こっちでも陶器屋が行く

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メルマガ名
こっちでも陶器屋が行く
発行周期
不定期
最終発行日
2017年10月14日
 
発行部数
25部
メルマガID
0000202906
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 美術・デザイン > 工芸

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『渋沢栄一記念館に行ってきた』


前略 行雲より。

今日の熊谷は寒いですね。
作業場はストーブを点けてしまいました。
おまけに上着はボア付きのジャケット。
どんだけ寒がりなんじゃいって声も聞こえてきそうですが、
いいんです。
昔から寒いのは苦手で、上着を調節して、
ちょっと汗ばむくらいの状態にもってくのが好きなんです。

晴れると暑いし、雨だと寒いし。
寒暖の差がはげしいですなあ。



さて、今回のお題は「渋沢栄一記念館に行ってきた」です。

前々から気になっていたのですが、近くにありながらなかなか
行くことができず…。

しかし、最近になって陛下が訪れたと聞き、余計に行きたくなってきたので、拝見してきました。

ナビを使って行ったのですが、公民館のような建物が現れ、
そこが記念館ぽい感じなんです。

ちょっとイメージが違うなあと思いつつ、中を探索。

写真やら、ちょっとしたビデオやら流れていました。もちろん無料。
ん~ん、もの足りん。

イメージとしては野口英世の記念館?みたいな感じを期待してたのに。
そう、あそこは生家を記念館に改造した雰囲気で、野口が小さいときにケガをした囲炉裏もあり、
彼の生い立ちを垣間見ることができます。

渋沢記念館もそんなイメージだったのですが、アレってな感じ。
で、よく調べてみたのですが、なんでも近くに渋沢の生家があるもよう。

早速、記念館の担当者に聞きに行こうとしたら、やはり皆同じことを考えていたのでしょう。
知らないおじさんが担当者に「生まれた家はこの近所にあるんですか?」って聞いてたので、横に行って道順を聞いてきた。

記念館から車で数分。近いですね。
たぶん、来場者のほとんどは生家を見たいと思うので、
看板にでも大きく書いとけばいいのにと思うのですが、どうなんですかね。
多分、生家は住宅街にあるようなので、あまりたくさん来られても近所迷惑みたいな感じもあるのでしょうか。

そんなこんなでほどなくして到着。
家の前に大きめの駐車場もあり、門構えはすんごいの一言。

日本経済の礎を築いた人で、株式会社を日本に導入した人の実家ですから、そりゃあ当然ですな。

門の右手には旧お店みたいのがあり、昔は何かを販売してたようです。

門をくぐって左手に渋沢栄一の若かりし頃の銅像あり。
その横には映画のセットで使われそうな、錦鯉の泳ぐ池もあり。
和服着て鯉に餌をまきながら、執事となにやら会話をする。
よくあるパターンですが、まさにそんな状況を思い出させる風情があります。


そのまま直進、正面に大きな豪邸が。
これが渋沢栄一の生家のお屋敷です。
(写真に入りきらなかったー。)


玄関から入ると、受付のおじさんがいて、いろいろ説明してくれます。
ふと横を見ると陛下のお写真を発見。
なんでも数日前に来られた時の写真だそうです。

さて、受付のおじさん曰く、ここは渋沢栄一の生まれ育った家で、ここら辺の土地の豪農だったようです。
家の2階は養蚕をやっていたようで、2階のフロア全てをつかって、絹の糸を取ってみたいです。
2階っていっても豪農の家ですから、ちょっとした小さめの工場くらいのスペースはあります。作業場としては十分でしょう。

25才くらいまでここにいたって言ってましたかな。
それから江戸とかに出て、当時のビッグネームに仕えるたみたいです。

農民の子でも帯刀を許されたようで、この辺でも有名なお家だったんでしょうなあ。

家の敷地内はとにかく広いです。漆喰の蔵もいくつかあり、
養蚕で取れた糸とかを保管してたようです。

先ほど行った記念館に、渋沢がおじいちゃんになってからの写真もありましたが、人のよさそうなお顔ですねえ。

多分、敵を作らない人なんでしょうねえ。
体もさほど大きくないので威圧感もないし。

なんていうんでしょうかねえ。
豊臣秀吉もそうだけど、親方に可愛いがわれる資質があったんでしょう。

「おいっ、これ出してやるから。やってみろ」って。
ポンと資金出してくれる親方とかスポンサーがいたんでしょうなあ。

で、株式会社のシステムを導入して、多くの資本家からマネーを
集めてでかいことをすると。

多分、当時は今のように会社が乱立している時代ではないので、
株式会社=今の上場企業みたいなもんなんでしょう。

事業をやるために、資本家から出資してもらい、会社は株券を発行して、リターンを資本家に返す。

多くの資本家を集めれば集めるだけ資金が増えるので、でかい事業にチャレンジできる。

今で言う成長産業にIPOした新進企業みたいなもんでしょう。
そりゃあ、面白かったでしょうなあ。

今は会社作るのはかんたんだけど、資本家集めるのは大変ですからねえ。

まあ、成長産業にトライして、事業計画書をしっかりとしたものを作れば、
エンジェルとかVCとかが出資してくれる場合もありますけど。
でも相当なビジネスモデル作らないと、投資家もリスクを負う手前、かんたんには出さないですよね。

渋沢さん、何の事業を興したのかなあ。
当時だから絹製品の輸出とかかなあ。自分とこでも作ってるし。
でもあの頃は財閥とかあっただろうから(まだないか。三井、三菱とか、ちょうどできる頃かな)、
でかい事業は独占できないしなあ。

それとも、株式会社のシステムを紹介してただけなのかなあ(当方の憶測です)。
誰か歴史好きな人、いませんか(笑。

まあ、いずれにせよ、すんごい人が地元近くにいたようです。
近所の人はぜひ探訪を。



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