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町医者Dr.tossy koyanagiが毎月その季節の話題をお届け。「TOSSYの近況報告」ではアタマに浮かんだ徒然なコラムをお届けします。

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発行周期
ほぼ毎月、近況報告を兼ねてお届け・・・臨時配信もあります。
最終発行日
2017年06月25日
 
発行部数
156部
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形式
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カテゴリ
生活情報 > 健康・医療 > 生活習慣病

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         【 月 刊 ! 医 学 と 健 康 】

          ~ 役立つ医学と健康の豆知識集 ~

                           (2017.6.25)
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【TOSSYの近況報告】


先日、TBSの新・情報7daysニュースキャスターを見ていたときのことだ。

車を運転中に
ふらふらとまっすぐに歩けない朦朧としたタイガー・ウッズが
警察に取り調べられている様子が映っていた。

その様子を解説していた東京大学薬学部の池谷教授の
「これはゾルピデムの特徴的な副作用に似ています」
との発言には首をかしげざるをえなかった。

この発言は誤りではないが、
一般の視聴者にとってはきわめて誤解が生じやすい。

ゾルピデムは医療用の睡眠導入剤で
一般にはマイスリーの名前でよく知られている。
視聴者の中には
マイスリーが処方されている不眠の患者もきっと多いことだろう。

マイスリーは非ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤で
一般臨床では多く処方されている安全性の高い薬剤である。

マイスリーの副作用として朦朧状態になる可能性がないわけではないが、
朦朧状態をおこすのはマイスリーに限ったことではなくて
一般に多く処方されている睡眠剤や睡眠導入剤、精神安定剤でも
同様の朦朧状態が発生しうる。

どちらかといえば
他のベンゾジアゼピン系薬剤のほうが
ふらつきなどの筋弛緩作用の副作用が出やすい傾向にある。

ちなみに長年臨床をやってきた私にとっては
マイスリーでふらふらと朦朧状態になった例は経験がない。

これを「ゾルピデムの特徴的な副作用」と言ってのけるのは
東大教授としてはあまりにも強引なこじつけではないだろうか。

毎日100編の論文に目を通す教授なのだろうが
論文だけを見てヒトを見ていない学者の
いささか衒学的な発言のように感じる。

新・情報7daysニュースキャスターは
報道・情報番組というよりバラエティー的要素が強いから
コメンテーターの質を期待するのは酷かもしれないが
視聴率がそれなりある番組なのでそれだけに残念な内容だった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ニュースキャスターの小林麻央さんが
進行性乳がんのため34歳という若さで亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。



国立がん研究センターの報告によると

2016年のがん統計予測で

男性の死亡数のトップが肺がん、
女性の死亡数のトップが大腸がんですが、

いっぽうの、がん罹患数でみると

男性のトップが前立腺がん
女性のトップが乳がんとなっていて
2位の大腸がんを3万人大きく引き離して
9万人となっています。




現在、自治体検診として
40歳以上の女性に対して
2年に1回のマンモグラフィー検診が行われています。


勤めている健診センターでも
乳がん検診の結果説明をすることがあるのですが、
マンモグラフィーで

『高濃度乳房』

の方が結構いらっしゃいます。



マンモグラフィーはX線を使った検査で

乳房の中の脂肪は黒く、乳腺は白く

写るのですが、
若い人ほど乳腺が発達しているため
『高濃度乳房』に遭遇する割合が高いのです。

乳がんは小さな白い斑点で写るので
この『高濃度乳房』では
乳がんが見えにくくなります。


全国的なデータはありませんが
福井県と愛知県のデータによると、
高濃度乳房は、

40歳代で54.9-68.8%、
50歳代で35.6-48.1%、
60歳代で25.2-32.3%、
70歳代で9.7-21.3%であり、

40歳、50歳代で高く、60歳以上で低い傾向がみられ
全年齢では約40%を占めるとされています。


このマンモグラフィーを補う検査として
乳腺の超音波検査(エコー)が注目されています。



2015年9月29日の厚生労働省
「がん検診のあり方に関する検討会」中間報告書でも
マンモグラフィ単独検査に比べて
感度及びがん発見率が優れているという研究結果が得られています。


超音波検査を併用することで
【死亡率】が低下することはまだ科学的に証明されていませんが
人体に無害の超音波検査は有用な検査だと思っています。


私は健診センターでは
『高濃度乳房』の方には
その旨を説明して
乳腺エコー検査をお勧めするようにしています。






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○「TOSSYの近況報告」のバックナンバー

http://blog.livedoor.jp/igaku_to_kenko/
(写真付きでUPしてあります。)


○「町医者夢想譚」

http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=31879

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【注意・免責事項】
●一般の方向けの内容なので、厳密な医学用語は使用していません。
●医学的な専門性から考えた場合に表現の異なる場合もあると思われますが、
 なるべく平易な表現を使用するようにしてあります。
●個別の健康相談を行うものではありません。
●体の状態は個人によって異なっています。現在治療中の方はかかりつけの
 主治医と相談をしてください。
●ご自分の責任の範囲でご利用ください。記載内容を利用し生じた結果につい
 て、当方では責任がとれませんのでご了承ください。
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(裏)
7月は予備校の仲間と新宿で飲む予定。
久しぶりだなぁ~








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