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メルマガ名
憧れのヒマラヤトレッキングに出かけよう!
発行周期
不定期
最終発行日
2014年05月03日
 
発行部数
46部
メルマガID
0000255755
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
スポーツ・アウトドア > 釣り・アウトドア > アウトドア

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久しぶりのメルマガ配信になりました!
G.Wいかがお過ごしでしょうか?
今回のメルマガでは・・・
エベレスト登頂を目指していた『イモト』を陰で支えていた
スタッフの方について書きました。

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【イモト!頑張って欲しかった】

太い眉毛におかっぱ頭のお笑い芸人である「イモト」

キリマンジャロ、マッターホルン、アコンカグア、マナスル・・・
人気テレビ番組の企画で、数々の海外登山を順番にクリアしながら、
5月のエベレストの登頂を目指していた「イモト」の活躍が注目される中で、
彼女の登山の裏では、「登頂するために」緻密な計画を練っていた
ある一人の登山家がいたのを知っているのだろうか?


【番組作りの裏で緻密に計算される登山計画】
 
標高8000mを超えるデスゾーンの中で、頂上を目指すイモトの登攀活動を撮影し、
後日放送しなければならないというテレビ局からの圧力が登山者を危険にさらしてしまう。

イモトは色々な仕事をこなしながら、合間を使って可能な限り登山の
トレーニングを行ってきたのだろうが、プロから言えばお粗末なものである。
むしろ、そんな状態でも過去の登山で成功を手にしてきているの立派である。
彼女自身の身体能力を評価してしまうのだが、
実はその身体能力を最大限に引き出していたのは、陰で支える登山家がいたからだ。

今回のエベレスト登山においても、予定通りの日程で、
BC到着時までに彼女のコンディションを整えなければならない事や、
撮影に徹する複数のカメラマンのコンディション、
カメラマン一人一人にサポートを付けて、
決定的な映像を取りこぼさないように考えたりと・・・・

企画に携わる人が多ければ多いほど考えることが膨大になってしまう中
不眠不休で計画を練り上げていたのである。

2011年、私は地元テレビ局のヒマラヤ取材のコーディネートをさせてもらったが、
この時も何度もイレギュラーな出来事が起こり、演出や機材のトラブル等で大変だった。
予備のカメラを使ったり、再カットの連発だった・・・・。

やり直しもできたが、今回のイモトの場合は国民的人気者。
スケジュールの忙しさも半端なく、それすら不可能な極限状態である。
一発勝負と言う、背水の陣で挑むN氏の仕事はプロそのもの。
登山は突然のハプニングが付きものである。ヒマラヤを登山ガイドする1人として、
N氏が行う登山の戦略がとても気になっていた。


【悲劇は起こった・・・】

4月18日、エベレスト史上最大の悲劇が起こった。
標高5800m付近で起きた雪崩により、
16名の勇敢なシェルパの大量遭難となってしまった。

キャンプ1が設営される最も危険であると言われている
アイスフォール(氷瀑)帯の上部、標高5800m付近の崩落が引き金になって、
ルート工作に必要な装備を担いでいた大勢のシェルパをめがけて、
轟音をあげながら一瞬で彼らを飲み込んだのだ。

BCからこのニュースが飛び込んできて、WEB上で紹介されると同時に、
視聴者はツイッターを通じて、イモトのエベレスト登山の継続を反対する
コメントが寄せられた。

私はその意見にも賛同しつつも、N氏が「どのようにこの苦境を乗り切るか?」と
、登山の継続を強く願った。


【登山隊が抱えるシェルパの激減】

現在、エベレスト登山において、
SPCC(SAGARMATHA POLLUTION CONTROL COMMITTEE 
訳:サガルルマータ 環境コントロール委員会 )が中心になって、
各隊との調整役を務め、公平な登山活動が行われている。

その中でも、各登山隊が最も苦手とするアイスフォールの帯のルート工作。
SPCCに所属するシェルパ達が登山者に代わり、
標高5100mのベースキャンプからサウスコル(7950m)に至るまで、
責任を持ってルート工作を行い、登山道の整備を行っている。

かつて、登山隊は優秀なクライミングシェルパを奪い合い、
競って頂上までルート工作を行わせていたが、
現在はSPCCが行うので、登山隊が直接雇用するシェルパは大幅に激減した。

直接雇用のシェルパ達は登山者に同行しながら、
酸素ボンベなどを上部のキャンプ地に荷揚げするポーターの仕事と、
SPCCが行わないサウスコルから頂上に至る部分の
ルート工作を主な仕事として活躍。

SPCCの制度が導入されてからは・・・
エベレストに挑む者は高額な登山料とは別に、
アイスフォールのルート工作費用として、登山者一人ずつから費用を徴収し、
SPCCに所属するシェルパの報酬やエベレスト地域の整備等に使われている。

この制度のおかげで外貨が直接シェルパ達に入り、
エベレスト地域の発展に繋がり、同時に・・・
登山隊が支払ってきた登山にかかる費用が減少し、
登山の労力も大幅に軽減されることに。


【SPCC制度のメリット】

1.直接雇用するシェルパはゲストと同行するものに限られ、人件費と装備費が低減
2.隊ごとに張られた無数のロープが一本化され、不必要なロープが無くなり、環境改善
3.登山隊に代わり、常時ルート工作をしてくれるので、登山に集中できる
4.隊の総荷揚げ量(ロープや梯子の不要)が減り、輸送コストが減少
5.総登山費用が低減し、商業登山が可能に

SPCCを利用することで、今日のエベレスト登山は行われている。


私の友人であるシェルパ(ツェリン・テンジン・シェルパ)は、
このSPCCに所属し、今春3月の中旬にナムチェからエベレストBCに移動し、
日々神々の座に挑もうとする登山隊を監督する仕事を行ってきた。

登山隊はカトマンズの観光省が発行するエベレスト登山許可証を携帯した上で、
申請したルートに従って登山を行う。
彼は登山隊が登山規則に従って、決まったルートで登攀活動を行っているか
チェックしていた。

小社のツアーでゴーキョトトレッキングに出かけられた方なら
彼と出会っていると思う。
ナムチェバザールで滞在する際、小社が利用するロッジの息子である。

以前から彼とFB【フェイスブック】で繋がり、
彼が毎日エベレストBCから送ってくれる様々な生情報を共有し、
世界最高峰で繰り広げられる人間と自然との闘いを見ていた。



今回、イモトが挑戦する登山を陰でサポートしていた
日本の登山家の緻密な計画を私は楽しみにしていた。
彼自身、エベレストにも複数回登頂していて、
名実ともにある登山家である。

イモト自身の「身体能力」や「運」はもちろんの事、
彼の数々の登山経験から得た教訓をベースに、
緻密な計画を練られ、放映された数々の登山が成功裏となったのも過言ではない。

番組の構成上、イモトの活躍がどうしてもクローズアップされてしまうのは
否めないが、登山者の身体能力や運よりも、計画時の対策によって
成功の8割が決まってしまうというのが登山である。


【各隊がみんなで知恵を絞った!?】

SSPCに所属するシェルパのルート工作が中止されたことにより、
彼らが用意する膨大なロープや梯子、アイスバーも
使用できなくなってしまったのである。

今までバラバラに活動していた各隊はみんなで話し合いをすることに。

互いの利害関係を考えず、登山の継続のために色々と意見が出たと思う。

登攀器具の再準備も不可能であり、
各隊が直接雇用しているシェルパを集めても、
頂上に至るまでのルート工作に要する時間が足りず、
断念と至ったのではないかと思う。

結果的に、後味の悪い登山中止となってしまったが、
次のチャレンジの際、この点をどのようにクリアーしていくかが、
登頂をつかむポイントになるのではないだろうか。

どんな登山においても100%の安全や成功はありえないが
どんなトラブルやハプニングに対しても、冷静に考え、
的確に判断できる経験と実行力が必要である。

イモトの登山が成功するために・・・
N氏の頭の中でプロジェクトがスタートしたと思う。


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 * ヒマラヤ専門ガイド
 * 発行人: ヒマラヤトレッキング専門 サパナ代表 浅原明男
 * 弊社HP:< http://www.sapanatrek.com >
 * E-MAIL:< info@sapanatrek.com >

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