【就職】Dr. 西野の 失敗しない会社えらび【投資】

【就職】Dr. 西野の
失敗しない会社えらび【投資】

  • 企業の真の経営状況がわかる
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企業プロファイリングって、どういうことですか?

ふつうは誰でも、企業から公開されているデータから、大株主を調べるとか、売上を見るとかは、していると思うんですよ。でも、企業ってず~っと続いているのにいろんな情報って断片的になるじゃないですか。だから、ある程度のスパンで見ないと、その会社の経営スタイルとか人の活かし方みたいなのは何となく分からないのではないかと思うんです。ボクの中では、企業の見えない部分は必ず数字に投影されてるんです。そこから、その会社の勢いだったり、魚だと鮮度のいい魚をどうやって選ぶか?ということと同じですね。一般的には、本当は赤字なんだけど、「これから伸びそう」みたいな企業を探すのは難しいので、そこを掘り下げて見せていきたいですね。

どんな風にプロファイリングするんですか?

例えば、ある大手販売業の場合なんですが、ホントは赤字なんだけど、得損出した形にするというようなことは、毎回やるんですよね。売上が足りないと、フランチャイズの権利を売ったり、それと同時にキャンペーンをやって、キャンペーンがうまくいったから売上が伸びたっていうことにして、フランチャイズのライセンスを売ったということはかぶせちゃうんです。
でもそれは、企業努力でもあり、お客さん側にすれば嬉しいことでもあるけれど、その辺を数字を追って、ちょこっと解明しちゃうとか。。。
「西野さん、どこから情報を仕入れてるんですか?」ってみんなに言われるんですけど、情報を良く見ていると、何となく動きのある様な情報の出方をするんですよ。

あとは企業を見ていて、大株主がオーナーであるかどうかっていうのが一番大きいですね。分析の仕方が変わってきちゃうんです。大手企業は、現在殆どが、オーナー企業ではなくなってきているので、最悪、社長交代というところまで、事態が進展してしまうケースが多いので、比較的予想しやすいんですね。

西野嘉之さん

同じデータを見ても西野さんならではの企業プロファイリングだと思うんですが?

この情報とこの情報とこの情報で何かができるっていうのが、料理と同じで、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、牛肉があったら、何となくみんなそれがカレーの材料、カレーが作れるってわかりますよね。でも、カレーっていうものを知らないと、その材料から何の料理ができるかが想像できないんだと思うんですよ。だから、ボクは情報はあるのだけど、見方がわからない場合、見方を教えてあげれば、本筋がわかるようになるだろうって思ったんだけど、「今回はちょっと違うのが入ってるから、違う料理になりますよ。」っていうところの最後の分岐のところは、なかなか気がつきにくいみたいですね。

同じ情報で、同じ新聞を読んでるんですけど、そこから何を感じるかとか、その情報には何が付加されているのかをどう感じるかは、多分、その人の必要性とか価値観とかあるわけですので、みんなそれぞれ違うんだろうなぁって、感じます。

まぐまぐを企業プロファイリングすると?

ボク、勝手にまぐまぐも分析しているので(笑)、 ボクが一プロファイリングの人間としてまぐまぐの事業を見てても、結果的に現在持っている財産を活用するという事はこういうことかなという事業展開だと思います。 無料のメルマガのユーザーさんが沢山いらっしゃいますよね。その方たちに、更にお金を払ってでも読みたいというものをまぐまぐさんが提供していけば、ユーザーの方にとっても情報の選択が広がっていくわけですし、双方に発展性があると思います。
その土俵はみんなにはないわけですよね。
電子書籍の話は沢山いただくんですけど、今のところ傍観者の立場ですね。
電子書籍自体は、コンテンツの配信の仕組みだと思いますので、そこでコンテンツやユーザをロックしたり囲っても、いずれはオープンになっていくと思うんです。
結局コンテンツがすべてなので、コンテンツの利用客を明確にしておくために、仕組みをさらに作りこんでしまうと、今度はコンテンツの再利用もできにくい状態になる恐れがあります。 書籍と言う分野なのでまた違うと思いますが、そこをうまくコントロールしてゆく必要があります。
コンテンツを配信するっていう意味では、「まぐまぐ」さんは、有利だと思います。

これは絶対残るなって思うし、システム的に一番シンプルですよね。メールって手堅くて、唯一変わんないものだと思います。

ありがとうございます!有料メルマガを始めようと思ったのはなぜですか?

これからの情報の取り方っていうのは、変わるだろうなって思います。
ボクもず~っとまめに新聞を読んでたんですけど、圧倒的に読む時間が減ってしまったんです。
WEBが始まった頃に、一番ローテクだったメールっていうのは、今では年配の方から子供たちまで誰にでも利用するものになって来ていて、メールはなくならないと思います。
今後、電話よりもメールの方が益々増えていくとすると、メールで配信するっていう事がまず一番シンプルで親しみやすいというのがメルマガを始めた一番の理由です。
それと、自分が10年後でもやれることを、今始めたいなと思ったんですよ。

逆に10年後になったら、もっと面白いことができるぐらいの経験を積めるものっていったら、企業プロファイリングが一番面白い。優秀な会社をみんなに知ってもらいたくて自分も毎回、ワクワクしながら書いています。「次はどんな角度から企業をみようかな」って。ワクワクし続けないと、読者の方も先を読もうって気にならないじゃないですか。最初、慣れるまでは単発の企業をプロファイリングしようと思ってるんですけど、他社比較すると結構色々なことが明確に見えてしまって怖いので(笑)、そういうのは、もう少し慣れた頃に要所要所でやらせていただこうかなと思ってます。

今後、読者に伝えていきたいことは何ですか?

ボクが企業をどうプロファイリングしてるかってことを読んでもらうことによって、「へぇ~」みたいなところがあるんだろうなぁと思うんですよ。世の中の情報を否定するんじゃなくて、ちょっと引いてみると違うことも見えるだろうなってことを知ってもらうことで、見る側とその情報を扱う側のリテラシーが上がれば、配信する方のレベルもさらに上がって行くだろうなと思うんですね。読者の方に、もっとこういうことが知りたいということを言っていただけると、こっちはもっともっとより深いことを書こうっていう風になっていくので、そういうところを配信できればいいかなと思ってます。 ちょっと分析してほしい会社があったら募集しますので、ぜひお知らせください。

どんな人に読んで欲しいですか?

今のUlletのユーザーは、業務で使ってる人が結構多いと思います。そういう人たちにとっても、深いところまで分かるので、ぜひ読んでいただきたいと思います。 また、簿記をやらなきゃいけない部署の人とか、経営企画の人とか、取引先を調べなきゃいけない人たちが、入り口としてもすんなりと入りやすいようにわかりやすく書いていきます。 学生さんとか、普段ソロバンを弾かない人、技術者の方とか、営業の方は、なかなか経営そのものまで考える暇がないと思うんですよね。 でも、そういう方たちに読んで頂けると、企業の違う側面が見えてきて、自分が就職する先の視野が広がったり、営業先の話題の糸口だったり、「この会社はここが困っているから提案してみようか」とか営業戦略に取り入れるという事があると思います。
基本的には、頑張ってる会社を紹介していく感じが多くなると思うんですよね。

西野嘉之さん

読者へのメッセージをお願いします。

プロファイリングって、無料で書くべきものではないと思ってたんですよ。企業をどう見るかっていうのは人それぞれでいいんじゃないかなぁと。
でも、企業をプロファイリングすることによって、ある企業をこういう風にも見えますよということが、それは先にも書きましたように企業努力だったり企業の将来の展望だったり、なかなか一般的に出てくる情報からわからない部分まで知ってもらえれば、そこからまた、その人なりの見方を決められるのではないかなと思います。 だから、もう少し真実の目じゃないですけど、自分なりの物差しみたいなのを持つきっかけになってもらえればいいかなぁと。 現在は情報がありすぎるんですけど、逆にその中から選んで、有益な情報を見つけ出すお手伝いをしたいと思っています。

皆さんが読んで得したなって思えるように、頑張って書いて行きたいと思います。

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西野嘉之さんプロフィール

慶応義塾大学大学院博士課程理工学研究科修了(博士号を飛び級で2年で取得)
●第15回、第16回電気通信普及財団賞(テレコムシステム技術学生賞)
●2000 年度エリクソン・ヤング・サイエンティスト・アワード を受賞。
04年にメディネットグローバルを設立。07年に上場企業約4000社の企業価値をワンクリックで分析できるWebサービス『Ullet(ユーレット)』を開発し、無料公開。
プレジデント、日経マネー、アエラ、日刊ゲンダイなどで執筆、テレビ東京のワールドビジネスサテライトなどでもコメント。企業プロファイリングしています。

企業価値検索サービス「ユーレット」:http://www.ullet.com/

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