところは、表示義務がなくなったことで、7月1日から
便乗値上げしたとしても、比較するクーロン表記がなくなったことで、商品
価格が上がってしまうことかもしれません。

消費者保護局は去年の7月1日から今年の6月30日までに6798社の企業を調査し
ています。調査を始めた最初の1カ月間には実に47%の企業に表示問題があり
ましたが、その後は徐々になくなり、この6月には違反企業は7%にまで減っ
ています。因みに、違反が確認された企業への罰金は、総額で1万3531.03ユ
ーロでした。

また、1月からの5ヶ月間にエストニアでは150枚の偽ユーロ札が発見されてい
ます。エストニアのATMでは100ユーロ、200ユーロ紙幣が扱えないということ
もあり、最も流通した偽札は50ユーロ紙幣でした。1ユーロ、2ユーロコインと
いうのもかなりの偽物が出回っているようで、この6月20日にもタリンのExch
angeで偽物が発見されています。

エストニアがユーロを導入するまでの間は、ほぼ毎年50枚程度の偽ユーロが発
見されていましたが、ユーロ導入に伴い、半年余りその3倍もの偽物が発見とい
うことになり、その増加傾向は今後さらに懸念するところのようです。このよ
うな偽ユーロはどこで作られているのでしょうか?

過去にはリトアニアで2005年に一度だけ偽札工場が摘発されたことがあります。
ただし、時代はシェンゲン条約下、人の行き来が更に自由になったことで、偽札
は必ずしもバルト3国で作られたものというものでもなくなり、偽札工場の摘発
は更に難しいものとなっています。

国内通貨がユーロに変更されたことに伴う作業としては、企業も年内に資本金
をこれまでのエストニア・クローンからユーロに変更する作業を終わらせない
といけません。年内での資本金表記変更作業での費用は全て無料で行えます。
来年度に行うと、無駄に費用を払うことになります。弊社も早速この6月にその
作業を行いましたが、これまでであれば、公証役場に行って行わなければなら
ない作業であったものでしたが、もし経営者がエストニアのIDを持っていれば、
自宅に居ながら全て自分1人で行うことが出来ます。正に電子IDカードの恩恵だ
と言えるでしょう。ただし、画面の多くがエストニア語であったり英語である
為、言葉に問題を抱えている場合は、結局、公証役場や何らかのコンサルに業
務を委託しなくてはならなくなり、無料ということにはなりません。そういう
意味では、やはり少なくとも英語位、自分で出来るようにはなりたいものです
ね。

これをみても分かる通り、自宅に居ながら自分自身で色々な公証作業が出来る
ことになる訳で、こうなると公証人の稼ぎ口がなくなるばかりで公証人もさぞ
ビジネスの減少に頭を抱えていることでしょう。知恵を絞って、更により良い
サービスの提供を考えないと、相当の勢いで公証人も淘汰されていくのではな
いでしょうか。

さて、お金の話をここまで続けてきましたので、もう少しお付き合い頂きたい
と思います。

最近の児童はどれくらいのお小遣いをもらっているのでしょうか?

日本では、学年(年齢)やバイトの有無、携帯代を誰が負担するかで日本では
かなりお小遣いの金額範囲も違ってくるようです。エストニアでのお小遣いは、
Sampo Bankによると、高学年で平均して18ユーロ(2000円余り)を貰っている
そうです。日本での高校生のお小遣い平均が5000円から7000円ということを踏
まえると、物価や所得平均からしても若干、多い気がします。この調査では、
7カ国500世帯を調査したそうです。

お隣のフィンランドでは高校生は平均して28ユーロのお小遣いをもらっている
というデータがり、同じくスウェーデンでは41ユーロ、ノルウェーでは50ユー
ロのお小遣いだそうです。フィンランドのお小遣いが若干低いですが、スウェ
ーデンとノルウェーのお小遣いは殆ど日本のお小遣いと同じ水準です。

中学生のお小遣いではエストニアは平均して月に12ユーロを貰っています。北
欧3カ国はそれぞれ18ユーロ、21ユーロ、34ユーロといった具合です。 同時
に小学生では、エストニア9ユーロに対して、フィンランド11ユーロ、スウェ
ーデン12ユーロ、ノルウェー23ユーロとなっており、小学生のお小遣いについ
ては、エストニアも北欧と大差ないようです。

ただし、どの学年を見てもノルウェーのお小遣いはちょっと飛びぬけています
ね!

では世帯における貯金額、貯金理由などはバルト3国ではどうなっているので
しょうか?

Swedbankによると、バルト3国ではエストニアが最も貯金好きだそうです。エ
ストニア人の78%が貯金しているそうです。とは言え、その貯金額はそれ程多
くはないそうで、1000ユーロを超えることはないとのことです。リトアニアの
人は61%が貯金しており、ラトビアの人は46%が貯金しているとSwedbankの調
査で分かっています。一方で、全く貯金をしていないと答えている人も実はエ
ストニアが最大です。エストニア人の21%が無貯金状態にあり、リトアニアの
8%、ラトビアの18%を上回っています。

貯金する理由としては、エストニアは教育をその理由とする人が最大です。教
育費を考えると、貯金せねばと考える人が多いのでしょう。リトアニアでは大
きな消費をする為とする人が最大で、ラトビアでは老後の為をその貯金理由と
しています。

また、貯金方法ですが、リトアニアでは現金主義で、所謂預貯金という考え方
が主流ですが、エストニアでは何らかの投資を絡めた貯金を好むという傾向が
あるようです。

如何でしたでしょうか、皆さんは毎月、きちんと貯金していますか?子供のお
小遣いも平均ですか、上げ過ぎでいたり、平均以下って方も結構いるのではな
いでしょうか。


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★多事争論 No.2(バルト3国移住動向)
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バルト3国はその経済規模の小ささからどうしても外国で就労したい、生活し
たいという人が大勢います。同時にこの落ち着いた環境に腰を据えて生活して
みたいと考える人々もいることは確かです。

ラトビアでは、今年、この1-4月までの間に5113人が外国へ移住しています。
この数字は昨年同期比で実に58%の増加で、去年はこの間に3238人が外国へ
旅立っています。

月別で見ると、・・・

ラトビアが他バルト3国と大きく異なる移民政策を強いていることをご存知で
しょうか?!

ラトビアでは・・・

では次にエストニアの移住者動向を見てみましょう!

エストニアへ居住するのに最も手っ取り早い方法は・・・

面白いデータとしては、昨年、約3000人近い外国人がエストニアへの入国を拒
否されています。計2911人が入国拒否されたのですが、内訳をみると、454人
がロシア人で最大となっています。入国拒否も一時的なものと未来永劫入国
できないというものもあり、この約3000人の内訳は、一時的な入国不可は18
38人で、長期の入国拒否は1170人に上っています。

最後にリトアニアを見てみましょう。

リトアニアの人口は現在300万人弱となっています。

政府としては、人口300万人を目指しているのですが、出生率の低下や高齢化
、そして海外移住などで人口は減る一方となっています。確実な景気回復が
まだまだ先とされ・・・

また、海外からの移住者もバルト3国の中では最も政策が欠けていると言わざ
るえません。また、3国中、最も移住先としての人気にかけるということから
何らかの政策を施すことが求められています。

リトアニアでは現在・・・

当然と言えば当然の話ですが、隣国の2つがある程度の許容範囲を示している以
上、同様に規定を緩めないと、移住者を増やすことはなかなか難しいと言わざ
るを得ないようです。


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バルトジャーナル・ブログ紹介です!!!

こちらでは普段は取上げない記事やニュースを取上げています!

ヾ(=^▽^=)ノ 是非是非、一読くださいね。

(HPアドレスは http://www.cpgbaltics.com/modules/wordpress2/index.php )

まだ、お読みでない方へ、最近の記事はこんな感じになっています!

『買い占められる農地?!~エストニア~』
『ハンサバンクをスピンオフ?!~エストニア~』
『天然ガスを3分の1で購入へ~リトアニア~』
『止まらぬ新聞離れ~エストニア~』
『自己破綻しても公職辞任は必要なし?!~ラトビア~』

などなど


今回のピックアップブログは、エストニアの特異な所得税についてです。

『所得税率、2015年に20%まで引き下げへ!~エストニア~』

エストニア議会が現在21%に据え置かれている所得税率を2015年から2
0%へ引き下げることを承認している。所得税率1%の引き下げで被る減収分
は7000万ユーロに上るといい、税収の減収をどこで埋めるかが議論されて
いる。

エストニアでは定額税率が敷かれており、所得税は所得が幾らであっても税率
は同率で、日本の累進課税と比べるとかなり税負担が軽くなっている。

所得税の税率引き下げは、国民の税負担の軽減に留まらず停滞してきた経済を
更に押し上げることを目指して消費意欲を刺激することなども背景にあるとさ
れている。しかしながら、一方で、今回の税率改正だけでは、低所得者、失業
者らは全く恩恵に与れないと言った声もあり、ただ単なる所得税減税であれば
雇用が新たに生まれる訳ではなく、減税と抱き合わせで新たな雇用創出を含む
景気刺激策の策定の期待も上がっている。

他の話題もなかなか他では知り得ないお話満載ですので、是非、一度、上記HP
までアクセスしてみて下さい!


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★多事争論 No.3(アジア重視が始まるか?!)
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世界的な金融危機から経済はボロボロといった様相を呈している欧州ですが、
最近はギリシャが今後どうなるのか、もし万が一にもデフォルトでもしたら、
雪崩を打って他の欧州諸国にもその影響が伝播するのではないかと危惧する声
をよく見聞きします?!

バルト3国でも経済危機に陥りIMFなどから支援を受け、破綻を免れたラトビア
が最大の懸念国なのですが、それを表すかのように現在、バルト3国の中では
ラトビアが最も投資先としてはあまり注目されていないようです。


Ernst & Youngによると、バルト3国で進められている61ものビッグプロジェク
トの・・・

これは日本の3大バンクの一つと提携することで日本でのエストニアのプレゼン
スを高めたいという思惑なのでしょう。

とは言え、日本の動きは、これまでかなりのチャンスがあったと思われますが、
遅きに失したといった感も拭えない。何度当地を訪れても、結局、何の決定も
なされないといったことから、地元では日本企業への期待はそれ程高まってい
ないというのが現実でしょう。

日本の動きを他所に中国のプレゼンスは日増しに高まりを見せています。昨今
では、孔子学院がエストニアに出来たことで中国への見方も大きく変化し、ま
た、中国からの観光客の増加もあり、中国への興味は日増しに増えています。

その中国は物流の拠点の一つとして・・・

こういった動きはエストニア以上に最近ではリトアニアで顕著となっています。
5月末にはリトアニアと中国外務省は国際的な連携を行うことで協議しています。
5月26日に中国を訪れたAudronius Azubalis外務大臣は楊潔チ外務大臣と経済分
野、文化分野において国際機関における協力を両国が行うことを協議していま
す。両国が外交関係を築いて丁度20周年を迎えた今年、リトアニアはアジアに
おける重要なパートナーとして中国を位置づけ、貿易、投資、観光、文化、ス
ポーツ、教育、科学といった分野においても政治的な会話を深めていくことを
目指しています。

特に、中国企業との間で、新たなテクノロジー、観光、輸送、貿易面で協力す
ることを望んでいるようです。

同外相の中国訪問では・・・

企業と大学間における協力関係の構築が両政府を乗り越えて既に始まっている
ことで、リトアニア政府も中国からの留学生の招致に力を入れることを明らか
にしています。Azubalis外務大臣の今回の中国訪問ではリトアニア語コースを
有している北京外国語大学を訪れ、より多くの中国からの留学生の受け入れを
目指すことを示唆しています。

同相は、言語を習得することに留まらず・・・

リトアニアに限らず、アジア重視を計るエストニアでも大学間の新たな提携が
浮上しています。これまでは中国の大学との提携はあったが、同じ中華圏とい
うことからタリン工科大学が・・・

最後に日本とバルト3国との貿易統計を見てみましょう。

貿易統計資料によると、バルト3国がまだ好景気を謳歌していた07年度(FY)
は日本との貿易は09年度(FY)と比較すると一目瞭然となっている。

07年度に日本がエストニアへ輸出した総額は・・・

同様にラトビアへの07年度の輸出総額は・・・

同年の日本のリトアニアへの07年度の輸出は・・・

つまり、日本が100億円強の貿易黒字を得ていました。これを見ると、リトア
ニアから日本へは殆ど何も輸入されていないことが明らかです。これが不動
産バブルの崩壊、そして金融危機、景気後退などを経て、09年度には高額消費
出来る世帯が消え去り、日本からの輸入バブルが一気に弾け飛びました。

日本からの輸出額は・・・

へと激減し、

バルト3国から日本への輸出は・・・

へと大きく様変わりしています。

09年度は消費が悪化したことで、日本からの輸入が激減したことを受けバルト
3国の貿易収支は・・・

となり、リトアニアを除くエストニア及びラトビアが貿易黒字を生んでいます。

エストニアとリトアニアは日本からの輸入が・・・

特に国家の破綻が危惧され、IMFから巨額支援を受けたラトビアは国民が支出
を抑えたことから日本からの輸入が激減したことを受けて、一気に黒字幅を
増やすことに成功しています。

今年、日本では東北地方太平洋沖地震及び福島原発事故があり、国内消費が極
端な冷え込みが予想され、バルト3国からの輸出量も現状維持は難しいと見ら
れています。

そういった意味からもバルト3国の中国重視は、更に高まるものと思われます。
機会があれば、バルト3国と中国との貿易統計の詳細を紹介してみたいと思い
ます。


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★多事争論 No.4(バルト3国経済動向)
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先日、リトアニアの投資銀行FINASTAがバルト3国の経済動向についてレポート
を発表しています。

同レポートでは、2011年第1四半期の経済動向を紹介したものですが、結果を
先に述べると、当初の予想を超えてGDPは回復基調にあるということです。

ラトビア経済の復調が徐々に見受けられるようになり、今後は更にスピードア
ップで景気回復が期待できるとのことです。ラトビア経済は落ち込みもバルト
3国一という厳しいものとなったことから、逆に回復スピードもその分早いと
いうことなのかもしれません?!ただし、隣国エストニアが今年ユーロを導入
したことで、エストニア経済の安定的成長が確実となった今、通貨ラッツの今
後をどうするのかも更なる景気回復に向けては大きな要素となり得ると思われ
ます。現在、ラッツは通貨価値が下落していることもあって輸出競争力はその
分上がっています。そのメリットを享受し、輸出は増加傾向にあるといってい
いでしょう。とは言え、これまでのように輸出依存型の経済構造を続けていて
は経済成長には最初から限界があるとして、更なる経済構造の改革を計る事が
必須だと見られています。

バルト3国は全体的にも・・・

さて、ここで各国の経済動向を見てみましょう!

第1四半期のGDP成長率は

エストニア 8.5%
ラトビア 3.5%
リトアニア 6.9%

となっており、エストニアとリトアニアの成長率の高さが顕著となっています。

・・・

景気回復が顕著になりつつあるリトアニアでは既に・・・

各国の経済指標をここで紹介します。

・・・

貿易統計を見れば顕著ですが、昨年よりも今年の方が明らかに輸出入共に堅調
であることが分かります。また、極端な政府支出削減と行った政策が終わりを
告げ、政府支出が広がりつつあることも景気を支える要因にもなっています。
バルト3国の政府支出削減は各国の経済活動で大きな弊害、問題を生みました
が、結果として向かうべく方向に向かい、今、景気回復を迎えています。・・・

この所アジア重視を始めたバルト3国です。この地域の魅力の一つが恐らく税
制にあると言えます。実は、バルト3国はオフショアと変わらぬ企業/個人に
とって有利な税制を取っています。

3カ国ともオフショア地域と変わらぬ規制の緩い地域です。特に・・・

欧州やロシアといった隣国からこれ以上大きな収益を見込めないと考え始めた
バルト3国政府、企業、大学などは明らかにアジア重視に向かっています。

ここで言うアジアとは、何度もここで示唆しているように中国の事を指してい
ます。日本はこの地域の優位性/重要性を軽視してきたことから、最高のチャ
ンスを逸している。世界経済が中国経済に左右される時代の到来と共に真っ先
に中国重視を始めたこの地域の成長は、ある意味当然、且つ、今後の成長期待
も高まる事でしょう。特にロシアがバルト3国をエネルギー政策で締め付けて
いる以上、ロシアへの警戒心を取払うことが出来ないといった背景からもア
ジアと手を組み、ロシアへの影響力を行使したいと考えるのも外交政策上も
有効なのかもしれない。

今のバルト3国を見ていての提言であるが・・・ではないでしょうか。


最終回の今回は多事争論4部作と致しました。バルト3国は今年を新たな経済成
長元年として再度経済成長を始めるものと思われます!欧州で一番アジアに近
い地域が如何に、また、どれ程アジアとの連携が図れるかがこれからの成長物
語のキーになると思われます。

是非、今後もバルト3国の経済成長ストーリーを見てきましょう!


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