裏「斬り」自動車談義

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さてさてゴールデンウィークも一般の人はほとんど終わり、一部では
今週の土日も巻き込んで超大型ゴールデンウィークという羨ましい人たちも
いるとか・・・。

今回は前回からの続きで洗車機VS手洗い洗車傷が付きにくいのは?
というテーマーで書かせていただいています。

前後編に分けましたので間をあまり空けずに発行という事で・・・

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■手洗い洗車が有利である点

前回のラストでは洗車機が傷に対して不利である点を挙げました。
主に自動ゆえに「手加減」出来ないという点。

セルフクリーニングゆえの汚れの抱え込みなどがを書かせていただきましたが
手洗いは、この洗車機で不利な点をそっくりそのまま裏返したような点があげられます。

●技術
たとえばホームページ中にある「減圧洗車」これは汚れを除去することに
特化した洗車方法ではなく、汚れがひどい場合には多工程になってしまう面倒な洗車方法
ですが、表層に乗った砂埃や泥などでボディーを傷つける心配はほとんどありません。

また洗車機は単方向にしか動かないので、手洗いの様な往復運動による傷が付きにくいと
いう理論もあるのですが、手洗い洗車でも汚れが酷い状態で往復運動せずに
単方向のみの動きで汚れを除去する方法は常套手段であり、全く持って可能な動きです。

「方向性・動きを制限する」「動くスピードを制御する」「ボディーにかける力を調整する」
といった技術だけでも洗車の際につく傷は、回数を重ねるごとに差が出てきます。

※減圧洗車http://car-coat.net/2008/03/post_208.html


●気遣い
洗車と違って手洗いでは、洗車前後、中で気を遣うことができます。タイヤハウス周辺の
泥はねが酷ければ事前に除去をする。洗車で洗う順番、用具が汚れたら濯ぐ回数
などなど、洗車傷が付きやすくなるであろう原因を軽減する措置をとることができます。

※洗う順番・拭き取る順番http://car-coat.net/2008/04/post_238.html


●道具
傷の付きにくいスポンジ、泡立ちのいいシャンプー、使う水量。こういった「道具」を
自らの意思で選択できるのも大きなメリットと言えます。

ただ選択できるというだけではなく、たとえばルーフやボンネットというのは最も
傷が目立ちやすい部分ですが、こういった大きな面はたっぷりと泡立てた
ムートンを使って水で流すように単方向で洗い上げると非常に傷つき少なく
砂埃等を洗い流すことができます。

このように部分や工程によって作業性のいいものを「使い分ける」というのも
手洗い洗車の醍醐味であり利点と言えます。

※スポンジhttp://car-coat.net/cat36/cat124/
※拭き取りクロスhttp://car-coat.net/cat36/cat123/
※シャンプー(特殊含む)http://car-coat.net/cat36/cat126/

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■洗車機が「傷」に対して優位な点

洗車機でも傷に対して優位な点があります。それは上でも少し触れましたが
「往復運動しない」という点です。汚れがひどい場合は特にですが、汚れを含んだ用具での
往復運動は思いのほか傷つきの原因となりえます。

洗車機は単方向(1方向に回転)の運動で洗浄した後にブラシに残った汚れの大半を
水分と遠心力で外に出してしまいます。(これを自浄作用と言います)
と言っても自浄作用自体完璧なものではないので限界はあります。

もうひとつ、こちらの方が大きいです。

ボディー形状にもよりますが、凹凸の少ないセダンやミニバンなどでは洗い残しが少ない
という点です。意外とこれは大きなメリットになります。

洗車傷が付く割合は洗車中よりもむしろ拭き取り時に発生する割合が
高いといわれていますが、これは異物が直接ボディーを傷つけない役割を担っている
「水膜」が切れる瞬間が訪れるからです。

洗車中はカーシャンプーによる泡とたくさんの水分が「膜」となって異物(砂など)があっても
ボディーに高い圧力で押し付けられるのを減衰していますが、拭き取り時には
文字通り「水分を拭き取っている」ので水分防御膜による減衰が効かなくなります

これが「拭き取り時に洗車傷が発生しやすい」と言われている所以ですが
この現象を助長してしまうのが「手洗い洗車時の洗い残し」です。

人間の動きはどうしても直線的になってしまうので「洗い残しやすい場所」を
意識して洗車しないと、よっぽど慣れていない限りどうしても洗い残しが発生します。
慣れ、そして丁寧に慎重に作業を行う事で回避できますが、荒い残しの汚れをふき取って
そのクロスでさらに他の部分を拭き取ることによって、細かいスクラッチを増殖させてしまう・・・

こういった事は気付かずとも非常に日常的に起こる事で、気が付くと洗車傷が増えている!
という原因の多くを占めていると、私は考えます。

洗車機は良くも、悪くも自動。形状によって限界はありますが、平面における洗い残しは
(頑固な汚れが落ちないなどは別として)皆無に等しいので、ある意味慎重さに欠ける
手洗い洗車より洗車傷に対して優位であるとも言えます。

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■セルフ型洗車機の活用

門型洗車機と言えばコースを選択すればあとは全て自動というイメージだと思いますが、
「セルフ型」の洗車機を活用すれば手洗い洗車の手助けとすることが可能です。

実は門型洗車は工程のプログラムによってコースの組み合わせを
自由に変更できるのですが、これは洗車場の管理者が決めるか、納入業者がある程度
決定してしまうため「ありきたり」なパターンが多くなっています。

中には手洗い洗車をサポートするためにブラシを回さず「濯ぎ」や「シャンプー」だけの
工程をサポートしているセルフ型の洗車機も存在します。

こういった洗車機がある場合は、何もブラシを回して洗浄するだけが洗車機ではありません
使える機能は使って洗車すると手洗いの効率も上がります。「洗車機を使った手洗い」
というのも有りということです。(これが常識になっている人もいると思います)

また、これは手洗い洗車ユーザーは既に多くの人がやっていることかもしれませんが
全自動タイプの多くみられる門型洗車機でも「乾燥」だけの工程、すなわち
ブロワの単品工程の活用はお勧めです。

手洗い洗車後に最小限のタッチで水分除去の拭き取り工程が行えるように
「ブロワ」だけでも活用することをお勧めします。
特に撥水・疎水系のコーティングがかかっている場合はかなり水分が吹き飛んで
拭き取り工程に要する時間を軽減してくれます。

拭き取りの負荷が減る=拭き取り回数が減り洗車傷が付く機会が減少する。
さらにイオンデポジットが付く機会も減少するかと思います。

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■洗車の価値を洗車傷だけに拘るべからず

車の美観にこだわるならやはり「洗車傷」を第一に考えて「手洗い洗車」を行うと思いますが
洗車傷だけを考えて、いかに丁寧に洗車したとしても「美観に直結する」とは言い難いのです。

洗車中に加わるダメージは洗車傷だけではなく、ケミカルや水道水の乾燥による
染み・イオンデポジットなども車の美観を著しく損ねる原因となりえます。

丁寧に慎重に作業して洗車傷を作らないことはもちろんなのですが、作業効率を考えた
手順とスピードをもって実行しなければいけないということです。これは洗車を行う環境
たとえば夜間や早朝にする、とか曇った日に洗車するという心掛けである程度解消できますが
それでもスピードと高効率化は求められます。

自宅洗車の場合は自由に加水出来るので、乾燥する前に頻繁に加水してダメージを
防ぐことも可能ですが、負荷を考えるとやはり短時間化することは大切です。

実は私自身が濃色車に乗っていながら、洗車傷よりもデポジットやケミカルダメージに
重点を置いて作業するため、本来ならスポンジの動かすスピードはゆっくりの方がいいのですが
特に夏季においてはシャンプーの泡とスポンジの材質、あとは加圧に気をつける他は
スピード重視で洗車します。

これは個人の価値観であり「デポジットこそ美観を損ねるのである!」と言っている訳ではなく
自分自身がどちらを気にしているかによって変化するものなので確たるものではないです。

洗車中に時間をかけ過ぎてデポジットを作ってしまった・・・などという経験がある人は
自分の中で価値観のバランスを見直してみるのもいいかもしれない?という一つの提案です。

例えばその考えの中で、「洗車機+撥水系のコーティング+ブロワ」で洗車中の
水道水デポジットの付く可能性を軽減してみるのはどうか?と手洗いから離れて考えたとしても
もしかすると満足のいく結果があるかもしれないということです。

自分の中で「価値観のバランス」を見つけて上手く洗車と付き合っていきましょう。

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■後記

いつにもまして自論書きたい放題で申し訳ありませんが
私は常に「自分の考えはこうである」というものを持っていますが、後の経験や
他人の意見でいとも簡単に考えは変わります。

悪く言えば自分の中で確たるものがないのか!と思われるかもしれません。

メルマガやホームページで情報発信することによって、掲示板にも意見が集まり易くなる
同じ趣味を持ち、研究する人たちが意見を寄りあって新しい知識となり技術となる。
それが楽しくて私は、「私の場合はこうである」と書き続けるのかもしれません。

次回はちょっと趣向を変えて・・・・

「アーシングでエンジンがかからなくなる」というお話を書かせていただきたいと思います。
これは以前から警鐘の一環として書こうと思っていた議題です。

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