シネマトコラム

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メルマガ名
シネマトコラム
発行周期
月2~3回
最終発行日
2017年12月09日
 
発行部数
525部
メルマガID
0000231303
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
エンターテイメント > 映画 > レビュー・映画評

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シネマトコラム vol.348 (2017.12.9)

 *新作レビュー「gifted/ギフテッド」
 *ちょっと蛇足
 *次号予告

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*新作レビュー
「gifted/ギフテッド」(マーク・ウェブ監督・米) 原題同
クリス・エヴァンス、マッケナ・グレイス、リンゼイ・ダンカンほか出演。

 特別な才能のある子供をどう育てるべきか。
 随所にアメリカらしさが滲む大人たちの事情をよそに、奔放にスクリーンに
新鮮な活力を注ぎ込むこの物語の主役、7歳のメアリー役、マッケナ・グレイ
スが好演。子供が主役の映画は子役で決まるというが、本作もまさにその典型
といえる。登場人物の相関関係もよく整理され、101分という時間尺に対する
完成度が高い人間ドラマだ。

 フロリダに住むフランク(クリス・エヴァンス)と7歳のメアリー(マッケ
ナ・グレイス)。親子のような二人だが実はメアリーはフランクの亡き姉で天
才数学者といわれたダイアン・アドラーの遺した一人娘、つまり二人は叔父と
姪の関係なのだ。
 小学校登校初日からメアリーは反抗的な態度と毒舌を吐き問題児扱いされる
が、担任のボニー(ジェニー・スレイト)は、彼女の計算能力が並外れているこ
とに驚く。やがてメアリーに英才教育を施す「ギフテッド校」への転校を校長
から打診されるがフランクは断る。普通の子供として育てたいというのが、彼
の方針だった。

 そんな中、何年も会っていなかった母、イブリン(リンゼイ・ダンカン)が突
然二人の前に現れる。メアリーの才能を知った彼女は自分が引き取って英才教
育を受けさせると言い、やがて親権と生活環境をめぐる裁判に発展する。
 厳格な教育者で自らの夢を子供や孫で実現させようとするイブリンと、姉の
意向もあり真っ向から対立するフランク。良かれと思った選択が思わぬ方向に
展開し……。

 まるで父と子のような二人の、くすっと笑える掛け合いが基調として良い味
を出している。天才少女メアリーは生意気で鼻っ柱が強い。頭の回転が速く大
人と堂々と渡り合う勝気な性格で、フランクが普通の子供らしく育てたくなる
のももっとも。ただ彼女の言うことと行動はどれも間違っていない。大人の基
準の方が実は違っていて、そこを突くメアリー語録が実情の中の矛盾をうまく
言い当てている。

 厳格な教育者で頑ななイギリス人気質のイブリンに、疑似親子のような二人
は翻弄される。それぞれの主張はどちらも正しい。子供は親の考え方次第、育
つ環境を子供からは選べない。メアリーは嫌っていた学校にも順応しているが、
子供がどちらに転ぶか紙一重の選択をするのは、だいたい大人なのだ。
 
 適材適所の配役と役者陣の技量も光る作品である。
 まず何といってもメアリー役のマッケナ・グレイス。大人顔負けの生意気さ
と欠けた前歯のあどけなさが絶妙。台詞も演技も上手い。女の子にしては動き
も俊敏なので、本作の活躍ぶりは今後のオファーに繋がるであろう。
 フランクの隣人でメアリーの子守も引き受けるロバータ役のオクタヴィア・
スペンサーはもはや女性版モーガン・フリーマンともいうべき安定した演技と
存在感だ。ボニー役のジェニー・スレイトと、フランクの弁護士役、グレン・
プラマーもいい助演ぶりである。片目の猫、フレッドも重要なキャストだ。
 
 普通のコミュニティーにも良いところと悪いところがある。特別な世界にも
良いところと悪いところがある。当初の見込みとは過程も結果も必ずしも一致
しない。しかし特に子供はやり直せる。
 その体験が良かったのか、その才能を持つことが良かったのかどうか、答を
出すのはまだまだ先のこと、どうにでもなれるメアリーがまぶしい。
 
 *「gifted/ギフテッド」公式サイト↓
http://www.foxmovies-jp.com/gifted/

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*ちょっと蛇足
TOHOシネマズ海老名 スクリーン5 C-8にて。観客約40人
 今回も前のど真ん中で鑑賞。良い席で堪能させてもらいました。

 映画とはまったく関係ありませんが、またボーカロイド曲用に書いた歌詞が
2つ採用になって出来上がりましたので興味がありましたら聴いてみて下さい。
1曲は打ち込み全開のアップテンポ、もう1曲はスローバラードです。
(HU名義で書いています)
「In the Storm」http://piapro.jp/t/y0fy
「時間旅行」http://piapro.jp/t/V9ke 
動画https://www.youtube.com/watch?v=hH_jh82nNQg&list=RDMMhH_jh82nNQg
 
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*次号予告
次号新作レビューは未定です。

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シネマトコラム

発行者 上間秀彦
連絡先 g-note.uema@nifty.com
 『まぐまぐ』感想フォーム↓
http://form.mag2.com/trigawiowo

 発行板
*『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら→ http://www.mag2.com/m/0000231303.html

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