ニュースタート通信(関西)

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不登校・ひきこもりからの脱出を支援するNPO法人です。我々の団体は、1.対人恐怖の克服=友達づくり。2.親からの自立。(精神的・経済的)3.社会参加=労働参加を基本理念として活動しています。

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メルマガ名
ニュースタート通信(関西)
発行周期
月刊
最終発行日
2017年07月16日
 
発行部数
197部
メルマガID
0000138825
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 団体 > NPO・NGO

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メールマガジン最新号

ニュースタート通信(関西)◆◆ 〜家族を開く〜
2017年 8月号 vol.162
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不登校・引きこもり・ニートを考える会(定例会)
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親御さんや当事者の方が最初にニュースタートへ参加していただく窓口と
して毎月1回、定例会(不登校・ひきこもり・ニートを考える会)を設けて
います。
定例会では参加される親御さんにそれぞれのご家庭の話をしていただきます。
ほとんどの親御さんはご自身の家庭のケースの事しかご存知ありません。そ
こで視野狭窄になり、何とか家族だけで対処しようともがく中で、よけいに
悪循環に落ち込むケースが多々あります。 ひきこもり問題は、当事者と家族
をふくめた社会的孤立の問題でもあります。家族以外の人達とのつながりが
解決へ向けて重要になってきます。この会に参加することも一つのつながり
をつくっていくものと考えてください。会に参加しているスタッフ、ひきこ
もりの若者も交えてこの問題について一緒に考えていきましょう。
【次回開催日程】
◆第223回定例会(2017年8月例会)
日時:8月19日(土) 14時〜17時
場所:クロスパル高槻(高槻市総合市民交流センター) 4階第4会議室
住所:高槻市紺屋町1-2
最寄駅:JR高槻駅南出口すぐ
参加資格:当事者家族・当事者及び一般
参加費:無料
一般の方のみ500円 (資料代)


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鍋の会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月2回高槻市内で「鍋の会」をやっています。難しいことはやりません。
ただ集まって鍋料理をいっしょに食べ、趣味の話をしたりテレビの話をした
り興味のある本や映画の話をしたり各自自由に過ごしています。 もちろん、
時には引きこもりや不登校の体験を語り合ったりもします。不登校の学生、
引きこもっている当事者、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、ニュー
スタート事務局を手伝っていただいているサポーター、サポーター志願者色々
な方が参加されています。

鍋の会は大勢の見知らぬ人々が家族のように一同に会して食事を楽しむこと
に意義があります。鍋の会は義務でもなく権利でもない人々の自主的な集ま
りです。是非一度参加してみてください。

【次回開催日程】

12時からスタート16時解散になります。
買い物して作るところから始めます。作るの苦手な方も食器の用意やおにぎ
り作りなどゆっくり準備していくので大丈夫です!

■7月23日(日) 402回
 
■8月13日(日) 403回※持ち寄り鍋の会です。下記をご覧ください。

■8月27日(日) 404回

持ち寄り鍋の会
8月13日(日)の鍋の会は持ち寄り鍋の会にします。おそらく灼熱の日々
が続いているので鍋は作らずみんなで食べ物を持ち寄って行います。持ち寄
る物は何でも構いません。お酒や総菜が手軽で多いですが手作り料理を振る
舞う人もいます。鍋はなくともみんなで昼食を囲んで食べるのは変わりませ
ん。初参加の方もどんどん来てくださいね。いつものようにカンパも受け付
けていますのでよろしくです。

8月13日(日) 12時~16時まで 
(場所が解らない方JR摂津富田改札口11時30分にお迎えに向かいます)
ニュースタート事務局関西まで電話かメールで申し込んでください



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住所:共同生活寮の中での開催のため公開していません。
最寄駅:JR摂津富田駅、阪急富田駅
集合場所:JR摂津富田駅改札口付近 11時30分(※1月からは11時半
に変更になっています。)
参加資格:定例会に一度は参加すること
参加費:カンパ制 ※要申し込み



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●父母会のお知らせ
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次回予定日
8月5日(土)14時〜17時 @駅前事務所
必ず前日17時までに事前予約をお願いします
参加資格:個別面談を受けられた方
※寮生の親御さんや訪問活動を依頼中の親御さん、個別面談の後で
これからどのようにしていこうか考えておられる親御さんが参加されます。

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☆400回記念オールナイト鍋の会
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『400回目の鍋』
6月24日。鍋の会は遂に400回目を迎える事となりました。
土曜日の夕方に集まりだした参加者の方々と共にスタートするのは、新たな
試みとなる「オールナイト鍋の会」。土曜の16時~日曜の12時まで、合
計20時間もの長い長い鍋の会がいよいよ始まりを迎えました。企画段階か
らどうなるのか想像もつきませんでしたが、それは実際に始まってからも同
じで、どういう結末を迎えるのかまったく予想がつきません。
ひとまず鍋を作らねば本当の意味で鍋の会が始まりませんので、一つ目の鍋
を作る話し合いから行いました。初めはあっさり系で作っておいて、それの
残りを次の鍋に使いまわしてだんだん味を濃くしていったらどうだろうかと
いう意見が出てとりあえず鍋の方向性は決まりました。
だしは鶏から取って、味付けも塩ぐらいであっさりしたものにしておき、お
好みでポン酢をかけて食べる鍋を第一の鍋として定め、各人がいつものよう
に作業に取り掛かります。
いつもの倍以上の人数が来るという事で、買い物の量も気持ち多めになりま
した。
野菜切りをやってもらっている間に、隊長(自分)は手羽元で鶏だしを取り
ます。本当は時間を掛けてやる作業なんですが、あまりみんなを待たせるの
も悪いので、ある程度取れたところで使う分だけを残し野菜を投入しました。
味付けは本当に塩のみにしましたが、こっそり薄い方とそうじゃない方と分
けて作ったら、食べた時にまんまと気づかれました(笑)。鶏肉と野菜のヘル
シーな鍋を器に盛り、刻んだネギとポン酢をかけて食べます。本当に薄めの
鍋でしたが、意外と悪くないという評価をいただいたので、第一弾の鍋は一
応、成功を収めました。その後はいつものように自己紹介を行い、様々なゲ
ーム(人狼、麻雀、TVゲーム等)で遊んだり。タイミングを見計らって謎の
お笑いコンビが登場し、みんなの注目を集めたりもしていました。11時頃
には第二の鍋を作る為の買い出しが行われ、みんながゲームで盛り上がって
る最中にキッチンで2種類の鍋を作ってもらっていました。
一つはカレー鍋で、人狼ゲーム中だったところにいただいて、カレー鍋を食
べながらトークゲームをするという面白い事に。もう一つはみそキムチ鍋で
したが、これを食べたのはゲームが収まりだし(麻雀やTVゲームは続いてい
た)、ようやく一息つけるかなと思えた時でした。どちらの鍋も一つ目とは
打って変わって濃いめの鍋で、濃い口の舌である自分にはたまらない味付け
で、それこそまさに至福のひと時とも言える瞬間でした。夜中になってくる
とだんだん寝る人がいたり、家に帰る人がいたりと、人数が減っていきます
。自分は起きておくつもりだったので、静かになったドミトリーでTVゲーム
に興じておりました。朝方になる頃にはとうとう起きているのが自分一人に
なってしまい、テレビをつけたら「オールナイトニッポン」なる言葉が目に
入ったところまでは覚えています。
その後、早めの二日酔いなのか頭が少し痛くなったので座布団エリアで横に
なって休んでいたら、気づいたら数時間ほど眠りについておりました。何や
ら寝ているところをパシャリとやられていた気もしますが夢という事にして
おきます。朝になると第三の鍋……は前日のカレー鍋とみそキムチ鍋が残っ
ていたのでそれを使い、オールナイト最後の食事を行いました。
さすがにみんな寝たとはいえ、連日の疲労はなかなか癒えてなかったようで
、前日のテンションが忘れ去られたような静けさでした。
「よくやった」という妙な達成感と共に、20時間にも及ぶ「オールナイト
鍋の会」は昼12時で終わりを迎えました。
家に帰った後でまた寝てしまった人もいれば、不思議と寝る事はなく普通に
過ごしたという人もいて、オールナイトも一つの思い出として残す事には成
功したのだなという実感を自分は得る事が出来ました。
今後はキリの良い数字の回に限らず、積極的に面白そうな事をやっていけた
らいいなと思います。つぼい。 


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【報告]~日々のつれづれ~
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☆映画鑑賞会「家族はつらいよ」☆
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6月23日のオブスペレクは、映画鑑賞会でした。田中くんセレクトの3本
の中から寮生のM君に選んでもらって「家族はつらいよ」を見ました。
「男はつらいよ」も過去の映画鑑賞会で見ましたが、この「~はつらいよ」
というのは、「色んな面倒な事があってごたごたしてて本当に大変だよと言
いながらその状況をとても大切に感じていてちょっと自慢してる」というこ
となんだなぁと改めて感じました。私の人生において考えるなら「古民家を
自分達でリフォームはつらいよ」ですね(笑)毎日作業のあと疲れきって沈
み込むように寝て、起きたら大量のおにぎりを握って、作業服と化した汚れ
ていい服を着て、鏡を見る時間もなく現場に向い、8時から18時頃まで、
気が狂ったように家作りの作業をして、トイレ(近くの公園のトイレを貸し
ていただいてました。)へ向かう道のりが休憩でもあり、涙が勝手に流れて
くる(もう限界か?本当にもう少しも動けないのか?…いや、まだいける、
私はまだやれる!と自問自答しながら、笑)瞬間でもありました。そんな怒
涛の約4カ月は、私にとっては「~はつらいよ」状態で、人生においても大
切な期間で、たくさんの方に助けてもらったり、いろんな刺激を受けて今ま
で知らなかった自分に出会えたりもしました。みんなに大きな声で自慢した
い体験なのです。そしてこの映画もそんなどたばたの、でも誇らしくもある
家族の話なんだなぁと思いました。(く)
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○今日は、BBBQ夕食会
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35度を超える日が続きだしたこの暑いさなかですが、やりました!BBQ。
しかも今日はBBBQです。そう、寮生のMくんと、スタッフのTさんが暑
い7月にお誕生日だったので、BirthdayのB足しました。夕方にな
ってもまだまだ暑さは残りますが、風が出ていて、耐えられないこともなか
ったです(^^)v火の勢いは強くて、どんどん焼いてどんどん食べて、気付いた
らお腹いっぱいで、デザートのバースディチーズケーキとすいかは別腹にし
っかり入れてごちそうさまでした!今日はHPを作成してくれている和久さ
んも来てくれて(ニュースタートのHPをパワーアップさせるための相談を
したくて来てもらいました!HPの方も乞うご期待♪)、あれっ鍋会隊長の
つぼいくんもいる(^^)なんだかにぎやかで良かったです!(く)
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今日のお鍋はなんですか?
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『401回目の鍋』
7月9日。だんだんと暑くなってきて、そろそろ「この暑いのにまた鍋を食
べるのか」という声がどこかから聞こえてきそうな気がします。
世の中では「冷やし中華始めました」なんて文言を暑くなる前から見るよう
になりましたが、それならばこちらも「冷やし鍋始めました」のスタンスで
チャレンジしてみても良いのではないだろうか?
毎度毎度同じような鍋ばかり作ってもさすがに飽きてくるので、ここらでレ
パートリーを増やすという名目も立てて新しい鍋の道を切り開いてみようじ
ゃないか、という話に。
食材はナスやトマト、きゅうりなどと冷しゃぶ用の豚肉、せっかくなのでそ
うめんも入れる事になったのですが……そしたら、ものの見事にそうめんに
なってしまいました(笑)
具だくさんなので豪華なそうめんと言ったところでしょうか。食べた人みん
なが口々に「これはそうめんだ」と口にしておりました。食材の中では冷し
ゃぶとナスを湯に通し、他は生で入れたのですが、冷やし鍋と言えどもまず
はちゃんと他の食材にも火を通して、そこから一気に氷で冷やして味を馴染
ませた方が良かったかもしれません。後、そうめんは締めの段階で入れても
良かったのかも?
次にやる時の課題がちゃんと出てきたので良しとしましょう。
そうめんだと言いつつもみんな結構な勢いで食べていましたし、美味しい物
なら万々歳だという事でしょうか(自分も前日の夕食がそうめんだったにも
関わらずたくさん食べてました)。
自己紹介では二日前に七夕があったという事で、かつての願い事や夢、もし
くは現在の願い事や夢をテーマにして話してもらいました。叶ったかどうか
を聞くのは野暮かもしれませんが、それを笑って話せるようになったのなら
、それは充分に立派な願いや夢であったのだと自分は思います。
願い事は自分で叶えるものではなく、誰かに叶えてもらうもの。夢は自分の
道しるべとなり、追いかけ続ける事こそに意味がある。たとえ叶っても、叶
わなくても、そこで終わるという事はないのです。
ひょっとしたら、鍋の会も誰かの願いでずっと続いているのかもしれません
ね。つぼい。
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例会&父母会 一言報告コーナー

普段ニュースタートがどんな活動をしているか知りたい!という声にお答え
して、プライバシーは守りつつ、例会や父母会でどんなことが話されて
いるかを、読者の皆さんと共有するコーナーを作りました。皆様よろしくお
願いします!

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定例会報告
6月17日(土)に10名参加(内御家族さん4組)でした。
数年ぶりに定例会に参加されたという方が来られました。以前ニュースター
トに来られてからも色々と苦労されたようですがまた参加できて良かったと
話してくれました。後日には鍋の会にも参加され新たな出会いや会話を楽し
んでいた様子でした。改めて長い歴史のある活動が今も続いているんだと感
じました。

父母会報告
7月8日(土)に6名参加(内親御さん3組)でした。
引きこもり問題について話をするなかで親御さん同士が面識を持てて良い交
流になったと思います。各家庭で個々に事情はあると思いますが意見交換や
質問する事で得れる事もあるだろうし解決へのヒントにもなるかもしれませ
ん。来月は第一土曜の5日に予定していますのでよろしくお願いします。
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【voice】「考えることを規制しない」髙橋淳敏

 許しがたい状況は、引きこもっていることではなくて、引きこもらされて
いることにある。引きこもらされているとはどういうことだと、理解に戸惑
う人が多い。「開けられないドアの内側に監禁されているのでもなければ、
エアコンパソコンもあって餓死せず生きているのは、恵まれているだろう。
それでいて被害を受けているなんて言い方はおかしいではないか。ほら、本
人だって働きたくない外に出たくないという態度じゃないか、引きこもりの
問題は自己責任以外ではないし、責任転嫁したところで外に出てくるようで
もない」と。引きこもりや不登校などが問題とされるようになった20年以上
前から、そういった理解で変わらずにきている。昔の方が引きこもることは
理解できないと自覚していたので、周りはまだ関心を持っていたように思う
が。そこで、就労支援などで納税者や消費者として育て上げようとしてみた
り、病気や障害者として社会から隔離されることが問題とならないように管
理したり、使い古された制度に当てはめるため引きこもりの解釈をニートや
発達障害などと拡張してきたようなところがある。でもそれは社会のための
引きこもり支援であったかもしれないが、引きこもりのための支援ではなか
ったわけだ。実際に引きこもる人も減っているようでもなければ、社会が良
くもなってはいない。あなたたち世代が引きこもっていたから社会が良くな
らないのだと、鶏か卵かのような文句も聞こえてきているが、フリーターが
増えたのはフリーターのせいみたいな話しはもともとあって、とても筋違い
である。多くの人が引きこもったり不登校になったりするのはなぜだったの
か、一人一人違いはあってもこうした状況が多く出現したことは社会に対す
る問題提起にはなっていたはずだった。しかし、対処療法的な対応ばかりで
この社会はちゃんと引きこもり問題に向き合ってこなかったのではないか。
そして、そこには今の社会のあり方を問う大きな問題提起があったのではな
かったかと考える。社会のために引きこもりが社会復帰するのではなくて、
引きこもりにとっての社会を考えることが今の社会のためになったと思うの
だ。引きこもっているのは本人の意思で、そうでなければ病気か障害だと、
この問題は行き詰まっているようだが、繰り返しになるが引きこもる理由は
そうではない。国や社会のために私たちがあるのではなく、私たちのために
国や社会がある。そして、私たちは引きこもらされているのだ。引きこもり
問題を契機に視点を180度変えて見る必要があるのではないか。

想像するに如何ともしがたい状況は、考える自由がなく、世の中の規範や
世間体、過去の経験の一面的な場面に縛られ、一人孤独にさせられているこ
とにある。学校や会社なんかで、縛りがあって自由に考えられない時は多々
あるし、学問なんかで縛りの中で考え詰めることはあるが、それは孤独では
なかったり、思考は先に開かれていたりでここで想像しているものとは違う
。引きこもる場合は、先の不安に思考は閉じられ、相互の交流がない中では
現在にも閉じられ、新たな体験のなさから過去にも思考は閉じられている。
学校や会社なんかの、管理や監視の中で目の前のことに忙しくゆっくり物事
を考えることができないので1日2日部屋に引きこもるのは、休養にもなり考
える自由を持てることであるが、何年も引きこもるというのはそういうこと
ではない。私は人が孤立していて思考に閉じられていてあらゆる規制を自ら
にかけて自由のない状況になっているのが、なぜか耐えがたく思ってしまう
。たぶん、自身がそのような状況によく陥っていて、いつまでも開かれずし
んどさが続くことへの憐れみを勝手にもっているのかもしれない。私の友人
の社会学者は、思考は一人でするものではなく、複数人でするものだとどっ
かで言っていた。彼との会話を思い出し、妙にその言葉に納得させられたの
だった。それまでは思考は一人でするものだと、そうしていなくともそのよ
うな前提があった。でも、今まで一人で考えていて何か考えられたことがあ
っただろうか?一人で考えることができただろうか?人と話したり、本を読
んだり、対話を想定した(それを一人で考えると言っているのだろう)とき
ぐらいではないか、考えることができるのは。だとしたら、引きこもらされ
ているのは、一人で考えなさいと言われているようなものなのだ。引きこも
っている人は、親に言ってもわからないし、社会も自分の存在を理解しては
くれないだろうと思っている。そして、それは本当のことでもあって、1人で
はあるところまでで逡巡してしまう。私はそこに、他者の存在が必要である
とずっと考えてきたのだった。発言にはタブーはあっても、考えることにタ
ブーはない。思考とはそのようなもので、他者との思考の中では自分が考え
ることに規制をかけていたという事実に気がつくことが大事なのかもしれな
い。引きこもっている人が、「自分がもともと何者かでなくては人とは関わ
れない」と自らに規制をかけていることがあるように。1人で考えてしまって
いて、知らずに規制をかけていたことに気づくことは大事なのだ。

 この数年、国は「岩盤規制を突破する」といい教育においても均一に産業
化しながら、国民生活には新たな規制を乱発している。外からのテロリスト
が怖いのではなくて、官製バブルでもってしてもグローバル経済にしがみつ
かなくてはならない状況で、そういった経済政策に対応できないであろう国
民生活が怖いのだ。具体的に言えば、ずっと言われている格差であるが、そ
の不満が表面化しないように規制をかけ続けている。私たちの生活こそが統
治する国にとってはテロなのだ。そして行政はその危機管理に勤しんでいる
ように見える。今回のテロなど準備罪は自由を守らなければならなかった二
人の思考に国が規制をかけたことになる。グローバル経済があてがったセル
の中に国民を引きこもらせようと国家は勧めているのだろう。個々の思考は
まだ規制されてはいないが、そんな規制が表面化する世の中で、引きこもり
の思考が規制を突破しどこにたどりつくか、それくらいしか今の社会で期待
できることはないだろう。先の社会学者はかつてこの通信の中ではこうも言
った。引きこもりが社会復帰するのではなく、社会の方こそ社会復帰すべき
だと。

 
2017,7,14髙橋淳敏

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●スポーツプログラム一般参加者の募集について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スポーツプログラムへの一般参加希望の方はスタッフまで。
※参加条件
○できるだけ現地集合が出来る方
○申し込みをメール・FAXで出来る方
○スケジュール確認を自主的に出来る方
(web、NS通信で自分で行なえる方)
※スケジュールについてはホームページをご覧ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●オブスペースって?●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オブスペースとは?→就労支援である。就労訓練ではない。
その違いは?
→訓練は就労する上で現場などの技術作業を効率よく習得するた
めの環境疑似体験の場である。それに対し支援は個々の日常生活を自分自身で
よいサイクル、リズムに変えるための環境を提供します(例えば、オブスペー
スに入る前よりも入った後の方が楽に生活できているような感じがしたり
、活動の中には、アルバイトではないですがちょっとした有償ボランティア活
動もあったりします)。そのため、参加者は自己主張やマイペースなど個性
を表現することになっていきます。オブスペースとは団体やチームでもあり、
単体や個人個人での総称でもあります。
※通所生と寮生が一緒に活動しています。見学、おためし歓迎。最初に面
談を受けてください。通所の場合は入会金1万円、月会費4万円
(イベント参加費などは別途実費)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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●個別面談のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆個別面談◆
本人、ご家族の状況を詳しくお聞きした上で、ニュースタート事
務局関西の引きこもり・ニート問題に対する考え方をお伝えし、解決へ向け
てのアドバイスをさせていただきます。また、親御さんの考え方などもお聞
きして総合的に判断させていただき、ニュースタートでサポートが可能かど
うかを検討した上で、「訪問活動」(レンタルお姉さんの派遣)や「入寮」
「通所支援」などの方法でサポートさせていただきます。
■面談日
基本的には平日でのスケジュール日程を組みますが、どうしても平日にスケ
ジュールが組めない方は申し出てください。土、日での対応をさせていただ
きます。
■面談のお申込み
面談希望日を複数日ご確認いただき、事務局までご連絡ください。代表と
のスケジュール調整ができしだい、個別面談を行わせていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「スケジュール」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュースタート事務局関西HP上のスケジュールをご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜編集後記〜〜
 小学生くらいから学生時代の頃、私は楽しい事や嬉しい事があると、それ
が始まる前から終わった時の寂しい気持ちや悲しい気持ちを想像して、楽し
みなことのはずなのに、もうなんだか切ないような気持ちでした。高校生の
ときその話を友達にしたら「くみちゃんは貧乏性やなぁー!」と笑われても
のすごいショックだったのを覚えています。この7月に入った時期も、夏休
みのワクワク感と、同時に夏休みの宿題をちゃんとできるか(いつも7月中
には終わらせないと気が済まないほどだったので絶対終わるのですが…)夏
休みが終わったらまた自分は学校に通えるだろうかなど、楽しみな気持ちで
いればいいところを無駄に不安がっていました。
 明日の事、一カ月後の事なんてどうなっているか全くわからないのだから
とりあえず、今、今日一日を目を見開いて生きたいと思えるようになったの
はいつからでしょうか。なので、一ヶ月も先の夏休みの予定の事を何度も聞
かれて、「そんな先の事わからん!」って無愛想な母を許してください、純
粋に夏休みを楽しみにわくわくできているお嬢さんたちよ。なんとかなるし
、その日の事はその日決まるくらいがどきどきで楽しいさ~。髙橋久美子                 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※事務局からの大事なお知らせ

高槻市富田丘ドミトリーは高槻市宮田町に9月末に引越しをする予定です。
これから色々と人手やアイデアなど必要になりますのでご協力をお願いしま
す。バタバタとすると思いますがHPや通信等で経過もご報告します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュースタート通信(関西) メルマガ版 2017年8月号 Vol.162
2017年7月14日発行 
発行:特定非営利活動(NPO)法人 ニュースタート事務局関西
編集:田中 一成、高橋淳敏、坪井勇哉、
〒569-1145 大阪府高槻市富田丘町
TEL 072-694-3933 (月〜金 10時〜17時)
FAX 072-695-6692 (24時間受付) URL http://www.ns-kansai.org/
ご家族からの相談:月〜金10時〜17時にお電話ください。
参加申し込み:初参加以外はなるべく、メール・FAXなど電話以外の方法で
連絡してください。月〜金 10時〜17時
メルマガ全文を読む
 

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