ゲンさんの新聞業界裏話

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新聞拡張員ゲンさんが、悪質な勧誘員から身を守る方法、営業理念や人生勉強に役立つ情報、新聞業界の裏話などを全編関西弁で語りかけます。人情味あふれる含蓄の深い世界をお楽しみください。

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メルマガ名
ゲンさんの新聞業界裏話
発行周期
週刊
最終発行日
2017年07月21日
 
発行部数
571部
メルマガID
0000265583
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ニュース・情報源 > 業界ニュース > メディア

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  第476回 ゲンさんの新聞業界裏話  2017. 7.21


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目次

   ■考えさせられる話……その8 豊田真由子女史騒動について 

    
   
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■考えさせられる話……その8 豊田真由子女史騒動について


Tさんという古くからの読者の方から、『豊田真由子女史騒動について』と題
された質問が寄せられてきた。

……………………………………………………………………………………………

政治家の豊田真由子女史が元秘書に投げかけた言葉が波紋を呼んでいます。

元秘書曰く、暴言・暴行の類が横行していたと告白しているのです。

確かにICレコーダーに件の内容が録音されており、世論は元秘書に同情的で豊
田真由子パッシングが展開されました。

しかし私の意見は世論とは全くの正反対でして、元秘書の仕事に対する意識・
取り組みに問題があると思うのです。

豊田女史の国会での答弁の様子を拝見する限り、第三者には礼儀正しい人物な
のでしょう。

ならば、豊田真由子女史は元秘書を仲間と認識しているからこそ、辛辣な言葉
を浴びせていたのではないでしょうか?

公開の意図の下に、ICレコーダーに録音するとは卑劣な行為です。しかも元秘
書の仕事上のミスで叱責されたようなのです。

政治家の秘書になるからには艱難辛苦は覚悟して当然ですし、豊田真由子女史
の仕事のプレッシャーは元秘書の比ではないはずです。

秘書とは言え国政に携わる人間が、どうして丁寧に扱ってもらえると思ったの
でしょうか?

拡張員ならばこの程度の暴言は日常茶飯事であり、元秘書とは比較にならない
くらいの心労があるはずです。

この件についてゲンさんとハカセの意見を述べて下さい。

……………………………………………………………………………………………

と。

いつもなら、Tさんの質問にはサイトのQ&Aで回答しているのやが、『第4
63回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■メルマガとHPとの併用についてのお願
い Q&A編 Part1』(注1.巻末参考ページ参照)でも話したように、
現在、HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』が更新不能状態になっているため、
メルマガ誌上の『考えさせられる話』シリーズの一つとして取り上げさせて頂
くことにした。

Tさんが『私の意見は世論とは全くの正反対でして』と言われるのは自由で、
個人的な意見、見方ということなら尊重したいと思う。

ただ、『この件についてゲンさんとハカセの意見を述べて下さい』ということ
であれば、残念ながらTさんのご意見に同調するのは難しいと初めに言わせて
頂いとく。

豊田真由子氏の問題については、『第474回 ゲンさんの新聞業界裏話 
■今回の東京都議選の選挙結果を勧誘トークとして活用したい』(注2.巻末
参考ページ参照)で、『2017年東京都議会選挙における自民党都議連惨敗
の要因、あれこれ』の中の一つの事例として、

……………………………………………………………………………………………

8.豊田真由子衆院議員、暴言音声の公開。

6月22日発売の「週刊新潮」で、自民党の豊田真由子衆院議員(42)が「秘
書に罵声を浴びせた上に暴行を加える、前代未聞の振る舞いをしていた」との
記事を掲載した。

同誌には、「安倍チルドレン『豊田真由子』代議士の“絶叫暴行”を秘書が告
発」とのタイトルの記事で、元政策秘書だという男性の告発が掲載されている。

記事では「殴る蹴るハンガーで叩くといった暴行は断続的に行われ、男性には
『顔面打撲傷」『左上腕挫傷』等の診断書が出されている」としている。

また、「デイリー新潮」がYouTubeで公開した音声データには、豊田氏とされる
人物が「この、ハゲーっ!」、「これ以上私の評判を下げるな!」などと大声
で叫ぶ様子や、男性が「もうすいません、叩くのは…」と怯えるように謝る様
子、「ボコッ」という打撲音など、生々しいやりとりが収められていた。

正直、この報道を最初に聞いた時、理屈抜きに腹を抱えて大笑いした。

このこと自体はバワハラに属するもので、政治家の失言としては、それほど大
きなものとは思えんが、何分にもインパクトが強すぎる。

現在、第2弾、第3弾と続けざまに、豊田真由子衆院議員の音声データが公開
されていて、茶の間では格好のネタとして取り上げられている。

尚、豊田真由子衆院議員は現在、自民党に離党届けを提出して入院中とのこと
で、当分騒がれるやろうと思う。

まあ、身から出た錆とはいえ、今後、この事は半永久的に残り、かなり先の未
来まで語り継がれるやろうと思う。もちろん、笑い話の一つとして。

一部の知識人、芸能関係者といったコメンテーターと称する人たちが、隠し撮
りしたものを公開することについて意義を唱えているケースもあるようやが、
弱者の取るべき方法としては間違ってはいないと言うとく。

この隠し撮りについては、4年以上も前の2013年2月8日発行の『第24
4回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■秘密録音の是非について』(注3.巻末参
考ページ参照)で話したことがある。

「秘密録音」と言うと何やら怪しげに聞こえるかも知れんが、弱い立場の人が
強い立場の人間や権力者に対抗し得る方法であることには違いないと思う。

人に知られて困るような言動、人を傷つけるような言葉を吐いた者が悪い。

いつ如何なる時でも言うたらあかんことは言うべきやない。そして言うた言葉
には責任を持つべきや。

それさえ心得ていれば、どこで誰に「秘密録音」されようと困ることなどない
し、慌てる必要もないと思うがな。

いずれにしても、この一件は、そのインパクトの強さから自民党の評判を著し
く下げ、有権者の投票行動に多大な影響を与えたことだけは確かやと思う。

……………………………………………………………………………………………

と言うた。

『豊田真由子女史は元秘書を仲間と認識しているからこそ、辛辣な言葉を浴び
せていたのではないでしょうか?』というのは、この録音を聞く限り、それは
考えにくい。

豊田議員が元秘書の方を『仲間』としてではなく、絶対の主従関係にある部下、
使用人として接していたのは一目瞭然や。何を言うても、しても逆らうことの
できん相手と承知した上での言動やと。

ワシは、今まで、こういう言動をする者を数多く見てきた。あこぎなヤクザの
組長や新聞拡張団の団長、ブラック企業のワンマン経営者といった連中の大半
が、そうや。その殆どがロクな人間やなかった。

『豊田女史の国会での答弁の様子を拝見する限り、第三者には礼儀正しい人物
なのでしょう』と言われとるが、例えそうであったとしても、今回の言動を是
とする理由にはならん。

逆に裏表の激しい人間やということを自ら証明しとるようなもんやしな。表面
(おもてつら)だけ良くて裏に回れば悪口雑言の限りを尽くす輩というのは最
低の人間やと相場が決まっている。

悪いが、そんな人間を擁護する気には、とてもなれん。その手の輩は必ず馬脚
を顕す。今回の騒動は、その典型的な例やと思うがな。

『公開の意図の下に、ICレコーダーに録音するとは卑劣な行為です』という指
摘もワシには理解できん。

卑劣な行為どころか、弱者にとっては強者に対抗するための正当な手段に思え
る。

ワシはHPやメルマガを始めた当初から、今回のような「秘密録音」について
は有効かつ効果的な方法と考え、サイトQ&Aの回答において恒常的に勧めて
いることでもあるしな。今後も、その姿勢を変えるつもりはない。

今はそれほどでもないが、サイトを開設した当初は、「そんなことを言うた覚
えはない」、「どこにオレが言うたという証拠があるんだ」といった調子の悪
質な勧誘員に悩まされ困っている人からの相談が多かったこともあり、一つの
方法として言い出したことや。

ワシが、Q&Aで相手の言葉を録音しとくようにとアドバイスするのは、そう
でもせな、善良な人が、あこぎな連中に対抗することが難しいと考えたからや。

拡張員の中には平気で前言を翻し「そんなことを言うた覚えはない」と、言う
た言わんの水掛け論に持ち込み、それで良しとする輩がいとる。

水掛け論になれば、どこまで行っても平行線のままや。それを証明する術のな
い人にとってはどうしようもなく泣き寝入りするしかなかった。

その対処法として「会話を録音するように」と推奨し始めたわけやが、実はこ
れにはもう一つ、別の狙いもあった。

それは「秘密録音」を推奨することによって、不用意な言動やええ加減な事、
ウソを言う勧誘員たちの警告にもなると考えたからや。

本来、新聞勧誘というのは客を騙したり、脅したりして商品を売ったらあかん
仕事や。言葉使いも「お客さん」という意識を強く持って「新聞を購読して頂
く」という気持ちで丁寧に接するのが当たり前やと思う。

しかし、残念ながら、そんな当たり前のことが分からん者が新聞勧誘員の中に
はいとる。

その言い分は「そんな甘いこと言うてたんでは拡張なんかできるかい」という
ものやが、はっきり言うがワシはそんな戯言(たわごと)を吐く者を相手にす
るつもりはない。

サイトのQ&Aは13年間続け、多くの読者の方々から支持して頂いたことも
あって、ある程度世の中に認知されているものと確信している。

少なくとも、新聞勧誘の揉め事で困り、ワシらに助言を求めて来られた人たち
の役に立っているはずやという自負もある。

それもあって、ワシらが言うた事にはそれなりの影響力があるのやないかと考
えとる。

実際にも「秘密録音」することに効果があると知った多くの人が、実践してお
られるという報告も数多く届いとることでもあるしな。

一般の人に「秘密録音」のことが広まれば、当然やが、あこぎな連中でも言動
に用心して勧誘するようになるから、トラブルも減るはずやと考えた。

勧誘のトラブルが減れば世間の目も確実に変わってくる。そう信じている。

隠し録りするのは違法やないのかという意見もあったが、違法性がないという
ことも確認している。

しかも、その録音データ自体、裁判の場では証拠能力の高いものとして評価、
認識されてもいる。

実際、今回の豊田真由子衆院議員の場合は、バワハラ事件、暴行事件として立
件される可能性が高いと見られているが、その際の有力な証拠として、今回の
音声データが採用されるのは、ほぼ間違いないものと思われる。

Tさんは『元秘書の仕事に対する意識・取り組みに問題があると思うのです』
と言うておられるが、それは逆で、豊田議員の方こそ大いに問題があると考え
るがな。

豊田議員は常識を弁えない自分本位で我が儘勝手な性格、性状の持ち主やった
ということを伺わせる報道が、今回の問題が発覚する2ヶ月ほど前にあった。

……………………………………………………………………………………………

http://www.sankei.com/smp/life/news/140429/lif1404290008-s.html
より引用

自民・豊田真由子衆院議員、ルール違反 園遊会に招待者以外同伴


 天皇、皇后両陛下が主催されて17日に赤坂御苑(東京・元赤坂)で行われ
た春の園遊会で、豊田真由子衆院議員(39)=自民・埼玉4区=が、本来は
入場が認められない招待者ではない女性を連れて入場したことが28日、分か
った。宮内庁は衆院側に対し、園遊会のルールの周知徹底を改めて図ることを
求めたという。.

 外交団を除き、招待者は各界功労者らとその配偶者に限られ、入場案内には
「招待された方以外の方は、会場に入れません」と明記している。閣僚や国会
の委員長ではない国会議員の場合は約4分の1ずつ、衆参両院の事務局が人選。
宮内庁関係者によると、豊田議員は本人と夫が招待者だったが、親族とみられ
る女性と入場したという。.

 付き添いが認められるのも車いすなどの招待者の介助者に限られ、同庁関係
者は「入場が認められない人は受付でお断りするが、『陛下のお客さま』にあ
まり強制的な対処はできない」と困惑している。.

……………………………………………………………………………………………

この時の詳しい状況として、

……………………………………………………………………………………………

2014年春の園遊会には、豊田衆議院議員と、その夫が招待されていた。と
ころが園遊会当日、豊田議員は母親を伴って、赤坂御苑の国会議員用の受付場
所に出向いた。

その際に、豊田議員は同伴者について「事前に夫から母親に変更する旨を連絡
した」と説明したが、困惑した受付の担当者が「いつ、どこの誰に連絡したの
か」と尋ねると、言葉を濁し具体的な説明はしなかった。

宮内庁の職員が招待者以外は入場できないと説明したところ、豊田議員は「な
ぜ入れない!」「入れなさい」などと大声で恫喝した。

さらに、宮内庁職員が手に持っていた配偶者用のネームプレートを奪い取ると、
それを自ら母親の胸に付け、勝手に会場に侵入してしまった。

宮内庁の職員は、なおも食い下がり、母親は入場できないと再三にわたり説明
し理解を求めたところ、今度は母親のことを「私の配偶者だ」などと主張し始
め、無理やり突破してしまった。

園遊会はおめでたい場であり、騒ぎを避けるべきだとの判断から、職員らは豊
田議員の侵入を食い止めることができなかった。

しかし、宮内庁においては「あってはならないこと」との声が強まり、衆議院
に対しルールの周知徹底を要請する事態となった。

さらに、宮内庁によれば、同伴者の変更についての事前連絡があったとの事実
は確認されていないとしている。

マスコミの取材に対し、豊田議員は「わたくしの誤解により、関係の皆様にご
迷惑をおかけいたしました。以後、厳に気をつけます」と回答している。

園遊会の招待者は、原則として本人と配偶者のみに限られており、園遊会の前
身となった観桜会や観菊会以来の伝統とされている。

特例で娘を招待する場合がある外交使節団や、身体が不自由な招待者を介助す
る付添者以外は、例外は認められていない。園遊会の案内状にも、招待者以外
は会場に入れないと明記されている。

宮内庁職員だった山下晋司氏によれば、過去にも招待者以外を同伴し入場させ
るよう談判を試みた者がいたが、いずれも全て断られていたという。

親、祖父母、子であっても原則的に同伴はできず、代理も認められないことか
ら、山下氏は「事前連絡で了解を得るなんて、そもそも認められるはずもなく、
(誤解というのは)ウソではないのか」と指摘している。

また、山下は、宮内庁職員が招待者の身柄を取り押さえるようなことはできな
いとしたうえで、「宮中行事に際してルールを守らない人がいるということ自
体、そもそも想定していない」と述べるなど、対応の難しさを説明している。

……………………………………………………………………………………………

という話がある。

『招待者は各界功労者らとその配偶者に限られ、入場案内には「招待された方
以外の方は、会場に入れません」と明記している』にも関わらず、結果として、
その通達を無視して『招待者ではない女性(豊田議員の母親)を連れて入場し
た』ということになる。

通常、こんなルール破りをする者、しようとする者はいない。実際、園遊会始
まって以来の不祥事やったということでもあるしな。

さすがに、この時は豊田議員も拙いと考え謝罪しているが、もともと、そうい
った自分本位な考えを他者に対して押し通そうとする強引な性格の持ち主やっ
たというのが、このことからも窺い知れる。

宮内庁職員だった山下晋司氏が『「事前連絡で了解を得るなんて、そもそも認
められるはずもなく、(誤解というのは)ウソではないのか」と指摘している』
ということやが、ワシもその意見に同感や。

豊田議員の言うてることは、その場限りの言い逃れのために創作した可能性が
高いと思う。

まあ、これなんかは、当時、飛ぶ鳥を落とす勢いにあると言われていた自民党
の後ろ盾を以てすれば造作なく押し通せ、意のままになると勘違いしたからや
ろうがな。

まさに、「虎の威を借りる狐」そのものや。後に、今回のような問題を引き起
こしたというのも、そう考えれば納得できる。

すべては、豊田議員の性格、性質、性状に起因していたと。ちょっときついか
も知れんが、ワシには、そう思えてならん。

さらに言えば、今回の件を告発した元秘書の方は、苦渋の決断の末、やむを得
なくやったことやとワシらは見ている。

そのことは、この元秘書の方の立場になって考えれば分かりやすい。

この元秘書の方が、こんな告発をしたところで何の得、利益にもならんやろう
と思う。

それどころか、そうすることのマイナス面、デメリットの方が大きすぎるとい
うことも分かっていたはずや。

元秘書の方にとって豊田議員の悪事をバラすということは自らの職を失うこと
を意味する。事実、このことを暴露した元秘書の方は仕事を辞めておられるし
な。

そして、こんな暴露じみた真似をすれば、政治の世界で秘書として今後仕事を
続けていくのが難しくなるやろうというくらいのことは、どんなアホな人間で
も分かるわな。他の議員に雇って貰えるはずなどないと。

それでも元秘書の方は暴露に踏み切った。その結論に至るまでには、かなりの
葛藤があり、止むに止まれぬ事情があったはずや。

もしくは、相当な怨嗟、恨みがあったかのいずれかやろうと思う。差し違える
覚悟をせなあかんくらいの。

当然のことながら、そこまで追い込まれた人間にとって、『元秘書の仕事に対
する意識・取り組み』がどうあるべきなのか、といった倫理観、理想論など何
の意味もないわな。

そこには泣き寝入りするか、復讐するかの二者択一の選択しか、なかったのや
ないかと推察する。

『豊田真由子女史の仕事のプレッシャーは元秘書の比ではないはずです』につ
いては、ワシなんかに分かるはずがないさかい言及は避けるが、『政治家の秘
書になるからには艱難辛苦は覚悟して当然です』というのは、理解に苦しむ言
い分やと思う。

ましてや『秘書とは言え国政に携わる人間が、どうして丁寧に扱ってもらえる
と思ったのでしょうか?』という質問に対する答えなど、悪いがワシらには持
ち合わせていない。

Τさんは『秘書とは言え国政に携わる人間』は、『丁寧に扱ってもらえないの
が当然』という風に考えておられるようやが、そのことの方が、ワシらには奇
異に感じるがな。

本人が、そう考え意気込む分には何の問題もない。しかし、第三者が『艱難辛
苦は覚悟して当然』、『丁寧に扱ってもらえないのが当然』てなことが言える
仕事など、どこにもないと断言する。

ワシは基本的には職業、職場に主従関係など存在せんと考えとる。あるのは雇
用関係上の上司と部下の関係だけで、人としては対等のはずや。

人は誰かの奴隷ではない。仕事とは、働く者が労力と時間、技量を提供し、使
用する者は、その対価として報酬を支払うことで成立するものや。

そこにはお互いをリスペクトし、信頼し合える関係が不可欠やと思う。それが
壊れると、当然のことながら雇用関係も破綻する。

報道によると、この告発をした秘書の方は「政策秘書」とのことや。

「政策秘書」とは、正式には「国会議員政策担当秘書」と言い、国会法第13
2条2項の規定、「主として議員の政策立案及び立法活動を補佐する秘書一人
を付することができる」を根拠として、一議員当たり一人を国費によって採用
することができることになっている。

「政策秘書」になるには、衆議院および参議院の主催する国会議員政策担当秘
書の資格試験に合格するか、選考採用審査認定を受けた者だけに限られるとい
う。その資格試験は上級国家公務員試験並、もしくは、それ以上の高難度なも
のやと。

その採用基準や職務内容の特殊性から法的には、特別職国家公務員扱いという
ことになっている。

このことから、この元秘書の方は、それなりのプライドを持っていたものと考
えられる。

国会議員の多くは「政策秘書」を大事に扱い、「政策秘書」も議員のために、
それこそ命がけで奉仕することが当たり前と考えていると聞く。

Τさんが『元秘書の仕事に対する意識・取り組みに問題があると思うのです』
と言われているのも、そういうことがあるからやと思う。

しかし、豊田議員の場合は、まったく違った。この元秘書の方を大事に扱うど
ころか、虐げていた様子が、その音声データに克明に記録されとる。リストペ
クトとは、ほど遠く、まるで奴隷扱いでもしているかのように。

豊田議員の事務所では、ここ4年半ほどの間で辞めた秘書は100人を超える
と言われているくらい、永田町界隈での評判は最悪やったらしい。

そのため秘書のなり手も少なく、常に不足気味やったという。件の元秘書の方
も「政策秘書」としてより、雑用係兼運転手としての仕事の方が多かったよう
で、事件はそんな背景の下に起こっている。

公開されている音声データから、元秘書の方は不慣れな豊田議員の地元を運転
させられていたようで、そこで道を間違えたことに激怒した豊田議員が、例の
罵声を浴びせ、暴力を振るい、バワハラ行為に及んでいる様子が、よく分かる。

それも一度や二度ではなく、何度も同じようなことが続いたため仕方なく「秘
密録音」したというのが、元秘書の方の言い分のようや。

正直言うて、「この、ハゲーっ!」、「これ以上私の評判を下げるな!」程度
の罵声は、その時々の状況、事情次第では、どこの職場でもありがちなものや
さかい取り立てて問題になるほどのことやないとは思う。

問題は、バワハラ疑惑や暴力行為の方で、これに関しては、如何なる理由があ
ろうとアウトや。犯罪行為として立件される可能性が高いとなれば、尚更やわ
な。

『拡張員ならばこの程度の暴言は日常茶飯事』と言われるとおり、珍しいこと
でも何でもない。よく聞く話や。

もっとも、それを我慢するか、どうかは、その人次第やけどな。

ワシも「ハゲ」た人間の一人やが、面と向かって、そんな罵倒をされたら、ど
んな反応をするか自信がない。例え立場が上の人間であっても、瞬間的に「殺
したろか」と考えるかも知れん。

幸か不幸か、今まで、そんな罵声を浴びせられたことは一度もないさかい、大
きな揉め事になったケースはないがな。

「ハゲ」た人間に対して「ハゲ」と言うのやったら命がけの覚悟で言えと言い
たい。それくらい危険な言葉やと認識して。

それに、今回の豊田議員のように暴力沙汰が加わったら、どうなるか。推して
知るべしやと思う。

その場で血の雨が降らんまでも、確実に怨嗟、恨みの念は残る。それが不幸を
招く結果になることも想像に難くない。

『元秘書とは比較にならないくらいの心労があるはずです』というのも、一概
に、そうとは言い切れんと思う。

心労の度合いは、人それぞれで違うさかいな。同じ事象、出来事でも大きく捉
える者もいれば、さほどでもないと考える者もいる。

一般的に、ワシらのレベルでは暴言に対して怒って喧嘩になることはあっても、
この元秘書の方のように隠し撮りした音声データを一般に公開するようなこと
まではせんやろうと思う。

もっとも、そうしたところでワシらレベルの揉め事では問題にもならんやろう
し、誰も興味すら示さんわな。やるだけ無駄や。

しかし、豊田議員の場合は大反響を呼んだ。理屈抜きに面白いネタとして新聞
やテレビ、週刊誌など数多くのメディア、およびネット上で取り上げられてい
る。

ワシらがサイトで「秘密録音」を推奨している本当の狙いは暴露するためやな
く、その証拠を示すことで、相手の悪質な行為を止めさせる、あるいは謝罪さ
せることにある。

その点で言えば、今回、問題発覚後、豊田議員は元秘書の方に対して謝罪した
ということのようやから、その時点で幕引きにしても良かったのやないかと思
う。

それをせず、第2弾、第3弾と音声データを暴露、公開し続けたのは、やりす
ぎやったと個人的には考える。

そのことが、この元秘書の方に対する唯一の苦言で、それ以外は概ね、やむを
得なかった、恨みを晴らしたかったのやないかということで理解はできる。

もっとも、それが良かったのか、悪かったのかというのは別の問題や。その判
断は個々でして貰うしかない。

ワシらの意見ということなら、そうや。



参考ページ

注1.第463回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■メルマガとHPとの併用につ
いてのお願い Q&A編 Part1』
http://archives.mag2.com/0000265583/20170421082129000.html

注2.第474回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■今回の東京都議選の選挙結果
を勧誘トークとして活用したい』
http://archives.mag2.com/0000265583/20170707082258000.html

注3.第244回 ゲンさんの新聞業界裏話 ■秘密録音の是非について』
http://siratuka.sakura.ne.jp/newpage19-244.html



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■HP『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』新着情報

しばらくの間、このコーナーは休止とさせて頂きます。


『新聞拡張員ゲンさんの嘆き』
URL http://siratuka.sakura.ne.jp/
Mail hakase@siren.ocn.ne.jp 管理人 ハカセ

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『第1話 新聞販売店残酷物語 恩讐の彼方から』完結

『第2話 我ら、やもめ団ここにあり』完結

『第3話 大津坂本人情街道秘話』完結

『第4話 狙われた男たち』完結

『第5話 新聞大逆転の法則』完結

『第6話 黎明期の新聞拡張物語 神武梅乃の伝説』完結

『第7作 新聞業界暗黒物語 悪い奴ら』完結

『第8作 黎明期の新聞拡張物語 受け継がれる伝説』完結

『第9作 カポネによろしく』2017. 4.15 配信開始


著者 白塚 博士

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ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集 電子書籍版パート1
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著者 白塚 博士
出版社 みずほ出版
販売価格350円
購入はPCでも可能。但し、PCでは今のところ読めません。
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作品題名『新聞拡張員ゲンさんの新聞勧誘問題なんでもQ&A選集』
著者 白塚 博士
出版社 みずほ出版
販売価格 1,470円(税込み)

販売方法 インターネット
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