開発技術者たちよ! 開発マネジメントの達人になろう

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開発の推進に心を砕いておられる人たちの悩みは次の3項目に整理されます。1)計画された通りの開発目標を達成するには、2)計画の期限に間に合うように開発を完了するには、3)開発する製品やサービスが業績に貢献できるようにするには。こうしたことに応える思考と行動の追究と、これを身に付けるため研究・研鑽のお役に立つことが、このマガジンの使命です。

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【サンプル】

  開発マネジメントのプロセス
           /開発マネジメントの目的とプロセス


 おはようございます。
 研究と開発を一括りにして捉え、研究開発とかR&Dとか呼ぶことが
一般的のようですが、研究と開発は区別されなければなりません。特に、
マネジメントに関しては、研究と開発とでは「全く」と言ってもよい
ほど違うのです。
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    ☆☆  開発マネジメントの達人 ☆☆


 前回は、開発を仕事の流れとして捉えてきました。今回は、マネジ
メントの視点から、開発の作業プロセス/管理プロセスとして捉えて
みます。重複する部分もありますが、繰り返すことにします。

◆開発マネジメントのプロセス◆

1.研究と開発とでは異なるマネジメント
 
 「研究開発」や「R&D」という言葉はよく使われ、ビジネスの世界
では一般化されていると言えます。しかし、その業務の目的、プロセス、
適切な管理の仕方などを具体的に比較していきますと、「研究(R)」
と「開発(D)」との違いが歴然としてきます。

 某メーカーの研究所の例を見てみます。先端技術の研究に取組む
研究者、製品化や生産技術開発に従事する開発技術者、特許などの業務
担当者で組織は構成されています。

業務の内容によって活動のリズムは異り、公式のコミュニケーションを
例にとりますと、研究者は年に1度の報告、開発技術者は月に1度の
報告が必要とされています。

また、特許担当者は、相談や打ち合わせといった日々のコミュニケー
ションが業務の大きな割合を占めている状態です。こうしたことから
言えますことは、研究開発という言葉で一括りにされている業務の中に
あっても、画一的にマネジメントを行うことは困難だということです。

 特に重要なのは、研究業務と開発業務を区別することです。課題は
明確になっているが解決策は一通りでないのが「研究」です。
マネジャーは研究者に対して、複数の代替案の発見を期待しており、
解決策の実行を望んでいる訳ではありません。

一方、研究の後に位置付けられる「開発」には、開発目的や設計仕様も
明確に与えられ、マネジャーが開発技術者に期待するものは、製品を
具体化することです。従いまして、そのための解決策は1つに絞り込ま
れることになります。

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  • 2012/01/20  開発テーマの事業化の却下を防ぐ/開発マネジメントの達人 付章3-1
  • 2012/01/06  イノベーションの新しい形/開発マネジメントの達人 付章2-8
  • 2011/12/16  うまくいかなくても続けるものを持つ/開発マネジメントの達人 付章2-7
  • 2011/12/02  重視すべき商品企画プロセス/開発マネジメントの達人 付章2-6
  • 2011/11/18  息の長い技術/開発マネジメントの達人 付章2-5

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