竹内薫
ID: 0001682886

竹内薫のシュレ猫日記

竹内薫
¥864(税込)/月 初月無料!
毎週 金曜日(祝祭日・年末年始を除く)
PC・携帯向け/テキスト・HTML形式
月途中の登録でも、月内に
発行されたメルマガがすべて届きます!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ID: 0001682886

竹内薫のシュレ猫日記

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

サイエンス伝道師の竹内薫がお送りする、ちょっぴり笑えて、考えさせられる、猫と科学と教育のディープなお話。質問コーナーもあります。

著者プロフィール

竹内薫

小学校時代、父親の転勤でニューヨークの現地校にいきなり転校させられ、泣きながら英語を勉強する。帰国後、今度は漢字が書けずに不登校になる。大学院でカナダのモントリオールに渡り、マイナス20度の極寒の中、月300ドルの安アパートでなんとか凌ぐ。帰国後、就職できずに、気がついたらプログラミングと執筆で生計を立てるようになり、そこに猫がたくさん棲み着き、現在にいたる。自分が不登校だったこともあり、「学校に行かない選択」「多様な学び」を応援している。

猫好きサイエンス作家。
四半世紀にわたり、サイエンスの伝道師として、書籍、テレビ、ラジオ、講演等で活躍。
AI時代を生き抜くための教育を実践する、YESインターナショナルスクール校長を務める。また、不登校・ホームスクール・ハイブリッドスクールなど、多様な学びができる「居場所」作りに奔走中。
好きなこと=物理学の数式をいじくること、猫と戯れること、カポエイラの新しいアクロバットを練習すること、最新のデジカメやレンズを買い替えること、野鳥撮影。

サンプル号
 こんにちは! サイエンス作家の竹内薫です。
 この度、まぐまぐでメルマガを配信することにしました。まず最初に、内容について、おおまかに説明したいと思います(挨拶が終わったので、ここからは、くだけた調子に変わります)。

***

 このメルマガは、紙媒体の連載や単行本とは「かなり」趣きが異なっている。なにしろ、これは「日記」なのだ。私の日記は、これまで、紙媒体で出版されたことがない。
 実は、かなり昔に「薫日記」なるものをブログで書いていたことがあるのだが、それとも「かなり」違っている。なにしろ、このシュレ猫日記は、みなさんにお金を払っていただいてお届けするわけであり、定期的に配信するし、中身も、「読み物」として面白いものにする(したい)からだ。

 この日記では、テレビや雑誌やTwitterなどでは「言えない」ことを書くつもりだ。講読してくれている読者だけにお届けする、竹内薫の打ち明け話だと思っていただければよい。万が一、私の話が気にくわなければ、講読を打ち切ってください。原子力だろうが、不登校だろうが、受験だろうが、私はこのメルマガで自分のホンネをさらけ出すつもりだ。どう考えても、全ての読者と、あらゆる事柄について、意見が一致するとは思えない。
 でも、読者は、私と意見が違っても、講読を打ち切る以外に、もう一つ取るべき手がある。それは、私に「質問状」を送りつけることだ。
理不尽な喧嘩を買うつもりは毛頭ないが、「合理的」な質問には、必ずお答えすることをお約束する。よいですか? ここが肝心なところです。私は、サイエンスの人間なので、不合理なことには時間を割かない。だから、感情にまかせて私を批判する質問状を送ってもらっても、返答はいたしません(キッパリ)。もちろん、感情的に私を応援してくれる場合は、おだてられた豚が木に登るように、機嫌よく返事をすると思いますけど。
で、しつこいようだが、私の日記に合理的に反論してくれる質問状には、合理的に考えて返答するつもりだ。私は知的なディスカッションが大好きな人間なのだから。
 
 さて、ここら辺で「目次」をご紹介すべきだろうが、それはできない相談だ。なぜなら、題名のごとく、私は日記を書くのであり、通常、日記には目次なんて存在しないからだ。とはいえ、毎週、まったく支離滅裂なことを書き殴るわけではなく、そこには、一貫したテーマが流れている。

日記に登場するであろうテーマの例:

1 科学と教育
・サイエンス話
・AI時代の先進教育について
・不登校・ホームスクールプロジェクト

2 趣味
・猫話
・カメラ話
・カポエイラ話
・映画や本の話

3 質疑応答
・質問状への返答

 イマイチ、イメージが湧きませんか? それでは、ちょいと、日記のサンプルを書いてみましょうか?

3月14日(水)ホーキング博士逝去のニュースをTwitterで知った。念のためネットのNHKニュースでも確認したが、博士は本当に亡くなったらしい。
 ホーキングは、よく「車椅子のニュートン」などと形容されたが、あれは、出版社やテレビ局などが彼を「売り出す」ために発明したキャッチフレーズに過ぎない。この本だけで、20年間で1000万部を売り上げたといわれるが、その経済効果を考えると、斜陽の出版業界にとっては、喉から手が出るほど欲しい逸材だったのだろう(1000円の本が1万部売れると、著者印材が100万円なので、ホーキング自身にもざっと10億円の印税が入った計算になる。テレビや映画への波及効果を考えると、その10倍くらいの収入があったのかもしれない)。
 私はホーキングが「壮大なSF作家」だったのだと考えている。
SFというと、『タイムマシン』の著者のH.G.ウェルズや『幼年期の終わり』のアーサー・C・クラークを思い浮かべる人も多いと思うが、ホーキングの物理論文は、SFの巨匠と肩を並べるか、超えるくらいの壮大なイマジネーションに彩られていた。一つだけ違うのは、ホーキングが日常言語ではなく「数学」という特殊な言語でSFを書いていたこと。ミニブラックホール、ブラックホールの蒸発、宇宙の始まりの特異点、宇宙の始まりの虚数時間、赤ちゃん宇宙……ホーキングは、数学好きが熱中してのめり込むSF作家だったのだ。

 科学者の「実像」は、あまりメジャーな媒体では語ることができなかったりする。そんな話もメルマガなら大丈夫。このホーキングの話は、次回以降の配信でも「ギャンブル好きのホーキング」といった切り口で書くつもりだ。
 あるいは、科学バナとは打って変わって、次のような個人的な日記も書くことになると思う。

3月31日(土) 娘のスキー合宿に合流(斑尾高原スキー場)。7歳の娘はスキー歴が3年。アウトドア学童クラブの合宿で、毎年、通算で10日くらいスキーをしている。私と娘は、一緒にリフトに乗りながら、こんな会話を交わした。
わたし「よいか、パパは本場カナダでスキーの修行をしてきたのだぞ」
むすめ「その話、もう聞き飽きたんですけど」
わたし「ふ、それなら競争するか?」
むすめ「もうパパより速く滑れると思うよ」
わたし「(哄笑)」
 実際の会話である。やがてリフトが山の頂上に着いた。集合場所で私がもたついていると、子供たちの集団が、いっせいに滑り始めた。慌てて娘たちの後を追う。だが、子どもたちは、まるでアインシュタイン印の加速装置でもついたかのように、信じられないような猛スピードシュプールを描いてゆく。
 気がつくと、私は独りだけ、崖みたいに(下向きに)聳える巨大なモーグルを前に、脚が動かなくなっていた。娘や他の子どもたちは、この急斜面のモーグルを平気で滑って降りたのか? あいつらまだ初心者のはずじゃないか。これはどう見ても上級者コースではないか。ありえない。ありえないことが起きている!
 ちょうどその時、私の隣りに赤いスキーウェアの人が滑り込んできて止まった。スキー場の監視員だ。私は、恥も外聞もなく訊ねた。
わたし「あの〜、もっと簡単なコースで降りることは可能ですか?」
監視員「えへへ、この地点からだと、モーグルを滑りきらないと初級コースには出られないんですよ〜」
 心なしか、監視員の目が私を蔑んでいるように見えた。数日前にテレビの生放送で「斑尾にスキーに行く」と宣言していたので、もしかしたら、この監視員は、私のスキー自慢をテレビで見ていたのかもしれない。私が臆病風を吹かせているのを見て嗤っているのか。
 ええい、ままよ! 昔とった杵柄。腐っても鯛。私は思いきって急斜面の巨大な雪のこぶ目がけて突っ込んで行った……。

 今回はサンプルなのでオチまで書かないが、結末だけ書くと、私は何度も雪のこぶの間で柔道の受け身の練習をした後、全身びしょびしょになって下山し、その姿を娘たちに目撃されまいと、麓のレストランへと逃げ込んだのであった。
 まあ、他愛もない日記だが、実話なので、そこんとこヨロシク。

 このサンプル号の最後に、質問状のルールを書いておきます。

質問状のルール
・一人あたり、毎回、一問、400字以内でお願いいたします。
・どんなことを質問していただいてもかまいませんが、お答えできない場合もあります。
・宣伝広告は避けてください。
・政治・宗教・主義主張に深くかかわる質問は避けてください(単なる喧嘩になる恐れがあります)。
・応援メッセージはいつでも歓迎です。
・返信は、内容によって、次の週になることもあれば、月末になることもあります。即答はできませんので、あらかじめご了承ください。
・読者のみなさんと私がつながる、楽しいやりとりの場になれば幸いです。
・このルールは予告なく(告知にて)変更することがあります。

 いかがだったでしょう? 毎回、楽しくためになる話題が盛りだくさん。それでは、竹内薫のシュレ猫日記、次回もお楽しみに!
ID: 0001682886

竹内薫のシュレ猫日記

竹内薫
¥864(税込)/月 初月無料!
毎週 金曜日(祝祭日・年末年始を除く) 今月2/3回(最終 2018/04/20)
PC・携帯向け/テキスト・HTML形式