九雀通信

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メルマガ名
九雀通信
発行周期
月に2回程度発行します。
最終発行日
2017年11月01日
 
発行部数
512部
メルマガID
0001341814
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
エンターテイメント > 演劇 > 伝統芸能

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メールマガジン最新号

こんにちは。一昨日に続けての発行です。
 
 昨日10月31日は、NHK・Eテレ「人生デザインU-29」お囃子・岡野鏡(おかの・きょう)の巻を、大勢の方がご覧下さったようで、有り難うございます。
 Facebook やTwitter、そしてLINEなどから、たくさんのお言葉を頂きました。本人のところには、その何十倍も届いていると思います。多くの方の応援と期待をあらためて感じて、なお一層精進をしてほしいものです。
 続く時は続くもので、明日11月2日(木)は、ラジオ大阪「ほんまもん原田年晴です」にて、岡野鏡がお喋りをさせてきます。
http://www.obc1314.co.jp/bangumi/honmap/

 但し、この番組はradikoプレミアムでも利用しない限り、関西の人以外は、お聞き頂けません。いや、関西でも1314キロヘルツは、入りにくいので、FM91.9やradikoがお勧めです。
 番組の主が、私の悪友・原田アナウンサーなので、昨日のNHKとは、打って変わって、ハチャメチャなトークになることは必定です。出番は14時過ぎから20分間です。

 さて、重複を避けるために・・・ちょうふく・・・試験によく出ました・・・重複を避けるために、テレビで触れられたことは、流しながら、書き進めます。
と、言うてる私は、実は、まだ番組を見ておりません。昨日は帰宅が遅く、そして、朝、録画を見ようとしたんですが、ケーブルテレビの機械やらが色々つながっていて、見る方法がわかりません。父が病院の定期検査から帰ってくるまで無理です。でも、大体内容は察しがつくので。
 
 そんなわけで、岡野鏡は「高橋まき」門下から、「桂九雀」門下にトレードされました。噺家の弟子が「お囃子さん」。これはけったいなようですが、林家染丸兄さんは、たくさんのお囃子さんを、弟子として育てておられます。ひらがなの「はやしや」を名乗っている人は、みんなそうです。また、東京の落語界には、噺家の弟子で「色物さん」というケースも多々あります。師匠=身元引受人ということなので、実はそんなに特殊なことではないのです。うちの場合、もちろん、技術部門は、今まで通り、高橋まきが致します。
 トレードのきっかけは、岡野鏡の不心得でしたが、それはともかく、私の門下になってから、熟々と考えるに、これはなかなか合理的です。
 そもそも弟子とはなんぞや。このことから考えていかないといけないわけですが。この世界で生きていく様々なことを師匠から習うのが弟子です。芸の技術もその一部ではありますが、それだけじゃない。行儀、礼儀、日々の過ごし方、芸への向き合い方、そして生き方。習得するのに、時間がかかります。年季明けという一応の区切りはありますが、そこでコンプリートするわけもなく、いわば一生習い続けるくらいのもんです。
 落語家ならば師弟一緒の現場がたくさんあって、悪いところは逐一叱ることもできますが、お囃子の師弟は、それぞれが、違う落語会で弾いています。弟子がちゃんとやっているかどうかを、師匠が判断できる材料は、ほぼ無いわけです。
 今までのお囃子さんは、社会人経験のある、ある程度の年齢の、いわば「おとな」が、入門して来ました。ところが岡野鏡は22歳。同級生はまだ大学生。異論もありましょうが、まだ「こども」です。その若さは貴重なのですが、「おとな」になるまでは、育てる作業をやめたらいかんのです。それなら、めったに会わないお囃子の師匠=高橋まき=うちのカミサンより、しょっちゅう現場で顔を合わす私のほうが、適任ではないかと思うようになりました。
 育てるのが、私の仕事になったので、常に、見ております。私をしくじったら、もう行くところはありません。常習の遅刻を、もう一回したら「内弟子に逆戻り」というルールも決まっております。

 それにしても、運の強い子です。
 普通、これだけしくじったら、もうこの世界には居られないレベルのことを何度もやっております。しかしながら、私と一番仲の良い劇団「南河内万歳一座」に縁(ゆかり)の子なので、安易に放り出せません。人の運強し。
 また、岡野鏡がやめると、2年後に20代どころか、30代のお囃子さんも居なくなります。やめさすわけにはいかんのです。職業選択の自由は、憲法で保障されておりますが、この仕事を選択した彼女は、もはや辞めることが出来ない宿命を背負っています。時代の運強し。
 強運は色々な物をも、手元へ引き寄せます。
 使っているお三味線は、「そんな若い子がやるなら、是非、私のを使って下さい」と、彼女の手元へ来ました。「新聞を見たんですが、お囃子さんなら着物が要るでしょう。」と、お祖母さん、お母さんが着ておられた物が、箪笥に収まらないくらい届いています。物の運強し。
 その強い運で、次に引き寄せないといけないのは、「人」や「時代」や「物」ではなく、「心」です。
「向学心」「克己心」「芝居心」「一意専心」「十六夜清心(いざよいせいしん)」これはギャグ。
 早く大人になって、「一安心」をプレゼントしてほしいです。
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