ケン青木
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ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術

ケン青木
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ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術

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皆様初めまして、ケン青木です。ニューヨークで紳士服の仕事を始めて26年。世界に通じる紳士服について御一緒に勉強を深めて行きましょう。着物に決まり事が沢山あります様に、西洋の伝統的紳士服にも決まり事はあり、それらを正しく知る、即ち彼らの価値観を正しく理解することなのです。多くはビジネスの相手、他者へ敬意を表すものです。20代半ばを過ぎましたら、自分ではなく他人のため、礼節として御自身の身支度を整えることに是非御心掛けいただければ、と。そのための重要ポイントについて、ファッション・流行とは別の角度からお話して参ります。

著者プロフィール

ケン青木

1959年生まれ。大学で中世英文学を専攻。卒業後、毛織物とアパレルを中核事業とする企業に就職。入社後、合弁のパートナーである米系老舗の紳士・婦人服専門店に出向。販売業務、ディスプレイ、営業等の業務に携わった後、本社・海外事業室へ。1991年に同社米国現地法人へ出向、日本向け婦人服とアクセサリーのバイイングに携わり、ファッション・デザイナーとのライセンス契約交渉を担当、同社輸出入部長、経理部長を経て1998年まで同社代表取締役。1997年から日米合弁の注文服販売会社の取締役を兼務し、日米を往復。2001年、世界最大規模の注文服の生産・販売会社に移り、販売と新入社員教育を担当。2002年以降、日本に年に3、4回訪れて注文服の訪問販売の他、神戸市立ファッション美術館の紳士服飾アドバイザー、ニューヨークの日系数紙に紳士服飾に関するコラムを連載。

サンプル号
皆様、どうも初めまして。”ケン青木”と申します。

この度、紳士服飾についてのブログを書かせていただくことにな
りました。どうぞ宜しくお願いいたします。

私は、ニューヨークのマンハッタンにて”洋服屋”を致しており
ます。こちらでの生活はもう直ぐ27年目に入ります。

”洋服屋”と申しましても、注文服(日本語ではオーダーメイド)
を主体としまして、スーツ、トラウザーズ(スラックス)、ヴェスト、
スポーツコート(ジャケット)、オーバーコート(コート)、シャツ
(ワイシャツ)、タイ(ネクタイ)等々を取扱いまして、もちろんフォ
ーマルウエアも一揃い。その他、上記のアイテム各種を既製品におい
ても御用意し、加えましてカジュアルウエア全般、靴やベルト、靴下
等装身具及びアクセサリー類、さらにはアンダーウエアに至るまで、
帽子を除く全てのアイテムを取り扱い、これらの品物をベースとして
一人一人の御客様の御仕事やライフスタイルに合わせたワードローブ
構築のためのお手伝い、御提案及びコンサルティングをさせていただ
いております。

日本には年に4回営業のため出張をいたしまして、日本の御客様に
もこちらと全く同じ内容のサービスを実演を交えながらさせていただ
いております。特にネクタイの結び方の実習は好評をいただいてます。
たかがネクタイ、とお思いかもしれません。ですがネクタイの結び方
一つでせっかくの素晴らしいコーディネートが”ぶち壊し”(苦笑)と
なることもありますし、逆に大人しいコーディネートであっても、
”CHIC ”に魅せることが出来るものなのです。

この度の抱負といたしまして、まず、

*** 紳士服飾につきまして、ズバリ”本物”の、日本の服飾誌には
書かれていない情報をも含めてお届けしたいと思っております。

私のメインのフィールドは、オフィシャル・ビジネスウエアです。
世界に通用する、世界のどこの空港に降り立たれましても、一目を
置かれるビジネスマンの装いについて書いて参ります。

なぜにニューヨーク発のオフィシャル・ビジネスウエアなのか?
ですが、皆様御存知の通り、ニューヨークはアメリカ合州国(合衆国
の和訳は誤り)という、現代における覇権国の一大都市でありますが、
同時にそれだけに留まらず、事実上の世界の首都として機能している
と申し上げてもよろしいかと思います。それ故、この街ニューヨーク
で一旗上げるべく、世界中のエリートビジネスマン、また野心家たち
が大志を胸に絶えることなく集まって来るのです。

ニューヨークのビジネス・スタイルとは、このように活気溢れる街で、
世界の一流の男たちが磨き上げて来た紳士服飾スタイルであるが故、
説得力があり、価値もあり、世界のビジネスマンのスタンダードと
なりえているのです。

私たちもそうした彼らのビジネス・スタイルを十二分に研究し、また
理解をもした上で取り入れていく価値があると考えているのです。
もちろん私たち日本人ビジネスマンとして、私たち独自のスタイルを
確立して、世界に向けて発信していくことが最終目標ではありますが、
その前に相手についてしっかり学び、吸収し尽くしておく必要がある
様に思うのです。

なんと言いましても洋服、洋装とは彼らの歴史と文化から生まれて
来たものですから。逆の立場で、彼らが着物を着なければならない場合、
もし彼らが妙な着方をしたりすれば、皆様の中には敏感にそのことを
察知、中には冒涜だとさえ思う方も出て来られるかもしれません。
私たちは彼らの目から見て、恒にそのような立場に立たされているのだ
ということをよくよく理解をしていなかればならないのです。

以上のような観点から、各国の政治家の方々の装いにつきましても、
良い例、悪い例双方取り上げて行きたいと思っております。政治家は公人
ですので、大きな問題とはならないでしょう。なんと言いましても政治家
は一国家の代表ともなられるわけですから。

そして、日本の男性の着こなしは、これからドンドン世界レベルに近づき、
やがては追い越していくことでしょう。

さて、ニューヨークについて、もう少し触れておきたいのですが、

まず、

* 政治的には、自国アメリカの官僚たちはワシントンDCにおりますが、

*国際連合の本部があるため、世界中のエリート外交官が集まって
 参ります。国際連合には約200カ国参加しておりますから、外交官の
 数も相当な人数となります。

* G7, G8と言われております世界の経済大国から、多くの国々が
 ニューヨークに領事館を設置致しております。我が国からも
 アメリカ東海岸には三人の”大使”が派遣されておりまして、そ
 のうち二人がニューヨークに居られます。国連大使とニューヨーク
総領事です。外交官には普段から服装のプロトコルが付きもの
ですね。正しく、そして御自分らしく装えることが決して大げさで
なく、我が国の国益にも直結しているのです。

*経済的には、これも皆様先刻御承知の通り、国際金融の象徴
 であるWall Streetが存在し、ゴールドマン・サックス、JPモーガン
 など、かつての大手投資銀行、また商業銀行、さらにはヘッジファ
 ンドなど、数え切れないほどの金融業社のオフィスが存在致します。

*犯罪はもちろんのこと(苦笑)、企業買収も日常茶飯事、そのため
 裁判所や法廷の数も多く、弁護士の数もダントツで多いですし、

*主に富裕層相手の世界的名医のオフィスも、これまたたくさん存在
 いたしているところです。

マンハッタンに住所を持つ人たちの年間収入の平均が14万ドル強と
のことですから、現在の為替レートで換算すると一人約1,500万円とな
ります。(納税の際の年間収入申告額を納税者数で単純に割っただけ
の数字なのです。ですから実態はもっと。。。なんですよね。)

以上の様な状況、そして数多くの理由から、このニューヨークは世界
最も多い数の高級スーツが消費されている街だと言われているのです。

*** 次に、言葉の問題についても触れていきたいと思っております。

インターネットの登場以来約20年、世界がどんどん一つになって来て
いる状況は皆様も感じておられることでしょう。ですが、皆様の中に
海外での紳士服飾の御買い物の際に面食らわれたことがおありではな
いでしょうか?そうなんです。日本国内で使われている紳士服飾用語
は、外国語のようでいて、その実日本でしか通用しないものがびっく
りするほど多いのです。4年後の2020年にはまた東京でオリンピック
が開催予定です。日本と日本人の国際化はもはやあと戻りは出来ず、
前に進むしか道はないのですが、大切なのは日本語であろうと外国語
であろうと言葉を正しく理解しようとする態度です。外国人との間で
齟齬を生じやすいジャパニーズ・イングリッシュ化した紳士服飾用語
についてお話し、合わせて現地においてはどのように言われているの
か、お話をして参りたいと思います。言葉は正しく認識し、そのまま
世界で通用するものを覚えて使っていきたい思うのです。

*** 洋服のコーディネートについてももちろん書いてまいりますが、
私はファッションという言葉を極力使わないようにしています。
ファッションという言葉の正しい意味についてももちろん書いて参り
ます。皆様には、ファッションよりも、スタイルという言葉を是非
とも使っていただきたく。こうのような意味合いで、インスタントに
”今何を着ればオシャレと言ってもらえるの!?”
”今何を着れば女性に手っ取り早くモテるのか!?”
といった御要望の方にはすぐにはお役に立てないかもしれません。
このブログの目的は、御自身の手で御自身という人間の演出が出来る
ようになることと、そして、このブログの最終目的は御自身の熟年期、
御自身の人生の総決算として、御自身らしい装いを自然に出来るよう
になることに置きたいと思っているのです。後期高齢者の免許更新の
場で、多数派の男性はジャンパーに作業ズボン姿、少数派の男性は
テーラードのジャケットに、折り目がついたウールのスラックス姿。
加齢臭がひどいのは、圧倒的に前者の方々だそうです。これは老若を
問わず、女性の声です。命の再生産が出来る女性と違って、男の人生
一代限り。納得のいくものを着て、周囲とよいコミュニケーションを
取りながら、一歩一歩しっかりと人生を歩んで行きたいものです。
良い生地、良い仕立ての服は、必ずや皆様の良き人柄を言葉いらずに
表現してくれるパートナーとなってくれるはずです。

男の装いとは人生を重ねて行けば行くほどに、自分のためでなく、
他人のため、他人に対する敬意、リスペクトを表すために装う様に
なっていくものなのです。

そして、

*** 紳士服飾全般について、もし御質問がありましたら、もちろん
精一杯お答えをさせていただくつもりでおります。

それでは、これからどうぞよろしくお願いいたします。

ケン青木 拝
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ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術

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毎月 1日・11日・21日 今月3/3回(最終 2018/06/21)
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2018/05/11 Vol.056 ???かもしれないお話
2018/05/01 Vol.055 “ボタンダウンシャツについて”Part 6
2018/04/21 Vol.054”ボタンダウンシャツについて“Part 5
2018/03/01 Vol.049 “機能体組織とスポート・コート“ Part 10
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