神秘学!~身の回りのできごとを、別の視点から見るヒント

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メルマガ名
神秘学!~身の回りのできごとを、別の視点から見るヒント
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2018年04月20日
 
発行部数
611部
メルマガID
0001632133
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 科学・研究 > その他

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こんにちは。バラ十字会の本庄です。


━…………………━

画像入りのブログで、この記事を読むことができます。

http://www.amorc.jp/blog/201804201639_1757.html?tc=mag180420

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今日の東京板橋は、よく晴れてさわやかな一日になっています。

いかがお過ごしでしょうか。



今回はまず、40年ほど前の私の体験についてご紹介させていただこうと思います。

大学生だったときのことですが、心理学のある実験を行うので協力して欲しいと友人から頼まれたのです。

何か、経済のモデルを作るために必要な実験なのだそうです。


私が役に立つならばと快く応じると、後日、大学のキャンパスの普段は行ったことのない部屋に呼び出されました。

私と同じような協力者が他に7人いて、被験者は全員で8人でした。

その中に、私の知っている人はひとりもいませんでした。


そこはとても殺風景な部屋で、打ちっぱなしのコンクリートの壁には、ポスターひとつありません。

そして、部屋の左と右には、長テーブルが2つずつ置いてありました。

それぞれのテーブルをはさんで、向き合うように2つの椅子が置かれ、テーブルの中央には割と高さのあるついたてが、椅子を隔てるように置かれていました。



他の被験者と一緒に、その部屋に入ろうとしたときに、私は今までに一度も体験したことのない奇妙な感じを受けたのです。


それは、部屋の右側にはどうしても行きたくないという感じでした。

右の方に進もうとすると、体自体が何かを警戒して、まるで押し戻されるような感覚でした。


そして、まったく反対に部屋の左側には、何やら楽しげな感じがしたのです。



どの椅子に座っても良いという説明だったので、「今のは何だ?」といういぶかしさを感じつつも、部屋の左側に進み、置かれている椅子のひとつに座りました。


そして、全員が席に着くと、私たち被験者は4組に分かれることになりました。

私を含む、部屋の左側に座った2組のペア、部屋の右側に座った2組のペアです。


ペア同士は向かい合わせに座わっているのですが、ついたてのために、まったく相手を見ることができません。



そして、金ピカに光るおもちゃのコインが10枚ずつ全員に渡され、実験の説明が始まりました。


経済をまねたゲームを、あるルールに従って行います。

ゲームのルールは簡単です。まずゲームの目的は、自分の持っているコインを増やすことです。

終わったときに一番多くコインを持っていた人が優勝です。


コインを増やすために、ペアになった相手と、互いのコインを交換するということを20回行います。



コインの交換では、手元にあるコインのうちの何枚を相手に渡すかを決めます。

同時に相手も、こちらに渡す枚数を決めます。

そしてそのコインを、そのテーブルの実験を補助する係の人に預けます。


預けることのできるコインは最大10枚と決められていました。

しかし、自分の手元にあるコインが10枚よりも少なくなっていれば、持っている枚数までしか渡すことができません。



そして係の人は、渡されたコインそれぞれの枚数を2倍にして、もう一方の相手に渡すということがルールとして定められています。


実験中は話すことが一切許されておらず、ペアになった相手には、係の人を通してコインを渡す以外には、何も情報を伝えることができません。



状況がご理解いただけたでしょうか。

つまり、私たち被験者は一種のジレンマ状態に置かれたわけです。


ペアになった相手に、たくさんのコインを何回か渡すことで、もし相手との間に信頼関係を築くことができれば、相手もたくさんのコインを自分に渡してくれるようになることでしょう。

そうすれば、結果的に多くのコインを手にすることができます。


しかし一方で、コインを多く渡すと決断したにも関わらず、相手が少ない枚数のコインしか渡してくれなければ、自分のコインはどんどん減ることになります。



さて、実験が始まりました。


第1回目の交換で、私はずいぶんと考えたあげくに6枚のコインを係の人に渡しました。

ですから相手は、12枚のコインを受け取るはずです。

すると、相手からは16枚のコインが届きました。

つまり、相手は私を信頼して、10枚中の8枚ものコインを手放してくれたのです。

私の手元には10 - 6 + 16 = 20枚のコインがあります。



今でも覚えています。

おもちゃのコインを使った単なるゲームなのですが、この瞬間の喜びは、かなり大きなものでした。


その後の交換でも、相手はたくさんのコインを渡してくれ、私もすっかり嬉しくなって、毎回毎回10枚近いコインを渡しました。

私の手元のコインはどんどんと増えていき、20回の交換が終わったときには、かなりの枚数になっていました。



きっと私か相手が優勝だろうと思っていると、驚きのからくりが種明かしされます。

私たち被験者は全員がだまされていたのです。



実は、部屋の左側に座った被験者4人には、相手が何枚のコインを手放したかに関わらず、必ず14枚から18枚のコインが、係の人から渡されることに決まっていたのです。


一方で、部屋の右に座った被験者4人には、相手が何枚のコインを手放したかに関わらず、係の人からは、必ず2枚から6枚のコインしか渡されないようにされていました。



部屋の右側の人たちは、この実験の間ずっと、かなり不快な思いをし続けていたに違いありません。

「この人は、ケチなのだろうか」、「何でこの人は私のことを信頼してくれないのだろう」と何回も思ったのではないでしょうか。


一方で、部屋の左側にいる私たちが築くことに成功したと思っていた信頼関係も、実は架空のものだったことになりますので、結局のところ、右側の人に比べて幸せな体験をしたのかどうかということには、ちょっと疑わしいところもあります。



ちなみに、この実験は何をしようとしていたのか、心理学や経済学にどのように役に立ったのかは、残念ながら聞く機会がありませんでした。



さて、皆さんは、サイコメトリー(psychometry)と呼ばれる現象のことを聞いたことがおありでしょうか。


それは、ある人の感情や記憶が、その人の身につけているアクセサリーや時計などの物体、もしくは、その人が長時間過ごしている部屋の調度品や壁に記録され、他の人が後から感じることができるという現象です。


いわゆる「サイキック」(超心理学的)と呼ばれている現象のひとつですが、バラ十字国際大学の研究によれば、この現象は、数々のサイキック現象の中でも、比較的簡単に多くの人が体験することができる現象です。



先ほどの心理学の実験が始まる前に、部屋の右側と左側に感じた奇妙な印象のことを、私は、このサイコメトリーの一例だと考えています。

つまり、私たちが実験を行う前にも、この部屋には多くの被験者が入り、何回も実験が繰り返されていたのでしょう。

そして、部屋の右側には、被験者が感じた不信と不快の感情が何回も記録され、部屋の左側には、信頼感と楽しい思いが記録されたのでしょう。



サイコメトリーが物理学的にどのようなメカニズムで起こるのかは、まだ明らかにされていないようです。

しかし、人間にはこのようなことを感じ取る興味深い能力が、おそらく誰にもあるということはほぼ確実です。



私たちが提供している神秘学の通信講座では、初回の教材でサイコメトリーが扱われ、この現象をひとりで体験するための実習が紹介されます。

今までも何回かこのメルマガでは、「神秘学」(mysticism)(神秘哲学と呼ばれることもあります)について話題にしてきました。


神秘学とは何かということは、さまざまな方向から説明することができますが、人生のあまり知られていない側面を明らかにして、より幸せでより有意義な生き方を実現するために役立てる取り組みだと言うこともできます。

サイコメトリーも、人間の深層意識の働きに関連している、人生のあまり知られていない側面のひとつにあたります。



読者の皆さんの中には、新年度に入ったこの機会に、何か新しいことを始めたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


この講座の初回の教材を、無料で体験することができます。

真剣に検討してみたいとお考えの方は、下記のリンクをクリックして、お申し込みください。

http://www.amorc.jp/request/trial.html



最後までお付き合いいただきありがとうございました。

では、また(^^)/~


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■編集後記

先週末に法事があり、北海道のサロマ湖に出かけていました。

その日の最高気温は1度で、東京の暖かさに慣れていたので、ずいぶんと辛い思いをしました。

しかし、雪の残る湖岸近くで、たくさんの白鳥を見ることができました。

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■ 神秘学が伝える人生を変えるヒント・バラ十字会日本本部AMORC公式メルマガ
発行:バラ十字会日本本部AMORC
http://www.amorc.jp

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発行人:本庄 敦

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