ふつうの日本人のための《聖書&キリスト教》ナビゲーター

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「聖書&キリスト教ナビ」はキリスト教にあまり馴染みのないごく普通の日本人に向けた、聖書とキリスト教についての案内です。聖書の内容紹介、キリスト教の基本的な教義(教理)についての解説のほか、欧米のキリスト教文化についても紹介します。なおこのメルマガは、キリスト教の布教や勧誘を目的としたものではありません。著者はキリスト教も含め、いかなる信仰も持っておりません。

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メルマガ名
ふつうの日本人のための《聖書&キリスト教》ナビゲーター
発行周期
週刊
最終発行日
2014年07月27日
 
発行部数
234部
メルマガID
0001189995
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > こころ > 宗教

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            ふつうの日本人のための
          《聖書&キリスト教》ナビゲーター
                        vol.181 2014/07/27
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 キリスト教にあまり馴染みのないごく普通の日本人に向けた、聖書とキリ
スト教についての案内です。聖書の内容紹介、キリスト教の基本的な教義
(教理)についての解説のほか、欧米のキリスト教文化についても紹介しま
す。
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【目次】
・今週のつぶやき
・聖書の言葉
・今日の聖人カレンダー
・今週のコラム:映画とキリスト教
・編集後記 その他
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◎今週のつぶやき

 風邪をひいてしまってなかなか熱が下がりません……。困ったなぁ。

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◎聖書の言葉

 主は一人、信仰は一つ、洗礼は一つ、すべてのものの父である神は唯一で
あって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのも
のの内におられます。
                エフェソの信徒への手紙 4:5-6(新共同
訳)

 キリスト教の入信儀礼に「洗礼」があるが、これは原則として生涯に1度
きりのものだとされている。その根拠としてしばしば取り上げられるのがこ
の言葉だ。

 主であるイエス・キリストは、その解釈の多様性はともかくとしてひとり
しかない。イエスに対する信仰も、いろいろな教派に分かれているとしても
大元はひとつだ。ばらばらに見える教会は、目に見えない「ひとつの信仰」
によって互いに結ばれている。個々の教会は別々でも、それらは目に見えな
い信仰によって結ばれた、イエス・キリストのからだなのだ。だから入信儀
礼としての洗礼は1回しか与えられない。

 キリスト教には正統と呼ばれる主流多数派グループと、異端と呼ばれる少
数派のグループがある。この正統と異端を分けるのが、「互いの洗礼を認め
るか否か」であっったりする。カトリック、プロテスタント、東方正教会は、
それぞれの洗礼を原則としては認め合っている。ただし洗礼を認めたとして
も、それで自教会のメンバーとまったく同じ権利が与えられるかというとそ
ういうわけではない。このあたりに、キリスト教のややこしさがある。

※参考サイト「日本聖書協会:聖書愛読こよみ」
 http://www.bible.or.jp/read/aidoku.html

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◎今日の聖人カレンダー

 カトリック教会にはキリスト教信仰の模範となる先人たちを聖人として崇
敬し、神への祈りの取次を願う習慣がある。聖人たちはそれぞれ記念日を持
ち、その日に生まれた人たちの守護聖人になると信じられてきた。

7月27日:聖パンタレオン(?~305)
 二コメディア(小アジア)で裕福なローマ貴族の家に生まれたパンタレオ
ンは、父の意志に沿って医学を学んでいたが、その時キリスト教に出会って
洗礼を受けた。医師になってからは人々の評価も高く、やがて皇帝の宮廷に
出入りするまでになった。父の財産を受け継いでからは、それを貧しい人々
にも分け与えた。だがニコメディアでキリスト教迫害が始まると、彼を妬ん
だ他の医師たちの密告でパンタレオンは捕らえられ、残酷な拷問を受けて処
刑された。
敬虔度★★★☆☆ 神秘度★☆☆☆☆ トンデモ度★☆☆☆☆

7月29日:聖マルタ
7月30日:聖ペトロ・クリソロゴ司教教会博士
7月31日:聖イグナチオ(ロヨラ)司祭
8月1日:聖アルフォンソ(リゴリ)司教教会博士
8月2日:聖エウセビオ -ベルチェリ- 司教
8月2日:聖ペトロ・ユリアノ・エイマール司祭

 今日はカトリック教会では年間第17主日。プロテスタント教会では聖霊降
臨節第8主日、三位一体後第6主日。

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◎今週のコラム:映画とキリスト教

『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(2014)
10月よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

 グレース・ケリーは1950年代を代表するハリウッドの人気女優だ。西部劇
『真昼の決闘』(1952)でグレゴリー・ペックの新妻を演じて世界中から注
目され、翌年の『モガンボ』(1953)ではアカデミー助演女優賞にノミネー
ト。こうなると映画会社は彼女を放っておかず、1954年には5本の映画に出
演している。このうちの1本『喝采』で彼女はアカデミー主演女優賞を獲得
することになるのだが、今でも映画ファンによく観られている作品は、ヒッ
チコックの『ダイヤルMを廻せ!』と『裏窓』だろう。彼女はヒッチコック
のお気に入り女優となり、『泥棒成金』(1955)にも彼女を出演させている。

 だが彼女の映画女優としてのキャリアは、足かけ6年という短いものに過
ぎない。1956年の『上流社会』を最後に彼女は映画界を去り、モナコ大公レ
ーニエ3世の妻になったからだ。たったこれだけの期間に、これほど映画フ
ァンに慕われるようになった女優は他にあまりいないのではないだろうか。
同時代の女優、例えばマリリン・モンローやオードリー・ヘップバーンは全
盛時代が10年以上続いている。スクリーンに登場するやあっと言う間に映画
ファンの心をつかみ、たった5年で忘れがたい痕跡を残したのがグレース・
ケリーだった。彼女がモナコ大公に嫁いで文字通りのプリンセスになったと
いう事実が伝説化しているのも事実だが、そうしたことを差し引いても、彼
女の女優としての価値は少しも減じることがない。『ダイヤルMを廻せ!』
や『裏窓』の彼女は、誰よりも美しく輝いているのだ。

 映画『グレース・オブ・モナコ 王妃の切り札』は、そんな伝説の女優がモ
ナコ大公妃になって以降の物語。主演はニコール・キッドマン。アメリカの
庶民階級出身で(父親はレンガ職人からレンガ工場の経営者になった人物)、
女性であっても思っていることや考えていることをどんどん発言すべきだと
という環境で育った彼女は、女性に対して控え目な態度を好む大公家の家風
に馴染めず孤立している。この映画は慣れない大公家の暮らしに疲れ、一度
はハリウッドへの復帰も検討した彼女が、それでも大公妃として生きていく
ことを決意する様子を描いた実録ドラマ。途中に出てくるスパイ捜しなどは、
それこそヒッチコック映画を地で行くような展開なのでどこまでが実話かわ
からないのだが、実際の出来事の点と点を、想像力の線で結んだ作品なのだ
ろう。

 映画の中でグレース・ケリーの良き友人や相談相手として登場するのは、
フランク・ランジェラが演じるタッカー神父。彼はケリーとレーニエ公の仲
を取り持った人物でもあり、公国の閣議にもオブザーバーとして参加するこ
とで政治家としての面も持っている。海外の映画には神父や牧師が登場する
作品が時々あるが、これはそれだけ、キリスト教や教会が社会の身近なとこ
ろにある証拠だろう。日本でも徳川幕府成立期に天海という僧侶が政治に深
く関わったり、その後もさまざまな形で政治に影響力を持つ僧侶が現れるの
だが、政教分離が原則となる近代以降は、こうした動きは表立っては行わな
くなる。

 だが一部の国ではつい最近まで(あるいは今でも)、政治家と宗教指導者
が密接に手を取り合っているのだ。宗教指導者が近くにいるからといって、
彼らがことさら敬虔な信仰の持ち主というわけでもない。このあたりの感覚
が現代の日本人にはちょっとわかりにくいのだが、そのわかりにくさも含め
て、いろいろと興味深い映画だったと思う。

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◎編集後記

 先週は子供の通う学童クラブで夏恒例のキャンプがあったため、メルマガ
の発行を1回お休みにしました。ところがキャンプから帰ってきたらその疲
れからか、僕が風邪をひいて熱を出してしまいまして……。今週もメルマガ
を休みにすることも考えましたが、そうするとずるずると休みが続いてしま
いそうな気もするので、今回はがんばって出すことにします。

 少し熱があってぼんやりした頭で書いていますので、そのあたりはご容赦
ください。来週は元気になりたいのですが……。

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【メルマガのご案内】

 このメルマガでは聖書とキリスト教にまつわる4つのテーマを決めて、週
替わりでコラム連載します。発行は毎週日曜日。1つのテーマごとに月1回
の連載になる形式です。(第5日曜日はメルマガ発行をお休みします。)

  ・第1週 キリスト教Q&A  (疑問や質問に回答)
  ・第2週 生かじり聖書物語  (聖書の主要エピソードを紹介)
  ・第3週 中高生のためのキリスト教入門 (初学者向けの解説)
  ・第4週 映画とキリスト教  (最新映画のレビュー)

 なおこのメルマガは、キリスト教の布教や勧誘を目的としたものではあり
ません。著者はキリスト教も含め、いかなる信仰も持っておりません。

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【発行者について】

服部弘一郎(はっとりこういちろう)

 1966年8月3日生まれ。東京都出身。血液型はB型。専門学校桑沢デザイ
ン研究所を卒業後、グラフィックデザイナーやコピーライターを経て、1997
年から映画批評家として活動。95年頃に映画評のホームページ「映画瓦版」
を開設。インターネットの世界では、日本語で読める映画評サイトの草分け
だった。著書に「シネマの宗教美学」など。

  映画瓦版 http://eigakawaraban.wordpress.com
  ブログ  http://eigajournal.wordpress.com
  twitter http://twitter.com/eigakawaraban
  メール  eigakawaraban@gmail.com

 キリスト教との出会いは幼稚園の頃。通っている幼稚園がキリスト教系だ
ったことから、園長が牧師を務めていた教会の日曜学校に通うようになった。
中学生になって教会からは離れたが、映画の解説の仕事をする必要から聖書
やキリスト教について調べはじめ、今ではキリスト教について調べるのが趣
味となっている。信仰については肯定も否定もしない不可知論の立場です。

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【発行者からのお願い】

・このメールマガジンに対する質問・要望・問合せは、次のメールアドレス
まで直接お願いします。 eigakawaraban@gmail.com

・当メルマガのTwitterアカウントを作りました。質問・要望・問合せは、こ
のアカウントで受け付けています。 http://twitter.com/bible_go

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