ニュースタート通信(関西)

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不登校・ひきこもりからの脱出を支援するNPO法人です。我々の団体は、1.対人恐怖の克服=友達づくり。2.親からの自立。(精神的・経済的)3.社会参加=労働参加を基本理念として活動しています。

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メルマガ名
ニュースタート通信(関西)
発行周期
月刊
最終発行日
2018年06月18日
 
発行部数
183部
メルマガID
0000138825
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 団体 > NPO・NGO

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メールマガジン最新号

2018年 7月号 vol.173
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
不登校・引きこもり・ニートを考える会(定例会)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
親御さんや当事者の方が最初にニュースタートへ参加していただく窓口と
して毎月1回、定例会(不登校・ひきこもり・ニートを考える会)を設けて
います。
定例会では参加される親御さんにそれぞれのご家庭の話をしていただきます。
ほとんどの親御さんはご自身の家庭のケースの事しかご存知ありません。そ
こで視野狭窄になり、何とか家族だけで対処しようともがく中で、よけいに
悪循環に落ち込むケースが多々あります。 ひきこもり問題は、当事者と家族
をふくめた社会的孤立の問題でもあります。家族以外の人達とのつながりが
解決へ向けて重要になってきます。この会に参加することも一つのつながり
をつくっていくものと考えてください。会に参加しているスタッフ、ひきこ
もりの若者も交えてこの問題について一緒に考えていきましょう。
【次回開催日程】
◆第234回定例会(2018年7月例会)
日時:7月21日(土) 14時〜17時
場所:クロスパル高槻(高槻市総合市民交流センター) 4階第4会議室
住所:高槻市紺屋町1-2
最寄駅:JR高槻駅南出口すぐ
参加資格:当事者家族・当事者及び一般
参加費:無料
一般の方のみ500円 (資料代)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
鍋の会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎月2回高槻市内で「鍋の会」をやっています。難しいことはやりません。
ただ集まって鍋料理をいっしょに食べ、趣味の話をしたりテレビの話をした
り興味のある本や映画の話をしたり各自自由に過ごしています。 もちろん、
時には引きこもりや不登校の体験を語り合ったりもします。不登校の学生、
引きこもっている当事者、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、ニュー
スタート事務局を手伝っていただいているサポーター、サポーター志願者色々
な方が参加されています。

鍋の会は大勢の見知らぬ人々が家族のように一同に会して食事を楽しむこと
に意義があります。鍋の会は義務でもなく権利でもない人々の自主的な集ま
りです。是非一度参加してみてください。

【次回開催日程】

12時からスタート16時解散になります。
買い物して作るところから始めます。作るの苦手な方も食器の用意やおにぎ
り作りなどゆっくり準備していくので大丈夫です!

■6月24日(日) 424回

■7月 8日(日) 425回

■7月22日(日) 426回

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:高槻市宮田町
最寄駅:JR摂津富田駅、阪急富田駅
集合場所:JR摂津富田駅改札口付近 11時30分
参加資格:定例会に一度は参加すること
参加費:カンパ制 ※要申し込み



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●父母会のお知らせ
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次回予定日
7月 7日(土)14時〜17時 @駅前事務所
必ず前日17時までに事前予約をお願いします
参加資格:個別面談を受けられた方
※寮生の親御さんや訪問活動を依頼中の親御さん、個別面談の後で
これからどのようにしていこうか考えておられる親御さんが参加されます。

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【特集】○吹田あさひビール工場見学
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
5月25日に吹田のアサヒビール工場の見学に行きました。寮生とスタッフ
の5人で出発。吹田駅に着いて土地勘のない5人は駅の出口を反対方向に出
て駅周辺でちょっと迷う。あーだこーだと言いながら何とか工場側へ出れま
した。受付を済ませて視聴覚室へ案内される。10分程の工場概要の映像を
見て20人程のグループで工場内を案内される。先導するお姉さんは慣れた
もので手順に沿って製造工程を案内してくれました。一人で飲み切るのに4
000年かかるらしい量のビールが入った大きなタンク数台や無数の瓶や缶
がオートマティックに流れていく様は広大でしたが人が働いている姿はあま
りないなぁという感想もありました。一通りの工程を終えビアホールのよう
な部屋へ通される。いよいよ一番楽しみにしていた試飲会場です。20分程
の時間で3種類あるビールでおかわり3杯までは充分で、ビールの美味しい
注ぎ方を前でレクチャーするお姉さんもそこそこに制限時間との戦いでした
。出て行く前から試飲が楽しみだと工場見学への関心はあまりなかったので
すがビール作りの歴史や広大な規模の生産ラインを実際見れたのは良かった
と思います。
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○総会&親睦会
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昨年度の報告と今年度の計画を話し合う為に毎年この時期に、ニュースター
トの総会が行われます。今年は6月6日(水)に開催しました。今正会員にな
って総会に出席しているのは、今まで一緒にニュースタートで活動してきた
スタッフと、元寮生でニュースタートを一緒に支えてくれている人たちがほ
とんどです。各自が違う関わり方をしていていろんな視点を持っているから
こそ、意見が聞けて心強いんだと実感します。この通信を読んでくださって
る皆様の中でも一緒にニュースタートの活動、運営などを考えていこうと思
ってもらえるならぜひ正会員になってもらえたらと思っております。いつで
もご連絡ください。
 さて総会は終わりその後は懇親会をしたいと考えていました。コモンズの
場所を借りて、寮生にも来てもらってみんなで夕食です。摂津富田駅周辺の
お店で食べ物と飲み物を調達して乾杯しました。総会は、少し区切りではあ
りますが、今日で何かが終わって明日から何かが変わる訳でもなく、一日一
日このメンバーで考えたり話し合ったりしながらこれからも動いていくんだ
と静かに靴の紐を結び直したような気持ちです。よろしくお願いします。
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○映画館へ行きました
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六月一日に、レクリエーションの一環で映画鑑賞をした。(六月一日はファ
ーストディで映画料金がやや安くなってお得です。)十二時過ぎにJR摂津
富田駅を出発し、二駅先の茨木駅にあるイオンシネマに向かった。映画上映
まで充分に時間があったので、髙橋さんも太鼓判を押すラーメン屋ゆうらい
で昼食を取った。ここでは(ランチタイム限定ですが)無料でめんを三倍ま
で増量することができるので、お腹の調子と相談して是非挑戦して頂きたい
。(味もあっさりしょうゆ豚骨風味でおいしかったです)。
お腹いっぱいになったところで、当日の目標である映画「デッドプール2」
を観に映画館へ。内容を詳細に語ると少し長くなってしまうので割愛させて
頂くが、R15指定というだけあって、グロテスクな描写やきわどい言動も散
見されたが、痛快でニヤけが止まらないような良質なエンタメ映画だった。
映画が終了し、十七時くらいに解散。もともと(個人的に)観る予定がなか
った「デッドプール2」であったが、想像以上に楽しく、満足感に包まれた
まま帰路に就いた。 K,S
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○勉強会「道なかば」田中一成
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6月8日(金)は、田中一成さんを講師にお招きして、生まれてからNSに関
わり始めるまでの30年の道のりを2時間みっちり話していただきました(^^)
 ほとんど毎日のように顔を合わせて話して考えを聞いたりしながら一緒に
仕事をしている田中くんなので、ほとんど知らない事はないかと思っていま
したが、田中くんが真剣に、卑下するでもなく、着色するでもなく、語って
くれたその道のりは、とても2時間では語りつくせるものではなくて、小さな
頃の田中少年の気持ちが沈み込んでいく様子や、20代での心が動かされた瞬
間など、すぐそばで感じられて思わず一緒になって感動している自分がいま
した。誰かの一言や、ちょっとした態度が一人の人の生きていく道のりを大
きく変える力をもっていることを実感しました。これは田中くんが特別波乱
万丈であったかというときっとそうではなくて、誰の人生をとっても、その
人が真剣に振り返って語るその話は、聞いている人の心を揺さぶるものなん
だと思います。田中くんの話もまだ途中ですが、第二回として他にも道なか
ばのその話を語ってくれる人がいれば、講師になってほしいと感じました。
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【報告]~日々のつれづれ~
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○2×5=ニコニコ農園
5月から阪急富田駅のすぐ近くにある貸し農園を借りました。一区画2×5
mの小さな畑です。後日早速ホームセンターへ行き土に混ぜる肥料とキュウ
リ、枝豆、トウモロコシ、大根の種を購入。土と肥料を耕し種まきをする。
最後に水をたっぷりやって早く芽を出してと神頼み。毎日の水やりは当番制
で一週間に一回ミーティングをやろうと思います。種まきから一週間後には
大根がぽつぽつと芽を出だしました。新たにトマト、かぼちゃ、珍しい品種
の唐辛子の苗を購入。なすは別の畑の方からおすそ分けで色とりどりの作物
。梅雨に入った事もあり雨の回数は多く水やりは毎日行かなくても足りまし
た。二週目にはすべて芽を出し二~三日レベルで成長が見えるので行く度に
楽しみです。最近では虫に葉をかじられたり雑草も生えてきて世話する内容
も増えてきました。夏には雨も減り水やりの回数も増えそうです。まだ収穫
とはいきませんが順調に育って自作の作物を堪能する日を楽しみにしていま
す。
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○今月の夕食会 PICK.UP
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からあげDAY・5月31日
今日は、6月から月に一度哲学を教えてくれることになった中田さんが来て
くれる日でした。中田さんは髙橋さんの古くからの知り合いでずっと哲学カ
フェなどの集まりをしていた人です。「哲学の汁」と題して哲学の歴史を教
えてくれます。今日は準備から一緒に手伝ってくれてみんなでからあげ定食
を作りました。ちょっと涼しい日だったのでお味噌汁も美味しかった。

ガルボライスって何DAY・6月14日
今日の夕食はガルボライスです。夏の旅行どこがいいだろうと福井県のこと
調べていたら出てきました。B級グルメだそうです。オムライスの上にトン
カツが乗っていてデミグラスソースかかってます。美味しかったんですが、
なぜだろうカツ丼やカツカレーが食べたくなるこの気持ち。カツサンドも良
いよねなんて話しながら(^^)
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今日のお鍋はなんですか?
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『422回目の鍋』
5月27日。
前回は風邪でお休みさせてもらったのですが、キムチ鍋をやったとの事なの
で今回はあっさりめで「塩ちゃんこ鍋」をやろうという話になりました。
たまたまですがちょうど一年前(5月28日)の鍋の会では「イタリアンちゃん
こ鍋」をやっていました。
半年前にも「鶏塩ちゃんこ鍋」をやっていたので、鍋の会では半年に一回は
「ちゃんこ鍋」をやる事が発覚しました。たまに食べたくなるような感じの
鍋なのかな?
具材は白菜やニンジンなどの野菜の他に、豪快に手作り鶏団子なんかも入れ
ちゃいます。とてもボリューミーな鍋に仕上がりました。
味はあっさりめだけど、がっつり食べれておなかにも大満足な鍋でした。

『423回目の鍋』
6月10日。
前にも書かせてもらったフランス人の若い男性の名前が「トマト」と似てい
るという理由から(?)今回は「トマト鍋」を作ろうという事になりました。
みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで焼き色がつくまで炒め、コン
ソメを溶かしたお湯の中に投入。野菜や肉、そしてメインとなるトマト(カ
ットしてあるやつ)を入れて煮込みます。
味付けは砂糖、酒、みりん、そして醤油と塩を少々。仕上げにさっきとは別
の通常のトマトを入れて蓋をして完成。思ったよりもあっさりした味付けで
薄かったのですが、これはこれで意外と食べやすくて美味しかったです。
トマト鍋なのにトマトがあまり主張出来てなかったのが少し心残り(色は赤
というよりピンク寄り)。普段あまりやらないような鍋を作って食べるのは
新鮮でとても楽しかったです。つぼい。
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例会&父母会 一言報告コーナー

普段ニュースタートがどんな活動をしているか知りたい!という声にお答え
して、プライバシーは守りつつ、例会や父母会でどんなことが話されて
いるかを、読者の皆さんと共有するコーナーを作りました。皆様よろしくお
願いします!

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定例会報告
5月19日(土)に11名参加(内御家族さん3組)でした。
今回も初参加の方もおられ若者からや親御さんからの意見や相談を中心に進
みました。インターネットの話題で日本の書き込みは人を悲観、卑下した内
容が多く他国ではそうではないという話がありました。なかなか他国と比べ
る機会は少ないですが日本独特の風潮があるのかもしれませんね。 

父母会報告
6月2日(土)に5名参加(内親御さん2組)でした。
今回は複数回参加されている親御さんの参加のみでした。何回も参加されて
いる親御さん達だった事もあり会はスムーズに進みました。家族や周囲の後
押しがあって動き出せる場面も多くあり、親御さん達が熱心に子どもの事に
取り組んでいる事はとても良いと思いました。
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【voice】「コモンズ大学について」
ニュースタート事務局関西の活動や集まりは様々にありますが、通信のスケ
ジュールにも載せていなく、外部的というか、そもそもはニュースタート事
務局関西が立ち上げた¹日本スローワーク協会という自分たちの仕事を作ろう
とした法人の活動でもあるのですが、いまだに独立的にもやっている集まり
があるので、カフェコモンズという場所で毎週金曜日の夜に開かれている「
コモンズ大学」という集まりについて少しここで紹介します。

コモンズ大学を始めるときは日本スローワーク協会が運営するカフェコモン
ズの経営は危機的な状況になっていた時でした。カフェコモンズは2005
年からカフェやレストランの営業をしていました。カフェコモンズを借りて
いる場所は駅前のビル物件で、家賃と維持費などを含めると月々に20万円
近い出費があり、前店主であり最後まで奮闘していた宮路剛がカフェコモン
ズをやめることになって、店も開けられない状況が数か月続くことになりま
した。2005年にカフェコモンズが開業してからは、生活者でもある働く
人が働きやすく、それと同時に地域経済を再生させようと、地域通貨などを
構想する中で大きな理想を描き高槻市富田地区でカフェ運営をしていました
。私は引きこもっていた人が働らいたり生活できたりする地域を、カフェコ
モンズを拠点にして作りたいと考えていました。今では発達障害などとして
個人に押しつけてしまいがちですが、金儲けのことしか考えない成長の止ま
った企業の末端で働くことは、引きこもっていた人だけに限らず多くの若者
にとっては障壁がありました。不登校、就職氷河期、フリーター、ニート、
非正規雇用、ワーキングプアなどの言葉が、自己責任という考えとともにい
っせいに泳ぎだし、本当に自立したい若者を、教育や企業や医療などがもて
あまし、その人格を社会がもてあそんでいました。

グローバルな金融経済から身を守りながらも、自分たちで仕事を作り、生活
を作り、地域経済を変えていくことは、特に都市ではすぐに実現しにくくと
も、早くにでも取りかからなくてはならない課題でありました。その大きな
一歩としてカフェコモンズを開業することになったのですが、家賃や維持費
、働いている人の賃金の捻出は活動理念だけではもたず、中心になって働い
た人の心身は消耗していくことになりました。ある程度は予想もしていたと
ころで、踏ん張りもしましたが、リーマンショックなどを経ても、資本主義
は危機的状況には陥らず持ち直し、今の体制を新自由主義的に強化していく
のでした。思ったよりも抵抗する人や仲間が増えてはいかなかったのです。
そこで、近所のグローバルチェーン店と変わらぬような、孤立した生活を犠
牲にする働き方しかできないのならば、何のために私たちはカフェコモンズ
をやるのかが分からなっていました。私たちが思い描いていたものとは違っ
てきていて、自分たちがやりたかったことは何なのかというところで、開業
以来カフェコモンズを支えていた宮地(当事同法人理事長)は生産者として
あろうと農業を志すことになりました。私も引きこもっていた人が主だって
働く場や居場所としてのカフェコモンズを考えていましたが、アルバイト・
パート的であったり、一過性にしかその場が実現されずにいて、もどかしい
気持ちを抱いていました。残された人たちは 分裂しながらもカフェコモンズ
をどうするかを考えました。そこで「コモンズ大学」は、このカフェコモン
ズをどうするのかがテーマとしてあり、毎週金曜日に ²ストローべイルのベ
ンチにただ座り話しをするということから始まりました。私はカフェコモン
ズを閉めるとして、何をするかということを今までのことを反省もしながら
ビールを飲み、集まる人達の中で話し合っていました。

京都や兵庫あたりから何度もコモンズ大学に訪れる人はありますが、それ以
遠になると月1回でも通うのは難しいでしょう。電車賃や労力とを天秤にか
けるような交換価値はコモンズ大学にはありません。私と一緒にコモンズ大
学をやり始めた人が今年になって職をえて、大阪を離れたましたが、そのよ
うな時に「引きこもりは難しい」と彼は言いました。それがどういう意味な
のか真意を尋ねませんでしたが、15年くらいの付き合いで、その間にずっ
と私が引きこもりの問題に取り組んでいることを知っている彼からの言葉は
重いものでありました。引きこもっていたが出てきて近くで住みだした人を
「コモンズ大学」に誘いかけますが、なかなかずっと来てはくれないのでし
た。一度くらいは身を寄せてくれても、面白がってくれる人が少ないという
か。

引きこもっている状態から出ては来られるようになっても、働いていないこ
とや学校に行っていないのは悪いことだとの社会規範は、なかなかに乗り越
えられるものではありません。働いていないことや学校に行っていないこと
は悪いことで、やっていて当然だとの考えで疑うこともなく年老いていく人
が世間には多い。それは、乗り越えられるべきことなのか、それとも当然の
こととして従わなくてはならないことなのかは分かりません。でも、コモン
ズ大学に来る人は働いてもいなく、学校にも行っていない人があります。働
きもするが、学校に行きもするが、それらが自分の価値を決めているとの考
えはなく、仕方なくやっている人もあります。³働く暇もないという人もあ
ります。それで、自前で読書会や勉強会をする人もあれば、働くことや生活
していくことを企業に雇われずに模索し生活する人もあります。だが、働い
ていないことや学校に行っていないことは悪いことだとの世間との溝は思い
のほか深く埋まってもいきません。数字だけ見ると今の20歳代の大学進学
率や就職率は良くなっていて、「なんやかんやと言っても結局は企業に飼わ
れていくか、福祉にでも頼らなければ生きていけないでしょ?」と聞かされ
て悲しい思いをすることになるのでした。

引きこもった人は働くことや学校に行くことといった社会規範にただ従うの
ではなく、乗り越えるべきこととしての運命のようなものを背負わされたと
考えられるかもしれません。それは、働かないとか学校に行かないことにな
るかどうかは分かりませんが、当たり前のことではないとして「なぜ」との
問いに答えられなくてはならないでしょう。その答えが、働かないことや学
校に行かないことになる場合もあるでしょう。ただ、その問いは引きこもっ
ていては考えることはできません。コモンズ大学に理念があるとすれば、4,
思考は一人でできるものではないです。だけど、その楽しみは分かってはい
ても、目の前の他者に対してはなかなか素直にはなれません。ややもすれば、
働きなさいとか学校に行きなさいとかで片づけられてしまうかもしれないか
らです。絶望的に。お互いに人はなかなかに変わるものではないでしょう。
でも、目の前にある他者との関係は変えることはできるはずです。思うより
も多くのことに異議を申し立てすることはできるし、その分協力したり仲良
くすることもできるはずです。私がコモンズ大学やニュースタート事務局関
西の活動を通して学んでいることは、目の前の他者との関係性が変わってい
くことの他ではありません。

1、日本スローワーク協会は他にも精神病院内の喫茶店や売店、リサイクルシ
ョップや何でも屋さんなど様々な事業を行っている。その後、カフェコモン
ズは就労継続支援事業として、精神障害者とともに働く場として、ランチや
カフェなど昼営業を再開する。夜は各種集まりを切り盛りしたり、場所貸し
などをしている。
2、藁を使った土のベンチ。他にもカフェコモンズには石窯などがあり、セルフ
ビルドした。
3、コモンズ大学に参加した人の名言である。
4、これも参加者の名言である

2018年6月14日 髙橋淳敏

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●スポーツプログラム一般参加者の募集について
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スポーツプログラムへの一般参加希望の方はスタッフまで。
※参加条件
○できるだけ現地集合が出来る方
○申し込みをメール・FAXで出来る方
○スケジュール確認を自主的に出来る方
(web、NS通信で自分で行なえる方)
※スケジュールについてはホームページをご覧ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●オブスペースって?●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オブスペースとは?→就労支援である。就労訓練ではない。
その違いは?
→訓練は就労する上で現場などの技術作業を効率よく習得するた
めの環境疑似体験の場である。それに対し支援は個々の日常生活を自分自身で
よいサイクル、リズムに変えるための環境を提供します(例えば、オブスペー
スに入る前よりも入った後の方が楽に生活できているような感じがしたり
、活動の中には、アルバイトではないですがちょっとした有償ボランティア活
動もあったりします)。そのため、参加者は自己主張やマイペースなど個性
を表現することになっていきます。オブスペースとは団体やチームでもあり、
単体や個人個人での総称でもあります。
※通所生と寮生が一緒に活動しています。見学、おためし歓迎。最初に面
談を受けてください。通所の場合は入会金1万円、月会費4万円
(イベント参加費などは別途実費)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●個別面談のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆個別面談◆
本人、ご家族の状況を詳しくお聞きした上で、ニュースタート事
務局関西の引きこもり・ニート問題に対する考え方をお伝えし、解決へ向け
てのアドバイスをさせていただきます。また、親御さんの考え方などもお聞
きして総合的に判断させていただき、ニュースタートでサポートが可能かど
うかを検討した上で、「訪問活動」(レンタルお姉さんの派遣)や「入寮」
「通所支援」などの方法でサポートさせていただきます。
■面談日
基本的には平日でのスケジュール日程を組みますが、どうしても平日にスケ
ジュールが組めない方は申し出てください。土、日での対応をさせていただ
きます。
■面談のお申込み
面談希望日を複数日ご確認いただき、事務局までご連絡ください。代表と
のスケジュール調整ができしだい、個別面談を行わせていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「スケジュール」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュースタート事務局関西HP上のスケジュールをご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜編集後記〜〜
私たちは毎月2回、第2第4日曜日に「鍋の会」を開催しています。6月1
0日の鍋の会で423回目となりました。私がニュースタートに関わったの
も鍋の会が初めてでした。15年くらい前になりますが、その頃は鍋の会に
は若者と同じくらい親世代の大人が来ていました。それこそ核家族で育った
私にとって、いとこのおっちゃんともそんなに話した事ないのに、隣に座っ
た誰かのお父さんやお母さん、引きこもり問題をどうにかしたいと思って参
加している熱い気持ちの大人たちと話す事は刺激的で、親世代はこんな風に
考えているのか、きっとあなたの娘さんや息子さんはこんな風に感じている
と思いますよなど普段自分の親とは話せないような事も話せました。親以外
の大人を見る事は、そんな生き方もあるのかと将来を考えるうえで広がりが
できました。そして自分は話すのが苦手だという気持ちで参加している若者
どうしでは、無理に話さなくてもよくて、おもしろい事言わなくても場の雰
囲気を気にすることなくその場にただ居られる。そんな空気感に驚いてカル
チャーショックを受けたのでした。鍋の会はそんな心が動く場でありたいと
思っていますが今は参加人数が少なくなっています。特に親御さん等の参加
はほぼ無くなっているので、自分の子どもとは話さないけど若者の気持ちを
聞いてみたいなど気軽にも参加していただけたら嬉しいです。それは若者に
とっても大事な出会いになります。 髙橋久美子
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュースタート通信(関西) メルマガ版 2018年7月号 Vol.173
2018年6月16日発行 
発行:特定非営利活動(NPO)法人 ニュースタート事務局関西
編集:田中 一成、髙橋久美子
〒569-1145 大阪府高槻市宮田町
TEL 072-694-3933 (月〜金 10時〜17時)
URL http://www.ns-kansai.org/
ご家族からの相談:月〜金10時〜17時にお電話ください。
参加申し込み:初参加以外はなるべく、メールなど電話以外の方法で
連絡してください。月〜金 10時〜17時
メルマガ全文を読む
 

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