発声は面白くて深い!Let's 声の筋トレ

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言語聴覚士が発声という現象の面白さ・深さを分かりやすく愉快にお伝えします。2016年6月にリニューアルした科学的発声トレーニング法「発声運動エクセサイズ」のやり方も解説。

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発声は面白くて深い!Let's 声の筋トレ
発行周期
隔週刊(毎月第一・第三月曜日発行)
最終発行日
2018年01月08日
 
発行部数
157部
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形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
生活情報 > 健康・医療 > その他

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◇◇◇Physical exercise Voice Magazine Revised◇◇◇
◆◆◆発声は面白くて深い!Let's声の筋トレ/R◆◆◆

☆このメールマガジンは「発声運動エクセサイズ」の普及を目的に、
発行されています

◆vol.054 もくじ◆
01. 声関連の話題 2017年11月-12月
02. 最新声文献
J of Voice「喉頭腫瘍、良性はサービス業で多く、悪性は製造業で多い」
03. 声本時評 神足裕司, 神足明子「生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた」
04. 声のコラム「バックコーラスの発声」


☆メルマガ過去記事はこちら→ http://physiexvoice.side-story.net/

◆01. 声関連の話題

2017/11/07
『人間に近い音声で読み上げるAIアナウンサー「荒木 ゆい」-Specteeが開発』
https://japan.cnet.com/article/35109916/

「AIはラジオアナを駆逐するか」
ついこの前、そんなコラムを書きました。前々号です。
「自然だけど、アナウンサーとしてはまだまだね」
ひとことでいうと、そんな感じでした。
ところが。
もう新しいプロダクトができちゃったようで。
それがこのAIアナウンサー「荒木 ゆい」。
開発元は、報道機関向けのニュース速報サービス会社「Spectee」。
何が違う?
前の「Amazon Polly」は汎用、つまり使い道はさまざま。
こっちの「荒木 ゆい」は、アナウンス特化、つまり専用というわけ。
なにしろ本物のアナウンサーが読んだ約10万件のニュースを、
人工知能でディープラーニング、
それにより自然なアナウンスを習得させた、そうです。
文脈をも自ら判断、「ニホンバシ」と「ニッポンバシ」の読み分けもできるとか。
いやもう技術の進歩、早いですねえ。
将来的には、会話やインタビューも可とのこと。
こりゃあ、アナウンサーが消える日、
冗談じゃなく近いかも...。


2017/12/06
『flumpool、活動休止でコメント 山村隆太が喉治療専念』
https://www.oricon.co.jp/news/2101878/full/

歌唱時機能性発声障害のため、とのこと。
機能性発声障害っていうのは、無理な声の出し方が習慣化してるってことですが、
歌唱時機能性発声障害っていうのは、
普段の喋り声はいいものの、
歌を歌う時だけ無理な発声をする習慣になってしまってるってことです。
数年前にも喉のポリープ摘出手術をしてるそうなので、
ここまできたら行動変容法で発声法を根本的に変えないと。
今後も同じことの繰り返し、
キャンセルによる損益も繰り返され、
今後大変なことになってしまうでしょう。



◆ 02. 最新声文献
【054】喉頭腫瘍、良性はサービス業で多く、悪性は製造業で多い
「Prevalence and Occupation of Patients Presenting With Dysphonia in the United States」
Michael S. Benninger, Chantal E. Holy, Paul C. Brysonほか
Journal of Voice September Vol 31 Issue 5, 2017, p594-600
http://www.jvoice.org/article/S0892-1997(16)30441-6/absutract

2008〜2012年の1億4,670万人分のデータベースを解析、
アメリカ合衆国における発声障害の有病率を推定した、という研究。
結果、急性喉頭炎は人口の1.3%〜1.7%。
喉頭の悪性腫瘍は高齢者で多かった。
急性喉頭炎は若者に多かった。
喉頭の良性腫瘍はサービス業で多く一般の2.6倍。
喉頭の悪性腫瘍は製造業で多く一般の1.4倍。
喉頭疾患は年齢や職業と関連が深い、
というのがその結論。
ごもっとも。
率直いえば、そんな感想です。
長生きすれば、がんは自然にできてくる。
高齢者に多いのは当然かなあ。
声を無理に使うと起こる急性喉頭炎。
若者は無茶するから多そうです。
腫瘍は声の使いすぎでも起こりやすい。
サービス業はなるほどという感じ。
ただ製造業はわかりません。
機械音が騒がしいとか?
ま、とりあえず、
こういうビッグデータ解析はもっともっと進むでしょう。
これから、いろんなことが明らかになっていくと思います。



◆ 03. 声本時評
「生きていく食事 神足裕司は甘いで目覚めた」
神足 裕司, 神足 明子 (著) 主婦の友社 (2014)
https://www.amazon.co.jp/dp/4072954780/_encoding=UTF8?coliid=I10XHHUKLM86DL&colid=37L2A4QS53WYJ&psc=0

神足裕司さんといえば、往年の人気コラムニスト。
80年代に流行語になった「マル金・マルビ」は第1回流行語大賞。
西原理恵子さんとの共著『恨ミシュラン』はベストセラー。
グルメでも有名。
コメンテーター、TV、ラジオと、
露出もとっても多かった。
私も、神足さんのラジオのリスナーでした。
それが2011年、くも膜下出血を発症。
左片麻痺と高次脳機能障害で要介護5の車椅子生活。
この本は、その後の神足さんの、
食を巡るご本人と奥様によるコラムです。

グルメだった神足さん、
病後急に甘いものに反応するようになったとか、
キザミ食がどうしても進まないとか、
水分摂取が捗らず、特別な豆のコーヒーで誘ったとか、
食が関わる病状の実にリアルなエピソードが満載。
これを読むと、神足さんの回復に、
食がとても重要な役割を果たしたことがよく分かります。
日常この手のことを生業にしてる自分としては、
実にリアルで興味深い本でした。

ところで神足さん、
病後ほとんど喋れなくなってしまったとのこと。
話しかけても、聴いてるのか聴いてないのかといった感じで、
反応がないか、ニコニコしているか、
とにかくほとんどそんな様子だそうです。
失語症ではないようです。
時折、ボソッとちゃんと長い文章を喋るそうですから、
失語症ではありえません。
なによりペンを持たせると、思っていることを
書けるそうです。『西原とは神保町のカニ鍋』みたいに。
さすが文筆業。
というか珍しいです。
なかなかそんな方はいらっしゃいません。
ただ何を書くかは本人次第。
この本のコラムもそうやってできてます。
本人によると、なぜ喋れないか、自分でもよく分からないそう。
しゃべれないというと、
まず失語症か、もしくは発声障害、
あるいは前頭葉障害による自発性低下あたりが相場ですが、
どうも神足さんはどれも違うようです。
たぶん、言語性限局の自発性低下、あるいは前頭葉性mutismかなと。
ここまでの方は滅多にありませんが、ないこともない。
どうでしょう。
いずれにしろ要介護5にも関わらず、
ご本人の興味・特技を伸ばし、
できる形で社会復帰を果たしていらっしゃる。
とっても素晴らしいです。
ご家族とご友人の支援があったればのことでしょう。
西原理恵子さんのイラストも絶妙でした。
ただリハビリが。
もうちょっと活躍して欲しいなあ。



◆04. 声のコラム「バックコーラスの発声」

テレビ朝日 関ジャム 完全燃SHOW 2017年12月10日放送
「アーティストを後ろで支えるコーラスの秘密!」
http://www.tv-asahi.co.jp/kanjam/backnumber/0120/

この番組、昨年春ぐらいから気になり始めましたが、
「耳に残る曲とコードは関係してるの?」とか、
「ミュージカルはどうして独特な歌い方をするの?」とか、
「アレンジ(編曲)ってそもそも何をやってるの?」とか、
音にまつわる根本的なところを、
エンタメ的に教えてくれて、とっても面白いです。

これは、アーティストの後ろで歌っている「コーラス」に注目した回。
今井マサキさんという方が出ていらっしゃいました。
松任谷由実や吉田拓郎などのコーラスを務めておられるとか。
今井さんによると、アーティストには声の軸があり、
軸が前の人、
軸が後ろの人、
軸が前だけど奥も深い人などがいて、
それぞれに個性を見極め、
それに合うようにバックコーラスを当てる、
のだそうです。
これなんのことでしょうね?

はい、軸が前っていうのは、
声道を狭くした発声法です。
ホースの口を絞ると水が勢いよくでるでしょ?
声も同じです。
メガフォンみたいな感じですね。
この声は遠くまで届くので、
前ってイメージになるでしょうね。
あと声道が狭くなると、声が加工されて独特の声になります。
郷ひろみさんとか。
背景から浮き立つ声なので、
前に出てるってイメージになる気がします。

反対の、軸が後ろっていうのは、
声道を広くした発声法です。
R&Bに多いそうです。
声道の反響で倍音が増幅されて、
響きが強まるので、
音が広く深く聴こえます。
相対的にいうと、後ろってイメージでしょうか。

軸が前だけど奥も深いってのは、
例えば、咽頭腔あたりの空間は広くして
声は反響させてるんだけど、
舌は平たくして口腔を狭くして、
音を加工している、って感じにすると、
できあがります。
番組では久保田利伸さんが例に上がってました。

で、バックコーラスですが、
軸が前のメインボーカルのときには、
バックコーラスの軸は後ろにする、
みたいに配慮するそうです。
メインボーカルの声に干渉しないように。
バックが目立っちゃしょうがないですから、
当然なんでしょうが。

それにしても声を空間イメージで表す方、
結構いらっしゃいます。
声は目に見えないので、
なんとか理解しやすく表現できないか、
って模索した結果なんでしょうね。
惜しむらくは、
人によってニュアンスが結講違うこと。
イメージなのでしょうがないですが、
なんとか声質を表現できる方法はないかって
こういうの聴くと思いますねえ。




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