店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業

  • ¥0

    無料

著者サイト

東京MXテレビ『バラいろダンディ』に出演、東洋経済オンライン『マクドナルドができていない「基本中の基本」』を寄稿、テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!スペシャル「並ぶ場所にはワケがある!行列からニッポンが見えるSP」』を監修した、店舗経営コンサルタント・佐藤昌司が発行するメルマガです。店舗経営や商売、ビジネスなどに役立つ情報を配信しています。

 

メールマガジンを登録(無料)

※ご登録いただいたアドレスは大切にお預かりし、まぐまぐ!メールマガジン配信にのみ利用します。

他のサイトIDでメルマガを登録する

※ 各サイトのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ メルマガはサービスでご登録したメールアドレス宛に届きます。

このメルマガを解除する

メールマガジンを解除

他のサイトIDでメルマガを解除する

※ 各サイトのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

 

メールマガジン最新号

▼無料ブックレットをご紹介ください▼
⇒http://creationconsulting.co.jp/booklet

『顧客像を絞るためのペルソナ作成シート』
『店舗開業フローチャート』
『使える! 集客・売上拡大実現 販促集』
『店舗経営のためのインターネット攻略ガイド』
『爆発的に自己成長を遂げる3つの方法』
『店舗売上倍増マニュアル Part2』
『店舗売上倍増マニュアル Part1』

━━━━━━━━━━━━━━━━

かっぱ寿司が行なっている、70分間の「食べ放題」サービスが話題を呼んでいます。6月13日から7月14日の平日14時から17時までで、全国20店で実施しています。この食べ放題サービスは好評のようで、数時間待ちになることもしばしばのようです。

かっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイトの業績は悪化しています。2017年3月期の売上高は前年比1.1%減の794億円、本業の儲けを示す営業損益は5億円の赤字(前年同期は25億円の黒字)、最終的な儲けを示す純損益は58億円の赤字(前年同期は52億円の黒字)です。

かっぱ寿司の売上高は低下傾向を示しています。近年は最終赤字に陥ることがしばしばあります。業績悪化が著しい状況です。今回実施した食べ放題のサービスは業績悪化からの起死回生を狙った施策という面もありそうです。

業績悪化で苦しむかっぱ寿司を尻目に、はま寿司が気を吐いています。はま寿司を展開するゼンショーホールディングスの2017年3月期の売上高は前年比3.5%増の5440億円、営業利益は55%増の187億円でした。純利益は109.7%増の84億円で過去最高となりました。

はま寿司を主力とするファストフードカテゴリーの売上高は前年同期から38億円増加しましたが、増収の主要因としてはま寿司の新規出店が寄与したとゼンショーは発表しています。2002年10月にはま寿司を設立してから順調に店舗数を拡大していきました。2017年6月23日時点では、47都道府県に473店を展開しています。

一方、競合も店舗数を増やしてきています。回転寿司業界では4強が激しい競争を繰り広げています。同時点で、スシローは島根県を除く46都道府県に463店、くら寿司は北海道と福島県を除く45都府県に397店、かっぱ寿司は35都府県に348店を展開しています。国内店舗数でははま寿司が一歩抜け出してトップで、現時点で4強で唯一全国制覇を果たしています。

はま寿司の優位性は運営するゼンショーによるところが大きいでしょう。ゼンショーは約2000店ある牛丼店「すき家」を含めてグループで約4900店の店舗網を誇ります。グループの調達力を生かすことで食材を安く仕入れることができます。特にコメはグループの多くの店で共通で使用できます。はま寿司で使用するコメのコストも抑えることができるのです。

また、ゼンショーは牛丼店やハンバーグ・ステーキ店、焼肉店、しゃぶしゃぶ店といった「牛肉」を扱う店舗も多数展開しています。牛肉を共通で使用する形で、はま寿司ではローストビーフや牛カルビ、ハンバーグといった牛肉をネタにした握りが充実しています。牛肉でもコストを抑えることができます。

サイドメニューも同様です。はま寿司ではラーメンやうどんを提供していますが、ゼンショーが展開するラーメン店やうどん店の食材を共通で使用することでコストを抑えることができます。

回転寿司店では近年、サイドメニューの充実化が進んでいます。くら寿司ではラーメンやうどん、カレー、うな丼、天丼などを販売しています。はま寿司やスシロー、かっぱ寿司でも、くら寿司ほどではありませんが、サイドメニューの充実化を進めています。消費者の嗜好の多様化が進んでいることもあり、寿司だけでは生き残れない事情があります。

そこで回転寿司各社はサイドメニューを充実させているのですが、サイドメニューはあくまで脇役のため、非効率な面があります。寿司の調理であればロボット化進んでいるためコストを抑えることができます。一方、サイドメニューでは調理のロボット化は進んでいません。調理の手間がかかります。また、食材の保管コストもかかります。

サイドメニューの充実化が進むことでコストが増加するというリスクがあります。そうなるとコスト削減が重要となりますが、先述の通り、はま寿司はグループの食材を共通利用することができるのでリスクを最小限に抑えることができる立場にあります。この点は競合と比べて優位にあるといえるでしょう。

もちろん、はま寿司の競合でもグループでコストを抑えているところはあります。例えば、かっぱ寿司を傘下に収めるコロワイドはフランチャイズを含めて約2700店を展開しているので、食材の共通の使用でコストを下げることができます。しかし、約4900店のゼンショーの規模には遠く及びません。はま寿司は圧倒的に優位にあるのです。

はま寿司はコストを抑えることで低価格を実現しています。平日は一皿90円で寿司を提供するなど、競合よりも低価格帯での販売を実現しています。低価格であっても品質を落とさずに提供できていることもはま寿司の強みといえるでしょう。これは、かっぱ寿司がかつて一皿88円で提供して「安っぽい」という印象を定着させてしまったのとは対照的です。

低価格で美味しいのは寿司だけではありません。サイドメニューでも低価格で美味しいものを提供しています。ラーメンが最たる例でしょう。2014年に「旨だし鶏塩ラーメン」を低価格で販売したのですが、約2カ月で100万杯以上を売り上げるヒット商品となりました。2015年に「コク旨煮干しラーメン」を販売した際も約2カ月で100万杯以上を売り上げました。グループでラーメン店を展開しているため、食材やノウハウを有効活用できた結果ともいえます。

2016年3月期のはま寿司の売上高は前年比15.6%増の1010億円、経常利益は42億円(前年同期は49億円)です。ゼンショーの同期の経常利益は113億円のため、はま寿司だけで37%を稼ぎ出しています。売上高だけでなく利益でも大きく貢献しているのです。はま寿司が今後もゼンショーの業績を支えていきそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼無料ブックレットをご紹介ください▼
⇒http://creationconsulting.co.jp/booklet

『顧客像を絞るためのペルソナ作成シート』
『店舗開業フローチャート』
『使える! 集客・売上拡大実現 販促集』
『店舗経営のためのインターネット攻略ガイド』
『爆発的に自己成長を遂げる3つの方法』
『店舗売上倍増マニュアル Part2』
『店舗売上倍増マニュアル Part1』

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ビジネスサイト掲載記事のピックアップ▼

『オートバックス売上激減の謎、国内の車保有台数増なのに…イエローハットに客流出か』
⇒http://biz-journal.jp/2017/06/post_19504.html

『「安っぽい」かっぱ寿司、深刻な業績悪化…先進的スシローに大きく出遅れ「廃棄ロス地獄」か』
⇒http://biz-journal.jp/2017/06/post_19514.html

『ミスド、店舗売上5百万減の危機的状況…パスタ+ドーナツセット販売も買う客おらず』
⇒http://biz-journal.jp/2017/06/post_19489.html

『吉野家の牛丼、「スマホ出前」開始…新聞配達員が宅配、セブンは無料配達を急拡大』
⇒http://biz-journal.jp/2017/06/post_19466.html

『富士フイルムHD、375億円の損失。名門の不正会計はなぜ起きたか?』
⇒http://www.mag2.com/p/news/252877

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼ブログ「商売ショーバイ」掲載記事のピックアップ▼

『アマゾン、中小の運送事業者の囲い込みで独自の配送網を構築。丸和運輸機関などで1万人確保』
⇒http://creationconsulting.co.jp/2017/06/6534

『日本の食料自給率は長期的に低下傾向。近年はカロリーベースは40%前後、生産額ベースは60%台で推移』
⇒http://creationconsulting.co.jp/2017/06/6522

『国産鶏肉が高値で推移。健康志向の高まり、コンビニ需要が追い風か』
⇒http://creationconsulting.co.jp/2017/06/6512

『EC市場は15兆円、EC化率は5%を突破。「伸びしろはまだある」と経済産業省』
⇒http://creationconsulting.co.jp/2017/06/6506

『2016年度の自己資本比率が4割超え。「自己資本」「純資産」「株主資本」の違いとは?』
⇒http://creationconsulting.co.jp/2017/06/6492

━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
ただ、競争は激化しているため、今後はどうなるかは不透明です。
かっぱ寿司が復活することも十分あり得ます。
混沌としてきました。

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼電子書籍好評発売中▼
⇒http://creationconsulting.co.jp/book

『企業経営戦略史 飛躍の軌跡』
『女子大生のハンバーガー店経営物語』
『使える! 集客・売上拡大実現 販促集 Part4』
『使える! 集客・売上拡大実現 販促集 Part3』
『使える! 集客・売上拡大実現 販促集 Part2』
『使える! 集客・売上拡大実現 販促集 Part1』
『繁盛店の法則がわかる教科書』
アマゾンで独占販売中です。
おかげさまで販売好調です。ありがとうございます。
Kindleアプリで読むことができます。
Kindleアプリはパソコンやスマホで無料でダウンロードできます。

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼講演・執筆・取材依頼についてはこちら▼
⇒http://creationconsulting.co.jp/lecture-writing

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼個別コンサルティング▼
⇒http://creationconsulting.co.jp/individual-consulting

100,000円(税別)/60分

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼メルマガ広告の広告主様を募集しています▼
⇒http://creationconsulting.co.jp/email-newsletter-advertisement

配信:まぐまぐ!
発行部数:約3,000

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼今回のメルマガはいかがでしたか?▼
⇒https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=EvqUoylTg

ご感想をいただけると大変嬉しく励みになります。

━━━━━━━━━━━━━━━━
▼株式会社クリエイションコンサルティングのホームページ▼
⇒http://creationconsulting.co.jp

━━━━━━━━━━━━━━━━





















メルマガ全文を読む
 
  • 殿堂入り
  • まぐまぐ大賞受賞
 
メルマガ名
店舗経営者の繁盛店講座|小売業・飲食店・サービス業
発行周期
ほぼ 日刊
最終発行日
2017年06月23日
 
発行部数
3,015部
メルマガID
0001642797
形式
PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > マーケティング > マーケティング理論

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

 

▲ページトップへ

▲ページトップへ