「異文化交差点」(にほんごNPO)

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メルマガ名
「異文化交差点」(にほんごNPO)
発行周期
月刊
最終発行日
2018年02月01日
 
発行部数
292部
メルマガID
0000157056
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
語学・資格 > 日本語 > その他

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◆◇◆◇◆◇◆◇|異||文||化|╋|交||差||点|◆◇◆◇◆◇◆◇
       ~~~Culutural Crossroads~~~~~       
             Vol.174 Feburary         2018/2/1
 
            特定非営利活動法人 浜松日本語・日本文化研究会
                   http://nihongonpo.hannnari.com/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

☆『異文化交差点』は〈にほんごNPO〉発行のニューズレターです。会員と
会の活動を支援してくださる方に月1回毎月1日に配信しています。

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◇日本語クラス(1月2月)の日程◇
 http://nihongonpo.hannnari.com/school2018.html

━ C O N T E N T S ━
  ●にほんごNPOだより…2017わいわいパーティーご報告
   ○思い出BOX(第17回)……………田野聖一
    ●にほんごNPO諸事雑感……………加藤庸子
     ○まっちゃかふぇ………………………杉本英雄
      ●ごげんかせんといけん………………杉本英雄
       ○編集後記

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■□■にほんごNPOだより■□■

◆わいわいパーティー2017のご報告

日時:2017年12月17日(日)9:30~12:00 
場所:浜松市市民協働センター2F(ギャラリー)             
参加者:48名(スタッフ16名)

これまでとは趣向を変えて、生け花、あやとり、折り紙、書道の4つの
アクティビティを中心としたパーティーを行いました。

受け付けを済ませた人から順に、あやとりや折り紙、書道に挑戦。
互いに教え合いながら、いろいろな作品を作って楽しむ姿が見られました。

全員がそろったところで、生け花体験。
木曜教室の村上先生は、華道の副家元。村上先生に助けていただきながら、
大きな壺に一人一本ずつ花を入れていきました。年末のパーティーにふさわし
い立派な作品ができたときには、大きな歓声が上がりました。

有志によるバザーコーナーでは、皆さんからの寄付で、いろいろな品物が並び
ました。アクティビティの合間には、皆さんに買い物を楽しんでいただくこと
ができました。

日曜教室の泉さんや松浦さん、学習者の方から、お菓子や果物の差し入れが
たくさんありました。お茶とお菓子を楽しみながらの、ひらがなビンゴも
大いに盛り上がりました。

ご協力くださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

◆タイムテーブル
 9:00 準備・受付:会場飾り付け、テーブル・椅子のセッティング等
 9:30 アクティビティ:あやとり、折り紙、書道(日曜スタッフ)、
      バザー(木曜スタッフ有志)
10:30 生け花(村上さん)
10:50 お茶とお菓子で交流、ひらがなビンゴ(松浦さん、古田さん、泉さん担当)
11:30 写真撮影(長岡さん)
11:40 挨拶、一本締め(松井さん)
11:50 最終片付け

◆振り返り
・受け付けを済ませた人から順に、交流をしながら、それぞれの
 アクティビティを楽しむことができてよかった。
・村上さんの準備とご指導のおかげで大きな生け花の作品ができ、会場が
 華やかな雰囲気になった。
・料理をやめ飲み物とお菓子だけにしたことで、準備や片付けが楽になった。
・飲み物とお菓子を一か所にまとめ、各自好きな場所で交流をしながら楽しん
 でもらった。明るいデザインのテーブルクロスをかけたことで雰囲気が明る
 くなり、会話もより弾んだようだ。
・バックグラウンドミュージック(松浦さん選曲)により、ゲームのときも
 交流のときも、気分を盛り上げることができた。


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■□■思い出BOX■□■(第17回)

友達…………………………………………………………………………田野聖一

昨年11月、静岡文化芸術大学を受験した。
公募推薦の高校生と同じ日だ。制服を着た女子高生が歩いている。
付き添いの父兄は私と同世代か下だ。

大学前でアパートのチラシを配っていた。4人いたが誰も僕には渡して
くれなかった。

小論文の後に面接を受ける。
「年齢の違う大学生達とどうやって接していこうと考えていますか。」
女性の面接官に質問をされる。

「世代の違いは文化の違いと考えます。」
多文化共生のキーワードは対話だ。積極的にアプローチをし対話する。
対話とは異なる価値観のすり合わせだ。
すり合わせることで新しい価値観が生まれる。
相手が外国人であろうと、世代が違う人であろうと同じだ。

なんとかそれらしく答えられた。そうは言っても不安がある。
「大学で友達ができるかな。」
妻に相談をした。
「えっ作る気なの、できる訳ないじゃん。」
あっさりと否定される。

教務主任は大学生の息子さんに聞いてくれた。
オヤジが何を言っているんだと笑っていたという。

「友達がいないと過去問とか手に入りませんよ。」
大学を出て4年目の先生が言った。対話力と異文化適応能力は日本語教師に
必須だ。友達ができなかったら困る。

※田野さんは3月いっぱいで日本語学校を退職され、4月からは大学生だ
 そうです。合格おめでとうございます!学生生活を楽しんでくださいね。
 過去問獲得のためにも、「友達」が大勢できますように!


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●○●にほんごNPO諸事雑感●○………………………………………加藤庸子

【漢字の書き取り】

日曜日の日本語教室に来る中学生の子が、冬休みの宿題が終わっていない、と
英語の書き取りと漢字の書き取りを一心不乱にやっている。滞日2年になる子
である。

「歯科医」と書いているそばで、意味を聞いてみた。すると「分からない」と
言う。その日のその子にとっては、漢字を覚えることより、とにかく宿題を終
わらせなければという気持ちの方が強かったようだ。

一つ一つの漢字の意味を知っているかどうか確かめると、「歯」と「科」を知
っていることが分かった。なぜ、「歯科医」の意味を調べようとしないのかと
少々歯がゆい思いに駆られながら、意味を知らせると極上の笑顔になった。

書き取り帳を提出しなければならないから、という理由で、意味も分からない
漢字を黙々と書く作業より、意味を知った上で漢字を練習する方が、楽しいに
決まっている。たとえそれが外からの圧力で、いやいややる作業であったとし
ても、語彙量を増やすという点からみれば効果が大きいだろう。

早く自分で自分の学習をコントロールできるようになるといい。漢字学習に
ついても、自分で目標を決め、乗り越えていって欲しい。自律学習のできる子
は、日本語力も学力も驚くほど早く伸びる。

支援者は、子どもたちに「理解のための支援」や「表現の支援」、「記憶する
ための支援」をするだけでなく、子どもが自律的に学習を進めていけるように
なるための支援も心がけたい。

参考:文部科学省「学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)~日本
語支援の考え方とその方法」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/001/011.htm


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□■□まっちゃかふぇ【おやぢのむかしがたり(3)】………………杉本英雄

「人類を月に送ったコンピュータとの遭遇」

(前回までのあらすじ)現実がSF小説じみてきた昨今、「情報」産業がどんな
歴史を辿っていまのAIブームに来たのか、その道筋を探ろうと始まった新連
載。それが、いきなりの道草「昭和歌謡」を食ってしまったのです。年も改ま
ったので本筋に戻ろうじゃああ~りませんかっ(←昭和流行ギャグその1)。

自分が高校生の頃、花形産業分野は「電子工学」でした。「エレクトロニクス」
という言葉が、現在の「AI」に相当した時代です。父は国鉄職員で溶接と鉄
鋼の職人でしたから、息子が時代の最先端でる電子回路技術に携わることに期
待を抱いていたとおもいます。

しかし何を思ったのか、息子はさらに先、まだこれからどうなるのかわからな
い未踏の分野「コンピュータ」に進むことにしたのです。この頃まだ大学にさ
えコンピュータの実践的分野はなかったのです。せいぜい「情報科学」ないし
は「情報工学」という学問分野があり、コンピュータはその中の小さい1ジャ
ンルに過ぎなかったのです。「プログラミング」はまだ世に知られておらず、
大学に行っても学ぶことができなかったのです。

しかも自分は大学進学を断念し、専門学校に進むことにしました。手に職を付
けて早く一人立ちしたいと思ったのです。当初は、電子工学の専門学校に進ん
で電子工学エンジニアを目指しました。学校のパンフレットを探すプロセスで、
コンピュータ技術の専門学校のそれが目に入ったのです。そこには、アメリカ
のテレビドラマや映画、日本の特撮ドラマでしかお目にかかったことがなかっ
た「コンピュータ」の世界が広がっていたのです。これだ!と思ったわけです。
「エレクトロニクス」はもう時代遅れ、とすら感じたのです。これからは「コ
ンピュータ」の時代だ!

この学校は、日本で唯一のコンピュータ技術の専門学校でした(当時)。パン
フレットには、「あのアポロ11号の月着陸に使われたコンピュータを設置、
学生は自由に使用できる」というキャッチが踊ってます。ああ、子供の頃から
の憧れが、空想が、ついに現実となるのです。それで一もなくニもなく、この
学校への進学を決めたのでした。ここまでの選択は間違ってはいなかったので
す(笑)。

この当時「コンピュータ」といえば、ビルのワンフロアいっぱいにチカチカピ
カピカ輝く機械が鎮座し、白衣を着た科学者やエンジニアがなにやら忙しげに
立ち回っている、時折吐き出される紙テープを読んで、なにかの状況を知る、
といったイメージでした。わたしたちがブラウン管(当時)で見ていたコンピ
ュータとそれを取り巻く世界が、どれだけズレていたかをよく学んでいくこと
になったのです(笑)。

人類を月に送ったコンピュータ、ビルのワンフロアを占有していた巨大な箱型
電子機器の機能は、今では手のひらサイズの薄板の中に収められている一つの
“アプリ”程度となりました。しかしその時の自分には、人類初の有人月探査
を成功させた偉大な機械と直接やりとりする優越感に浸っていました。しかし
その方法たるや、今と比べればおそろしく原始的なものでした。今となれば、
よくこんな原始的な“コンピュータ”で月まで行けたもんだ、と思うのです。
(つづく)


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●○【ごげんかせんといけん】─21世紀日本語日本文化起源への旅…杉本英雄

No.075「のっぴきならない」

…なぜ「のっぴき」で「おかっぴき」ではないのか、十二分に説明できますか。
そもそも「のっぴき」とはなんですか。

アタリをつけると、「伸びる」「引く」がくっついて転じたもの、ではないか
と。「伸び引きできない」、長さを自由に変えることができない、カンタンに
変えられないことを意味した、どうでしょう、こんな解釈で。

*「のっぴきならない」の意味:
 進退きわまる。どうにもならない。切羽詰ってどうしてもやらなければなら
 ない。(三省堂大辞林)

ということで、「退き引き」(のきひき)が音便化したもの、が由来です。

だから漢字では「退っ引きならない」と書きます(Google日本語入力変換)。

同じような意味で「抜き差しならない」があります。この場合、抜き差しは、
そうです、あなたのカンが告げたように、刀の抜き差しです。進むも地獄、
退くも地獄、刀を抜いても地獄、抜かずとも地獄、そんなすくみの状態が由
来となってます。

のっぴきならない、は「てやんでい、こちらとらのっぴきならねえ事情があ
んだぁ」といった調子で、いかにも庶民的な勢いのある表現ですネ。のっぴ
きならないを英訳すると「be committed to」となり、日本語の語感がまっ
たく失われます。こういう言葉は翻訳がムズカシイですね。学習者に意味を
伝えることは出来ても、この語感を伝えることはなかなか至難です。


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《編者後記》いつから成人式は晴れ着で、となったのでしょう。今回の事件は
悲しいことでしたが、なんとか式に出してあげようと無償で努力した大人がい
たことは救いです。何百年も前に日本に来た外国人が感心した日本人の姿が、
今もまだあるのだと少し勇気づけられた気がします。(杉)
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