蓼科だより・田舎暮らし情報

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メルマガ名
蓼科だより・田舎暮らし情報
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2016年03月24日
 
発行部数
71部
メルマガID
0000200505
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 地域の情報 > 甲信越

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メールマガジン最新号

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2016年3月5日(土)★
★テーマ:パソコントラブル、田舎と都会の若者、文明論之概略、
     「公」という考え方、
★蓼科便りは,重農主義を尊重し、地域自給圏構築をめざします!
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

 家の周りでは、日陰の雪もすっかり融けました。
 春一番の自然の恵みはフキノトウです。
 庭先のゆるやかな土手の陽だまりに真っ先に出ます。
 3日ほど前から妻が採りだして、
 昨夜はお勝手に香りが立ち込め、
 今朝、食卓にお目見えしました。

 あったかいご飯に添えて食べるのは最高です。
 晩酌に添えると、酒の味が冴えます。

ーー
 これでよし、と思った翌日から再びパソコントラブルに見舞われ、結局昨日まで
ほとんど仕事になりませんでした。丸3日くらい費やしたと思います。
8年前に立ち上げた時は、ウィンドウズからマッキントッシュへの切り替えだった
ので、何もかも判りませんでしたが、今回は新旧のシステムとバックアップデータ
との互換性のトラブルでした。

 素人の推測ですが、バックアップデータのどこかに不良箇所があって、起きたよ
うな気がします。ですが、前号にも書いたように、マックのサポートチームは、時
間はかかっても完璧に指導してくれます。
 電話の通話時間は15時間くらいになったと思いますが、フリーダイヤルなので助
かります。パソコン画面を両方で共有するシステムもすばらしいです。これを応用
したのがハッカーの手口なんでしょうね。

 終わってみて気がついたのは、ひとつのトラブルをあの手この手で解決していく
のですが、コンピューターですから当然のことですが、その全てが論理的であるこ
とです。ふと連想したのが小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡的な帰還の話です。

 あのとき、しきりにテレビで言ってましたが、地球から遠隔操作で、はやぶさが
搭載している制御機器を様々な手法を駆使して稼働させた。私のパソコンとは次元
が違うのでしょうが、基本的には同じ気がします。

 面白いのは、そんな理屈だらけの世界でも最後には不可解な問題が残ることです。
人間の知恵が及ばない世界があることも事実です。パソコンを扱う人はどなたも経
験していると思いますが、パソコンが動かなくなった時には、電源や通信回線を切
って入れ直したりすると、復活することがあります。こうなる原因は専門家でも解
らないと言います。電子の世界が開明しきれていないということでしょうか。

ーーー田舎と都会の若者のこと

 田舎が好きな東京の友人が、前回の私の田舎と都会の若者論について視点の違う
コメントを下さいました。私の見方に偏りがあると気がつきました。
< 地方の若者と都会の若者の話、私も同感です。
でも、以下のようにも考えるのです。
地方も都会も若者の意識に差はないのでは・・
現代の若者の大半は、都会でも地方でも、刹那的で無感動、無気力なのだと思い
ます。ただ、都会は人口が多いので、積極的な考えを持つ若者が出てきます。

そして、そのような若者から見る”今まで知らなかった”地方は、魅力的な地に見え
るのでしょう。
でも、地方は若者の数そのものが少ないので、積極性を持つ者が出にくい。
かつ、地元の若者の目には、見飽きた”衰退するわが町”にしか見えないのではない
でしょうか。だから、視線は都会へと向かってしまう・・と思うのです。

私は、福岡のプロジェクトとシンクロさせる形で、地元の農業と林業の復活を目論
んでいます。それで、高知や栃木などで行われている新しい林業の取り組みを見学
したり、時には一緒に作業したりしています。

その中の話の一つですが、高知の四万十川の上流の山林で、一人で林業を営んでい
る若い女性がいる話を聞きました。
聞けば、東京の大学を出た後、現地にやってきて、頑張っているのだそうです。
次に高知に行く時には、ぜひ訪ねたいと思っています。

少し早い話ですが、今年の田植えも6月頃ですか?
弊社の社員で、二人の子持ちのシングルマザーがいますが、
ぜひ、親子で田植えに参加したいと言っています。
4月から中学2年と小学2年になる男の子の母です。
私と一緒に参加させていただけますか?  >

(私)この友人の言う通りかも知れません。圧倒的に数が違います。

ーーー「文明論之概略」(福澤諭吉著齋藤孝訳ちくま文庫)より

 今回は、少し気取って、第7章の「規則の効能」から抜粋してみます。人間の欲
望と規則の関係を見事に表していると思いました。

<・・・日本人が生糸や蚕卵紙を製造するとき不正を行なって、一時的な利益を貪
った結果、ついに国産の商品の価値を下げて、長く全国的に利益を失い、結局のと
ころ不正をした商人も損失をこうむったことがあった。これは面目と利益を共に捨
てたものである。
これに反して西洋諸国の商人は、確かな取引をして人を欺くことがない。・・・・
・・・この様子を見れば、日本人は不正で、西洋人は正しいように思える。

しかし、詳しく事情を調べてみると、西洋人の心が誠実で、日本人の心が不誠実な
わけではない。西洋人は広く商売をして長期的に大きな利益を上げようとしている
者であって、誠実に取引をしなくては後日の差し支えになるのである。自分の利潤
の道をふさがないために、やむをえずして不正をはたらかないのだ。・・・・
・・言いかえれば、日本人は欲が少ない者であり、西洋人は欲が大きい者である。

だが、だからといって、「西洋人の誠実さは欲のための誠実さであり卑しむべきも
のだ」と言って、日本人の丸出しの不正を学ぶのは馬鹿げているだろう。欲のため
にも利益のためにも、誠実を尽くして商売の規則を守らねばならない。この規則を
守ればこそ、商売も行われて、文明の進歩を助けることにもなるのだ。・・・>

(私)実に深いと感じたのは最後にある「欲のためにも利益のためにも、誠実を
尽くして商売の規則を守らねばならない。」という部分です。欲と誠実を結びつ
けています。武士道と道徳を説くだけの江戸時代の教えからは絶対に出てこ
ない考え方ではないでしょうか。

 この本を読んでいると、諭吉がいかに西洋文明から強烈なショックを受け、文
明を信奉したかがよく判ります。お籠、牛車と飛脚の世界から、蒸気機関車と電
気・電信の世界を見たわけですから、想像がつくというものです。

 そして、文明がもたらす人類のバラ色の将来を各所で夢見ています。諭吉はこ
の本を明治8年に書いていますから、その時点では日清・日露戦争を知らず、第
一次・第二次世界大戦も知らず、日本に原爆が落とされたことなど知る由もあり
ません。
 死後50年の間に、文明の所産が憶単位の人々を殺戮したのを知ったら、諭吉は
どんな文明論を書くでしょう。ちょっと想像がつきません。

ーーー「公」(Pubric)という考え

 NHKスペシャル2/13〜14で放映した司馬遼太郎の「日本人とは何か 武士700
年の遺産」をみました。とても参考になりました。
 壮大な内容でしたが、私が一番感じたことだけ書き留めました。それは、放映
最後の、晩年に司馬が残したという次の言葉です。

「今の日本は、本来の日本人の良さを見失っている。確かな公を作り上げなけて
いかなければ、この国は滅ぶかもしれない。」
 この種の言葉はよく耳目にしますが、「確かな公」と言ってる人はいないので
はないでしょうか。
 松尾さんがこの言葉についてコメントを下さいました。
「司馬遼太郎が言っていたことですが、日本人は、日清・日露の戦争に勝ったこ
とで「大国になった」との錯覚に陥り、その後の道を誤りました。
実は、戦争に負けた今も、意識は、その延長線上にあるのだと思います。
日本人は、第三段階の意味すら知らずに、道に迷っているだと思います。
安倍首相にしても「GDP600兆円」などという無意味な目標を掲げているのです。
第三段階の入り口すら分からなくなっているのですね。」
(私)第三段階というのは、私が「蓼科便り434号」に引用させて頂いた「文明
論之外概略」にある文明の第三段階=文明国のことです。諭吉の説明を採れば、困
ったことに、「日本はまだ文明国とは言えない」という解釈になってしまいそうで
す。

 更に思うことは、地方創生で問題になる農村の再生を考える時、農地を「公」と
考えるべきではないでしょうか。欧米の”まちづくり”と同じ発想です。家の外観は
公という考えです。私有物であっても私物ではないという考え方です。そう考えな
ければ美しい街並みなどできません。
 土地は作りだせるものではないので、有効に活用しなければならない責任があ
ると考えば、自ずと公のものということにならないでしょうか。あくまでも私権
を主張して周囲と同調しなければ、農地の有効活用など不可能だと思います。

★フッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★

農村消滅論から大転換
http://shinshumachidukuri.blogspot.jp/2015/01/blog-post_17.html

「スマート・テロワール : 農村消滅論からの大転換」を読んで
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農楽しながら「”田舎暮らし”コミュニティ」を創る
(月刊『ザ・フナイ』より)
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無農薬玄(白)米の販売
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農楽のすすめ!
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