フラダンサーひろえのハワイ語のはなし

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メルマガ名
フラダンサーひろえのハワイ語のはなし
発行周期
月2回
最終発行日
2018年05月27日
 
発行部数
287部
メルマガID
0001252276
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
語学・資格 > その他の外国語 > その他

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        ハワイ語のはなし176 体温のあることば

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 「ええっ、そうなの!?」と驚いたり、「やったぁ!」と声を上げるときの表
現など、そのときどきの気持ちを生き生きと伝えることばがハワイ語の世界に
もあります。ことばのルールがある程度わかるようになったら、そういった感
情をともなうことばのニュアンスも感じ取れるようになりたいもの。今回は、
そんな生きたハワイ語に近づくための第一歩として、ハワイ語の短い会話文を
たどってみたいと思います(「A」「B」は会話の登場人物)。


●勢いよくいってみたい「'A* 'oia!」(その通り!)

A: He uliuli kou ka'a?
     ブルー  あなたの 車
B: 'A'ole.
  いいえ

(中略)

A: 'O*ma'oma'o?
  緑色
B: 'A*'oia! 'O*ma'oma'o no* ko'u ka'a!
  その通り!  緑色      私の  車


(訳)
A: あなたの車はブルーかしら?
B: 違うなぁ。
(そのあと、赤色でも黄色でもないという会話が続いて……)
A: じゃあ、緑色?
B: そう、その通り!私の車は緑色です。

 こんなふうに、「そう、その通り!」と勢い込んでいうときのいいかたが
「'a*'oia!」。「Ia」(それ)を強調すべく「'o」が付いていて、「そう、それそ
れ!」(That's it!)となにかを指さしている感じがあります。探しものや欲し
かったものが手には入ったときにも使えそうですね。


●ひどい状況を受ける「Aue*!」(あら大変!)

A: E kala mai, ua lohi au.
    許す        遅れている 私
B: Aue*!   Ua   pau  ka   papa!
 あれまぁ   終わっている 授業

(訳)
A: すみません、(私は)遅刻しました。
B: あれまぁ、授業は終わりましたよ。

 かなりやばい状況ですが、そんな「あれまぁ(なんてこった)!」というニ
ュアンスが込められているのが「aue*!」という感嘆詞。「Kala」は「ゆるめる」
という意味の動詞ですが、「e kala mai」で「許してください」「すみません」
と覚えておきましょう。
 「Ua」が2つありますが、それぞれ「遅れている」(lohi)、「終わっている」
(pau)状況が、過去のある時点からいまも続いていることをあらわします。
意味的には英語の「現在完了形」に近い表現ですね。


●「そだね!」とか「いいね!」にあたる「'E*」(Yeah!)

A: Pehea? E hele ka*ua i kahakai?
いかが    行く  私たち へ  海辺
B: 'E*!
 いいね!
A: A ma hope, hele i ka hale 'aina…
そして あと   行く   へ      レストラン  
B: 'E*, 'e*, 'e*!
  いいね!

(訳)
A: どう? 私たち二人で海にいかない?
B: いいねぇ。
A: でそのあと、レストランへ行って……。
B: そりゃまたいいね。

 こんな会話で「'e*」というと、相手のことばに「そだね~!」みたいな感じ
で相槌をうつ表現になります。英語の「Yeah!」にも近そうですが、しっかり
感情を込めないと、「えっ!?(それで?)」になりそうですね。


●シンプル過ぎる「'E!」

 先の相槌の「'e*」との違いが微妙ですが、音をのばさずに「'e!」とだけ強
くいうと、「なにいってるの!」(いうまでもないでしょう)、とか「なにやって
るの!」(するまでもないでしょう)みたいな、相手の言動を全否定する表現に
なります。

A: E 'olu'olu ‘oe, ha*'awi mai ho'okahi haneli ka*la*.
   親切な    あなた 与える     ひとつ  百   ドル 
B: 'E! 'A'ole au he kanaka waiwai.
 なに?! ~ない  私    ひと   豊かな

(訳)
A: お願いです、私に百ドルください。
B: なにいってるの?私はお金持ちじゃないのよ。

 「E 'olu'olu ‘oe」は、文字通りにはあなたに「親切な、ひとあたりのい
い」('olu'olu)状態になってくれと頼んでいて、「お願いです」「すみませんが」
と切り出す表現にあたります。語りかけているひとに頼んでいるのは文脈から
明らかなので、「e 'olu'olu」と「'oe」(あなた)が省略されることも多いよ
うです。なくてもわかるといえば、「ha*'awi mai」(与える)には「私」は含
まれませんが、「話し手(私)に向かう方向」をあらわす方向詞「mai」のとこ
ろに、「私に」の部分が表現されています。「'E!」(なにいってるの!)に続く
ことばは、「he kanaka waiwai au」(私は豊かなひとです)を「'a'ole」(~
でない)で否定する表現。こんなふうに「'a'ole」が文頭にくると、それにあ
わせて代名詞(ここでは「au」)が前に移動することも覚えておきましょう。


●お気の毒な「Aloha no*」

 「Aloha!」といえばあいさつのことばですが、「aloha no*」だとちょっと
意味合いが違ってきます。

A: Aia i hea kou 'anakala?
   どこに    あなたの おじさん
B: Ma ka hale. Ma'i 'o ia.
 ~に     家   病気   彼
A: 'O*, aloha no*. Aloha aku ia* ia.
      お気の毒に  あいさつする   ~に  彼

※「Aia i hea~?」は「どこに?」「どこへ!」とたずねるいいかた。

(訳)
A: あなたのおじさんはどこにいるの?
B: 家にいます。彼は病気なんです。
A: まぁ、それはお気の毒に。彼によろしくお伝えくださいね。

 あいさつだけでなく、「愛(する)」(love)と訳されることも多い「aloha」
ですが、もともとは深い思いを対象に抱いていることを表現することば。なの
で、この例文のように、誰かが病気だったりすると「それはお気の毒に」とい
う意味合いになります。『Aloha No*』といえば、なかなか会えないパートナー
への募る思いを歌った、Lena Machadoの楽曲のタイトルでもあります。この場
合は、気の毒というよりも「せつないわ」とか「さびしいわ」みたいな感じだ
と思われますが、微妙なニュアンスを伝えるには訳語にもひと工夫必要かもし
れません。そう考えるとなかなかむずかしいフレーズではあるのですが、とも
かく「aloha=愛」ではないことだけは記憶しておきましょう。


●ちょっと意地悪くいってみたい「Na*na*」(ほらみたことか!)

 「Na*na*」といえば英語の「look」にあたり、なにかを意識的に見ることを
意味することば。それが次のようなやりとりで用いられると、「ほうらみたこと
か!」みたいな感情を伝えることばに変化します。


A: E Pa*pa*, mamake wau e 'ai hou i ka 'aikalima.
パパ   ほしい  私   食べる 新しい を アイスクリーム
B: Pehea ho'i! Ua lawa paha.
  どうして      十分 たぶん
A: 'A'ole! 'Ai hou ana wau ……Aue! 'Eha  ko'u  'o*pu*!
  いいえ たべる また 私  あれまぁ 痛い  私の   お腹
B: Na*na*!
 ほうらみたことか

(訳)
A: パパ、ぼく、もうひとつアイスクリームがほしいよ。
B: どうして(またそんなこといって)! もう十分でしょう。
A: ううん、ぼくもうひとつ食べるよ……うっわ(どうしよう)!ぼく、お腹が
痛くなっちゃった!
B: ほうらみてごらん。

 まず、「e Pa*pa*」の「e」は誰かに呼びかけるときのことば、「mamake wau
e~」は「~私はしたい」というフレーズで、「mamake」は「makemake」よりも
ラフな日常語のようです。「'Aikalima」は、先に出てきた「haneli」(hundred) 、
「ka*la*」(dollar)と同じく「ice cream」のハワイ語読み。もうひとつ(hou)
新たにアイスクリームを食べたいという子どもに対して、あなたは「もう十分
(食べた)」(ua lawa)といい切らずに、「たぶん~じゃないかしら」(pehea)
なんていったもんだから、もうひとつ食べてしまった子どもが('ai hou ana
wau)お腹をこわしてしまった……そんな会話です。英語で「ほらみたことか」
にあたるのは「see!」ですが、ハワイ語では「see」にあたる「'ike」ではな
いあたりも覚えておきましょう。


 「そだね~」('e*)や「なにいってるの!」('e!)、呼びかけの「e」、お願
いするときにも使われる命令文の「e」……使い分けがむずかしそうですが、いず
れも感情がストレートにあらわれることばなので、取り違えたりすることは案
外、少ないかもしれません。そして、そんな生きたハワイ語をハートで理解できる
ようになるには、ともかく気持ちを込めて使ってみる必要があるでしょうか……日本人
同士でも通じそうな「そだね~」('e*)あたりを、ためしにハワイ語風にいってみ
るのもいいかもしれません。


参考文献
1)Cleeland H: 'Olelo 'oiwi ke kahua―he puke a'o 'olelo Hawai'i. Hilo, Aha
Pu*nana Leo, 1994, pp3-245


※オキナ(声門閉鎖音)は「'」、カハコー(長音記号)は伸ばす音の後ろに「*」
をつけています。ハワイ語は、とりあえずローマ字読みすることが可能です。
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