僕秩ヨシナガの「ネットの今。」

僕秩ヨシナガの「ネットの今。」

  • ネット上で人を集めるノウハウを知ることができる
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まずお聞きします。肩書を「会社員ブロガー」とさせていただいたのですが、正しいでしょうか?

はい。僕は一般企業で正社員をやりながらそれとは全く別にブログ中心の活動をしているので、どう表記していいのか自分でもよくわからないんです。名刺の肩書きもすごく迷います。

テレビ番組のキャラクターなども少しだけですが描かせてもらっているので、そういう意味ではイラストレーターを名乗ってもいいのかもしれないけれど、絵は上手くないし、その活動が中心ではないし……。とりあえず会社員をしながら、毎日ブログを更新して、twitterやFacebookなどのSNSでつぶやいて、ときどき絵を描いたり本を出したりしている「会社員ブロガー」という感じです。

会社に入られた時には、個人サイト「僕の見た秩序。」はすでに運営されていたのですか?

はい。していました。会社に入ったのが2004年で、サイトは2001年から11年以上毎日更新しています。

だた当時、新卒採用の面接で「1億ヒット位のサイトを持っている」と話した企業は全部落ちました(笑)。企業の採用担当としても、そんな変な社員はいらなかったのでしょうね。

そのため、現在の会社には大きなサイトを運営していることを全く言わずに就職活動をして普通の新卒社員として入社した感じです。そこから4年くらいして、僕がサイトを持っていることが会社のみんなにわかることになり(笑)、今はそれを利用して会社と一緒に何かできないかということを模索したりしています。

どのタイミングでカミングアウトなさったんですか?

いや、部長がGoogle検索してバレたみたいです(笑)。会社員をしながら個人活動をするのは何しろ時間が足りなくて、会社の行事や飲み会も断り続きだったので、おかしいと思ったのかもしれないですね。

ある時部長から「ヨシナガくん、ブログやってるようじゃないか」って言われて。一瞬「あ、副業だしクビになるかな…」と走馬灯が走ったのですが、運よく「時代の方向と合致」しており、より僕の能力を使いやすいネット系への異動になりました。

ヨシナガさん

時代の方向と合致というのは?

きっと、昔ならすぐにクビになっていた事例だと思うんです。でも今はどんなに大きな企業も倒産する可能性がありますし、「会社=家族」のように1つの企業に一生を捧げる生き方ってどんどん減りつつありますよね。

そういう状況の中で、定職を持ちながら「もの作り」をするっていうスタイルがここ数年増えてきていて、徐々に大企業側も副業を容認するようになってきています。今までだったら「副業なんて論外、そんなことしちゃダメだ」って社員就業規則に書かれていたと思うんですけど、今は大きな会社、例えば日立さんなんかもリーマンショックで不況になって以降、社員の副業を部分的に認めるということを正式に言いだしたりしてるんですよ。

よほどの天才でなければ「もの作り」だけで生きていくのはつらい。例えば漫画家さんの場合どんなにヒットが出ても、数年間連載が止まっちゃったら収入がまったくなくなっちゃいますよね。文字を書く作家さんなんかもっと顕著で、そもそも小説ってなかなか売れないんですけど、たとえば年間ベストセラーに入る10万部のヒット作を書いたとしても、その年に1000万円入ってくるだけであとはもうまったく入ってこない。一生もの作りで食べていくのってすごく厳しいし、怖くてなかなかその世界に人生を賭けられないですよね。

けれどこれからは、会社以外の空き時間でものを作ったり、今までできなかったことをやるっていうのがアリな時代になってくるし、時代のトレンドには合っていると思います。芥川賞を取っている作家さんもサラリーマンやOLが出てきているので、「会社員でありながらも、自分の強みである活動をするのも良い」、そういう時代になってきている気がするんですよね。

ヨシナガさんは現在、携帯公式サイト、PCサイトを持たれていますが、メルマガはどんな位置づけになりますか?

PCサイトは中高生向けの下らないコネタサイト(笑)として、このまま運用して行くと思います。7年間続けている携帯公式サイトでは、日常の気付きやネット世界のトレンドについて、誰もが読んで話のネタにできるようなコラムを日々書いています。このメルマガは、そのバージョンアップ版という位置づけになります。

このメルマガの“売り”を教えていただけますか

携帯公式サイトでやっていなかった、例えば有料メルマガの世界では一般的である「質問をすればヨシナガがかならず答えてくれる」や著名人インタビューのコーナーを付加価値としてつけて、今までにないものを提供できればいいなと思っています。初回のインタビューは津田大介さんに、「メディアとしてのメルマガ」話を伺いますよ。

また、僕は11年間、ネットで人よりも多くの数字を集める、という活動に特化してきました。これまでは完全にどんな数値を見て、どんなことを考えているのかは秘密だったのですが、今回初めて数値的な解析やネットで数字を集める為の分析コラムを出していく予定です。

企業のプロモーション担当さんはもちろんですが、普通の読者さんにとっても、話のネタになったり、Facebookで昨日より多く「いいね!」が付くようになるような、得する要素を提供できるはずです。これを読めば、自分自身がアルファブロガーやインフルエンサーと呼ばれる「ネット著名人(?)」のような存在になることもできると思います。

一番頻繁に聞かれて、よく聞かれてはぐらかしているのが「どうやって話題になりやすい速報ニュースを探してるんですか?」っていう質問。インタビューサイトでは「それは企業秘密です」って言ってるんですけど、メルマガではそういうところも書かざるを得ないでしょうね(笑)。

最後にメルマガ購読を考えている人に向けて、何か一言お願いします。

僕自身はソーシャルメディアを誰よりもどっぷり使ったり、ネットのサービスや時代の動きをずーっと見ているネット中毒者だと思うんです(笑)。けれどずっとそれを見ている人間にしか知りえない情報だとか、「このサービスは今後流行りそう!」ということが事前に察知できる“肌感覚”は間違いなく持っているんですよね。そういった、僕が体感してはいるんだけれど普段は隠している考えだったり、価値あるテクニックは惜しみなく出していきたいと思っています。

例えば、ブロガー内にツイッターが知られたのは2007年です。しかし、そこから数年全く流行しなかったのはみなさんご存じのとおりですよね。

その中で僕は2009年の3月に「あぁ、これからはツイッターがやばい…」と感じ、2007年以降無視を続けてきたアカウントを作り直し、利用し始めました。これが、たまたま時代のタイミングよりわずかに早かったため、ツイッターでは多くの人に会えたり、多くの数字を獲得できたり、多くの恩恵を受けることができました。

ヨシナガさん

これを読んでいるみなさんも、もし2009年3月時点でツイッターに本気で取り組み始めていたら、一般人でも著名になれたり、企業プロモーションなら大成功事例を作れていた可能性がありますよね。このメルマガでは、そういった情報を発信したいです。

読み物としては「おもしろ楽しいのに、何か役に立ってる」というメルマガを、みなさんの意見でどんどん形を変えながら作って行ければと思いますので、どうぞまずは一か月の無料購読で体験して頂ければと思います!

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ヨシナガさんプロフィール

1979年05月13日生まれ。静岡県出身。2001年、ブログ時代に先駆けて学生時代に作成した個人サイト「僕の見た秩序。」が4年で1億アクセスを突破。2005年、個人WEBサイトとしては日本初の携帯電話公式サイトに認定される。現在は東京都を拠点に、サラリーマンクリエーター、 インターネット専門家としてWEB、ソーシャルメディアを中心に活動中。著書に「ハイブリッドワーカー」「僕秩プレミアム!(ともに講談社)」「ゆかいな 誤変換シリーズ(イースト・プレス)」などがある。

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