ニュースタート通信(関西)

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不登校・ひきこもりからの脱出を支援するNPO法人です。我々の団体は、1.対人恐怖の克服=友達づくり。2.親からの自立。(精神的・経済的)3.社会参加=労働参加を基本理念として活動しています。

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メルマガ名
ニュースタート通信(関西)
発行周期
月刊
最終発行日
2017年09月18日
 
発行部数
194部
メルマガID
0000138825
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 団体 > NPO・NGO

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メールマガジン最新号

ニュースタート通信(関西)◆◆ 〜家族を開く〜
2017年 10月号 vol.164
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不登校・引きこもり・ニートを考える会(定例会)
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親御さんや当事者の方が最初にニュースタートへ参加していただく窓口と
して毎月1回、定例会(不登校・ひきこもり・ニートを考える会)を設けて
います。
定例会では参加される親御さんにそれぞれのご家庭の話をしていただきます。
ほとんどの親御さんはご自身の家庭のケースの事しかご存知ありません。そ
こで視野狭窄になり、何とか家族だけで対処しようともがく中で、よけいに
悪循環に落ち込むケースが多々あります。 ひきこもり問題は、当事者と家族
をふくめた社会的孤立の問題でもあります。家族以外の人達とのつながりが
解決へ向けて重要になってきます。この会に参加することも一つのつながり
をつくっていくものと考えてください。会に参加しているスタッフ、ひきこ
もりの若者も交えてこの問題について一緒に考えていきましょう。
【次回開催日程】
◆第225回定例会(2017年10月例会)
日時:10月21日(土) 14時〜17時
場所:クロスパル高槻(高槻市総合市民交流センター) 4階第4会議室
住所:高槻市紺屋町1-2
最寄駅:JR高槻駅南出口すぐ
参加資格:当事者家族・当事者及び一般
参加費:無料
一般の方のみ500円 (資料代)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
鍋の会
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毎月2回高槻市内で「鍋の会」をやっています。難しいことはやりません。
ただ集まって鍋料理をいっしょに食べ、趣味の話をしたりテレビの話をした
り興味のある本や映画の話をしたり各自自由に過ごしています。 もちろん、
時には引きこもりや不登校の体験を語り合ったりもします。不登校の学生、
引きこもっている当事者、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、ニュー
スタート事務局を手伝っていただいているサポーター、サポーター志願者色々
な方が参加されています。

鍋の会は大勢の見知らぬ人々が家族のように一同に会して食事を楽しむこと
に意義があります。鍋の会は義務でもなく権利でもない人々の自主的な集ま
りです。是非一度参加してみてください。

【次回開催日程】

12時からスタート16時解散になります。
買い物して作るところから始めます。作るの苦手な方も食器の用意やおにぎ
り作りなどゆっくり準備していくので大丈夫です!

■9月24日(日) 406回※富田丘ドミトリーありがとう鍋の会

○9月24日(日)の鍋の会は富田丘ドミトリーありがとう鍋の会と題して
開催します。いよいよD1で鍋の会を行えるのはこれで最後!…ということ
で、これまで12年間いっぱいの思い出や悪行の数々まで詰まったドミトリ
ーに「ありがとう」の気持ちを込めて鍋の会をできればと思います。
この12年間でドミトリーに来た人は想像以上の人数になると思いますが、
久しく来られてない方はこれがドミトリー最後のイベントになるので是非参
加してみてはどうでしょうか。申込みお待ちしております。 

○9月24日(日) 12時~16時まで 
(場所が解らない方JR摂津富田改札口11時30分にお迎えに向かいます)
いつものように鍋をみんなで作って食べます  ※カンパ制
 ニュースタート事務局関西まで電話かメールで必ず申し込んでください。


■10月 8日(日) 407回※新事務所「よるべ」での初めての鍋会
となります。場所等も初めてですので、11時半にJR摂津富田駅改札口に
待ち合わせして行きますので、必ず申し込みをしてくださいね。

■10月22日(日) 408回

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住所:共同生活寮の中での開催のため公開していません。
最寄駅:JR摂津富田駅、阪急富田駅
集合場所:JR摂津富田駅改札口付近 11時30分(※1月からは11時半
に変更になっています。)
参加資格:定例会に一度は参加すること
参加費:カンパ制 ※要申し込み



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●父母会のお知らせ
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次回予定日
10月7日(土)14時〜17時 @駅前事務所
必ず前日17時までに事前予約をお願いします
参加資格:個別面談を受けられた方
※寮生の親御さんや訪問活動を依頼中の親御さん、個別面談の後で
これからどのようにしていこうか考えておられる親御さんが参加されます。

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【特集】☆オブスペレク 体育館貸し切り卓球
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9月1日(金)は、4人+途中参戦の1人の5人で卓球をしに行きました。行き
の自転車がなんとも暑くて昼間の12時過ぎに30分くらいかかってやっと到着
です。普段運動をしていない私にとって、この時点でもう体力はほぼ使い果
たしました。これから2時間の卓球と帰りの自転車に関しては気持ちでどう
にか楽しみます。そんな私の前には休む事をしないでずっと動き続けるMく
んとSくん二人の雄姿が。あれっ田中くんは疲れやすくなりましたね…。初
めは4人だったので2テーブルで練習して試合をしたり、思いきってダブルス
の対決をしたりひとしきり楽しんだ頃に髙橋さん登場。次は審判ありの試合
やダブルスをして楽しみました。帰りの自転車のことは心地よい疲れに包ま
れてあまり覚えていませんが(笑)、無事にドミトリーまで帰ってきました
(^^)せっかく広い体育館を借りれるので、ぜひもっと体育館全面を使うよう
なスポーツがしたいですね。涼しい季節に!!
 そういえば途中から体育館の中に小鳥が入ってきて、なかなか外に出られ
ないその小鳥のさえずりを聞きながら、体育館で大の字になってごろんと横
になりたいなぁと考えていました。次回は頭の下にひける物を持参します。
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【報告]~日々のつれづれ~
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○「よるべ」(新事務所)引越し進展状況
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移転先の新事務所「よるべ」ですが、先月の表紙になっていた壁塗りの日か
ら一週間後、リビングのフローリング貼りの作業が始まりました。私は自分
の家で4部屋分の練習を積んでいて、しかも部屋が歪んでいなかったのでと
っても美しく貼れました。長さを測ったりフロア材を切ったりは分業したの
で、私は楽しい釘打ちだけをさせてもらいました。最後の難しいところは、
違う日に髙橋さんと寮生のMくんで仕上げてくれて完成です!つるピカの床
に気持ちも高まります。あとはキッチンを猛掃除して、壁塗りに使って残っ
ていた黄色いペンキで、油でごてごての壁や、流し下の棚の扉や、木の枠な
ど塗り進めました。「あっ!ここ塗ってもうたらつながりであそこやあっち
の方まで塗らなあかん!?」という感じで当初の予定より黄色くなったキッ
チンでした(^^)v
さあ9月最後の週には引越しです。間に合うかどきどきです。
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○今月の夕食会 PICK.UP
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8月24日「お好み焼きが食べたい!」という声に思わず関西人の血が騒ぎます
。皆で切って焼いて満点の出来でした(^^)焼きそばはソース味そのままでは
なくうまみの中華味に♪合う!

少し涼しくなった8月31日。この日はすかさず、唐揚げ食べたい!!作ろう2
キロ\(^o^)/ということで食堂の店長気分で油と向き合う小一時間。唐揚
げあげるの楽しいです!
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今日のお鍋はなんですか?
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『404回目の鍋』
8月27日。夏の暑さで熱中症に掛かってしまい、ボーっとしたままの頭で
ドミトリーまで自転車を走らせて来ました。インターネットで調べたところ
、ネバネバ系(納豆、オクラ、とろろ等)のものを食べるのが良いらしいの
で、何となくとろろそばを食べたり、とろろ丼を食べたりして過ごす事が増
えました。
しかしながら一向に良くなる気配がなく、あれよあれよという間に鍋の会の
当日を迎えてしまいました。
参加者の面々の前で頭を下げ(気持ち的に)、「とろろ鍋」を作ってはみま
せんかと持ち掛けます。
正直に自分が熱中症でつらいのでコレを食べたいのだと話したら、心優しい
皆さんですから、反対する人などいませんでした。
そもそも「とろろ鍋」とは何ぞやと思われる方もいるかもしれませんが、読
んで字のごとく「とろろ」を浮かべた鍋にございます。
他にも、先ほど話したネバネバ系のオクラも入れて、鍋そのものをネバネバ
させる事に重きを置いたものなのだと考えて下さって構いません。苦手な人
にとっては「勘弁してくれ」と言われそうな鍋ですが、幸いにもこの日集ま
った方々の中にそれが嫌いな方はおりませんでした。
そして完成した鍋の味は……皆さん各々の意見はあったようですが、ネバネ
バ系さえ食べれたらそれで満足な自分には「良い」という意見しか出てきま
せん。食事の後には最近この鍋の会で流行りそうになりつつある(?)「カ
タン」というボードゲームで盛り上がっておりました(自分は観戦者)。こ
ういうのを「テレビゲーム」と区別するために「アナログゲーム」というら
しいです。ゲームであればどちらも好きな自分ですが、どちらもなかなかの
お値段なので買うまでに結構迷いがあったりします。複数人でやるゲームで
あれば尚更で、こういう鍋の会のような機会でもなければ、やる事自体あま
りないのです。
いい大人が子供みたいにワイワイ騒ぎながら遊べる時間、もっと増やせたら
いいのになぁ……そんな事を思ったりもします。

『405回目の鍋』
9月10日。夏の暑さもマシになりつつある今日この頃。先週末にある人か
ら風邪を移され(本人も冗談で「俺に移されたな」とかほざいております)
、前日には栄養と水分取って一日中寝て過ごすという行動を実行に移しまし
たがさすがに一日では治せませんでした。
そんなわけで風邪を引きながら、マスクしたまま頭はボーっとしてまっすぐ
歩けない輩こと鍋隊長がドミトリーにやって来ました。着いてみればいつも
いるスタッフの内2人も別の理由で欠席。
代表から「つらかったら帰りなさい」と言われるも、役には立たないだろう
がとりあえず残るという選択をさせてもらいました。買い出しも料理も今回
は手を出しません(マスクしているものの移してしまうのは怖いので)。こ
の日集まった参加者の方たちに口を出して動いてもらいました。
コイツ口ばっかりだなと自分で思いつつも、口を出すだけでもやがて疲れて
座りこんでしまう始末。そしてこの日作ってもらった鍋は「鳥塩しょうが鍋
」で、しょうが入ってるし何となく風邪に効くんじゃないかという思いで作
ってもらいました(みんなで食べる為に作ったものです)。
味は……風邪引いてる身の舌なので正直よくわからないのですが、しょうが
が入ってるので何となく体に良いような気はしました。食欲が落ちているの
であまり多くは食べれなかったのですが、とても美味しかったです。
次回の鍋の会はドミトリーで行う最後の鍋の会となります。10年以上の思
い出が詰まった場所なので、お別れを兼ねてやる事になります(やる事自体
はいつもと変わりませんが)。自分も初めてやった鍋の会がドミトリーだっ
たので、最後の日もちゃんとドミトリーでやれるようにしたいと思っていま
す。間違っても風邪で寝込んでて参加出来なかったなんて事がないようにせ
ねば。つぼい。
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例会&父母会 一言報告コーナー

普段ニュースタートがどんな活動をしているか知りたい!という声にお答え
して、プライバシーは守りつつ、例会や父母会でどんなことが話されて
いるかを、読者の皆さんと共有するコーナーを作りました。皆様よろしくお
願いします!

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定例会報告
8月19日(土)に6名参加(内御家族さん2組)でした。
今回はお盆明けだからか参加者は少なかったのですが初参加の方もおられて
貴重なお話を聞けて勉強になりました。引きこもっている事やその悩みなど
は容易に打ち明けられない事が多いですがそのままにしていてもなかなか良
い方向には向かいません。定例会のような場で何かきっかけに繋がればと思
います。 

父母会報告
9月2日(土)に3名参加(内親御さん1組)でした。
今回参加された方は一組でした。時々雑談も混ざりながら近況等をじっくり
と話しました。次回も10月7日(土)の14時から岡本駅前事務所で行う
予定です。よろしくお願いします。
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【voice】「相模原障害者施設殺傷事件から1年」髙橋淳敏

毅然とした態度で前を向いているが、のぞき込んだカメラには泳いだ目が映
し出されていた。周囲から多くの疑惑をもたれているが、開き直って取り合
わない。毅然としたように見えたのは、これ以上引き下がっては、ほころび
からすべてが崩れてしまう自覚があって、嘘をつき通す必要があったからだ
。誰かと言えば、政権末期の首相や大臣たちだ。2017年春の国会で精神
保健福祉法の改正案は通らなかったが、裏でテロなど準備罪なるものが成立
してしまっては、世間が精神障害に対して無関心を決めていたにすぎないだ
ろう。今回のことで私が思い出したのは、精神病院の中にいて治療者と名乗
っている人たちの顔や声色は、この首相や大臣たちの見た目とそっくりなこ
とだ。見聞きしたければ、入院患者のふりをして、病院で働いている人にこ
う聞いてみればいい。「ここにいれば病気は治りますか?」と。あとで引き
返して、鎮静剤を打たれるかもしれないが。医者は投薬治療をこのまま進め
てよいものなのかの自信はない。いや、むしろこのまま進めてもだめなのだ
けは分かっている。「仕方がない。家族のせいだ、地域に理解もない。」少
なくとも何十年もの間、彼・彼女らはそうやって問題があった人を、せめて
家族や地域のためにと隔離する仕事をしてきた。患者や症状と向き合っても
どうしようもない。毅然とした態度の先には、健常者が見る蜃気楼を見据え
ている。過去にあった日常が手本となり、それらの日々が繰り返されるよう
に、埋まらない溝を埋め、その場から逃げるようにして働いている。それら
医療従事者の労働により、過去は現在となり未来が担保されている。そして
、そこに新しい日が訪れることはない。誰かが決めた日常から、自らが抜け
出そうとしなければ、新しい未来はない。そこから抜け出すのに支援者も非
支援者も医者も患者も区別はないはずだ。

この頃は、3か月でほぼ強制的に退院させられる。病院経営では入院患者は
3か月で不良債権化する仕組みらしい。薬漬けにさせられては副作用で地域
生活がままならず、再び入院することになる。退院して3か月もすればまた
経済的付加価値が戻るので、この入退院のスパイラルは止めようがない。病
院では治療ができない。その当たり前のことを、医者はじめ従業員も知って
いて隠している。地域や国家の成長のために障害となる者を危機管理して収
容するのが目的の施設なのである。社会的入院ともいわれるが、措置入院者
を管理監督するなどの法案は、精神病院が収容所として機能していないと指
摘されているのであって、治療者と名乗るのならばボイコットしてでも怒ら
なくてはならないはずだが、いつまでも誰のために働いているのか。たぶん
植松も似たような施設労働をしていたのではなかったのか。彼の働きによっ
て助かっただろう被支援者が、家族にも地域にも本人の生にも接続されなか
ったような経験があって、それで国家なんかを持ち出して、間違った政治家
や権力者が妄想しそうなことを、自分なら執行できると思ったのかもしれな
い。そして、このような施設労働や措置入院を経験した植松は、自らも国家
に管理監視されていたことに気がついたのだ。最終的に自らの生を粗末に扱
かわざるをえなかったことが、今回の事件の発端となっただろう。彼は弱く
未熟な介護労働者であったはずだ、施設の仕事を自らの力で変えることはで
きなかった。法律や病院や施設の中身を大きく変えることができるのは、そ
の責任を与えられた人たちの側にある。

短い命をその死に抗いながらも生きなくてはならないのだ。申し訳程度にも
及ばなく、与えられた「障害者」なんて生き方にはこだわっていない。情け
容赦のなくグローバル経済が当たり前の顔をして私たちに迫ってくるのであ
れば、その大きな顔を情け容赦なくひっぱたく。そういうことがあればひっ
ぱたけるように、日ごろからの情けには気をつかっている。その多くは小さ
な集まりである。企業に就職するのも労働者としてジリ貧なので、自分たち
で仕事を作らなくてはと、「スローワーク」と名前をつけて、駅前のビルの
上に「コモンズ」というカフェを10年前に作って運営した。しかし、働い
てくれた人に時給を支払うための経営が難しく5年ほどは踏ん張ったが、結
局は就労継続支援事業に乗っ取られたのだった。今では平日昼間は精神障害
者と言われた人ばかりが働くようになったが、それはやりたかったことと違
ってしまった。私たちの多くは障害者手帳にも薬にも頼りたくない人がほと
んどで、福祉事業がやりたいのではないからだ。かつては大学生の不登校と
言われて問題とされるようになったことがきっかけで、私たちの活動は始ま
った。のちに「引きこもり」と呼ばれるようになったが、私たちはその「引
きこもり」がなぜ問題となり、個々にもどのように解決されていくのかを考
え続けている。引きこもるのだからこちらから行かなくてはならない。当た
り前のことである。一つ一つの家を長い期間かけて訪問したりする活動を通
して言えるのは、時間と費用もかかるコミュニケーションである。だが、そ
のような出会いが、私たちが生きることを支えている。

イタリアには、精神病院がない。最近トリノに旅行にいった友人から、精神
病院を不法占拠(スクウォット)して、アナキストだかコミュニストだかが
社会センターにしているとの話しを聞いた。正直羨ましい。日本には世界的
にもおかしなくらいたくさんある精神病院が、なぜイタリアではなくすこと
ができたのか、その理由はいくつかあるとは思うが、トリエステの精神科医
が来日して話していたことに重要と思うことがあった。日本でいう精神病の
急性期の状態を「クライシス」と言うそうだが、その「クライシス」は本人
だけでなく家族や周辺のコミュニティや精神医療スタッフにとっての「危機
」であり、乗り越えて成長するための「機会」であるというのだ。もちろん
全ての危機に対してそのようにあれるか、乗り越えることができるのかは分
からない。ここからは私の解釈が入るが、しかし日本の精神医療はそのよう
な「クライシス」という認識はなく、急性期はなんとしても「回避」される
ものであると考えているだろう。それが「機会」であるのならば、日本では
重大な治療の「機会」をみすみす「回避」していることになる。急性期を皆
で乗り越えようとするイタリアと、鎮静剤を飲まし拘束し本人だけを隔離す
る日本の医療と決定的な違いはこの認識の違いにあるのではないか。そして
まさに今回の事件を通じての法による管理は、このようなの日本の医療の体
質からきていることは間違いないだろう。この法案の成立は、日本の現代精
神医療の敗北の歴史になろう。

私たちの活動などを通して引きこもっていた状態にあった人が出てきて、し
ばらくして介護の仕事につき、一人暮らしをして地域生活をするなんてこと
もある。そういうことがあってからもだいぶと年月も経ち、周辺で一人暮ら
しをする人も増えた。彼・彼女らは病気や障害や貧困で自分よりも大変な人
がたくさんあるだろうと、自らの苦悩を語るのは遠慮してきたような人でも
ある。外に出たことによる出会いの中で、他人の大変さも知ることになった
が、自らの苦悩を隠す必要がないことが分かるときもある。施設などでの仕
事の中で、介護をされている人が、家族や誰にも必要とされていないことを
知るようなこともある。そのような出会いに戸惑いながら、出会い自体をな
かったことにして、また自らの苦悩を隠し、目の前の労働に逃げ込むことも
ある。今私たちは、そのようにして多くなった一人暮らしを少しでも良くし
たいと賃貸生活者を中心としたニュー自治会を作ろうと準備している。地主
たちの自治会がなくなりつつある昨今だが、仮住まいが長引いた人が、公園
の掃除くらいやって、地域は自分たちの場所だと、のびのびとしたいのだ。
今の社会状況はクライシスなのかもしれないが、この機会を回避するのでな
く、地域で乗り越えたい。

2017,8,19髙橋淳敏

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●スポーツプログラム一般参加者の募集について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
スポーツプログラムへの一般参加希望の方はスタッフまで。
※参加条件
○できるだけ現地集合が出来る方
○申し込みをメール・FAXで出来る方
○スケジュール確認を自主的に出来る方
(web、NS通信で自分で行なえる方)
※スケジュールについてはホームページをご覧ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●オブスペースって?●
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
オブスペースとは?→就労支援である。就労訓練ではない。
その違いは?
→訓練は就労する上で現場などの技術作業を効率よく習得するた
めの環境疑似体験の場である。それに対し支援は個々の日常生活を自分自身で
よいサイクル、リズムに変えるための環境を提供します(例えば、オブスペー
スに入る前よりも入った後の方が楽に生活できているような感じがしたり
、活動の中には、アルバイトではないですがちょっとした有償ボランティア活
動もあったりします)。そのため、参加者は自己主張やマイペースなど個性
を表現することになっていきます。オブスペースとは団体やチームでもあり、
単体や個人個人での総称でもあります。
※通所生と寮生が一緒に活動しています。見学、おためし歓迎。最初に面
談を受けてください。通所の場合は入会金1万円、月会費4万円
(イベント参加費などは別途実費)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●個別面談のお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆個別面談◆
本人、ご家族の状況を詳しくお聞きした上で、ニュースタート事
務局関西の引きこもり・ニート問題に対する考え方をお伝えし、解決へ向け
てのアドバイスをさせていただきます。また、親御さんの考え方などもお聞
きして総合的に判断させていただき、ニュースタートでサポートが可能かど
うかを検討した上で、「訪問活動」(レンタルお姉さんの派遣)や「入寮」
「通所支援」などの方法でサポートさせていただきます。
■面談日
基本的には平日でのスケジュール日程を組みますが、どうしても平日にスケ
ジュールが組めない方は申し出てください。土、日での対応をさせていただ
きます。
■面談のお申込み
面談希望日を複数日ご確認いただき、事務局までご連絡ください。代表と
のスケジュール調整ができしだい、個別面談を行わせていただきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「スケジュール」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュースタート事務局関西HP上のスケジュールをご覧ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜〜編集後記〜〜

最近の朝は小学生達の大きな声の「おはようございます」という声と笑い声
で目覚める事が多い。僕の家は小学校の近くで夏休みが終わりまた学校が始
まったようだ。いつの間にかセミの鳴き声は消えて朝の冷え込みも感じられ
る季節になっていました。登校する小学生が見守りのおっちゃんに挨拶する
声は朝に似つかわしくない程元気です。「そんなにおっちゃんも耳遠くない
やろ」とか思いながらも元気な子供達の声で目覚めるのは結構心地良いもの
です。一方最近テレビニュースの特集で見たのは夏休み明けの学生の自殺率
の高さでした。九月が年間で一番高く、その多くはいじめなどの友達や人間
関係が負担になっていると見解がありました。その時は気を抜いて何となく
ニュースを聞いていましたが、朝から元気に挨拶している子供達とニュース
を合わせて考えると少し気になりました。まぁこのページで堅苦しい文は書
こうと思ってないのでこの辺にしときますが今の社会には少子化問題という
課題が長らくありますが、そもそも子供達が安心し笑って暮らせる世間があ
ってからこそ自然と子供の人数も増えていくのではないでしょうか。まさに
笑子化が先にあり少子化が解消されるのではと思います。
…くだらない言葉遊びでした。    田中一成
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※事務局からの大事なお知らせ

高槻市富田丘ドミトリーは高槻市宮田町に9月末に引越しをする予定です。
これから色々と人手やアイデアなど必要になりますのでご協力をお願いしま
す。バタバタとすると思いますがHPや通信等で経過もご報告します。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ニュースタート通信(関西) メルマガ版 2017年10月号 Vol.164
2017年9月16日発行 
発行:特定非営利活動(NPO)法人 ニュースタート事務局関西
編集:田中 一成、高橋淳敏、坪井勇哉、髙橋久美子
〒569-1145 大阪府高槻市富田丘町
TEL 072-694-3933 (月〜金 10時〜17時)
FAX 072-695-6692 (24時間受付) URL http://www.ns-kansai.org/
ご家族からの相談:月〜金10時〜17時にお電話ください。
参加申し込み:初参加以外はなるべく、メール・FAXなど電話以外の方法で
連絡してください。月〜金 10時〜17時
メルマガ全文を読む
 

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