信平の「ブタ日記」

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政治がおかしい。官僚がおかしい。メディアがおかしい。国民の多くは「世の中どうなっているの?」と疑問だらけ。折々のニュースの中から、信平が分析して斬り込みます。「あなたのご意見」をお待ちしています。

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信平の「ブタ日記」
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週刊
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2011年04月02日
 
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ニュース・情報源 > 一般ニュース > 政治

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いま、「日本」という国は病んでいます。
「政・官・業、鉄のトライアングル」といわれた癒着構造も、メディアが加わり、
御用学者、評論家、悪徳弁護士や保身をはかる裁判官までもが参入し、「鉄のオ
クタゴン~八面体の構造物」といわれる「巨大な利権構造」が出来上がりました。
これが「格差社会の元凶」です。「霞ヶ関」を解体し、「真の地方分権」を実現
する以外に、この国を救う道はありません。
************************************************************************

4月2日(土)
◆次々とはがされる「人災のベール」:東電原発事故の虚構
「危険が予測される職場」であれば「施設の安全対策」と、安全を確保するため
の「具体的な作業標準」の作成、それを実行するための「従業員の教育訓練」が
必須要件になるが、「絶対安全」を宣言した途端に「その対策」が打ち出せなく
なり、さらに「安全対策の費用」も予算化できなくなったのだろう。「人災のベ
ール」が次々とはがされ「あきれるような現場の実態」が浮かんできた。

3月26日付、朝日新聞は「現場の安全管理」がいかにずさんなものであったか?
を指摘する驚くべき事実が報道されている。

★なぜ事故に <緊急事態 放射線対策ずさん>
■東電、2号機の高放射線量を事前把握 作業員らに伝えず
 (3月26日・朝日新聞)
東京電力福島第一原子力発電所(福島県大熊町、双葉町)3号機のタービン建屋
内で起きた作業員3人の被曝(ひばく)で、3人が作業に入る6日前の18日、
2号機のタービン建屋地下で、通常時に比べて異常に高い放射線量を確認しなが
ら、東電は作業員に注意喚起をしていなかったことがわかった。東電は「情報共
有が早ければ被曝を防げた可能性がある」と認め、謝罪した。

東電福島事務所によると、6日前の18日、2号機のタービン建屋地下1階で放
射線量を測定したところ、作業員の被曝線量の上限(250ミリシーベルト)を
上回る毎時500ミリシーベルトだった。
 一方、3人の作業員が3号機で作業を始めたのは、24日午前10時半ごろ。
作業員には2号機の情報は伝わっていなかった。前日にはなかった水が深さ15
センチになっていたが、3人は前日の作業では線量が低かったこと、「タービン
建屋は通常、線量が高い場所でない」と思っていたことなどから、水につかって
作業をして、局所被曝した。18日のデータが事前に伝わっていれば、作業員ら
の思い込みを防げた可能性がある。
東電福島事務所の担当者は「情報共有が悪かったために24日の被曝が起きた。
おわびしたい。今後は社内の情報共有に努めたい」と述べた。

■「警報無視 これまでも」 技術者証言
「東電の原発では以前から安全管理がずさんだった」。東電の作業実態に詳しい
原子力技術者はこう明かす。「かなり以前の話」とことわりつつ、「下請け企業
の作業員は放射線計のアラームが鳴っても止め、そのまま作業を続けることはこ
れまでにもよくあった」と指摘した。

また、こういう事例もあった。「作業は複数でするのが原則。1人が放射線を測
り、基準値に達したら作業を止める。だが、東電の原発内では以前から、作業員
1人だけで仕事をすることもあると、下請けの作業員から聞いていた」。

この幹部ら東電関係者によると、平時であれば、点呼、放射線量の確認などきち
んと踏む手順も、作業員が夢中になって抜け落ちることが起きている。さらに、
寝不足の作業員が多く,注意力も散漫になっているという。

一方、復旧作業に従事する作業員と連絡を取り合っている元東電社員の証言は、
さらに深刻な事態をうかがわせる。「放射線の安全管理はひどいとしか言いよう
がない状態のようだ。
復旧作業で必要となる、原子炉などの図面も本館内に保管していたため使えず、
関連会社から取り寄せているほどだ。

本来なら、危険が予想される場所では、作業員に同行した保安グループの放射線
の管理者が作業の直前に線量を計測し、「立ち入りができる」「鉛をかぶせて作
業」「立ち入り禁止」などと細かく指示を出している。

だが、今回の復旧作業では人手が足りず、その手順が省略された作業が続出して
いる。それでも、現場作業員らは冷却システムの回復を急ぎたいという思いが強
く、危険を承知しつつ作業を続けているという。今回、被曝した作業員は、復旧
作業の中核を担っている電気設備工事大手「関電工」の社員らだ。

関電工などの社員らに対して、作業現場の危険性について情報が十分に伝えられ
ていなかった可能性がある。防護服は東電から支給されていたが、靴は作業内容
に応じて放射線対応用の長靴か短靴かを選択していたという。靴には具体的な基
準がなかった。

原発での勤務経験がある元東電社員もこう訴えた。「被ばく事故について、東電
側は『前の日から作業環境は変わっていない』と判断し、作業員を行かせたと説
明しているようだが、今回、そんな甘い判断はあり得ない。原発内には安全な場
所などどこにもないという意識でやらないと、作業員の被ばく事故はこれからも
増え続けてしまう」。

■福島第一 人災の影(3月30日・朝日新聞より)
 津波対策「設計に問題」:「むき出し」ポンプ損傷
解決への道筋が見えない東京電力福島第一原子力発電所の事故。想定以上の津波
による損傷が原因とされるが、東電関係者からは、設備の安全設計の問題点や非
常時の想定の甘さが被害拡大につながったとの声ががっている。「安全神話」は
足元から崩れた。検証すべき課題は多い。

★事前に放射線検出、「官邸に報告はなかった」 枝野長官
 (3月26日・朝日新聞)
枝野幸男官房長官は26日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所で作業
員3人が被曝(ひばく)した問題をめぐり、東電が事前に別の場所で高い放射線
量を確認していたことについて「少なくとも官邸に報告はなかった」と語った。
 
枝野氏は「大変危険な中で作業する作業員の安全確保、事故による被害・影響を
最小化させていくという役割の両面で必要な情報を正確、迅速に報告してもらわ
ないと、政府としても適切な指示が出せない。作業員、ひいては国民から不信の
念をもたれる」と述べ、東電側に報告の徹底を求めていく考えを示した。

★「放射能1千万倍」は誤り 東電、違う物質と取り違え
 (3月28日・朝日新聞)
東京電力は27日、福島第一原発2号機のタービン建屋内のたまり水から通常の
炉内の1千万倍の放射能を検出したと発表後、夜になり「違う物質と間違えた」
と会見、さらにその訂正を28日未明に再訂正した。26日にもタービン建屋で
計測した場所や数値を大幅に訂正した。情報を共有できず、高い放射線の場所で
関連会社員が被曝(ひばく)する事故も起きた。情報伝達の不備が、混乱に拍車
をかけている。

武藤栄副社長は「(分析した)内容を吟味する過程で十分でないところがあった」
と話した。
東電の広報担当者は、「測定結果が不確実な可能性があっても、公表しなければ、
後から『隠していた』と批判を浴びる」と悩む。経済産業省原子力安全・保安院
も、同じ理由で公表を優先したとしている。

●常識はずれの「無責任体制」だ!!(信平)
これが「危険という看板」を外して「危険作業」を行っている原発工場の現実だ
ろう。今後も「この種の事実」は続出するだろうが、これが「絶対安全」を看板
にした「原子力発電所の実態」である。当事者である東電はもちろんのこと、政
府や原子力安全委員会など「すべての関係者たち」は「頭を丸めて総懺悔(ざん
げ)」すべきである。

▼放射能を封じ込める作業が放射能を広げ、時と労力を奪う。福島の原発事故は、
ひとたび暴走した巨大システムの怖さを教えている。現場の死闘に心から声援を
送りながらも、「がんばれ東京電力」の声に力が入らない

▼「津波が想定を大きく超えた」という。早い話が、東電の想定が間違っていた。
地球や自然への畏敬(いけい)が足りず、結果として津波に負ける原発を海辺で
動かし続けた。天災が暴いた人災である

▼福島第一の記録映画は、「この地は数百年にわたり、地震や津波で大きな被害
を受けていません」と胸を張る。全電源が長らく使えない事態も見込んでいなか
った。想定の甘さは、「千年に一度」が無残に証明した。
(▼:3月30日・朝日新聞天声人語より)

◆経済はどこまで悪化する?
★自動車生産、地震で半減…大手8社(3月25日・ 読売新聞)
東日本巨大地震の影響で、自動車大手8社の3月の合計生産台数は45万台程度
となり、前年同月(約91万台)からほぼ半減する見通しとなったことが25日、
わかった。
 
部品不足などを理由に11日の地震発生当日から多くの自動車生産工場の休止は
続いており、各社の業績を大きく圧迫する可能性もある。11日から25日まで
の2週間の8社の減産台数は35万台に達した。
 
このうちトヨタは子会社のセントラル自動車(宮城県)の工場と、下請けの部品
工場が被災したため、2週間で約14万台の生産を中止した。28日から「プリ
ウス」など3車種の生産を再開するが、生産の全面再開には時間がかかる見通しだ。
 
ホンダは2週間で約3万3000台の生産を減らした模様だ。ホンダは栃木県の
主要な生産拠点が被災しており、栃木製作所以外の2工場についても4月3日ま
で生産停止を決めている。

★自動車各社、「輪番操業」案 停電回避へ業界全体で節電
 (3月26日・朝日新聞)
今夏の東京電力の電力供給不足に備え、国内自動車メーカーが、業界全体の電力
使用量を減らす検討に入ったことが分かった。トヨタ自動車やホンダなど国内メ
ーカーが話し合って、曜日ごとに操業する工場と、止める工場を決め、業界全体
の使用量を落とすことなどを検討する。業界全体で生産を控えて、計画停電を回
避するねらい。 自動車メーカー各社でつくる日本自動車工業会で具体的な案を詰
める。
 
自動車用の電子部品や熱加工が必要な部品は、継続的に電力が供給されていない
と、生産できない。実際に、現状の計画停電では生産ができない重要部品が出て
いる。
 
各メーカーの生産量を通常操業時の7~8割程度に落としてでも、自主的に業界
全体の電力使用量を減らすことで、政府の理解を得たい考えだ。すそ野が広い自
動車業界が先頭を切ることで、産業界全体の使用量も減らせるというねらいもあ
る。

★東電が新電気料金検討、夏場午後の引き上げなど
 (2011年3月26日03時03分 読売新聞)
東京電力は25日、冷房の使用が急増する夏場の午後の時間帯を中心に電気料金
を引き上げ、代わりに他の時間帯の料金を引き下げる新たな料金プランの導入を
検討することを明らかにした。
 
新プランを選ぶかどうかは利用者の判断に任されるが、夏場の深刻な電力不足を
緩和するため、電力需要がピークを迎える午後2~3時ごろの電力使用を抑える
ことを目指す。(後略)

◆復旧可能か?早く見切りをつけろ!!
マスコミは「現場の復旧状態」を連日報道しているが、果たして「原状回復」が
可能なのだろうか?信平は否定的である。

「多くの危険」を想定しながら、復旧見込みもない施設を復旧させようとする努
力は作業員の「安全と健康」を損ない、第2次、第3次の災害を招く危険性もあ
り、即刻「廃炉」を決断すべきだろう。

★原発修復、極限の数百人…1日2食、雑魚寝
予断を許さない状況が続く東京電力福島第一原子力発電所で修復作業に当たって
いる作業員の厳しい労働環境が28日、明らかになった。
 
この日記者会見した経済産業省原子力安全・保安院福島第一原子力保安検査官事
務所の横田一磨所長(39)によると、朝食はビスケットと野菜ジュース、夕食
は非常食用の五目ご飯などと缶詰で、1日2食となっている。
 
夜は同原発1号機から北西に約300メートル離れた「免震重要棟」の緊急時対
策室で雑魚寝する。各人に配布されているのは毛布1枚だ。東電によると28日
現在、同社や協力会社の計450人が所内で作業に携わっている。

28日、経済産業省原子力安全・保安院の記者会見などで明らかになった東京電
力福島第一原子力発電所の作業員らの過酷な労働環境。限られた食事、高い放射
線量の中、危険と隣り合わせの修復作業が続く。

★土壌からプルトニウム微量検出…福島第一原発
 (2011年3月29日00時04分 読売新聞)
東京電力は28日、福島第一原子力発電所の敷地内の土壌から放射性物質のプル
トニウムを検出したと発表した。
 
プルトニウムは過去の大気圏内核実験でも放出されているが、成分の特徴から東
電は、今回の事故によってプルトニウムが外部に放出されたとみている。検出量
はごくわずかで、人体には影響のないレベルだという。
 
東電によると、21日午後から22日朝にかけて、敷地内の5か所から土壌を採
取。日本原子力研究開発機構が分析した結果、プルトニウム238、239、
240が検出された。
 
このうち、敷地内グラウンドと固体廃棄物貯蔵庫前の2か所で検出されたプルト
ニウム238は、それぞれ乾燥した土壌1キロ・グラムあたり0・54ベクレル
と0・18ベクレルで、国内で通常検出される量の最大約3・6倍。
 
今回はプルトニウム239、240に比べて、原子炉の中で生成する238の割
合が高い。同社の武藤栄副社長らは、「238は今回の事故に起因すると思われ
る」としている。

★原発事故収拾は長期戦覚悟 (3月29日・日経新聞社説)
福島第1原子力発電所の事故が深刻さを増し長期戦の様相を濃くしている。建物
にたまった高濃度の放射性物質を含む水に阻まれ、原子炉を安定した状態に戻す
作業が進まない。汚染した水は原子炉建物の外にある坑道(トレンチ)にも及んだ。
 
高濃度の汚染水を地中や海に漏らしてはならない。作業員の安全に十分配慮して
注意深く排水し、タンクなどに保管する必要がある。東京電力や政府などは、長
期化を覚悟し、一段の人員と物資を投じて事態の収拾にあたってほしい。
 
高濃度の汚染水は1~3号機の建物地下とトレンチで見つかった。最も放射能レ
ベルが高いのは2号機の地下で、国の原子力安全委員会は28日、炉心の溶融した
燃料に触れた水が何らかの経路で原子炉格納容器の外に流れ出したとの見解を示
した。2号機では、炉内を十分に冷やせず、核燃料棒が溶けた恐れが大きいと、
かねて指摘されてきた。
 
大量の放射性物質がある炉心と原子炉の外が、水の流れで直接的につながったの
は極めて重大な事態だ。放射性物質を閉じ込める原子炉の機能が、全面的にでは
ないにせよ、失われたことを意味する。
 
漏出経路を突き止め、流れを絶たねばならない。そのためには作業の妨げになる
汚染水を取り除いて発電機などを修復、照明や計測器など所内の機能を可能な限
り立て直すことだ。しかし汚染水の放射能レベルは測定器の針が振り切れるほど
高く、作業の進行を阻んでいる。
 
原子炉を冷やすため外から水を注入し続けると、漏れ出る汚染水の量が増える。
冷却の手を緩めれば核燃料が溶融する恐れがある。原子炉の安定は微妙な均衡の
下にある。
 
これは前例のない非常時だ。国内外のあらん限りの知恵を結集して乗り切る必要
がある。東電によるトレンチの状況報告が1日遅れた。ここに及んで、社内だけ
で対応できると考えたのなら、論外だ。
 
事態収拾は長引く。防護服や計測装置など作業員の安全を守る装備がたくさん要
る。汚染水を一時的にためるタンクや放射線を遮る壁なども必要だろう。必要な
人員と物資を途切らせぬよう、東電と政府は万全の態勢をとってもらいたい。

★福島第1原発:ロボット活用を政府検討 原子炉建屋遮蔽も
 (3月30日。毎日新聞)
東日本大震災で被災した東京電力福島第1原子力発電所について、政府が、放射
性物質の拡散を防止するための原子炉建屋の遮蔽(しゃへい)や、作業員らの被
ばくを防ぐためのロボット・機械類の遠隔操作を検討していることが29日明ら
かになった。原子炉の冷却作業と並行して実施し、難航している冷却作業を前進
させるための環境を整える狙い。ただ、建屋の崩壊という事態も想定して、燃料
棒の取り出し・移送も検討する。
 
政府はこれらを検討するプロジェクトチーム(PT)を25日発足させた。馬淵
澄夫、細野豪志両首相補佐官が総括し、事務局の経済産業省原子力安全・保安院
など関係省庁のほか、東電、東芝、鹿島などの企業が参加。日米の原子力安全協
定に基づき、米原子力規制委員会(NRC)も加わっている。
 
放射性物質の拡散防止は、建屋を膜材などで覆う遮蔽に加え、放射性物質を吸着
する特殊な化学剤をヘリコプターで散布することなどを検討する。ただ、どのよ
うな膜材などを使うかや遮蔽の手法などをさらに検討する。
 
また、高い放射線量の下で作業する作業員の被ばくを防ぐため、現場で使用する
コンクリートポンプ車(通称キリン)やロボットなど機械類の自動化も検討する。
現地では機械類を遠隔操作するための無線基地局や光ファイバーの設置も進んで
おり、数日中に放射性物質の拡散防止実験に取りかかる予定だ。
 
政府は放射性物質の拡散防止は早急に取りかかるべき対策とみており、PTメン
バーの政府高官はPT会合で「(実施は)1カ月程度を目標に置くべきだ」と発
言した。

 一方、PTは、炉の冷却作業の進展を踏まえ、燃料棒を実際に取り出すかどう
かの検討も進めていく模様。ただ、燃料棒の取り出し方法や移送先などはさらに
検討する。関係者は「冷却に海水を使うなどしたため、原発を再稼働させること
は難しい。廃炉を前提に議論を進める可能性がある」としている。

●東電は即刻「廃炉の決断」を!!(信平)
原子力安全委員会・班目(まだらめ)委員長は国会での質問に対して「割り切ら
なければ(原発の)設計ができないことは事実。割り切り方が正しくなかったこ
とも、十分反省している」と述べたというが、「割り切り方が正しくなかった」
のであれば、今回の大事故に対する「間違った割り切り方」をしないよう、また
今後の原子力発電を「どうするか?」についての具体的な方策をただちに公表す
べきである。

また、安全委員会関係者は「修復は年オーダーの試行錯誤だ」とも言っているよ
うだが、「ふざけた話」だ。当事者能力のない「無責任な委員会と東電」は一刻
も早く「廃炉」を決断すべきである。

★東電会長が会見で陳謝、1~4号機廃炉を明言(3月30日・ 読売新聞)
東京電力の勝俣恒久会長は30日記者会見し、東日本巨大地震で停止している福
島第一原子力発電所1~4号機を廃炉にする方針を明らかにした。
 
枝野官房長官も同日、5、6号機を含む福島第一原発全体について廃炉にすべき
だとの見解を表明した。しかし、依然、危機的な状態にある1~3号機では、
タービン建屋地下にある放射性物質を含む汚染水の回収が難航しており、原子炉
冷却機能を回復する作業が中断している。

廃炉の前提として、炉を安定した状態に冷却し、燃料を取り出せるようになるま
でに「数年かかる」(原子力安全委員会)と見られ、長期化の見通しだ。
 
勝俣会長は体調不良で入院した清水正孝社長に代わって会見した。第一原発の
1~4号機について「恐らく廃止せざるを得ないと考えている」と廃炉を初めて
明言した。5~6号機については言及を避けた。
 
原子炉が安定して、周辺住民が地元に戻れるめどについて、勝俣会長は「最終的
な安定には時間がかかる。数週間では厳しいと思う」との見方を示した。周辺の
住民に対する補償については、「最大限の補償、おわびをしたいが、全体として
は原子力損害賠償法の枠組みを含めて考えていきたい」と述べるにとどまった。
 
今回の原発事故の原因については、「最大限の津波の発生を視野に入れて対応し
てきたが、こうしたことが起きたことを真摯に受け止めて、十分に調査したい」
と述べるとともに、「広く社会の皆様にご不安、ご心配をおかけしたことを深く
おわびする」と陳謝した。

★福島第1原発:設計に弱さ GE元技術者が指摘
 (3月31日・毎日新聞)
東京電力福島第1原発と同型の原子炉を設計した米ゼネラル・エレクトリック
(GE)社の元技術者、デール・ブライデンバーさん(79)が毎日新聞の取材
に応じ、原子炉格納容器について「設計に特有の脆弱(ぜいじゃく)さがあった」
と指摘し、開発後に社内で強度を巡る議論があったことを明らかにした。
 
東電によると、福島第1原発はGEが60年代に開発した「マーク1」と呼ばれ
る沸騰水型軽水炉を6基中5基使っている。
 
◇議論封印「売れなくなる」
GEでマーク1の安全性を再評価する責任者だったブライデンバーさんは75年
ごろ、炉内から冷却水が失われると圧力に耐えられる設計ではないことを知り、
操業中の同型炉を停止させる是非の議論を始めた。
 
当時、マーク1は米国で16基、福島第1原発を含め約10基が米国外で稼働中。
上司は「(電力会社に)操業を続けさせなければGEの原子炉は売れなくなる」
と議論を封印。ブライデンバーさんは76年、約24年間勤めたGEを退職した。
 
ブライデンバーさんは退職直後、原子炉格納容器の上部が小さく、下部と結合す
る構造が脆弱で万一の事故の際には危険であることを米議会で証言。マーク1の
設計上の問題は、米原子力規制委員会の専門家も指摘し、GEは弁を取り付けて
原子炉内の減圧を可能にし、格納容器を下から支える構造物の強度も改善。GE
によると、福島第1原発にも反映された。
 
しかし福島第1原発の原子炉損傷の可能性が伝えられる今、ブライデンバーさん
は「補強しても基本設計は同じ。水素爆発などで生じた力に耐えられる強度がな
かった」とみる。

また「東京電力が違法に安全を見落としたのではない」としながらも、「電気設
備の一部を原子炉格納容器の地下に置くなど、複数の重大なミスも重なった」と
分析した。
 
ブライデンバーさんはGE退職後、カリフォルニア州政府に安全対策について助
言する原発コンサルタントとして約20年間働き、現在は引退している。

●すべてを物語った「ブライデンバーさんの証言」:(信平)
この証言が「人災のすべて」を物語っているが、このような事実を隠ぺいしなが
ら「絶対安全だ」と主張して「工場建設」を強行した原子力安全委員会、東電そ
の他、関係者の罪は小さくはない。見方によっては「未必の故意だ」ともいえる
犯罪である。

これから「どのように責任を取るのか?」について、国民に明確に答えてもらい
たい。

************************************

   かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂
                         (吉田松陰)
************************************

◆廃版のごあいさつ(信平)
 「信平のブタ日記」は今週号をもって最終版とさせていただきます。
06年3月にスタートしてから丸5年間、「いつまで続くかな?」と思いながら
も、多くの読者のご厚情に支えられて今日まで継続できたことを心から感謝いた
します。

3月に「喜寿」を迎えた信平は「体力の衰え」を感じながらも、それ以上に衰退
を続けようとする「自分が住んでいる町の将来」を考えた時に、「これでいいの
だろうか?」という疑問が脳裏から離れず、「何とかしたい」という思いから、
「戦略的まちづくり構想」のもとに「まちづくり物語(仮称)」の執筆を思い立
った次第です。

結果はどうなるか?疑問ですが、精いっぱい頑張ってみますので、これからも皆
様方のご支援をいただければ有難いと思っています。

ただ一つの心残りは「オクタゴンのゾンビ族」で汚染され、沈没寸前の日本列島
が、「これからどうなるのか?」です。国民の英知で乗り越えてほしいものです。
末筆ながら、皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。

  いい国つくろう!!
************************************

政治家は「ウソ」をついても「知らぬ、存ぜぬ、記憶にない!」で無罪放免。
官僚は「悪事を働いても、納税者に迷惑を掛けても、やりたい放題をやっても」、
「官僚が間違ったことをする筈はない」といって一件落着。
これを「官僚の無謬性(むびゅうせい)というのだそうな。納得できる?

 「この国って、一体どうなってんの?!!いい国つくう!!」

     
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