ニチマNCコース通信

  • ¥0

    無料

愛知県名古屋市中村区にある専門学校、専門学校日本マンガ芸術学院(通称:ニチマ)の小説クリエイトコースが発行しているメールマガジンです。 「在校生、卒業生、そして入学を考えている方が創作に役立てられるよう、興味の幅を広げ、あらゆるものに好奇心を持ってもらう」ということを目的に、様々な考え、事柄、物品を紹介していきます。 ニチマの名前を初めて聞いたという方にも、ちょっと役立つお話をいろいろ紹介していますので、是非ご購読いただければ幸いです。

 

メールマガジンを登録(無料)

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。
※ 各サービスで登録しているメールアドレス宛に届きます。

メールマガジンを解除

もしくは

※ 各サービスのリンクをクリックすると認証画面に移動します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
 
メルマガ名
ニチマNCコース通信
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2017年09月27日
 
発行部数
22部
メルマガID
0001673084
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 専門学校・各種学校 > 全般

まぐまぐ!メールマガジンの用語集です。
下記の用語以外の不明な点はこちらをご覧ください。

 
発行周期
週1回、月1回などの発行頻度です。
部数
メルマガの配信数を記しています。
カテゴリ
まぐまぐ!に登録されているカテゴリです。
形式
メルマガには以下の配信形式があります。下部「メルマガ形式」をご参照下さい。
 
最終発行日
最後にメルマガが配信された日付です。
メルマガID
メルマガを特定するIDです。
RSSフィード
RSSを登録すると、更新情報を受け取ることができます。

― メルマガ形式 ―

  • PC向け
    パソコンでの閲覧に最適化したメルマガ
  • 携帯向け
    スマートフォンやフィーチャーフォンでの
  • PC・携帯向け
    PC・携帯どちらでも快適にご購読いただけます。
  • テキスト形式
    文書だけで構成された、一般的なメールです。
  • HTML形式
    ホームページのように文字や画像が装飾されたメールです。
  • テキスト・HTML形式
    号によって形式が変更する場合があります。

閉じる

メールマガジン最新号

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2017/09/27 ━━━━━●
 ■□□■■■■■
 ■■□■■□□□
 ■□■■■□□□      【ニチマNCコース通信 No.18】
 ■□□■■■■■
●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●

おはようございます。日本マンガ芸術学院、NCコースです。

九月に来た台風18号、名古屋もすごかったですね。
このあたりだと、こうまで台風の力を味わうというのはなかなかないことでしょう。

こういった災いに遭うことが全く良いことだ、とは口が裂けても言えませんが、その経験を大事にすることは必要です。
特に作家を目指す皆さんに、自然のエネルギーの力強さからなにか少しでも感じとれることがあったなら、それは素晴らしいことだと思います。


◇─目次─────────────◇

  1.ラノベ・受賞作でおすすめは。
  2.ネタになるうんちく
  3.ニュースからの話題

◇────────────────◇

==========================================================
ラノベ・受賞作でおすすめは。
>笹木さくま「女神の勇者を倒すゲスな方法」
==========================================================

今回紹介させていただくのは、
ファミ通文庫の第18回えんため大賞で特別賞を獲得した作品、

「女神の勇者を倒すゲスな方法」

です。
原題は「チート勇者を倒すゲスな方法」ですね。

著者は笹木さくま先生。
キャッチコピーは、
「女神に祝福されし勇者の天敵は、人類最大の裏切り者!?」

異世界の魔王に召喚された主人公が、勇者から彼とその仲間である魔族たちを守るというのが本作の主な目的。
勇者は某ゲームよろしく何度死んでも復活するので、さてこれをどうしたものかと頭を悩ませるのが主人公の役目になります。


〇主人公はまあまあ普通の高校生

今作の主人公は魔族でもドン引きするような策略を駆使するゲス野郎、ということになっています。
とはいえ、彼はあくまで現代日本の一高校生です。
ちょっと自分のことに関して執着が薄そうだったり、倫理的なストッパーが緩かったりという特徴はあるものの、基本的に読者と近い目線で考え、行動してくれます。
共感しやすいと思いますよ。

そんな彼が、後述の魔族のことを放っておけなくなって手を貸す、という形で物語は始まります。


〇魔族のシンプルな考え方

さて、そんな彼を召喚した魔族がどんなやつらか、というお話。
魔王の娘の「おいしいものを食べたい」という願いを叶えるべく、人間の世界の辺境にひょっこりやってきたのが彼らです。
魔王が気性の穏やかな者たちを集めたこともあって、基本的には気のいいやつらといった印象。人に害を与えるつもりもなく、ただ人間が攻めてきたら抵抗する、というのが彼らの方針みたいです。

彼らの面白いところは「強いは偉い」というシンプルな考え方が心の底まで浸透しているところです。
魔王の命を脅かしかねない強い勇者が現れても「大変だ、どうにかしなきゃ」より先に「すごいやつだ、出会えて嬉しいな」と思ってしまう。
強い者にはすべてを手に入れる権利があり、弱い者はすべてを失っても仕方がない、という考え方を、まったく楽観的に受け入れてしまえる、というのがちょっと不思議で面白いです。
根っこの部分で現代日本人とそのあたりの思想がかみ合っていない、と感じさせる作者のキャラ構築力にも脱帽しました。
本当に清々しいやつらなので、結構な人が好きになると思いますよ。


〇蘇生魔法の需要は高すぎる

一方今回の敵である人間サイドは、ちょっと厄介な勢力を抱えています。
女神教、と呼ばれる宗教組織です。
なにが厄介かというと、この人たち蘇生魔法が使えるんですね。
ゲームで教会の神父さんが死者を生き返らせたり、仲間の聖職者が回復魔法を使う、あの感じで。
そのために、この世界では死者が復活するのは当たり前になってしまっています。
そしてそれができる女神教に楯突くといざ自分が死んでしまった時に生き返らせてもらえない。それは怖い。
ということで皆表立って女神教に逆らおうとはしません。
この設定に限らず、ゲーム的な要素をうまく世界観に落とし込んでいる、というところが随所にみられるのも、この作品の面白いところです――が、それはさておき、

宗教の恐いところは、道理を無視して話ができてしまうことです。
そもそもが理屈を超越した物事と接するお仕事ですから、誰かが腹に一物抱えていても、その目的をスピリチュアルな話で誤魔化して押し通せてしまう、ということが起こりうるんですよね。
本当に信心深く神を信仰している人間がいる一方で、自分の功績のために、
「魔族は神の怨敵である。だから滅ぼさなければならない」
なんて話を振りかざす輩も、やっぱりいるのです。
そういう人が、逆らえない立場から命令をしてくるのって、本当に厄介なことですよ。

今回魔族と敵対した人間の国は、そういう輩に尻をひっぱたかれているんです。
不死身の勇者たちと、それを使役する王国と、その国王ですら逆らえない女神教の司教……主人公の敵である彼らがそれぞれどんな結末を迎えるのか、気になる方は読んでみてください。
それぞれに相応の結末が用意されたんじゃないかな、と私は感じました。



今回はそれぞれ「現代日本人」「異世界の魔族」「異世界の人間」の三種族(?)に焦点を当てて紹介いたしました。
それぞれが別の世界、別の社会で生きてきたからこそのずれとか、できること・できないことが感じられるいい作品でした。
おすすめです。
                             講師A

「『女神の勇者を倒すゲスな方法|FBonline』」
http://fbonline.jp/02sp/02_1702Gesu/

==========================================================
ネタになるうんちく
>現代に残る魔法・魔術の話
==========================================================

前回お約束した通り、今回は現実に伝説・伝承が残っている魔法や魔術のお話をします。
といっても、神話・伝説・民話で語られる魔術、かつて宗教者や呪術者が使っていた魔法は世界各地に多種多様に存在するため、とてもこのスペースでは紹介しきれません。
そこで今回もいくつかツボを押さえてまとめることにします。

多くの魔術、魔法、呪術が共有する根本的な思想として注目されるのが「共感魔術」という考え方です。フレイザーという人が『金枝篇』で紹介しました。
これをもう少し細かく分けると「類間魔術(=似ているとものは、影響を与え合う)」「感染魔術(=一度関係があるとその後も影響し合う)」の二つの考え方になります。

具体例を言いますと、憎い相手を呪うための丑の刻参りでは、人間に似た藁人形に相手の髪や爪なんかを入れて、五寸釘を打ちますよね?
あれは「人間と人形が似ている」=類間魔術、「髪の毛や爪は離れた後も持ち主と関係がある」=感染魔術であるわけです。

この考え方はほとんどありとあらゆる分野の魔法・魔術の背景にあるものですし、そのような超常的なところから外れてもごく普通にある思想です。
憧れの芸能人と同じファッションをして近づこうとするのも、ネイティブアメリカンのシャーマンがトーテム(先祖)の動物を真似た化粧でその力を得ようとするのも、
実は同じ考え方にもとづいている……そう見るとなんだかおもしろくありませんか?


また、魔法や魔術について触れるのであれば避けては通れないのが、世界中の様々な宗教に内包されている「神秘主義」の思想です。
この説明は難しいのですが、まず「神秘体験」というものがあります。不思議な出来事に遭遇したり、あるいは瞑想の果てに見た幻に、神やそれに類するなにかの存在感じることです。
その神秘体験を通して神や超自然的存在と自らを一致させようとする――これが神秘主義です。
神に近づいていくわけですから、当然人間にはできないこと、すなわち魔法めいたこともできるようになりますしかし、それはあくまで神に近づくための「過程」に過ぎず、魔法を使うことが目的ではありません。そちらにばかり目を向けてしまうと邪道に落ちるわけです。

このような事情から、神秘主義を学ぶ宗教者は魔法使いとして物語に登場させるにあたって非常に便利な存在です。
仏教の中でも「密教」の修行者は真言を唱え、印を組むことで、対応する仏や明王の力を使うことができるでしょう。
ユダヤ教の神秘主義「カバラ」は、いまやファンタジー版ロボットとして広く知られているゴーレムの元ネタとして有名です。また世界の構造である「生命の樹(セフィロト)」もカバラ由来の概念です。

ちょっと意外なところでは、イスラム教にも神秘主義があります。それが「スーフィズム」です。イスラム教には僧侶はおらず、代わりに解釈するイスラム法学者がいるのですが、出家して修行する人はいます。
彼らはまず苦行や瞑想から入り、神の名を叫んで神と一体化しようと願い、ついに神と自分の間を隔てるものがなくなります。そうなった修行者は水の上を歩く、人の心を読むなどの奇跡をおこなうようになりますが、それが目的ではないのでは既に紹介した通りです。


呪術者、信仰者……魔法使いにはまた別の顔もあります。それは「作る人」です。
先日の西谷先生の授業でも錬金術師にまつわる話が出てきましたね。大きな鍋に不可思議な物質を放り込み、超常的な現象を起こすのも、実際に伝えられてきた魔法使いの在り方の一つです。

鉛から金を作り出そうと志した錬金術師はその代表ケースの一つです。ただ、金を作ること自体は研究の一過程及び金持ちから研究資金を引き出す方便にすぎませんでした。
錬金術師の本願は「鉛という格の低い物質から金という格の高い物質を作り出す」ことで、この技術によって人間の格を引き上げる(すると不老不死などの恩恵が得られる)のが最終目的なのです。
そのように魔法的側面を持つ一方で、金属精錬やアルコールの蒸留などの発見をもたらし、後の科学・化学の祖になったという側面も持つのが錬金術です。

もう一つ、魔法使いが何かを作るといえば、「魔女」のイメージからも逃れられません。
村はずれに住んでいる老婆が大なべにイモリやらキノコやらを投げ込み、人の心を変えたり姿を変えたりする薬を作っている……。
そして、彼女たちは「悪魔と交わって不思議な力を得たのだ」と告発され、異端審問官に魔女とみなされ、処刑されてしまうわけです。ヨーロッパを席巻した魔女狩りですね。

このイメージの原型は、古代ヨーロッパにいた古い宗教の巫女たちだといわれています。宗教そのものはキリスト教によって駆逐されましたが、人々の暮らしに深く根付いた儀式や薬の知識などは主に女性たちによって保存されました。
キリスト教側も当初はこのような古い宗教の残り香を無理に滅ぼそうとはしなかったのですが、後に「悪魔と結びついているのだ」とみなす考え方が定着し、魔女狩りにつながりました。
ちなみに、実は現代にも「魔女」は存在します。魔女狩り時代のイメージよりも、古代の巫女たちの儀式の復活を志す人々で、ウィッチではなく「ウィッカ」と呼ぶことになっています。

今回もちょっと駆け足になってしまいましたが、いかがだったでしょうか。
魔法や魔術の話、残念ながらすべては語りきれなかったので、遠くないうちに第三弾をどこかでやりたいと思います。

                             講師B

==========================================================
ニュースからの話題
>雑学「命名の由来」クルマ編
==========================================================

すっかり秋めいてきました。
楽しい夏休みは終わり、ニチマは授業再開、そして「後期」を迎えます。

実は9月初め、2年生研修のひとつである「北海道研修」が行われました。
今年は快晴にも恵まれて広々とした大地と高く広がる青空、日差しはあれど
湿度が低い過ごし易さなど、北海道らしい爽快さを満喫できました!

普段、インドアな学生たちも尻別川(ニセコ)でのラフティングや
カヌー(川下り)を経験したりして楽しそうな表情を見せていましたよ。
翌日には多少の筋肉痛や疲労も見せてましたけれど、
生身の人間である限り、時にはフィジカルな運動も大切ですよね(o^-^o)

さて、今回は作品紹介は一休みして久々に「ニュースからの話題」です。
ネーミングの由来「命名の雑学」クルマ編です。


●SUBARUのニュース

話題としてはほぼ一年前で恐縮ですが、昨年春に「富士重工業株式会社」が
「株式会社SUBARU(スバル)」に社名変更するというニュースがありました。

スバル・インプレッサ(自動車名)とかアイサイト(安全装備名称)とか……
CMなどでお馴染みの自動車メーカーですが、
一般的にも「富士重工」よりはブランド名である「スバル」で知名度が高く、
古くから親しまれてきた歴史があります。

社名変更の理由もまさしくそういうことで、ブランドイメージの向上を目指したもの。
昭和33年、日本の国民車として登場した「スバル360」が有名でした。

「スバル」のルーツは、戦前の軍用機や航空用エンジン開発に取り組んだ
航空機メーカーである「中島飛行機製作所」。
戦後は軍需産業解体や財閥解体の対象となり、分社化や合併など紆余曲折がありながら
自動車産業をメインとする「富士重工業株式会社」へと変わりました。
そして世界的にも名高い「スバル」へ。

その経緯とドラマは下記の記事などをご覧ください。

 「スバル」はなぜ富士重工の名を捨てるのか(東洋経済ONLINE)
 http://toyokeizai.net/articles/-/128636


●自動車会社の名前と由来

基本的に自動車業界は創業者の名前を冠したケースが多いイメージです。
逆に言えば、それ以外はどんなケースがあるのか?もあわせて分類してみました。

【創業者の名前系】
 ホンダ(日本)/創業者の本田宗一郎から命名。
 スズキ(日本)/創業者の鈴木道雄から命名。
 キャディラック(アメリカ)/創業者のアントニー・モゼ・キャディラックから命名。
 シボレー(アメリカ)/創業者のルイ・シボレーから命名。
 クライスラー(アメリカ)/創業者のウォルター・P・クライスラーから命名。
 フォード(アメリカ)/創業者のヘンリー・フォードから命名。
 ダッジ(アメリカ)/創業者のダッジ兄弟から命名。
 フェラーリ(イタリア)/創業者のエンツォ・フェラーリから命名。
 ランボルギーニ(イタリア)/創業者のフェルッチオ・ランボルギーニから命名。
 マセラティ(イタリア)/創業者のアルフィエーリ・マセラティから命名。
 ランチア(イタリア)/創業者のヴィンチェンツォ・ランチアから命名。
 ダイムラー(ドイツ)/創業者の一人であるゴットリープ・ダイムラーからの社名。
 オペル(ドイツ)/創業者のアダム・オペルから命名。
 ポルシェ(ドイツ)/創業者のフェルディナント・ポルシェから命名。
 プジョー(フランス)/フランス東部の工業家、プジョー一族から命名。
 ルノー(フランス)/創業者のルイ・ルノーから命名。
 シトロエン(フランス)/創業者のアンドレ・シトロエンから命名。

創業者系は他にも多数あり。
世界的に見ても創業メンバーや中心技術者の名前を冠した社名は一番の王道みたいです。

ただし自動車業界は基本的に国を跨いだ合併吸収やグループ再編が目まぐるしい業界であり、
上記の会社も元々はすべて独立メーカーでしたが、現在では経営母体が別会社になり
実質は「誉あるブランド名」として売買されたケースも多々あります。
最近では、資金力のある中国資本が大きな影響を及ぼしております。

例えば、プジョー、シトロエン、オペルはひとつの親会社(グループPSA)による
経営ですし、ランボルギーニも1999年以降はフォルクスワーゲングループに属しています。

ドイツのダイムラーは有名高級車「メルセデス・ベンツ」を製造する会社。
その「メルセデス・ベンツ」という名は、ダイムラーの販売代理店を経営していた
エミール・イェリネックの長女の名前、メルセデスとベンツ社の創業者であるカール・ベンツから
命名された車名でした。

ダイムラー社とベンツ社は1926年に合併してダイムラー・ベンツ社となり、
その後にクライスラー社との合併と解消を経て、2007年に再びダイムラーという社名になります。
メルセデス・ベンツ、ダイムラー・ベンツ、ダイムラー・クライスラー、ダイムラー……
それなりの経緯があるのですが、振り返るとちょっとややこしいですね。

創業者の名前に少し変化を加えたタイプの会社名も少なくありません。

【創業者の名前と一捻り系】
 トヨタ(日本)/創業者の豊田佐吉から命名した「トヨダ」が最初の会社名。
         濁音を無くし、縁起のいい画数(8画)、個人企業脱却の意味で
         「トヨタ」へ変更。
 マツダ(日本)/創業者である松田重二郎と、西アジア文明の発祥の神である
         アフラ・マズダー(Ahura Mazda)に由来。なので英字表記は
         「MAZDA」。
 アストンマーティン(イギリス)/ロンドン北西の地名であるアストンクリントンと
                 創業者のひとり、ライオネル・マーティンから
                 命名。
 アウディ(ドイツ)/創始者はアウグスト・ホルヒ博士。ドイツ語のホルヒは
           傾聴という意味合いもあり、そのラテン語「Audi」から命名。
           この言葉は「オーディオ」の語源でもある。
           現在はフォルクスワーゲングループに属している。
 アルファロメオ(イタリア)/ロンバルダ自動車製造株式会社の略称(ALFA)と
               社長 ニコラ・ロメオから命名。

【頭文字&略称系】
 日産(日本)/日産自動車株式会社。日本産業株式会社の略称が会社名に。
        現在はフランスの自動車大手ルノーの傘下(資本提携)にある。
 三菱(日本)/三菱自動車工業株式会社。同じくルノーの傘下。
        三菱とは岩崎家家紋「三階菱」と山内家家紋「三ツ柏」の組合せに
        由来している。
 BMW(ドイツ)/「バイエルン モーター製造会社」の略称。
         (Bayerische Motoren Werke AG)
 サーブ(スウェーデン)/「スウェーデン航空機会社」の略称。
             SAAB(=Svenska Aeroplan AB)
 GM(アメリカ)/「自動車総連合体」構想にちなんで命名。(General Motors)
 フィアット(イタリア)/「トリノイタリア自動車製造所」の略称。
             (Fabbrica Italiana Automobili Torino)

【テーマやモチーフがある象徴系】
 いすゞ(日本)/伊勢神宮内を流れる五十鈴川(いすずがわ)に由来。
 スバル(日本)/プレアデス星団。六連星(むつらぼし)の「昴」が由来。
 フォルクスワーゲン(ドイツ)/Volkswagenは、ドイツ語で国民車、大衆車という
                意味。(Volkswagen AG)
 ボルボ(スウェーデン)/Volvoは、ラテン語で「私は回る」の意味。
             大手ベアリングメーカーが出資した由縁。
 ジャガー(イギリス)/ネコ科の動物ジャガー(Jaguar)から。パワー、スピード、
            勇気の象徴として命名。


●車名&ブランド名

メーカー名以外、クルマの名前やブランド名の由来もなかなかユニークです。

基本的には、イメージの合うカッコいいモチーフやそこからの造語だったりするのですが
どこの国でも通用する具合のいいネーミングは案外と難しいみたいで、各社とも苦慮してます。

国によってはすでに商標登録されていて使えないというケースや国内(日本人感覚)ではイイ感じだけど、
海外では「え?」というネーミングもあります。その逆パターンもあります。
諸外国でも当然、文化と歴史の違いによる差異があって、なかなか一筋縄ではいかない様子。

例えば、日産の小型車「マーチ」。
マーチ(MARCH)は英語で、「行進」「行進曲」「3月」などの意味。

日本人の感覚では、軽快で躍動感ある楽しげな(悪くない)イメージですが、
欧米圏では何か違和感あったようで、海外では「マイクラ」と改名されました。

英語圏の人間からすれば、自動車の名前が「行進曲」ってダサい、なぜ「3月」なんだ?
とかになるのかもしれません。

日本人的感覚、語感ではマイクラのほうがピンとこない感じですよね……
(マイクラは、Microからの造語で、コンパクトカーらしいキュートなイメージだそうです)

ポルシェ「マカン」という自動車があるのですが、初めて聞いたときは
その外見も含めて何だかオシャレでかわいい名前だなと思いました。
マロン(グラッセ)やマカロンみたいな、フランス菓子のような甘い語感、雰囲気。
でも正しくは、インドネシア語で「虎」を意味するそうです (^з^)。

万国で無難なネーミングとなると、記号や数字の組み合わせになりますが
(トヨタC-HR、マツダCX-3とか、ポルシェ959など)
全部がそれだとちょっと味気ない気もしますね。

車名の由来などを面白おかしく紹介してくれているリンクがあるのでいくつかをご紹介します。
おウチのクルマはどういう由来なのか、知っておいても損は無いでしょうし、
話のネタや雑学としてもご一読くださいな。


 由来島.jp
 http://torupa22.gozaru.jp/

 世界が仰天した「日本車の変な名前」ワースト7
 https://forbesjapan.com/articles/detail/13465

 【爆笑】海外では「やばい意味」になる日本車の名前8台!
 http://contents.os-car.jp/article/yabai-name




ニチマ「小説クリエイトコース体験授業」やってます!
入学をお考えの方、作家を目指す人、基礎から学びたい人、参加は無料。
★体験入学は12時から★10月7日(土)21日(土)
★一般の方も受講可能な土曜セミナー「小説・ストーリー創作講座」も好評開催中!
10月は14日(土)13時30分に開催。参加無料!
http://www.ndanma.ac.jp/ncseminar
────────────────────────────────────
編集・発行/専門学校日本マンガ芸術学院 小説クリエイトコース・メールマガジン

http://www.nmg-nagoya.ac.jp/

編集長:小川 翔梧(小説クリエイトコース講師)

本誌の記事・コラムは、基本的に小説クリエイトコース在学生のみなさんに対する情報提供や話題提供を目的としたものです。一部、内輪ネタや内部連絡の様な話題が書かれることもございますが、ご了承ください。
また、各記事における意見や主張は各著者の個人的な見識に過ぎません。日本マンガ芸術学院や小説クリエイトコースの見解や総意ではないことも併せてご承知ください。
メルマガ全文を読む
 

▲ページトップへ

▲ページトップへ