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町医者Dr.tossy koyanagiが毎月その季節の話題をお届け。「TOSSYの近況報告」ではアタマに浮かんだ徒然なコラムをお届けします。

 

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                           (2017.5.1)
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【TOSSYの近況報告】


読書が好きだ。

今この場で読んでいるのは、文春文庫「壇蜜日記」。
まさしくセクシーグラビアタレント壇蜜の日記である。
彼女は最近では女優業や教養番組のゲストとしてもご活躍中だ。

日記だから毎日の出来事が書いてある。
だから十分な校正をすることはないだろうが、
文脈を考えながら読まないとちょっと奥の深い話もあって、
サラッと読み流せる日記というわけではない。

仕事とプライベートの間で揺れ動く、
彼女らしい、せつない日々が流れていく様子もあって
タレントの日常をつづった日記という下世話な好奇心を差し引いたとしても、
文章がうまくて引き込まれる内容だ。
僕たちが文章を書くときの教科書としての価値も十分にある。

それにしても
その妖艶な容姿とはうらはらに
つくづく真面目な人なんだなぁと思う。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


最近、新しい作用機序で効果を現す睡眠導入薬が発売されています。
私もお世話になっている睡眠剤ですが、
今回はこれについて解説します。

今もっとも多く使われている薬はベンゾジアゼピン系といわれるもので、
1980年代から発売されているものです。

それより前の睡眠剤はバルビタール系というもので、
過剰服用で死亡する例もあり自殺目的で多量服用することもみられました。

バルビタール系は過剰服用で呼吸が止まったりする危険な副作用があり、
それにかわる薬剤としてベンゾジアゼピン系の薬剤が使われるようになりました。

ベンゾジアゼピン系睡眠剤には
作用時間によって分類されることが多く

超短時間型では
半減期(効かなくなるまでの時間)が約3時間で
最高血中濃度到達時間(一番効果が最大となる時間)が約1時間の
ハルシオン(トリアゾラム)

短時間型では
半減期が6~24時間の
レンドルミン、グッドミン(ブロチゾラム)、
リスミー(リルマザホン)
ロヒプノール、サイレース(フルニトラゼパム)
ネルボン、ベンザリン(ニトラゼパム)

長時間型では
半減期が15~40時間の
ダルメート(フルラゼパム)

などがあります。

抗不安薬としてのデパス(エチゾラム)も睡眠薬として使われます。

これらの睡眠薬には筋弛緩作用も認められるので転倒の危険性があり
それを改善したのが非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬には
マイスリー(ゾルピデム)
アモバン(ゾピクロン)
ルネスタ(エスゾピクロン)
があります。

いずれも超短時間型で寝つきを良くする効果があります。

しかし、これらのベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬には
習慣性と耐性の問題があります。

習慣性とは
つまり「クセ」になりやすい傾向があるので
連用には注意する必要があります。

耐性とは
長期にわたり内服すると
次第に効きが悪くなって
同じ効果を得るために
薬の増量が必要になることです。


最近では
この習慣性と耐性のため
ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系の薬を
初回の眠剤投与として避けるようになってきています。



習慣性、耐性が起こらないように見直した睡眠薬が出てきました。

メラトニン受容体作用を有する”ロゼレム”は、
脳の松果体という部位から夜に放出される物質で
眠気を感じるメラトニンと同様の作用があります。

自然な眠りを導入するとされ
即効性はなく1~2週間で効果が出てくるマイルドなタイプの睡眠剤です。

併用できない薬が比較的多いので
注意して処方してもらってください。



もう一つの新しい睡眠剤である”ベルソムラ”は、
オレキシンという覚醒を維持させる物質をブロックすることで
睡眠に導く薬です。

習慣性や耐性は認められていませんが
新しい薬なのでこれから副作用が報告されてくるかもしれません。
(悪夢などの副作用が現在では報告されています。)

これは今年の2月にNHKで放送された「ガッテン!」で
「睡眠薬で糖尿病が治療できる」
と誤報された睡眠薬です。

そんなことはないので、
くれぐれも注意してください。




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【注意・免責事項】
●一般の方向けの内容なので、厳密な医学用語は使用していません。
●医学的な専門性から考えた場合に表現の異なる場合もあると思われますが、
 なるべく平易な表現を使用するようにしてあります。
●個別の健康相談を行うものではありません。
●体の状態は個人によって異なっています。現在治療中の方はかかりつけの
 主治医と相談をしてください。
●ご自分の責任の範囲でご利用ください。記載内容を利用し生じた結果につい
 て、当方では責任がとれませんのでご了承ください。
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(裏)
10日から学会で東京出張。
2か月ぶりの帰省で心がウキウキ!






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2017年05月01日
 
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154部
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カテゴリ
生活情報 > 健康・医療 > 生活習慣病

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