会計事務所をドキッとさせる社長のひとこと

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メルマガ名
会計事務所をドキッとさせる社長のひとこと
発行周期
不定期
最終発行日
2009年08月11日
 
発行部数
0部
メルマガID
M0093960
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > 経営学・経営理論

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こんにちは。メタボな税理士の岸菜です。

毎日暑い日が続きます。

太っている人にはとても辛い季節ですが、
年齢を重ねるとともに
辛さが倍増していくのを感じます。
早くやせなければなりませんね。

そんな、無計画に太った私が書くのもなんですが、

早速、第3回「減価償却の甘い罠」

をはじめます。



これまで2回にわたって借入金管理について説明してきました。

1.運転資金としての借入金

2.固定資産購入のための借入金

3.不健全な借入金

の3種類について分類することでしたね。

忘れた方は、復習をお願いします。


今回は、2の固定資産購入のための借入金です。

よく、お客様から
「借入返済は費用にならないの?」
と聞かれることあります。

当然、負債の減少なので、費用ではありません。

借入返済は費用になりませんが、
固定資産購入のための借入金の場合、
その代わりに減価償却費が費用になります。

固定資産のための借入金の返済額
 =
減価償却費

となると、お金の流れと損益(利益)が一致します。


ただし、多くの場合、借入返済額と減価償却費が一致しません。

長い目で見れば最終的に一致するのですが、短期で見る場合は一致しません。

この一致しないことが、将来会社を危機におとしいれる可能性があるのです。


たとえば、返済期限30年の借入をして、耐用年数22年の建物(減価償却:定額法)を購入した場合、
(アパート建築等でよくある事例です。)

最初の22年は、

借入返済額
 <
減価償却費

となるので、利益以上にお金が残ります。


しかし、残りの8年は、

借入返済額
 >
減価償却費

となるので、借入金は税引後利益(儲けたお金)から返済することになります。

つまり、当初固定資産購入のための借入金と思っていたものが、

22年後に「不健全な借入金」に変身してしまうのです。


会計を勉強したことがある人は、
22年の間にお金が貯まっている【はず】なので、
そのお金から返済すればよいのではないか?
と考えるでしょう。

確かにその通りですが、
お金を貯めようとしなければ、
お金は貯まりませんよね?

新築当時は、利益も多く出ているでしょうし、
借入返済額より減価償却費が多い分、
お金も余っているでしょう。

その時に、安易な節税で、

役員報酬を上げたり、

決算賞与を払ったりしていれば、

お金はなくなってますよね。


余ったお金を貯めろとは言いません。ビジネスに有効に使いましょう!

しかし、将来の返済を考えてお金を使わなければなりません。

無駄にお金を使ってしまって、

将来返済すべき資金もなければ、

新たな収入源もないという状態になって、

はじめて

「利益が出ているのにお金がないのはおかしい」

と、気づくのです。


将来のことを考えて、

お金を使っているか?

借入金を管理しているか?

というが重要なのです。


今回は、借入返済の期限が、
耐用年数より長い場合で、
【まれ】な事例です。

わかりやすくするためにこういう事例を選びました。


しかし、

・定率法を選択している場合

・特別償却制度を利用した場合

・借入金で土地を購入した場合

など、“将来”「借入返済額>減価償却費」となる事例は多くあります。

固定資産購入のための借入金の返済計画は
【本当に】大丈夫ですか?


□補足

平成10年の税法改正で
建物の減価償却方法は
定額法のみになりました。

平成10年以前に借入金で建物を取得して、
【定率法】を選定している場合は、
今「借入返済額>減価償却費」となっていて、利益から借入金を返済しなければなりません。

不況が重なり、利益が出ていないので大変です。

いえ、不況の影に隠れて過去の失敗が見えていないのです。

今、お金が無いのは、不況のせいだけではないのかもしれません。

同じ失敗をしないために、借入金管理をしましょう!


■編集後記
とりあえず、いいたいことは言い切りました。

どれだけ伝わったかどうかが問題ですね。

このことは、改善を加えながら、

何度も伝えていきたいと思っています。

ご意見等を頂けると幸いです。


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