発声は面白くて深い!Let's 声の筋トレ

  • ¥0

    無料

言語聴覚士が発声という現象の面白さ・深さを分かりやすく愉快にお伝えします。2016年6月にリニューアルした科学的発声トレーニング法「発声運動エクセサイズ」のやり方も解説。

著者サイト
 

メールマガジンを登録(無料)

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ 各サービスで登録しているメールアドレス宛に届きます。

メールマガジンを解除

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
 
メルマガ名
発声は面白くて深い!Let's 声の筋トレ
発行周期
隔週刊(毎月第一・第三月曜日発行)
最終発行日
2017年09月04日
 
発行部数
153部
メルマガID
0001647835
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > 健康・医療 > その他

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

メールマガジン最新号


◇◇◇Physical exercise Voice Magazine Revised◇◇◇
◆◆◆発声は面白くて深い!Let's声の筋トレ/R◆◆◆

☆このメールマガジンは「発声運動エクセサイズ」普及を目的に、
ボランティアで編集・発行(不定期)されています

◆vol.051 もくじ◆
01. 声関連の話題 2017年07月〜8月
02. 最新声文献「唇トリル・舌トリル練習で8割が声門ポリープ手術を回避」
03. 声本時評「最高の声を手に入れるボイストレーニング フースラーメソード入門」
04. 声のコラム「『丸い球が飛び出すイメージで声を出せ』と言われたら」


☆メルマガ過去記事はこちら→ http://physiexvoice.side-story.net/


◆01. 声関連の話題

2017/07/25
ハロプロアイドルグループjuice=juice宮本佳林、「機能性発声障害」で休養へ 
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/07/25/kiji/20170725s00041000180000c.html

2017/08/04
喉の治療で昨年9月から活動休止していた人気声優の種田梨沙が仕事復帰へ
http://www.oricon.co.jp/news/2095178/full/

2017/08/07
喉の治療で4月から休業の声優・細谷佳正さんが仕事復帰!
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2912362

声が原因でお仕事に支障を来したニュース、多いですね。復帰はとってもおめでたい。
ただ再発防止策がきちんとなされているか、ここが気になるところです。
再発しやすいんですよ、このあたり。ご用心ご用心。
その中で機能性発声障害、この名が出るのは珍しい。
通常は声帯結節やポリープが相場です。
機能性発声障害って、声がおかしい、でも調べても喉に病変何もない、
そんなとき診断名に重宝するやつです。
これ手術の適応はありません。地道にリハビリか、思い切ってボトックス注射に踏み込むか。
いずれにしてもちょっと時間がかかるパターンぽい。
リハビリどこでやるのかしら。
手を挙げたいなあ。



◆ 02. 最新声文献
【051】唇トリル・舌トリル練習で8割が声門ポリープ手術を回避
「Treatment for Vocal Polyps: Lips and Tongue Trill」
Daniela de Vasconcelos, , Adriana de Oliveira Camargo Gomes, Cláudia Marina Tavares de Araújo
Clinical Hospital, Federal University of Pernambuco, Brazil
Journal of Voice March 2017 Vol 31, Issue 2, P252.e27-252.
http://www.jvoice.org/article/S0892-1997(16)30176-X/abstract

対象はポリープと診断された10人のうち5人。
唇トリル&舌トリル法の発声訓練を30〜45分10回やってみた。
結果、5人中3人に効果あり。80%の者が喉頭手術を回避できた。
唇トリル&舌トリル法は声門ポリープの治療法として有効じゃない? という論文。
トリルって、唇を閉じてブルルルとか、舌を巻き舌にしてトゥルルルって震わせる運動です。
ロシア人やイタリア人が得意そうなやつ。
トリルが喉頭や声帯に直接作用するわけじゃありません。
ただ喉頭の力を抜かないとうまくできない。それがトリルです。
繰り返しの練習で、声帯に負担の少ない発声の仕方を学習できた、と言うわけ。
声帯への負担が減ったので声帯の炎症も収まった、
それでポリープ手術の必要がなくなった。
まあそんなとこでしょう。
ただトリルだけで声帯に負担の少ない発声法を学習できるかどうか、
ここは微妙なところですね。
対象者によるでしょう。
学習力が高いかどうか、自覚があるかどうか、応用力があるかどうか、
この辺りが分かれ目です。
対象者の要因を消すにはもっと症例数が必要です。
一般的にはトリルだけじゃ心もとないかな。
他の方法も組み合わせたくなりますけどね。



◆ 03. 声本時評
「最高の声を手に入れるボイストレーニング フースラーメソード入門<DVD付>」
武田梵声 著 ¥1,944(税込) 2017.02 刊
https://www.amazon.co.jp/フースラーメソード入門-DVD付-武田-梵声/dp/4534054742

第1章 間違いだらけのボイストレーニング
第2章 はじめてのフースラーメソード
第3章 フースラー式・かんたんボイストレーニング入門
第4章 歌が上手になるボイストレーニング
第5章 話し声・話し方を鍛えるボイストレーニング
第6章 真ミックスボイスを身につける
第7章 身体性とメンタルを整える

西洋式の発声法、ベル・カント唱法。
ところが定義が曖昧で、いろんな人がいろんなことを言ってます。
「フースラーメソード」は、フレデリック・フースラーが唱えたベル・カント唱法。
まあとにかく、ボヤンと抽象的にやってた発声トレーニング法を、科学的なものに近づけた、
そう思っとけばいいでしょう。
ただしベル・カントの練習法は、「アンザッツ」っていう7つの声パターン、
これをマネるってやり方になってます。
この本の特徴は、そのフースラーメソードを現代風にアレンジしたところ。
どの辺が現代風かというと、筋肉名をポップにしちゃってます。
声門閉鎖筋を「閉鎖くん」、声門開大筋を「開大くん」、喉頭挙上筋を「ケンスイ四郎くん」
なんて名づけてます。
「ケンスイくんを徹底的に鍛えよう」とか書いてある。
もうひとつ、7つのアンザッツの声パターン、
「バカ殿のマネをしよう」「大げさに淡谷のり子のマネをしよう」って感じで、
現代の日本人に沿ったイメージに置き換えてます。
いやいや、ちゃんと大まじめな本ですよ。
分かりやすくって考えた結果こうなったってことでしょう。
気持ちはわかりますけどねえ。ただ方向性が。
筋肉名をポップにしても、言うほど分かりやすくはない気がします。
しかも「閉鎖くん」って大してポップじゃないですし。
あと淡谷のり子とか、イメージ例がちょっと古い気が。
そして、そうまでして喉の構造を解説しても、
結局トレーニング法が声マネ、つまりイメージトレーニングでは・・・。
うまくイメージできない人、マネが成功しない人は、どうしたらいいんでしょう?
そういう人にも差し伸べられる手が欲しいですよねえ。



◆ 04. 声のコラム「『丸い球が飛び出すイメージで声を出せ』と言われたら」

「丸い球が飛び出すイメージで声を出しなさい」
もし、上司にそんなコト言われたら、
えっ(オロオロ)、どういうこと・・・?
困惑しちゃいますよねえ。
これ、NHK、NEWS7担当アナウンサーの鈴木奈穂子さんが、
新人のころ実際に言われたセリフだそう。
ブログ「"届く声"を目指して」
2017年07月28日、ご参照。
http://www.nhk.or.jp/news7-blog/520/276468.html

その上司、こうも言ったらしい。
「鈴木の声は四角くて耳への当たりが良くない」
皆さん、どうですか?
もしそんなこと言われたら。
自分の声ってよくワカラナイがダメらしい・・・ペタリ_| ̄|○。
それだけでもショックなのに、
『丸い球が飛び出すイメージで声を出せ』
そう言われて、できますか?
イメージは、分からないでもないですが、
じゃあ実際どうやるの、ってなると、
何をどうしてよいのやら。
鈴木さんも、頭に???がいくつも浮かぶ状態だったとか。
こんな抽象イメージで、できるんなら世話はない。
ホント悩んじゃいますよ。
鈴木さんも声がコンプレックスになったそう。
上司の方、責任感と親切心で言ったんでしょうが、
罪ですねえ、この言い方。

これ結局、軟起声と鼻音化を心がければ済むことです。
「四角くて」は尖ってるイメージですね。
尖ったイメージになる発声は硬起声。
声帯をどんとぶつけて急に声を出す発声法。
知らないうちに習慣化してたってわけですね。
こういうヒトは軟起声発声にすればよろしい。
声帯を端から少しずつ閉じていくと、
声が小さい音から徐々に出始める。
これが軟起声です。
テレビのボリュームを、0からあげる要領で、
出だしの声を徐々に大きくするとできるでしょう。
これつまり「丸い球」ね。

もひとつ。発音で尖ったイメージになるのは破裂音。
「ば」「だ」「が」みたいな、息を溜めて勢いよく出す種類の発音です。
この息の勢いが強すぎるヒトは、きつく聴こえるってわけ。
こういうヒトは鼻音化すれば万事OK。
つまり鼻にかかった発音にするんです。
「ん〜」って息を鼻に抜きながら声を出して、
そのあと「んば」みたいに言う練習やりましょう。
鼻にかかるとソフトになって聴こえます。
これ、もうひとつの「丸い球」。

あと声道が狭いのに、大きな声を出すとうるさく聴こえます。
声道を広げればいいんですが、この辺りの話はまたそのうちに。

というわけで、イメージ法ってよく使われるんですが、
実際難しいと思います。
センスのある人だけが、コツを見抜いて成功する。
大半の人は悩んじゃって、試行錯誤の繰り返し。
いらない苦労するハメに。
どうせなら的確な指示欲しいですよね。
甘えるな?
いや、だって。
すでにあるノウハウなら、さっさと身につけて、
その上に新たなノウハウ発見して積み上げた方が、
より向上するじゃないですか。
人類ってそうやって進歩してきたわけですよ。
車輪を再発明する必要はない、です。

ところで鈴木奈穂子さん、
今でも『丸い球が飛び出す音』を理想のひとつにしてるとか。
分かりにくい指示だったかもしれませんが、
強烈に心に刺さった、これは確かなようです。
なかなか人に影響って与えられませんから、
全面的にではないですが、くだんの上司、
実はなかなかな人物だったのかもしれません。
万事塞翁が馬、です。




■発行人・編集人:
 発声運動エクセサイズ研究会
代表 渡邉佳弘(言語聴覚士・学術博士)
 → http://physiexvoice.client.jp/

■発声運動エクセサイズ研究会は、新しい発声トレーニング法
「発声運動エクセサイズ」の普及・発展を目的とした活動をしています。
トレーニング法の詳細は→ http://physiexvoice.client.jp/

■メールマガジン購読手続きをされた方は、発声運動エクセサイズ研究会の
会員扱いとなり、実技講習を受けたり、メルマガで質疑応答ができます。
ご質問は→ http://physiexvoice.client.jp/mail.html

■内容に関するご質問・お問い合わせ先:
 → physi.ex.voice@gmail.com
 または下記メールフォームから
 → http://physiexvoice.client.jp/mail.html

■QAコーナーへのご質問をお待ちしております。


ご注意
 本メールのアドレスは送信専用のため、メールアプリの
 返信機能で返信いただいてもメールは届きません。
 上記アドレス宛にお願いいたします。

メールが届かない場合は迷惑メール等に分類されている場合がありますので
メールソフトのドラフトフォルダなどをお確かめください。

■メルマガ過去記事:→ http://physiexvoice.side-story.net/
■twitter:→ https://mobile.twitter.com/physiexvoice

■発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
■購読解除はこちら: → http://www.mag2.com/m/0001647835.html
■発行システム:『メルマ!』 http://melma.com/
■購読解除はこちら: → http://melma.com/backnumber_00198810/

(C) 発声運動エクセサイズ研究会. All rights reserved.
メルマガ全文を読む
 

▲ページトップへ

▲ページトップへ