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TIPS通信
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週刊
最終発行日
2018年06月15日
 
発行部数
108部
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ニュース・情報源 > 雑学・豆知識 > 生活

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【希少な生きものを守るには】

こんにちは、身近な自然観察アドバイザーのmimosaです。

昨年から、市民ボランティアによる湿原での保全活動支援に携わっています。
たとえ雨天でも、寒い冬も、猛暑の夏も、四季を通じて活動に参加される市
民の方々の熱心さと、自然に対する知的好奇心の高さに心打たれます。保全
管理の作業は決して楽ではありませんが、動植物を観察したり、自慢のカメ
ラで撮影など、思い思いに自然を満喫しながら、仲間との会話もはずんで楽
しげです。モットーである「楽しんで活動する」を実践されているからこそ、
継続できているのだと思います。

6月の湿原では、トキソウ、カキラン、ノハナショウブなど、初夏の花々に
出会うことができます。湿原の花には派手さはありませんが、つつましやか
な美しさがあります。また、ハッチョウトンボやヒメタイコウチなど、湿原
ならではの生きものが間近に観察できるのも楽しみです。

初夏の湿原を訪れるお目当ての一つは、トキソウの花かもしれません。トキ
ソウは、ラン科の多年草で、日当たりの良い湿地に生育します。トキソウ
(朱鷺草)という名前は、花の色が特別天然記念物の鳥、トキ(朱鷺)の色
をしていることから名付けられました。

日本のトキは絶滅してしまったことは誰もが知るところですが、トキソウは
現在、環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧(現時点では絶滅危険度
は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のあ
る種)とされ、夏の湿原の花の代表格であるサギソウも同じく準絶滅危惧で
す。

レッドデータブックは、環境省が絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト
(レッドリスト)に掲載された種について、生息状況等をとりまとめ編さん
したものです。レッドリストでは、種ごとに絶滅のおそれの程度に応じて、
絶滅、野生絶滅、絶滅危惧、準絶滅危惧など、カテゴリー分けをして評価し
ており、環境省がレッドリスト2017で選定した絶滅危惧種の総数は3,690種
にものぼります。

レッドリストの数多くの多様な生きものは、掲載されたことによって、必ず
しも保全され、絶滅などを免れて安心というわけではありません。実際に保
全していこうとするならば、周辺の環境も含めるなどして、地域において天
然記念物や自然保護地区に指定するなど、さらなる対策が必要になります。
しかし、せっかく指定された場所も、環境が維持できないと、指定取り消し
の可能性もあるようです。

ハッチョウトンボは体調が2センチほどの世界最小級のトンボとして人気が
あり、トキソウやサギソウなどは、その美しい姿から保護の対象としてはわ
かりやすいでしょう。さらに、湿原という環境は、特有の動植物が数多く生
息・生育して、生物多様性が高いので、保全していくことの重要性も理解さ
れやすいかもしれません。そういう条件が揃っていることもあり、私が関わ
っている湿原は、貴重な生態系として市の天然記念物に指定されています。

レッドデータブックには、私たちが名前も聞いたことのない、一生出会うこ
とがないであろう生きものも多く掲載されています。野生生物が絶滅する原
因は、開発や乱獲、環境汚染、人が持ち込んだ外来生物、地球温暖化など、
そのほとんどが人間活動によるものです。人知れず姿を消していく生きもの
に関心を持つことはなかなか難しいものですが、それらを絶滅させないため
に私たちができることは、何なのでしょうか。

湿原の市民ボランティア活動においては、近隣に生える希少な植物のうち、
衰退が心配されるいくつかの植物の苗を活動地に植栽し、その生育を見守り、
保全していくという取り組みが始まりました。難しいことを考えても始まり
ません。まずは、自然の中での楽しみを見つけて、関心をもつこと、そして、
小さなことでもできることを実践していくことが大切ではないでしょうか。

生きものたちが、ずっとあるべき場所で生きられるように、懐かしい風景が
なくならないように。楽しみながら、活動を長く続けていくことで、絶滅危
惧種を一つでも減らすことができればうれしいことです。

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■ 発行:くらしの情報発信研究会
■ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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