安恒 理
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安恒理の「ここでしか書かない話」~メディアの裏を読む~

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安恒理の「ここでしか書かない話」~メディアの裏を読む~

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雑誌編集者、ライターとしてマスコミの世界に在籍した筆者が日々感じていること、筆者自身でしか知りえないあらゆる世界の裏側などんいついて書き連ねていきます。

著者プロフィール

安恒 理

福岡県生まれ。男性向け総合雑誌の編集を勤めた後、ライターとして独立。15年にわたる編集、記者として数多くのビジネスマン、経営者を取材した経験をもとに、ビジネス、金融・投資、趣味のサブカル系を中心に執筆を続ける。平成18年「現代ビジネス兵法研究会」設立に参画、「ビジネスの成功法則」の研究を続ける。主な著書に『孫子の兵法のことがマンガで3時間でマスターできる本』(明日香出版)『論語のことがマンガで3時間でわかる本』(明日香出版)『なるほど!孫子の兵法がイチからわかる本』(すばる舎)『フェイスブック・ツイッター時代に使いたくなる「孫子の兵法」』(文芸社)『いちばんカンタン! 株の超入門書』(高橋書店)など。

サンプル号
安恒理の「ここでしか書かない話」~メディアの裏を読む~
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目次
1.最近のニュースに思う
2.極秘 取材メモ
3.名作・名言に学ぶ
4.成功者の条件
5.近況報告
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1)最近のニュースに思う

●金融界でいずれ大きな問題となるか

架空の投資話で違法に資金を集めた「つなぎ融資の女王」と謳われた62歳の女性が国際手配されタイで拘束、日本に送還され逮捕された。

そして5月10日、熊本地検に詐欺罪で起訴された。
62歳にも関わらず「38歳」を自称し、タイで自分より24も若い男とつき合っていたとされ、その点でも注目された。


この手の、いわゆる「投資話」にまつわる詐欺事件は枚挙にいとまがない。

数百億円から1000億円を超える詐欺事件としては、「豊田商事事件」「八葉グループ事件」「円天事件」……。いずれも「儲けたい」という人の欲望につけ込んだ事件だが、私は現在も捜査が続いている事件で「レセプト債」にまつわる「詐欺事件」に注目している。

注目している理由は2点。一つはワタシの知り合いが販売に関わり、さらに知り合いに被害者がいること。もう一つは、従来の「投資話」にまつわる詐欺事件とは大きく異なる点があるということ。このことは後述する。


まず事件の概要から説明しよう。

レセプト債とは医療機関が健康保険組合などから診療報酬を請求する権利を、資産運用会社が買い取り証券化した金融商品。医療機関が診療報酬を請求してから実際に報酬が支払われるまで2~3カ月のタイムラグがあるとされ、迅速に報酬を現金に換える手段として診療報酬請求権が売却される。

だからレセプト債そのものは健全な金融商品なのだが。

問題は、運用会社が実際に集めた資金ですべてでレセプト債を購入していなかったことによる。

新聞報道によると、200億円以上の金が集まったとされるが、なかでも中心的な役割を果たしたのがファンドを運営していたオプティファクターと販売に関わった子会社のアーツ証券。投資家に販売したのはアーツ証券のほか6社の証券会社が関わっていたが、投資家向の勧誘資料には「延滞率0%」「デフォルト(債務不履行)発生率0%」など安全性を訴える文字が並んだ。金利は年利3%、ほかの金融商品よりも有利と強調された。

ところが集めた資金全額でレセプト債の購入が行なわれていなかったことが明らかになる。運用開始から2年目の05年12月末までファンドが集めた資金はおよそ9億円。うちレセプト債の購入に充てられたのはおよそ1億円にとどまった。診療報酬請求権の買い取り先にも限りがあった。

その後も資金集めは続き最終的に集まった資金は200億円超、うちファンドの破綻直前に買い付けできたのは集めた資金のおよそ1割程度の23億円程度にとどまっている。残った資金はファンドの償還や配当、オプティ社の運営資金に回され、さらに海外のタックスヘブンに流れたいるのではないかと推測されている。

破たんしたオプティファクター元社長とアーツ証券の元社長らは逮捕された(2017年2月15日)。2015年11月に破綻が発覚し、2016年3月にアーツ証券破産。ようやく今年に入って逮捕者が出たわけだが、容疑は金融商品取引法違反(偽計)。虚偽の決算報告書や運用実績報告書を作成した疑いだ。

だから現時点では詐欺事件とはなっていない。

ちなみに捜査に入ったのは、千葉県警ではなく千葉地検。通常、こういった事件で捜査がはいるのは、県警か東京地検、大阪地検で、地方の検察が入るのは珍しいという。

では、まだ詐欺事件とは認定されていないものの、これまでの巨額詐欺事件とはどう違うのか?

実は、金融行政を大きく揺るがしかねない問題をはらんでいるのだが……。


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2)極秘 取材メモ

●巨大組織の「闇」  ~~世に出なかったスクープ

以下、ちょっとヤバい話なので、実名は伏せさせていただき、詳細も一部省かせていただく。

昔聞いた話だ。

銀座界隈の雑居ビルにある小さなオフィスに、一人の年配の方(以下、ご老人と称する)がおられた。個人事務所として使っておられたようだ。もともと資産家でとくにビジネスをやっているという雰囲気はなく、その活動はよく分からない。ワタシも面識はあったが、かつて軍人だったとウワサのあるかただけに気骨ある雰囲気だった。

ワタシの知り合いが、なにかしらの用事があって、その事務所で待機していたとき。

二人の新聞記者らしき人物(大手紙ではなく業界紙ではないかと推察される)が訪ねてやってきた。

取材目的で、内容は「某公営競技(ギャンブル)団体における不正」だ。

公営ギャンブルはいくつか存在するが、ギャンブルに参加する人間が投票し、その投票(掛け金)のうち75%が投票者のうち勝った人間に還元される仕組みになっている。残り25%は団体の収益になる。

たとえば100万円の掛け金が集まったなら、うち25万円は主催する団体の収益となり、そのうち75万円が投票した方々に還元される。その75万円は投票した人間の掛け金に応じて分配されるわけだが……。


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