歩く雑誌・中沢健を応援する雑誌

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  • 直木賞作家も絶賛した中沢健の小説をお届け!
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●『初恋芸人』が発表から7年の年月を経て、TVドラマ化されるに至ったきっかけや経緯を教えてください。

ドラマ化の話は、昨年の5月くらいにいただいたんですけど、ドラマのプロデューサーさんが、「初恋芸人」を読んで気に入ってくださったんです。 この7年の間に(中沢健が)メディア露出を増やして、知名度も上がったことがドラマ化が決まった原因であるのだろうと言われている方も結構いたのですが、全然そんなことはなく、プロデューサーさんも初めて僕と会った時はまずこの格好に驚かれておりましたし、「初恋芸人」の作者として以上のことは僕のこと何も知りませんでしたね(笑)。 純粋に小説の魅力だけで、ドラマ化の企画に「初恋芸人」のタイトルを出してもらうことが出来たのは作家として非常に嬉しく思っています。

●中沢さんは松井玲奈さんのファンだとお聞きしていますが、その松井さんが今回のドラマのヒロインを務めることとなったとお聞きになった際の率直な感想、またその後対面された際の印象やエピソードなどを教えてください。

そうですね。松井玲奈さんは、SKE48の推しメンでした。 総選挙でも玲奈さんに投票したことあります。 実は随分前に握手会にもプライベートで行ったことがあったんですよ。 今回、ドラマの撮影を見学にも行かせていただいたのですが、松井さんは数年前にたった1度握手会に行っただけの僕のことを覚えてくれていたんですよ! これは衝撃的でしたね。 松井さんは、本当に真剣に1人1人のファンの方と向き合っておられるのでしょうね。

そういうファンとしての目線もあるのですが、それとは別に「初恋芸人」のヒロイン・市川理沙を玲奈さんが演じるというのは、ぴったりだと思いましたね。 そもそも僕が玲奈さんに注目するキッカケになったのも「マジすか学園」というドラマで玲奈さんが演じていた「ゲキカラ」という役だったんです。 アイドルというよりも、女優として松井玲奈さんにまず興味を持ったんですね。

僕はアイドルが結構好きなので、松井玲奈さん以外にも握手会に行ったことのあるアイドルは何人かいますが、市川理沙を演じられる女性は松井玲奈さんしかいないなと強く感じています!

●松井玲奈さん以外の出演者の方々と対面された際のエピソードなどを、教えてください。

撮影現場に伺わせていただいた時にプロデューサーさんが「原作者の中沢健先生です」と紹介してくださって、その場にいたスタッフさん、キャストさんが僕を囲んで拍手で出迎えてくれたんです。 何よりも、小堺一機さんが僕に向かって拍手してくださっているのが視界に入った時は胸が熱くなりましたね。 実は原作の中でも小堺さんの名前が出てきていたりしたんですよ。 昔から大好きな芸人さんだったんです。 小堺さん、僕が怪獣オタクだと知ると、目の前でゴジラのものまねをしてくださったりもしてくれて、本当に感動しましたね。

●主演の柄本時生さんの印象は如何でしたか?

柄本さんは会った瞬間、その場の空気を映画みたいにさせちゃうんです。 言ってる意味わかりますか? 本当に不思議なんですけど、柄本さんがいるだけで、周囲の空気が一気に日本映画っぽくなるんですよ。

柄本時生という役者さんを僕が初めて意識したのは北野武監督の「アウトレイジ」だったんですけど、僕はたけしさんの大ファンでもありまして、実は「初恋芸人」の中にもたけしさんを相当意識して作ったキャラクターが登場しているんですよ。 たけしさんの演出を受けたこともある柄本さんが、僕が小説で書いたキャラクターを演じてくださるという意味でも本当に感動しました。

●ドラマ化決定から情報公開までに半年間ほどの期間がありましたが、ドラマ化に関して中沢さんがされていたことを教えてください。

脚本は読ませていただいたので、自分なりのご意見はいくつか言わせてもらいました。 あとは全8話のドラマにするためには原作のボリュームが足りないとも思ったので、売れない芸人のあるあるエピソードみたいなものをリストにして書いて、それを見ていただいたりとか。 でも、基本的にはドラマに関しては、ドラマのスタッフさんにお任せするべきだと思ったので、僕は皆さんが作られた物を見せていただいて、必要な時だけ感想を言わせてもらうという感じでしたね。

●小説『初恋芸人』は、中沢さんが何歳の頃に書かれた作品でしょうか。また主人公を含めて、ご自身の体験を元に書かれたものでしょうか。

初恋芸人の大元になった原稿を書いたのは、27歳頃だったと思います。 自分自身をモデルにしたところや、実体験を参考にして書いた部分もありますね。 ただ、主人公の職業を芸人にしてみたりとか、完全なノンフィクションにはならないように工夫したつもりです。

●それまでの創作活動において、恋愛というテーマとは無縁だった中沢さんが、この『初恋芸人』という作品を書くに至った経緯を教えてください。

僕は小説のジャンルで言うと、ミステリーが1番好きなんです。 それで書く小説もミステリーが多かったんですけど、幸運なことにほとんどの人は、殺人事件に巻き込まれるようなことは普通はあまり無いですよね。 それじゃあ、ほとんどの人が誰でも経験するシチュエーションでミステリーに一番近いことって何だろうと考えたら、誰かに片思いをしている時だと思ったんです。 好きな人の行動や発言からその人の真意を探る過程って、構造としてはミステリー小説と一緒だなぁと思って。 そういうふうに考えたら、ミステリー好きの自分としては、案外すらすらと恋愛小説も書くことが出来たんですね(笑)。

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●『初恋芸人』でお笑い芸人の世界を描いた理由は何だったのでしょうか? 中沢さんご自身は芸人ではないんですよね?

最初この小説を書く時は作家志望の若者の話にしようかとも思ったんです。 ただ、この話って主人公の思考もネガティブだし、そのまま書くとただただ暗い話になっちゃうなと思って。 僕はネガティブな感情や悲しい物語も、エンターティメントとして面白く表現したかったので、作家志望の若者よりは売れない芸人を主人公にしたほうが、面白く書けそうだと考えました。

僕は芸人ではありませんが、こんな格好をしているせいで、素人参加型のバラエティー番組にもよく出演させてもらっていたし、ロフトプラスワンなどのライブで芸人さんともたくさん共演させていただきました。 いろんな芸人さんと触れ合って、お笑い芸人という存在が本当に面白いものであると感じていたので、この魅力的な世界を小説として残しておくべきだとも考えたんです。

●中沢さんがこれまでに出演したバラエティー番組と、共演したことのある芸人さんについて教えてください。

僕が初めて出演したテレビ番組は「銭形金太郎」という貧乏な人の生活を芸人さんがレポートするという番組ですね。 僕の家には、くりぃむしちゅーの上田晋也さんが来てくれました。 他にも「100人目のバカ」という番組では、関根勤さんにもお世話になりました。今回、初恋芸人には小堺一機さんが出演してくださっているので、自分はコサキンさんとは縁があるのだなぁと思っていたりもします(笑)。

「初恋芸人」は、そういった番組に出演した時の経験などをヒントに書いた部分も多いです。 なので、くりぃむしちゅーの上田さんや関根さん。他にも僕が番組でお世話になった芸人さんたちには今回のドラマも是非見てほしいですねぇ。 少しは成長したところを、見てもらえたら感激しちゃうなぁ……。

●お笑い芸人に強い思い入れがある中沢さんにとって、特に大好きな芸人さんを教えてください。

先程も言いましたが、やっぱりビートたけしさんというのは僕にとっては特別な存在です。 たけしさんが好き過ぎて、そのまんま東さんのお弟子さんと一緒にストリップ劇場の司会をやったこともありましたよ(笑)。 たけしさんの初舞台は浅草のストリップ劇場でしたからね。 そのまんま東さんのお弟子さんとストリップの舞台に立てるなんて、たけしマニアとしてはやるしかないって感じで。 当時の僕はまだ童貞だったんですけど、世界初の童貞ストリップ司会者だったんじゃないかな(笑)。 たけし軍団の方で言うと、一時期はクロマニヨン吉川さんと一緒に共作で小説を書いては出版社に回ったりとかもしていましたね。 最近は怪獣好きという共通項もある なべやかんさんとお会いする機会も多いです。

たけしさん以外の芸人さんだと、爆笑問題さんのことは高校生の頃からずっと好きで追いかけ続けています。 太田光さんは高校時代は本当に暗い子供だったらしいんですけど、僕も高校時代は暗くて全然しゃべらない人間だったので、大田さんの自伝を読んでは勇気をもらっていましたね。

●『初恋芸人』の執筆には、どれほどの時間がかかりましたか。その執筆作業において苦心された点などがありましたら、教えてください。

元になった原稿を書き上げるのに掛かったのは2ヶ月くらいですかね。 その後は編集さんと改稿作業などもいろいろあったわけですが。 執筆するうえでとにかく気を付けたのは、丁寧に読みやすい文章を書くということですね。

●『初恋芸人』で、主人公の視点でずっと描かれていたストーリーに、最後の最後で“ヒロイン視点”が現れるのは、どのような狙いがあったのでしょうか。

あれは、恋愛小説というよりもミステリーとして「初恋芸人」を書いていたので、最後には解決編が必要だと思ったんです。 あとは、恐れ多すぎて言いにくいのですが、あのラストは僕の中では夏目漱石先生の「こころ」のオマージュという気持ちもあったりします(笑)。

●3月発売予定の文庫本は、大幅な加筆修正がされているとのことですが、主にどのような部分・要素がパワーアップされるのでしょうか。

文庫版は、実は相当変わっているんですよ。 つい先日も小学館さんで泊まり込みで朝まで改稿作業しましたからね! もちろん基本的なストーリーや登場人物は変わっていないのですが、読後の印象もだいぶ変わると思います。

佐藤賢治も市川理沙も、文庫版ではより感情移入できるようになっていると思いますね。 なので、もう既に「初恋芸人」は読んでいるという方も文庫版は手に取ってほしいですし、出来ることなら単行本と文庫版を読み比べしてほしいという気持ちもあります(笑)。

●現在の中沢さんが、『初恋芸人』執筆時の自分に会うことができるとしたら、どのようなことを話しかけますか。

どうなんだろう? この小説は最初の何年かはそれ程売れる本でもないけど、6年後には大きな評価もされるようになるよ……とか。 いや、駄目ですね。 「初恋芸人」もそうですが、僕にとってはコンプレックスというのは創作の大きなエネルギーだったんです。 だから、「こんなにいい小説を書いたのに、何故思ったように評価されないんだ」と、もがく経験は奪うべきじゃないし、昔の自分に会っても「次の国産ゴジラの監督は庵野秀明だよ」くらいしか未来のことは教えないようにしておきましょう……。

●ドラマや小説の『初恋芸人』をより深く楽しむために、併せて鑑賞することを勧めたい特撮などの映像・小説など(作中に登場した作品でも、それ以外の作品でもかまいません)を3~5作品挙げていただき、それぞれに関するオススメポイントを教えてください。

「初恋芸人」をより楽しむための作品ですか? 難しい質問ですね。 初恋芸人って、怪獣オタクが主人公だし、作中にはいろんな特撮作品のタイトルも出てきますが、僕としてはオタク以外の人が読んでも、怪獣に知識がない人が読んでも面白く読める小説になるようにかなり意識していたんです。 だから、別にこれを見なくても「初恋芸人」は充分楽しめますが、特撮悲恋映画の傑作「ガス人間第一号」や、第一作目の「ゴジラ」などは是非ご覧いただきたいですね。

あとは那須正幹先生の児童文学「ズッコケ(秘)大作戦」も、子供向けの読み物ではありますが、「初恋芸人」を気に入ってくれた方にはおススメですね。

●しばらくは作家としての活動に重きを置いていくとメルマガで発言されていましたが、「歩く雑誌」のスタイルや、UMA研究家としての活動は、今まで通り続けていく予定ですか。

それは、もちろん続けていきます。 というか、僕の中では「歩く雑誌」というスタイルも、UMAを探しに行くのも作家活動の一環なんですよ。 芥川賞の授賞式に、歩く雑誌姿で出席して、偉い先生に怒られるのが、作家としての僕の夢でもあります。

●作家活動に関して、何か決まっていることなどがありましたら、お答えできる範囲で教えてください。

詳しいことは言えないのですが、今は新しい小説の企画が某出版社さんで進行中です。

今回、「初恋芸人」のドラマ化が決まって一番嬉しかった反響が出版業界の方から問い合わせがいくつもあったことだったんですよ。 元々こういう仕事をしているので、出版関係の知り合いは多かったんですが、小説って目を通すのにも時間が掛かりますからね。 今まで、中沢健の書いた小説に関心を持ってくれなかった人たちからも「まだ発表されていない小説の原稿はあるんですか?」とか「こういう企画があるんですけど、書いてみませんか?」みたいなことを言っていただいて。 だから、このインタビューを読んだ出版関係の方も、もし中沢の書いた小説を読んでみたいと思われたら是非お問合せください(笑)。

●今後執筆する小説で、取りあげてみたいと考えているテーマは、何か具体的にありますか。

僕は子供の頃から「永遠の命」に憧れがあるんです。本気で不老不死になりたいとも思っているんですよ。 だから、永遠に生きるとはどういうことなのか。また、死の恐怖や寂しさのようなものは作家として表現していきたい。 「命は限りあるからこそ美しい」とか言う人、結構多いでしょう? 僕としてはそれに反論したい気持ちも強いんです。 人間は出来る限り長生きを目指していってほしいんですよね

あとは「家族」をテーマにした小説も書きたいですね。 特に僕はお婆ちゃんの話とかが好きなんですよ。 幼い子供とお婆ちゃんが仲良しそうに歩いているのを街中で見かけただけで嬉しくなっちゃうんです(笑)。 だから、お婆ちゃんがたくさん活躍するような小説は書きたいですね。 この間もお婆ちゃんと宇宙人が戦う小説を空いている時間に書いていたんですよ(笑)。

●『初恋芸人』のテーマのひとつでもあると思いますが、何らかの表現活動をする際の原動力に関して、現在の中沢さんの中では何が大きなウエイトを占めていますか。またそれは、過去と比較して変化していますか。

僕は5歳の頃には「本を書く人」になりたかったらしいんです。 そう思ったキッカケももう覚えていないのですが、幼稚園の頃に書かれたノートには「将来は本屋さんになるんだ」と既に書いてあったんです。 あ、当時の僕は本は本屋さんが自分で書いて売っていると思っていたんですね(笑)。 だから、僕にとっては作品を生み出して世に出していきたいというのは、物心ついた時から自然に持ち続けている感覚なんですね。 だから、作品1つ1つを生み出す動機にはバリエーションがあったとしても、基本的には5歳の頃から変わっていないような気がしますね。

●最近、テレビ番組の企画でお見合いをされたそうですが、現在の中沢さん自身の恋愛観、または結婚観などに関して、どのようなものを思い浮かべているのか、お教えください。

CSファミリー劇場の開局20周年特番での企画ですね(笑)。 1つのテレビ局の開局20周年を記念した番組で何で僕のお見合いをやっていたのかは今でも不思議なんですけど(笑)。

僕も、もう34歳になるので結婚のこととかも真面目に考えなくちゃいけないのかも知れませんが、いまだに結婚というのはピンと来ませんね。 やっぱり恋人がいた経験とかもほとんどないので、結婚と聞いてもリアリティーが抱けないと言うか。 恋人が欲しいなとか、好きな子と一緒にデートしたいなとか思うことはしょっちゅうありますけどね。 まぁ、「初恋芸人」を書いた頃はリアルに恋人がいたことは一度もありませんでしたが、あれから7年経って、彼女がいた時期もあったし、仲の良い女友達も今はいます。 7年前の僕が見たら恵まれているのでしょうが、別に今は恋人がいるわけでもないし、寂しいなぁとはいつも思っています。 恋がしたいです(笑)。

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●昨年末に出演されたテレビ番組で、“台風人間”や“猫人間”について大いに語られ、ネットなどでも大きな反響を呼びましたが、それらは具体的にどういうものか改めて教えていただけますか。

「台風人間」というのは、人間の体のパーツがばらばらになって飛んでいるのが目撃されるという事件が世界中で起こっているんです。 2014年には神奈川県の相模原市の上空に巨大な人の鼻のようなものが飛んでいる様子が写真に撮られました。 これらの正体を僕は台風が進化した生命体「台風人間」ではないかと考えています。 「猫人間」というのは、猫のような耳を持った怪人ですね。 この2体のUMAを、ビートたけしさんのオカルト番組で紹介させていただいたところ、ツイッターのトレンドに入ったり、ヤフーの急上昇検索キーワードランキングにも入ったりと、本当に大きな反響がありました。 だから、「初恋芸人」のドラマ化の発表があった後も、「台風人間の人が書いた小説がドラマ化!?」みたいに1部では騒がれたようです(笑)。

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●“台風人間”“猫人間”以外で、中沢さんが最近注目されているUMAをはじめとしたオカルトの話題があれば、具体的に教えてください。

  

僕は以前から、茨城県はオカルトの聖地だと言っているんです。 茨城県ではUMAもUFOも目撃が多いし、心霊スポットもある。更には、つくば市の地下はエリア51のような秘密基地が作られていて、つくばの地下にはUFOや、クローン再生された恐竜までいるという都市伝説もあります。 UMAの話だけでも、茨城県は凄いですよ。ポケットモンスターに登場するプリンそっくりの生物や、三つ目の猿、ツチノコや河童。更にはプテラノドンのような生物まで目撃されています! 僕としては、神秘あふれる県として、茨城の凄さをPRしていきたいし、茨城に隠された秘密を解き明かしたいですね。

●UMA研究家としてのメディア出演が多いですが、UMAやオカルト以外で、テレビ出演するとしたら、どんなことをしてみたいですか?

今年の1月に、逸見太郎さんがMCで、僕がコメンテーターとして朝のニュース番組を1度やらせてもらったんです。 これが個人的には楽しかったんですよね。 ニュースやワイドショーで、コメンテーターみたいなことは機会があればまたやってみたいですね。 また「初恋芸人」の作者としては、オタクの恋愛や非モテな人たちの心理について解説するようなお仕事にも挑戦してみたいです。

●そもそもメルマガ「歩く雑誌・中沢健を応援する雑誌」は、どのようなきっかけで始められたのですか。

先輩の作家である山口敏太郎さんから「メルマガをやってみないか?」と声をかけてもらったのがキッカケです。 あとは、歌人の枡野浩一さんや評論家の切通理作さんといった以前から僕のことを応援してくださっている方々がメルマガを配信されているのも見ていたので、メルマガという媒体自体への興味は以前からありました。

●自身が“歩く雑誌”というメディアである中沢さんが思う、メルマガという媒体の利点とは何でしょうか。

メルマガをやっている人はたくさんいますし、人それぞれ考え方はあるのでしょうが、わざわざ有料メルマガをご購読いただいてくれる方には一番心が開けるというか、素の自分を出せると思っています。 こういう時代だから、テレビやラジオはもちろん、SNSでもちょっとした発言を悪意を持って捉えられたり、歪曲されて拡散されてしまうことも多いですよね。 でも、中沢健のメルマガをわざわざご購読くださるような方になら、SNSではちょっと言いにくいことも正直に言えると思っています。

●今後より多彩・多角的になっていくであろう中沢さんの活動において、ご自身のメルマガはどのような位置付けになっていくのか、今後の構想などがあれば教えてください。

出版物で何かを書く際には、原稿料をいただいて原稿を執筆するわけですが、メルマガはある意味、読者の皆さんが出版社や編集さんの立場になれるものだと思っています。 僕のメルマガは1ヶ月480円という料金設定になってますが、それを僕に払うギャラだと思って、中沢にこういうことを書いてほしい~こんなテーマについて語ってほしいとかリクエストをしてほしいんですね。 僕は別に普段もそんなにギャラの高い作家ではありませんけど、それでも480円払って書いてほしいテーマを依頼できるというのは破格の安さだと思うんです(笑)。 なので、メルマガ購読者さんには是非、出版社の人間になった気持ちになってもらって、僕に原稿依頼をしてください(笑)。

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中沢健さんプロフィール

茨城県生まれ 2001年より普段着に自作のキャラクターのイラストや俳句、詩などを貼り付けた「歩く雑誌 月刊中沢健」としてパフォーマンス活動を始める。その活動が「銭形金太郎」や「めざましテレビ」などのテレビ番組、「東京スポーツ」などで取り上げられることに。関根勤氏からは「日本のバカのトップ3」の1人に選ばれた。本業は作家・脚本家。主な著作に「初恋芸人」(風塵社)、「怪談・呪い屋敷」「怪談・呪い家族」(TO文庫)。 脚本作品に、「ウルトラゾーン」「燃える仏像人間」「BIMA Satria Garuda (ビマ・サトリア・ガルーダ)」などがある。小学校4年生用の道徳の教科書「みんなのどうとく」(学研)にも作品が掲載。
UMA研究家としても活動しており、雑誌、テレビ、ラジオなどでUMAについての自説を発表し続けている。……そんな中沢健の公式メルマガ「歩く雑誌・中沢健を応援する雑誌」が始まりました!中沢の書きおろし本音満載 コラムと小説などを中心に、皆さんに楽しんでいただけるメルマガです。応援よろしくお願いいたします!

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