情報戦国時代を生き抜く!5分書評~理系シコウ読書~

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現代は情報戦国時代です。情報をより多く持つものが有利な立場を築けます。情報を得る手段の中でも、本は安価で良質な情報を提供してくれる最高のツール、読書は最高にコストパフォーマンスの良い自己投資法なのです。成功したい人にとって読書は必要不可欠です。「精読一回より速読三回」、「8割理解で御の字」。実験のために研究室にこもっていた私は、限られた時間で知識を蓄えるために効率のよい読書を思考錯誤しました。そうやって読んだ本を週3冊紹介していきます。【キーワード:書評、読書、レビュー、ビジネス書】

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メルマガ名
情報戦国時代を生き抜く!5分書評~理系シコウ読書~
発行周期
毎週月・木曜日
最終発行日
2012年07月09日
 
発行部数
0部
メルマガID
0000291780
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > 批評・論評

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■理系シコウ読書■第0442号
本日の書評は【TIME HACKS!】です!


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   情報戦国時代を生き抜く!5分書評■理系シコウ読書■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━第0442号━━━

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タイトル

【TIME HACKS!】
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062814692?ie=UTF8&camp=247&creativeASIN=4062814692&linkCode=xm2&tag=ezweb443-22


小山龍介氏著
全229ページ
733円+税
文庫本


この本を一言で言うと、
「超効率的な時間の使い方の参考例」

なぜこの本を手に取ったか?
「STUDY HACKS!という関連著作を以前読んだことがあったため、
本書も読んでみようと思ったから」

流れ
TODOハック

スケジュールハック

時間効率ハック

時間投資ハック

チームハック

計画ハック


◆レビュー◆
『TODOリストは複数持つ』(P. 40)
やるべきことというのは、重複してもかまわないため、
TODOリストは、複数持っていてもかまわないのだそうです。
この箇所を読んだとき、
「そうか!」と声をだしてしまいました。
自室で読んでいてよかったです。
電車の中だったら、変人扱いされて恥ずかしい思いをしていたことでしょう。

なんのことはない、と思われるかもしれませんが、
TODOリストを複数持ってもよい、ということはすごい気づきです。
というのも、スケジュールは絶対に一つにまとめておかねばならないからです。
そうしないと、ダブルブッキングが発生する可能性があります。
もし、ダブルブッキングが発生してしまったら、
取引相手に対して、大変失礼であるばかりか、
貴重な時間までとらせてしまいます。

よって、
スケジュールはひとつにまとめて一元管理するのが鉄則だったのです。
ここで、やるべき仕事をかいたTODOリストを管理する話にもどりますが、
TODOリストも仕事をやる自分が一人しかいない点で、
スケジュール管理とほとんど同じ状況にあるのです。
しかし、
やるべき仕事が重複されることはありません。
やる前に仕事がすでに終わっていることに気づくに決まっているからです。
だから、
TODOリストに限っては、複数もって、
常に自分が何をすべきか、ということを把握しておくと良いのです。
重複することを恐れるあまり、
TODOリストまで無理やり一元化していましたが、
その必要がないと気づいたとき、なるほど!そうか!と唸った私の心境が
お分かりいただけると思います。


『リマインダーを活用して行動をコントロールする』(P. 43)
スケジュール帳などで時間を管理することも重要ですが、
どのように実行するのか、それをコントロールする、意識するといった意味で、
リマインダーが使えると著者はいいます。
リマインダーで昼ごはん前に「食べすぎ注意」とメールがくるようにするだけで、
食べすぎないようにしよう、という無意識の注意が生まれます。
それがその後の行動に、かなり効いてくるのです。


『職場の近くに引っ越す』(P. 149)
時間というものは、貯めておけません。
有効に使うか、浪費するか、ふたつに一つです。
浪費する可能性が高い時間として、
通勤時間が挙げられます。
電車で通勤されている方は、
あるいは勉強するなどの行動をとることで、
通勤時間が有効に利用されている可能性があります。
しかし、満員電車であればそうはいかないこともあるでしょうし、
自動車で通勤されている方などは、
運転に集中しないと危ないので、他のことは基本的にできません。
やれても英語の教材を聞くくらいのものでしょう。
よって、
ちょっとくらい家賃が上がってしまったとしても、
職場の近くに引越しするのが、
自己投資のひとつの方法である、ということになります。
いわゆる、時間をかっているという状態にするのです。


『自宅時間をグレーに塗りつぶす』(P. 152)
自宅にいる時間は、万全の体制で仕事ができる環境というわけではないので、
同じ事をするにしても、どうしても時間がかかりますし、
そもそも家族との時間に仕事を優先することは困難な場合があります。
そんな状態であるにもかかわらず、
自宅にいる時間帯も仕事場にいる時間帯と同じカラーで
スケジュール帳に記載してあると、自宅での時間まで使えるという錯覚に陥ります。
これが危ないのです。
実際には使えない時間を頭の中で無意識にあてにしているからです。
無意識はバカにできないほど強力なので、
きちんと正味の仕事可能時間を見えるようにしておかねばならないのです。
そこで、著者は自宅時間をグレーで塗りつぶしている、といいます。
これはとても重要で、かつ効果のある方法であると思います。


『「たいおせ」で「たいへんお世話になっております」』(P. 172)
時間を消費する仕事のひとつに、メールの返信があります。
メールというものは、直にあって話すわけではないので、
時間が節約できると考える方も多いようなのですが、
実際のところは、文面が洗練されていないと誤解を生みやすいため、
必要以上に時間をとられることが多いものです。
そこで、メールに関して、仕事がやりやすいように、
辞書をカスタマイズしておくことをお勧めします。
これは、実は私もやっていることで、
きっと著者や私以外でも、多くの方が実践されていることと思います。


『「やるべきことをやらないこと」によって、
放棄している利益は莫大なものになります。
でも、それでも平気なのは、
それがコストとして見えてこないからなのです』(P. 134)
機会損失という言葉が、よく聞かれるようになってきました。
これは得られるはずだった利益を得られなかった、というもので、
実際には損をしているわけではないのですが、
チャンスを逃した分を損失として考えている単語です。
そして、
今回、著者の紹介している単語「機会費用」というものは、
たとえば、
有限であるリソースを二つあるプロジェクトのどちらに使うかによって、
一方のプロジェクトが推進できなくなり、そちらの利益を享受できない、
という概念です。
この概念から言えるのは、
やるべきことはやるべきであるけれども、
いま、実際にやっていないことが多く、
それでも平然としていられるのは、この機会費用が見えないからだ、
ということです。
損失が目に見えるようになっていなければ、
それを意識しにくいものです。
ゆえに、
それを見えるようにしておかねばなりません。
その基本的な概念として、
この機会費用、という言葉が重要になってくるのです。


『オプションが増えれば増えるほど
複雑性が増し、迷いが生じてしまう』(P. 158)
昔のビジネスは簡単なことが多く、より多くの選択肢をもつことが、
成功の秘訣となっていました。
しかし、
現代は、選択肢が多くなりすぎていて、
十分にそれを把握できていないことが多く、
選択肢を狭めていく方が、成功しやすくなっています。
というのも、
選択肢が多すぎて、変な戦略をとることがあるからです。
あらかじめ選択肢が絞られていれば、
その中でうまくやっていけるものです。
しかし、
制約がまったくない状態になってしまうと、
まず、何から選択していいのか、
そこで時間をとられてしまいます。
そういう悩む時間がとても勿体ないのです。
なにせいつの時代もビジネスは、時間との勝負でもあるからです。

よって、
ほっといても選択肢がどんどん増えてしまいがちな現代ビジネスでは、
仕事の内容の選択肢を絞ることのほうが重要である、
と考えておくほうがよさそうです。


『一人でやる仕事を二人でやる』(P. 188)
このコスト削減の時代に何をいうのかと思えば、と考えるのが普通ですが、
これには前提とわけがあります。
まず、これは非ルーチンワークであることが前提です。
高度なスキルと判断能力が要求される仕事の場合に限ります。
その上で、ベテランに新米をつけて仕事をするようにしてみたら、
新米がベテランの仕事を効率よく吸収できるので、研修期間が短くできます。
それだけでなく、二人で仕事をするという環境のため、
相手の仕事を邪魔しないように、時間を効率よく使うことを心がけるようになります。
そのため、仕事が順次進むように意識をするようになり、
一人ずつ仕事をさせるよりも、
二人で仕事をさせたほうが効率が上がった、ということもありうるのです。
これはそのとおりであると思います。
特に、高度なスキルが要求される仕事であればあるほど、
これがあてはまると思います。


『新しい世代が出てくるとき、
その世代へと新しく脱皮できるかどうかが、
長く現役を続ける秘訣ではないかと思っています』(P. 206)

この新しい世代、というのは、
何も若者のことだけを指すものではありません。
要するに、
新しい波、とでもいうべきでしょうか。
2000年くらいから普及しだしたインターネットがまさにそれでした。
その波が本物である場合、
それは時代の流れに乗って現れたものですから、
必ず新しい波が優勢になります。
しかし、
本物の流れでない場合には、いずれ消滅します。
流行語などがそれです。
2012年現在、メークドラマとか、チョベリバとか、
使っている人はいませんね。
消えてしまいました。
本物の波ではなかったからです。
でも、いまインターネットでメールのやり取りをしていない人は、
ビジネスパーソンにはいないはずです。
それは本物の波だったからです。
要するに、本物の波か否か、それが読めればいいわけです。
といっても、それが難しいのですが・・・。


『若いうちほど将来の回収期間が長くなるので、
それだけ投資効果があります。
逆に年を取ってからは、投資しても回収できる見込みがなくなってくるので、
時間を投資しようというモチベーションがどうしても下がってきてしまいます』(P. 145)
後でやればいいや、というように後回しにしている間に、
年齢をかさねてしまうことがよくあります。
若いうちはモチベーションが高いのですが、
一定の年齢を超えると、人はもういいや、と考えることが多くなります。
それはなぜか、といいますと、著者が指摘するとおりなのだと思います。
たとえば、
もう50歳になったから勉強はいいや、と考える人もいますが、
平均寿命まで生きるなら、あと30年も残っています。
それなのに新たな情報を手に入れないで、
この激変の世の中を生き残っていけるとは到底思えません。

今後あなたが、少し年齢を重ねて、
もしも、モチベーションが下がったな、と感じることがでてきたなら、
上記の言葉を思い出してみてください。
きっとモチベーションが下がったのは、
老いて気力がさがったからじゃありません。
体力が落ちたからでもありません。
無意識のうちに費用対効果を考えるほど、
ビジネスに精通しているあなただからこそ、
上記の投資に対するリターンが薄くなっていることを
感じているからなのだと思います。
しかし、
回収期間が短くなるから、という理由で勉強をやめてよいわけがありません。
それでは落ちていくだけです。
モチベーションが下がった理由を、
老いや体力が落ちたなどという
さらにげんなりするような自覚をする必要はありません。
それは、もし実際にそうだったとしても、
勘違いと決め付けましょう。
誰がなんといおうと、モチベーションが下がったのは、
費用対効果が下がっているから、が正しいのです。
だからこそ、
多少の不利な費用対効果の投資でも、
これまであなたが培ったビジネススキルを用いれば、
今まで以上のリターンを得る投資の回収は十分にやれるはずです。



◆反論・誤植・注意点など◆
特になし


◆最後に感想◆
本書の内容は、たくさんのビジネス書を読んだであろう著者が、
それを実践し、よかったと思うものだけを具体的に紹介しているものです。
実践している人の話なので、ただ参考になるビジネス書を読んで、
よかったよ、というだけではないので、そこに新たに付加価値が生まれています。
人から教えていただいてばかりではなく、情報を返すことも必要だと思いますので、
私も、いずれ今実践していることを、きちんと形にしてご紹介できれば、と思います。

とにかく、
こういう実践した人のお話はとても参考になります。
自分が具体例のとおりにやってみて、
いけそうなら採用すればいいし、
あまりよくないなら、また新しい方法を試してみればいいのです。
自分にあった仕事の方法を誰かがすでに実践しているのが、
現代のビジネスのすごいところです。
人類が初めて遭遇する難解な仕事などは、
自分のところに出現することはないのだと考えて、
先人の知恵を拝借するのが賢い仕事のやり方であると思います。


■評価■

Rank A-

点数合計 24点/30点満点

(1)読みやすさ 5点 
大変読みやすい

(2)情報量 2点 
30-60min

(3)成長性 4点 
特に、若手ビジネスパーソンが読むと、
成長が期待できる

(4)実用期間 5点 
これからの時代、長期間使える知識

(5)インパクト 3点 
納得できることが多い

(6)信頼性 5点 
信頼できる内容


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評価の基準です。

ランク分けは、
私の主観のみで判断した評価です。
S>A+>A>A->B+>B>B->C+>C>C->D
の10段階評価としました。(ランクDは紹介しませんので)

評価はおおまかにいって以下の通りです。
ランクS:必読書(無理強いしてでも読ませたい本)
ランクA:超お薦め(是非とも読んで欲しい本)
ランクB:お薦め(価値ある良書)
ランクC:普通(興味ある人には良い本)
ランクD:読む価値なし(よって紹介しません)

評価基準詳細はこちら→http://rikei-shikou.com/rikei-shikou-rapid%20reading.html

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■編集後記■
おはようございます。御手帳です。

前回、今回ご紹介させていただいた本の同系列の本で、
STUDY HACKS!のレビューをかきました。
参考文献などは、こういう本では、
巻末についていると固定観念みたいなものがあったため、
巻末を確認して、参考図書は明示してないようだ、
などと早合点してしまいました。

今回、また同著者の本を読んでいて、
根拠になる情報元を随時、作中に載せていたと気づき、
やべえ(((;д;)))ガクガクブルブル
となっておりました。

すいません、こういうミスときどきやってるみたいです。
私本人が自分で気づいたときは、修正していきますので、
なにとぞ、ご容赦くださいませ。m(_ _)m

重ね重ねすいませんが、
来週一週間、休刊させてください。
数ヶ月の出張から戻った矢先に、
仕事が立て込んでいるにもかかわらず、
無謀にも職場の近くへ引越ししようと考えていまして、
レビューをかく時間がとれなさそうなのです。
わたくしめのような者のかく奇特なメルマガを
とってくださっている心優しいみなさま、大変申し訳ありません。
一週間後にもどってまいりますので、
見捨てずにいてやってくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
                            御手帳

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     http://rikei-shikou.com/rikei-shikou-administer%20profile.html

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