現代の生活に古代の智恵を活かす

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私たちの文化的な生活は、先進的な文明によって支えられています。ところが丹念に見ると、そこには精霊信仰(アニミズム)やシャーマニズムなど自然崇拝を基礎にする原始宗教的な姿が見られるのです。 原始宗教は、世界中で自然発生的に発生し、人類の生活の基礎を成してきました。私たち、現代の日本人の日常生活には、古代から連綿と受け継がれた古神道の影響がひそかに感じられます。 そこで、神職の著者、中澤鳳徳が、現代の日常生活に違和感なく溶け込んでいる古神道的なことがらを取り上げ、その古代の叡知を現代生活に十分に活かす術(すべ)をお伝えします。

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メルマガ名
現代の生活に古代の智恵を活かす
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2013年11月30日
 
発行部数
93部
メルマガID
0001332631
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > こころ > その他

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読者の皆さま、お久しぶりです。年の瀬も間近で、寒い毎日が続いています。お元気にお過ごしですか。今回は、「クリスマスツリーと門松」です。もうあちこちにクリスマスツリーが飾られていることでしょう。そして、それが終わると迎春の準備です。いずれにも常緑樹を用います。私たちはそれらに大きな期待をしていることが分かります。


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クリスマスツリーと門松


○はじめに
日本では12月になると、あちこちにモミの木のクリスマスツリーが飾られます。そして、クリスマスが終わると、迎春のために松や竹でできた門松が用意されます。それらは、いずれも常緑の木です。太陽の力が衰えている冬の季節に、より強い太陽の光を求める思いの込められたものです。


○門松
門松(かどまつ)は、お正月に家の門の前などに立てられる松や竹の正月飾りです。古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神を家に迎え入れるための依り代でした。

神様が宿る常盤木の中でも、松は「祀る」につながり、古来の中国でも生命力、不老長寿、繁栄の象徴とされてきました。


○クリスマスツリー
クリスマスには、クリスマスツリーがつきものです。部屋に飾られる方も多いでしょうし、街のあちこちで見かけます。かつてはヨーロッパモミというモミの木を用いていましたが、現在では、それに似たいろいろな木が用いられます。

クリスマスツリーのオーナメントは、キリスト教のいわれに則して用意されます。ツリートップ、つまりツリーの先端にはキリスト降誕を知らせたベツレヘムの星にちなむ星や、クリスマス・エンジェルが飾られます。リンゴは智恵の樹の実を象徴して飾ります。それは、オーナメントボールと呼ぶ金属光沢のあるボールなどになっています。キャディケインは杖の形をした飴です。ろうそくや電飾、金属光沢のあるモールなどの飾り、リボン、ベル、菓子かそれを模したもの、雪の装飾で飾られます。

北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の冬至の祭は、ユールです。ユールでモミの木を使っていました。冬の間も緑を保つために、強い生命力の象徴となっているのです。それがキリスト教の普及で混淆されたのです。

また、ロシアのヨールカは、私たちのよく知っているクリスマスツリーと同じような形をしています。本来、新年を祝うものですが、クリスマスの時期から飾られます。

クリスマスツリーは、キリスト教では智恵の木の象徴だとされます。旧約聖書の創世記に出てくるエデンの園にあって、アダムとイブがその樹の実を食べました。神は、それに気づき、エデンの園を追放しました。

智恵の樹が何の樹なのかを旧約聖書では説明していません。翻訳の誤りでリンゴになったようです。ジョン・ミルトンの「失楽園」でもリンゴとされています。

ダン・コッペル著「バナナの世界史」によると、古代の中東ではバナナはイチジクと呼ばれていました。コーランの楽園の禁断の果実がバナナと考えられていて、また禁断の果実は、「エバのイチジク」と書かれているので、智恵の樹は、バナナであったともいわれます。


○冬至の祭に由来
クリスマスは、イエス・キリストの降誕を記念する祭日です。新約聖書にも、誕生日は記されていません。つまり、クリスマスは、お誕生日だと言うことではないのです。

北欧のクリスマスは、ユールと呼ばれます。ユールは、キリスト教以前の冬至祭のことを指し、北欧では今もクリスマスを指す言葉となっています。冬至の太陽が再び力強い生命を持つ日を新年とし、北欧神話の神々にビールや猪や豚などを捧げました。特に猪は、フレイ神の象徴であり、神聖ないけにえとされます。現在でも北欧、ドイツのクリスマス料理は、豚肉がメインです。

クリスマスの料理を並べたテーブルをユール・ボードと呼びます。この日に現れる霊たちに特別に用意されました。季節や農作業の変わり目、特に冬至は、死者の霊、悪魔、魔女などが大挙して現れるといわれます。

冬の長い北欧では、太陽の再生を祈るための祭りが冬至の頃に行われました。火を焚き、生贄をささげました。たき火(ボーンファイア)は、暗闇や寒さと戦う太陽の象徴で、人々は火の回りで歌ったり、飲み食いをしました。亡くなった人々の霊も宴席に参加すると言われていました。

ユールは、12月13日の聖ルチア祭から始まります。その家で一番年下の娘が、白いドレスに赤い帯、太陽をあらわすロウソクの冠をつけ、サンタ・ルチアの歌を歌い、家族にケーキを贈ります。お供には数人の星男(シャーンゴッセ)がつきます。

ルチアの語源は、ルクス(光)です。かつてはこの日に太陽の再来を願って生贄が捧げられたため、ルチアのモデルは女神フレイヤとされています。

また、クリスマスは、ミトラ教の冬至の祭を転用したものではないかと言われています。

キリスト教のライバルだったミトラ教は、ゾロアスター教発祥で、太陽神ミトラを崇拝しており、このミトラ神が再生する日が冬至(その当時は12月25日)でした。キリスト教は、ミトラ教同様に、12月25日を祝うようになりました。325年のニカイア公会議で、キリスト教会は、12月25日をイエスの誕生日に正式決定しています。キリスト教とミトラ教、そして、冬至祭の伝統を持つケルト民族やゲルマン民族を統合することになったのです。

そうしたわけで、私たちの知っているクリスマスツリーには、旧約聖書から想定されるリンゴやバナナではなく、冬至の祭に由来するモミの木が用いられることになったのでしょう。


○まとめ
太陽の光の弱った冬に、私たちは、太陽の再生を願って常緑の木を用いました。日本でも常緑の竹や松を門松にして、新年を迎えます。同時期に常緑のもみの木を使った冬至の祭に由来するクリスマスが行われるのです。
                  (中澤鳳徳)
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「現代の生活に古代の智恵を活かす」
発行所:修生会
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中澤鳳徳のブログ「神と人のはざまで」
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