ラーコモラボ通信

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ラーニングコモンズの普及や電子化によって曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える場を目指すという趣旨の研究会「ラーニングコモンズラボラトリ」(呼びかけ人:山内祐平(東大)、米澤誠(NII)、水越荘次(丸善)、岡本真(ARG))のメールマガジンです。

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メルマガ名
ラーコモラボ通信
発行周期
月刊
最終発行日
2017年07月26日
 
発行部数
367部
メルマガID
0001260410
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 大学・大学院 > その他

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2011-08-26創刊
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  ◆ ラーコモラボ通信 ◆
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                    ◆ 第72号 ◆

   -曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える-

               2017-07-26発行  ‡No.072‡  366部発行

・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・
  ◇ 目次 ◇
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●イベントレポート「dlibフォーラム2017 vol.1 専門図書館を拓く」(藤本織部)

○イベントカレンダー

○情報コーナー
 -ニュース
 -記事紹介

○編集後記

○奥付

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  ○ レポート ○ 
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●イベントレポート「dlibフォーラム2017 vol.1 専門図書館を拓く」
(藤本織部:司書)

 2017年7月10日(月)に機械振興会館にておこなわれた「dlibフォーラム2017」に参加しました。第1回のテーマは「専門図書館を拓く」で、京都府立図書館の福島幸宏さん、白河市立図書館の新出さん、市政専門図書館の田村靖広さん、BICライブラリの結城智里さん、カーリルの吉本龍司さんの5名が講演・登壇されました。お話された方々の所属もさまざまですが、参加者も館種異なる図書館員から一般の方まで幅広く、多方面より注目の集まるイベントでした。

 さて私はというと、7月から専門図書館で働きはじめた司書です。これまでは地方の公共図書館に勤めていましたが、転居を機に、都内の専門図書館員となりました。踏み入れたばかりの専門図書館の世界へすんなりと入り込めるようにと参加したものの、イベントを経た現在は、公共も専門も図書館にはなんら変わりのないことに気が付いています。ここではその一片をお伝えできればと思います。


 まず前半は講演者3名が15分ずつ、それぞれの図書館との関わり方を話されました。

 福島さんは数々のデジタルアーカイブを作成・公開してきたご自身の経験から、オープンデータとしての図書館資料の可能性を提言されました。蔵書データをしっかりと公開することで専門図書館は「公共図書館化」できる、と締めくくられた言葉は一筋の光がさすようでした。

 公共図書館はその地域では地域資料においての専門図書館である、と話されたのは新さん。郷土に関するレファレンスを全国から受け付けたり、あるいは他館へ問い合わせたり、などという経験を多くの図書館員が積まれているかと思います。では専門分野へのレファンレンスはいかがでしょうか。自館資料からさらに進めたレフェラルサービスができていたのかと問われると、あのときもっとうまくできたかも、などと恥ずかしくなってしまいます。
公共図書館から専門図書館へ、身近な図書館が市民をより深い情報へと誘う入口になることは不可能ではないはずです。

 カーリルはすべての図書館をつなげようと展開しているウェブサービスです。本の在処や貸出状況を簡単に検索でき、そのスムースさで図書館間のつながりを実感できていたのですが、ISBNのない専門図書館の資料は検索できません。2015年にディープ・ライブラリープロジェクトが立ち上がり、ISBNのない専門図書館の資料も検索できる横断検索システムが完成しました。それがdlib( https://dlib.jp )です。いまでは専門図書館80館ほどの所蔵状況を知ることができるようになりました。そんな誕生秘話や運営の裏話を吉本さんは話してくださいました。


 後半は、ディープ・ライブラリープロジェクトの実行委員でもある田村さんと結城さんも含めた5名でのより具体的なディスカッションがありました。

 そもそもディープ・ライブラリープロジェクトは市政専門図書館とBICライブラリ、2館の横断検索からスタートしたそうです。市政専門図書館は地方自治に関する図書館、BICライブラリは機械産業に関する図書館ですが、扱う主題の堅さが先行するのか、専門図書館には敷居の高さが印象付けられています。利用案内をみるとどちらも「どなたでも」利用できると謳っているのにも関わらずです。そこでやはりここでも、公共図書館から専門図書館への道筋があればという話になりました。ディープ・ライブラリープロジェクトはきっとその一助になるはずです。
カーリルの登場で感じたわくわくした思いをディープ・ライブラリープロジェクトにも再び抱いています。

 しかし私たちはただ期待しているだけではいけないでしょう。福島さんが話されたように「図書館の資源は資料」にあります。それらをとにかく整えることが第一です。デジタルネイティブ世代が増え、検索できないものは存在しないと捉えられるようになりました。ユニークな資料はユニークゆえに扱いにくいものですが、大事にしすぎて後手後手に回してしまっていたかつての姿勢を反省し、蔵書の存在を積極的に示していかなればと思い直しています。

 公共図書館、専門図書館、学校図書館など、選書方針や対象とする利用者に違いはあれど、いずれも資料を扱う機関であることに区別はなく、互いに補い合い、財産である資料をより活用できたらと願っています。

 月曜日の夜から刺激的で有意義な時間を過ごすことができました。第2回の開催をぜひ!


☆寄稿者紹介☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
藤本織部(ふじもと・おりべ)名古屋市立大学芸術工学部卒。司書講習受講後、地元の公共図書館に11年半勤務。美術館連携や地場産業資料の整備に携わる。ビジネス・ライブラリアン講習会14期生。現在は都内専門図書館職員。
都心のランチとアフターファイブを楽しみつつ真面目に働いています。

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  ○ イベントカレンダー ○ 
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*ラーニングコモンズに限らず、大学図書館にかかわるイベントを広くACADEMICRESOUCEGUIDEイベントカレンダーを中心にお届けします。
(□は新しく追加されたイベントです。)

■2017-07-27(Thu):
情報処理学会 連続セミナー2017「イノベーション最前線-2020年を超えて生き抜くための技術を探る」
第2回「人工知能の基盤技術」
(於・東京都/化学会館)
http://www.ipsj.or.jp/event/seminar/2017/program02.html

■2017-07-28(Fri):
丸善雄松堂アカデミックセミナー2017(大阪会場)
「大学組織としての図書館のあり方-大学改革への貢献」
(於・大阪府/大阪新京急ホテル)
http://yushodo.maruzen.co.jp/edu/solseminar2017/

□2017-07-29(Sat):
日本図書館研究会 第331回研究例会「図書館職の記録研究グループ研究成果
『歩みをふりかえって 都立図書館の司書として-中国,韓国・朝鮮語資料,組合活動を中心に』について」(迫田けい子)
(於・大阪府/大阪市立総合生涯学習センター 大阪駅前第2ビル)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2017/331invit.html

■2017-08-04(Fri):
丸善雄松堂アカデミックセミナー2017(東京会場)
「大学組織としての図書館のあり方-大学改革への貢献」
(於・東京都/フクラシア品川クリスタルスクエア)
http://yushodo.maruzen.co.jp/edu/solseminar2017/

□2017-08-05(Sat):
2017/2018年度大学図書館問題研究会東京地域グループ 講演会「オープンサイエンスと機関リポジトリ」(尾城孝一)
(於・東京都/文京シビックセンター)
http://kokucheese.com/event/index/476493/

□2017-08-26(Sat)~2017-08-27(Sun):
TP&Dフォーラム2017(第27回整理技術・情報管理等研究集会)
(於・大阪府/大阪コロナホテル)
http://tpd.eplang.jp/index.php?%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%E9%A5%E02017

□2017-09-02(Sat)~2017-09-03(Sun):
Code4Lib JAPANカンファレンス2017
(於・熊本県/熊本学園大学)
http://www.code4lib.jp/2017/04/1456/

□2017-09-09(Sat)~2017-09-10(Sun):
アーカイブサミット2017 in 京都
(於・京都府/京都府立京都学・歴彩館)
http://archivesj.net/summit2017top/

□2017-09-09(Sat)~2017-09-11(Mon):
大学図書館問題研究会 第48回全国大会(京都)
(於・京都府/同志社大学 新町キャンパス 臨光館)
http://www.daitoken.com/research/annual_conference/2017/


(ACADEMICRESOUCEGUIDE:http://www.arg.ne.jp/)

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  ○ 情報コーナー ○ 
・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・~・*・

【ニュース】

中央図書館にLA(ラーニング・アシスタント)デスクが開設!
早稲田大学図書館
https://www.waseda.jp/library/news/2017/06/13/3740/

公立鳥取環境大学情報メディアセンター公開講座「夏休みは大学図書館に行こう!」
公立鳥取環境大学
http://www.kankyo-u.ac.jp/news/2017nendo/0627/

第7回大学図書館学生協働交流シンポジウム
愛媛大学図書館
http://www.lib.ehime-u.ac.jp/sympo2017/

奈良県内の現職教員のみなさまにもご利用いただけるようになりました
奈良教育大学図書館
https://libwww.nara-edu.ac.jp/drupal/?q=node/208

中央大学と八王子市が共同で「読書感想文および図書館利用実態に関する研究」を実施-八王子市の読書環境の向上に貢献-
中央大学
http://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2017/06/57604/


【記事紹介】

図書館で健康いきいき講座「知っておきたい認知症のこと」を開催しました
徳島大学附属図書館蔵本分館日誌
https://tokudaibunkan.blogspot.jp/2017/06/blog-post_27.html

図書館紹介~ワシントン大学Gallagher Law Library~
図書館員@UW研修中のブログ
http://seattle2017.hatenablog.com/entry/2017/07/14/145218

デザインが素敵な大学図書館ウェブサイト(ver.2017)
やわらか図書館学
http://yawatosho.hateblo.jp/entry/2017/05/25/012244

ラーニング・コモンズの学びと 活用可能性に関する一考察(大産大論集30号001-014)
大阪産業大学リポジトリ
http://id.nii.ac.jp/1338/00001914/


【随時更新】カレントアウェアネス・ポータル
「大学図書館」がタグ付けされた記事一覧
http://current.ndl.go.jp/taxonomy/term/37

【随時更新】CiNii論文検索
キーワード「ラーニングコモンズ」の結果一覧
http://goo.gl/WT5CbH


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*ラーコモラボ通信では、皆さまからの寄稿・情報提供をお待ちしています。
ぜひ情報をお寄せください。
   Facebookページ:https://www.facebook.com/LClab
   Facebookグループ:https://www.facebook.com/groups/266869456661249/
   *Facebookグループへの参加は承認制となっております。

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  ○ 編集後記 (ふじたまさえ) ○
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 今月のラーコモラボ通信は、7月10日(月)に開催されたdlibフォーラムについてのイベントレポートをご寄稿いただきました。長く公共図書館に身をおいた経験を専門図書館の世界にも生かしてご活躍を願っています。ご寄稿ありがとうございます!

 実行委員会の公式ブログによると、参加者は50名弱( http://blog.dlib.jp/entry/2017/07/12/104907 )。事前のPRもそこそこに、また登壇者も事前に一度も顔を合わせることなくこういったプログラムが進行できるようになったのもFacebookのおかげかもしれません。「vol.1」とあることからも次の機会もさまざまな視点と専門分野をつなぐフォーラムを開催できたら嬉しいです。

 次号は、先日飯田市で開催されたウィキペディア・タウンのレポートを掲載する予定です。ご期待ください。

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ラーコモラボ通信[LClab-072]2017年07月26日(月刊)
【発行者】ラーニングコモンズラボラトリ
【編集者】ラーニングコモンズラボラトリ
【発行地】〒231-0012
    神奈川県横浜市中区相生町3-61さくらWORKS<関内>408
      アカデミック・リソース・ガイド株式会社内
【E-Mail】LCLabHQ@googlegroups.com
【サイト】https://www.facebook.com/groups/266869456661249/
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