週刊メルマガクリルタイ

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ミニコミ誌『奇刊クリルタイ』が発行するメルマガ。ボンクラ・サブカル系のネタを中心に豪華執筆陣による寄稿とくだらないボンクラトークが同時に存在する稀有なメルマガです。

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メルマガ名
週刊メルマガクリルタイ
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2012年05月30日
 
発行部数
0部
メルマガID
0001000147
形式
PC向け/テキスト形式
カテゴリ
アート・文芸 > 文芸 > 批評・論評
  • 各用語がわからない方へ

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サンプル誌

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◇◆◇◆◇◆◇ 週刊メルマガクリルタイ ◇◆◇◆◇◆◇   
                          
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.0 ━━


こんにちは。はじめまして。
『奇刊クリルタイ』アルバイト見習い補佐代理補欠Parsleyと
申します。
今回からこのメールマガジンの編集を仰せつかまつりました。
至らぬところも多々あるとは存じますが、よろしくお願い申し
上げます。

さて、『クリルタイ』って何?という皆様が沢山いらっしゃる
と思います。
『奇刊クリルタイ』とは主に「はてなダイアリー」で活動する
非モテブロガーが中心となって誕生した同人誌です。
現在、「3.0」まで刊行されております。
活動記録がございますので、ご興味のある方はご覧下さい。

http://khuriltai.readymade.jp/top/

今号では、『クリルタイ』をこの罪深き世に生み出した張本人
であるrepublic1963さん、および不肖わたくしが、メルマガを
はじめるにあたって一筆奏上いたしました。ご笑覧下さい。


>>index-------------------------------------------------

1.『Waiting for the Sirens'call』~republic1963~

2.『月刊誌に記事が載ったけど。』~ふじい りょう~

3.『クリルタイ』活動日誌

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 1.『Waiting for the Sirens'call』~republic1963~

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私の記憶が確かならば。
1990年代最末期から、2000年代前半というのは、「『プロ』よ
りも『アマチュア』の方が偉い/凄い」という妄想がまかり通っ
ていた、世にも奇妙な時代として記憶されるだろう。「『官僚』
よりも『庶民感覚』」、「『メジャー』よりも『インディーズ』」
「『既存マスコミ』よりも『市民メディア』」。
もちろん、これには根拠がある。1990年代最末期から2000年代
前半というのは、所謂「プロ」の権威が失墜し続けた時期に重
なる。
マスコミは「マスゴミ」と叩かれ、『プロ』の手による作品群~
ゲーム、雑誌、TVなどの諸々のコンテンツはつまらないと言わ
れ収益をどんどんと落としていった。「市民メディア」を称し
ながら実質、『自称ジャーナリスト』(ワナビー含む)たちに
よって運営されていたオーマイニュースは特に話題になること
もなくひっそりと閉鎖されていった。

「『プロ』よりも『アマチュア』の方が偉い/凄い」という考え
方の延長線上にWeb2.0的なイデオロギーは存在する。
Web2.0的イデオロギーとは、「自分の好きな事をやり続ければ
「見えざる神の手(それはgoogle だったり、はてなだったりす
る)」によって引き上げられる」という思想だ。
これはある意味では正しい。つまり、例えばはてなブックマーク
で三桁ブックマークされる記事が書かれれば、その書き手は注目
される。これは、ソーシャルブックマークというインフラと集合
知によって無名の人物が注目を浴びるようになる。なるほど、こ
れはWeb2.0の登場以前には考えられなかった事態だ。だが、その
事が書き手本人には何をもたらすのだろうか。

答え:特に何ももたらさない。

ぶっちゃけた話、例えはてなブックマークで何千、何万のブックマ
ークが集まろうと、その人が商業誌にデビューしたりする事は、ま
ずあり得ない。せいぜい増加した分のアクセスでamazonから若干の
アフィリエイトを頂戴できるぐらいだ。
これは、所謂「プロ」のマスコミにおける「書き手」の評価基準が
全く異なる事による。
ぶっちゃけ、何千、何万のホームページの存在する電子の海からあ
なたや私のブログを「発見」することは難しいし、よしんば見つけ
たとして、誰だって見ず知らずの「自称クリエイター」に原稿を依
頼するようなリスクを犯したくはないだろう。
そして、最大の問題として、あなたや私が書いているブログの駄文
が必要とされるクオリティに達しているのか、という問題がある。
誰だって自分のブログの「価値」なんて大して省みない。それでい
てなぜユリイカから原稿依頼が来ないのかと首をひねり続ける。
ワナビーなんてそんなもんだ。
岡田斗司夫の2005年の著作に「プチクリ」という本がある。今にし
て思えばこれは岡田らしい慧眼に富んだ本だったように思う。
この本の表面的なメッセージというのは「自分がやりたい事をやろ
う」「アマチュアでいいじゃん」というものだが、この裏の意味と
しては「プロになっても大して食えないし、自分のやりたい事をや
らせてくれるわけではない」というものだったように思う。「好き
なことをやれば成功できる」ではなく「あきらめろ」。「『自分の
好きなこと』をやり続けたって見てくれる人なんていない」以上、
生活のために「アマチュア」でいるというのは合理的な判断だ。

ただ、これは「旧秩序」=良くも悪くも人同士の個人的な繋がりに
よって作られる秩序の存在を肯定するものではないと思う。
この世の何処かには「クリエイター」達のコミュニティ(それを私
は「天上界」と呼んでいたのだけど)があるらしい、そこでは日本
のクリエイティブの未来やジャーナリストとしての矜持や日本のWeb
が「残念」かどうか(これは名古屋の『世界の山ちゃん』でも話し
合われていたような気がするが)などについて日夜激論が繰り広げ
られ、その結果、様々なマスコミ仕事が分配される夢の世界。我々
ワナビーはまずは遥かなるガンダーラ目指して旅をしなければなら
ない。
もちろん、「旧秩序」にはそれなりの合理性があったうえでそうな
っている。
天上界の人同士には信頼性(少なくとも仕事を任せてもよいだろう
という程度の信頼)が担保されているし、何より、「天上界」だけ
を見ていれば「書き手」には不自由しない。これは極めて効率的な
システムだ。
効率的に回っているシステムに対して「これからはアマチュアでWeb
2.0の時代だから俺を引き上げろ」と言ったところで、そんな話に
誰も耳を貸さないだろうし、そういう意見を表明できてしまう日本
のWeb自体が「残念」だとなる。
だから、まぁ一つの対案。
私は自分たちが利用できるコミュニティなりメディアを持ちたい、
という理由で奇刊クリルタイを発行してきて、その延長として今回
メルマガを出す事にした。インターネットというツールは時間も場
所も超えていけるはずで。単純に誰かを追い落とすとか時代遅れだ
とか人脈だとかそういう事ではなくて、面白いか、面白くないかで
勝負したい。
だから私たちが面白いと思うものをできる限り低コストで紹介して
いきたいと考えている。そのための今回、メルマガという形をとる
ことにした。
もっとも、低コストの結果が今まさにあなたが読んでいる類の駄文
だらけだった、そういう時には、どうか嗤ってくれ。
ともかく、全てはNew Order(新秩序)到来のために。


●republic1963
ライター/自営業者
自営業者として働く傍ら、ブロガーとして暗躍している。非モ
テ系同人誌『奇刊クリルタイ』アルバイト見習補佐代理。
ブログ:『Welcome To Madchester』
http://d.hatena.ne.jp/republic1963/



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 2.『月刊誌に記事が載ったけど。』~ふじい りょう~

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みなさーん、婚活してますかぁ!コンカツ!!
Webを徘徊していると、そう追い立てられるようなテキスト広告
やPR記事を目にすることが日常となった。そんな風潮に対して
なんだかなぁと思っていた時に、『乙女男子研究所』でお世話
になっている「goo」のF氏からお話しを頂いて、月刊誌『Voice』
に拙文が掲載されることになった。
ここで注文されたことを白状すると、「これはプロレスです」と。
つまり、コンカツ反対ありきで記事を書けとの仰せだった。それ
には「なんだかなぁ」ではパンチが足らない。そこで、「そもそ
も結婚自体に価値がない」という大袈裟なタイトルと相成った。

この記事は、堅い層が読む『Voice』には刺激的だったこともあっ
てか、反響がかなりあったと聞いた。実際、次の号には、読者投
稿に拙文の反論まで載せて頂いた。
しかし、だ。それで世間様の風向きが変わらなかったのはもちろ
んのこと、私の生活にさえ何の変化があったわけではなかった。
寄稿の依頼が来るわけでもなし、blogのアクセス数が増えたわけ
でもなし。私の日常は淡々と過ぎていった。
まぁ、どこの馬の骨とも知れない泡沫ブロガーの原稿が、天下の
PHP研究所が刊行している月刊誌に掲載される、という事実だけで、
数年前にはあり得なかったことだ。そのようなチャンスに恵まれ
ない方々が沢山いらっしゃる中、自分がラッキーすぎるくらいラッ
キーだということは、よ~く分かっている。

でもね。やっぱり思うわけですよ。
むなしい。
ここで、どうしても高野寛の声が耳にささやいてくる。

“この声は小さすぎて、君の元までは届かない。
例えそれを知っていても叫ばずにはいられない。
besten dank”

ベステン・ダンク=本当にありがとう。ありがとう?
そう。別に自分は、発信する場がなくなったわけじゃない。自前
のメディアは簡単に作れる。無料で。とりあえず、その事実に感
謝をしないといけないはずだ。
Web2.0サイコー!
気がつくと、Webの進化を高らかに宣言をしていたお方は、荒野に
旗を突き刺して自身の城塞へと引き返してしまったけれど、高速
道路は、どこまで走っても一本道だ。今更私たちは、引き返すこ
とが出来ない。自分たちで旗をはためかせ進むしかない。
Web2.0サイコー! Web2.0サイコー!
このメールマガジンはほんとうに小さな試みだけれど、少しでも
多くの方々に、ちょっとでも琴線に触れる「今」を提供すること
が出来れば、と願っています。どうかご愛顧頂けますよう。


●ふじい りょう(Parsley)
1976年東京都生まれ。埼玉の団地育ち。乙女男子。
『奇刊クリルタイ』アルバイト見習い補佐代理補欠。
ブログ:『Parsleyの「添え物は添え物」らしく』
http://yaplog.jp/parsleymood/


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 3.『クリルタイ』活動日誌

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・『奇刊クリルタイ3.0』、「タコシェ」で発売中!!

昨年11月の文学フリマで発売した『3.0』は、リトルプレスの 
強い味方、東京・中野の「タコシェ」で絶賛(?)発売中です。
通信販売もありますので、是非よろしくお願いいたします。

http://taco.shop-pro.jp/?pid=10698868

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・『Web2.0研究会』復活放送!

ぜんぜんWeb2.0を研究していません。『Web2.0研究会』。
一応説明しますと、republic1963氏のひとりネットラジオです。
republic1963氏が実家に帰っていろいろ絶望されている様を、
聴きたい、という奇特な方は是非!!

http://www.voiceblog.jp/republic1963/879832.html

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□記事内容に関するご意見、ご質問、ご感想etc...は、
khuriltai@gn.readymade.jpまでよろしくお願い申し上げます。

□本メールマガジンは「まぐまぐ」を利用して発行しています。

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・編集:Parsley
・発行:クソタイ編集委員会

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