日本玩具博物館ニューズレター

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日本玩具博物館(兵庫県姫路市)は、日本を中心に世界150ヶ国9万点の多彩な玩具や人形を収蔵しています。6棟の建物内では、常設展のほか年7~8回の企画展・特別展を開催しています。わが国を代表する玩具博物館の資料の中から、興味深い資料を毎月1点取り上げ、ご紹介しています。

 

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       日本玩具博物館ニューズレター134号
                      (2017年6月号)

 1号館入口の手前にあるビョウヤナギの黄色い花が咲き始めました。6号館
への通路には、白いドクダミの花が満開です。
 6号館では、展示替えが終了し、「世界の民族楽器と音のでるおもちゃ」展が
始まりました。
 1号館で開催中の「なつかしの人形~昭和時代の人形遊び~」展は今月27日で
終わりますが、京都からのご婦人が来館され、「ミルクのみ人形」の展示を見ら
れ、当時の思い出を話してくださいました。幼馴染と再会するような懐かしい気
持ちがよみがえり、来館者の皆様に楽しんでいただいています。
 本日から金曜日まで、中学2年生が地域で職場体験をする「トライやるウィー
ク」のため、地元の女子中学生2名を受け入れています。生徒たちの活動にご協
力くださいますようお願いいたします。
 
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 目 次


 今月のおもちゃ…葦のチター(ハンガリー・ケチキメート/1970年代) 

   
 夏の企画展「世界の民族楽器と音の出るおもちゃ」展のご案内


 KIITO(神戸市)での「ギャラリートーク」・講座のお知らせ


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               葦のチター
        (ハンガリー・ケチキメート/1970年代)           

      http://www.japan-toy-museum.org/news.html

 6月11日から開催する6号館の「世界の民族楽器と音の出るおもちゃ展」の
「弾く(はじく)玩具」のコーナーには、ハンガリー・ケチキメートで作られた長
さ17cmほどの小さな「葦のチター」を展示します。葦の表面を薄く切り出し、
2本の弦が出来たら、その弦の垂直方向に琴柱を立てるように、葦片を差し込ん
だ素朴なつくりで、弦を親指で弾くと、ビン、ビン♪と、かすれた小さな音が響
きます。これは、自然の中で子どもたちが手作りする草花遊びにも位置付けられ、
ケチキメート玩具博物館の伝承会で再現されたものです。当館の古い友人を通じ
て1990年代に入手しました。
 一方、「弾く楽器」のコーナーには、フィリピンに伝わる竹のチター「ズルダ
イ」(長さ約40cm)やナイジェリアの葦のチター「モロ」(長さ約35cm)を
展示しています。ズルダイは、竹の表皮から幾本もの弦を切り出して、それぞれ
の弦に琴柱を立てた民族楽器、モロは、切り出し弦をつけた葦を筏状に組み合わ
せ、下に共鳴箱となる瓢箪を置いて演奏する民族楽器です。爪弾くと、ポロン、
ポロン♪と、雑音性のあるやさしい音色が響きます。ズルダイやモロが洗練を重
ねて、西洋のチターや中近東のダルシマー、あるいは、東洋の琴へと洗練され発
展を遂げていくわけですから、これらは、今、演奏家が使う弦楽器の先祖にあた
るものといえるでしょうか。
 ケチキメートの自然遊びの中で伝承される「葦のチター」は、発音の仕組自体
が明確。その素朴さは民族楽器にも共通しています。大昔に人々が発見した音を
出す仕組は、伝承玩具の中に保存され、また民族儀礼などに登場する楽器の中に
も保存されていると考えられます。

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            *夏の企画展*
        世界の民族楽器と音の出るおもちゃ

    ●会期  2017年6月11日(日)~10月22日(日)
    ●会場  日本玩具博物館6号館

 当館は、世界の玩具や人形を昭和52年から精力的に収集してきました。その
膨大な資料の中から、音や楽器に焦点を当てた「世界の民族楽器と音の出るおも
ちゃ」展を企画しました。
 展示室のあちこちには、皆様に自由に音を楽しんでいただけるよう楽器や発音
玩具を置いています。人間の暮らしに音が果たす役割を考えながら、世界各地の発
音玩具や楽器の形と音色をお楽しみ下さい。

■展示総数 約1000点

■展示概要
【おもちゃの中の音】………「発音玩具」とひと口にいっても、がらがらや太鼓
のように、発音を目的にした玩具、カタカタ車や鳴りゴマのように、音が玩具の
動きに付随するもの、さらに卓上ピアノやメロディーハーモニカのように、楽器
をまねた玩具・・・と様々な要素を含んでいます。
このコーナーでは、発音を目的とする玩具の数々を「振る」「叩く」「吹く」「弾く」
「こする」の5つのテーマに分けて紹介します。同じ形態の玩具であっても、湿潤
な国、乾燥地帯、常夏の国、寒冷地・・・それぞれに異なる音色を発します。玩具の
音は、単純であるからこそ、民族の音に関わる個性をわかりやすく表現している
のではないでしょうか。そして、それらは、音楽を演奏するための「楽器」の母体
ともなる豊かな音具の世界を見せてくれます。

【日本の発音玩具】………近代以前の日本で作られ、庶民に愛された発音玩具の
色々を、『江都二色』(安永2年刊)や『うなゐの友』(明治24~大正2年刊)な
どの文献とともに紹介しています。猩々のからくり笛や風車笛、でんでん太鼓な
ど、多機能でカラクリの様子をもった近世の発音玩具は、日本文化の特徴をよく
表わしています。

【世界の民族楽器】………ここでは、世界各地に伝わる民族色豊かな楽器を「振
る」「叩く」「吹く」「弾く」「こする」という音を出す行為によって5つに分類し、発
音玩具と対照させました。各地の楽器、それらを使って演奏される音楽は、神々
との語らいであったり、祖先への供養であったり、娯楽であったり、恋愛表現で
あったり…と様々な意味をもっています。一方、楽器をまねた玩具もまた、子ど
もたちのために世界中で作られ、自国の音色と音楽文化は遊びの世界においても
継承されてます。

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     *神戸港と神戸文化の企画展-神戸 みなと 時空-*
   「TOY &DOLL COLLECTION」展示解説会と講座のご案内
       
1.KIITO・6月のギャラリー・トーク(展示解説会)のお知らせ

*世界の船の玩具、日本の郷土玩具、神戸人形、日本の近代玩具…と、展示
コーナーを まわりながら、それぞれの見どころをご案内いたします。
6月14日(水)から夏の展示が始まります。18日には、新たに登場した神戸人形
や世界の乗り物玩具について、代表的な展示品をとりあげ、色や形の意味、
歴史や習俗についてお話をし、また動きの楽しいおもちゃのいくつかを実演し
ながらご紹介いたします。
下記の日時,TOY & DOLL COLLECTION展示会場にお集まり下さい。

開催日時…2017年6月11日(日)・18日(日)             
     各回11時~/14時~ 40分程度
会場…KIITO(神戸市中央区小野浜町1-4、神戸税関東隣)
お話&ご案内…日本玩具博物館学芸員 尾崎織女・原田悠里

2.KIITO・講座【神戸人形いまむかし】のご案内

日本玩具博物館が出品展示協力しているKIITOでの展示では、平成29(2017)年
6月14日より10月15日まで、夏の企画として、“神戸人形~ミナトマチ神戸の
からくり人形~”(展示総数約300点)を開催いたします。
この企画展示に合わせ、下記のとおり、6月講座を計画いたしましたので、ぜひ、
ご参加下さい。
講座では、実演をまじえながら神戸人形100年の歴史をたどり、現在の神戸人
形作家である吉田太郎氏 (ウズモリ屋)より、神戸人形におけるからくりの面
白さについてお話しいただきます。

●日時……平成29(2017)年6月25日(日) 14:00~15:30
●場所……TOY &DOLL COLLECTION会場講座室
     (KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)ギャラリーB)
●お話……ウズモリ屋・吉田太郎氏/日本玩具博物館学芸員・尾崎織女
●定員……先着30名
    (当日、12時より1階受付カウンターにて申込受付を行います)
※「神戸港と神戸文化の企画展-神戸 みなと 時空-」の入館券をお持ちの方は
どなたでもご参加いただけます。


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日本玩具博物館利用案内


開館  午前10時~午後5時

休館  水曜日、年末年始(12月28日~1月2日)

入館料 大人600円 学生400円 こども200円
    (団体20名以上は2割引となります)

交通  JR播但線香呂駅から徒歩15分
     播但連絡道路船津ランプから車で西へ約5分


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 発行元のホームページ: http://www.japan-toy-museum.org
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 発行: 日本玩具博物館 
 
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メルマガ名
日本玩具博物館ニューズレター
発行周期
月刊
最終発行日
2017年06月05日
 
発行部数
216部
メルマガID
0000196092
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 美術・デザイン > 美術館・ギャラリー

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