田村キョウコの「微熱の世界」

田村キョウコの「微熱の世界」

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まずミュージシャンとして活動するようになった経緯を教えていただけませんか?

京都の大学時代に、なんとなくギターを弾けるようになったらいいなと思ってたら、『アメリカ民謡研究会』というサークルに誘われたんです。勧誘してきた先輩が「ギター? 2週間ぐらいですぐ覚えられるよ」って言うから入ったんですよ。でも全然無理なの。なのに入っちゃったら、あれこれ理由をつけてもうやめさせてくれない。ダマされたようなもんですよね(笑)。初めて聞く音楽ばかりだったんで、最初は「これが『サイモン&ガーファンクル』だよ」って言われてもポカーンって感じでした。

田村キョウコさん

もともと、コアな音楽ファンではなかったんですね。

音楽は聞いていましたけど、サザンとかが好きないわゆる普通のリスナーで、ライブとかにはいったこともなかったですね。

でも、そこで初めてブルースをちゃんと聞いた時にすごくしっくりきたんです。出身の岩国には米軍基地があるので、洋楽文化もあるんですけど、昔からブルージーな感覚なものは好みだったんですよね。そこから、深く足を踏み入れるようになって、同級生だった砂田くん(Guitar&Vocal)と『サンタラ』で活動を始めて現在に至るという感じです。

なるほど。今回、メルマガを始めたきっかけってなんでしょうか?

もともと私たちの音楽は、聞いてくれている方がみんなで一体になるというタイプではなくて、1:1の関係性の音楽の要素が強いんで、ひとりひとりと対話ができればいいなぁと常々思っていたんです。でもブログではやはりそれが限界があるので、メルマガの形にすればもっと深いところで共有できる部分を増やせるかなと。

私自身、個人的にSNSとかがイヤになってきていた部分もあって、一度クローズにして、ブログは窓口として残しておくけれど、その先はメルマガというもっと個人的な場所にして、その中だけで話せることを出していこうと思ったんです。

具体的には、どんなことを発信していこうと思っていますか?

いくつかのコラム的なものを考えていまして、まず私が思いついた言葉で、心のメモにとってあるもの。これは実際に歌詞になるものとならないものがあるんですけど、歌詞からあふれた部分の歌にならなかった言葉を書いてみようと。

あと、今、歌っている曲が、もともとどんな段階を経てできたのかとか。ファンの方から歌詞についての質問をよく受けるので、それについての話などもしたいですね。

あとは曲を作る時のネタ元。例えば映画や本、美味しいもの、ツアーであったことなどの紹介とかかな。メルマガだったら「このミュージシャン聞いてみて!」みたいに、気兼ねなく言えるから楽しいです。

まさにキョウコさんワールド全開という感じですね。ちなみに趣味ってなんですか?

今年は完全に野球でした。カープファンなんです。カープって親会社がないんで独立採算制なんですけど、すごく考えて運営されているんですよね。球場も、焼き肉しながら見られる席やカップルシートもあるし、グッズもベビーからペット用品、「カープの奥様」っていうカープの選手の奥様を集めてる写真集すらあるっていう…大いなるインディーズなんですよ。

食べ物だと、北海道のスープカレーにハマって、その再現上でカレーうどん作りにハマって、究極のカレーうどんを作るために、試行錯誤してました。ハマリ症なんです。でも熱しやすく冷めやすい部分もあるんで、飽きるといきなりやめたりもするんですけど(笑)。

恒常的な部分でいえば、やっぱり音楽が趣味かな。もの作りが好きなんです。興味がわくと、これってどうやって作られてるんだろうと考えながら、ひとつの世界を作り上げていくのが好き。今やってるのもその延長線上ですね。

あとキョウコさんは、かなりお酒が好きだそうですが、相当強いんですか?

とりあえずなんでも飲みますね。夏はビールとハイボールを2リットルぐらい、まず飲みます。あとは日本酒もよく飲みます。私、ひとり飲みが大好きなんですよ。家でもすごく飲むんだけど、気がつくと買ってきたビールの500ML缶6本がいつのまにか全部空いちゃてたりします。ファンの方から頂くことも多いので、ちゃんとしたお酒が常に自宅にある状態なのがまずい…(笑)。

最高はツアー中に、造り酒屋さんの中にあるライブハウスで1升飲んじゃいました。そこって地酒が飲み放題なんですよ。たまに翌日起きると、ノートにいろいろ走り書きがしてあったりするんです。ぼんやりとは思い出すんだけど、さすが気が抜けている時だけあって“あれ? 私こんな事書いてるんだ”みたいな想像外のことが書いてあって、驚きますね~。

田村キョウコさん

それって自動書記じゃないですか! 是非、“酒飲みコラム”もやっていただきたいですね。

そうですね~(笑)。なんかそれだけで、もう一連載できそうな気がします。

最後に来年の活動についてと、読者の方へのメッセージをお願いします。

はい。私たちは全国のライブハウスを、1年に20カ所くらい回っているんですけど、来年も来てくださる方々が面白いなと思えることをしていこうと今、作戦を練っています。とりあえず今、決まっているのが、京都と東京で行う平日の昼ライブ。ライブが終ってもまだまだ飲めるのが魅力です(笑)。

メルマガへの質問やリクエストも、どんどん送ってほしいですね。ファンの方々はもちろんですけど、それ以外にも、ミュージシャンという特殊だと思われがちな職業をしている人間の生態に興味のある方にも、是非、覗いていただきたいです。

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田村キョウコさんプロフィール

山口県岩国市出身。前身バンドを経て1999年、砂田和俊とともに京都にて「サンタラ」を結成、Vocal, Harp & Guitarを担当する。2004年、シングル「バニラ」でメジャーデビュー。2009年、グレイヴィーレコードを設立。全国ツアーやイベント等でライブ活動を続ける。アコースティックサウンドをベースにしながらも、ステレオタイプな男女ユニットのイメージとは一線を画す尖った個性が持ち味。サンタラとはヒンドゥ語で”オレンジ/柑橘類”の意味。最新作のセルフカバーアルバム「PORTRAIT」が発売中。
公式HP http://www.santara.jp/

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