有賀さつきの会話美人になる魔法

有賀さつきの
会話美人になる魔法

  • 魅力的な話し方が身につく
  • 面接やプレゼンにも役に立つ
  • 直接メールでメッセージや質問が送れる
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メルマガのサンプル号を読んで驚いたのですが、有賀さんは人前で話すことが苦手だったということなんですが。

もうずーっと苦手でした。でも仕事柄、言う機会もなく、また立場上言ってしまってもいいのかというのもありまして、長い間、誰にも打ち明けられなかったんです。

アナウンス講座で生徒さんを教える立場になり、「どうしてこの子たちはこんなに話すことに四苦八苦しているんだろう」「少しでも楽になってくれればいい」と思うようになりました。「じゃあ私の体験談をお話しするね」ということでクラス内で打ち明けたところ、けっこう共感されたというか、生徒さんたちとの距離が縮まったんです。

それからですね。「自分の体験を話すことが、彼らのプラスになるのなら、じゃあこれからもお伝えしよう」ということで、講演でもお話しするようになりました。

でも、テレビの現場ではそれらについて話す必要もないわけですし、アナウンサーになった後も苦しくて。14〜15歳くらいの頃から悩み始めたので、克服するまでに20年くらいかかりましたかね。

人前で話すことに苦手意識を持たれているのに、なぜアナウンサーを志望したのですか?

「このままじゃいけない」と思って、挑戦したんです。苦手なことから逃げてばっかりいるとますます自分が苦しくなってくるんですよね。「なんでこんなに暗くてつらい青春時代を送らなければいけないんだろう」って。

それで学生時代になんとか自分を変えたいと思って、クラスですごく明るくて人気のある女の子の分析を始めました。「彼女はどうしてこんなに人を惹きつけるんだろう」と。どんな表情をするのか、どんな言葉を選ぶのか、どんな仕草をするのかを観察したんですね。

また、そういった子はオープンですから、私のようなおとなしい子でも、「お友達になりたいなー」って行くと、「あー、アリ(※当時のニックネーム)、おいでよおいでよー!」って呼んでくれるんです。その賑やかなグループに入れてもらって、いろいろ学びました。

その後、ラジオ番組の学生DJの募集をみつけて、応募しました。ラジオを聞くのが好きだったので、いっそのことDJに挑戦してみようって。ところが、受かってしまいました。入った後にあまりに話下手で問題児になったんですけど(笑)。「誰が有賀を採用したっ!?」って、現場のディレクターの方の溜息を何回聞いたことか(笑)。でもそこでは修業を積ませていただきました。

そして就職活動の時期をむかえ、どうしようかと考えた時に、ラジオ局がとても楽しかったので、放送業界に入りたいと思い新聞を読んでいたら、アナウンス学校の記事を見つけたんです。「あ、ここに行ってみよう」と思って通い始めたら、そのままアナウンサーの試験に受かりました。

最初は“苦手を克服すること”が目標だったんですけど、それが職業になってしまったというのは自分にとって想定外でした。たぶん下手だけど面白そうだからということで、さらにおそらくフジテレビだから採ってもらったんだと思います。NHKだったら無理だったはず(笑)。

テレビの現場でもいろいろ訓練を積ませていただきましたが、そこにもいくつもいくつも壁がありました。言葉で失敗したり、いろんな悔しい思いもしてきましたね。

有賀さつきさん

じゃあ、局アナ時代は苦悩しながらお仕事を?

そうですね(笑)。今も苦悩はするんですよ。でも、苦悩の種類は変わってきましたかね。やはりフジのアナウンサーの頃は、しゃべりが達者な集団にいたので、その中でどうやって生きていこうかということに必死でした。局アナの集まりでは、もうあっちでワー、こっちでワーって、ものすごく話が盛り上がるんです。そんな時に私は、いつも聞き役でした。まわりのアナウンサーを見て、「どうしたらこんなに明るく活発に話せるのかな」って思ってましたね。

そういった、有賀さんの体験談も含めたコンテンツがメルマガでも読めるわけですね。

そうですね、いろいろ告白します(笑)。心のどこかで「話すの苦手だな、もっと上手に話せればいいのにな」なんて思っている方、結構いらっしゃると思うんです。私の経験上言えるのは、『はなしことばをブラッシュアップ(復習)すると、人生が変わる』ということです。それはもう本当に大きく変わります。

私たちは人とのかかわりなしでは生きていけませんので、やはり“話し方”というものは思うよりもずっと重要だと思うんです。それを磨いて絶対に損はありません。私の場合、人生が良い方に変わったのか、悪い方にかわったのかわからないんですけど(笑)、とにかく変わったんです。

なるほど。そんな有賀さんが、メルマガを出そうと思ったきっかけを教えていただけますか?

私、こういったタイプの物って、今までまーったくやったことがなかったんですね。書籍だけはあるんですけれども、ほかでは自分のメッセージを出すっていうことはしてなくって。たまたま、まぐまぐのメルマガを知った時に、“今、自分が伝えたいことをものすごくスピーディーに、そしてそれを読みたいって思う人に伝えられる”ということにもの凄く魅力を感じたんです。

書籍だと、できあがるまでにある程度時間がかかってしまいますよね。でも、ネットでしたらタイムラグもありませんし、メルマガだから話せる、ちょっと深い部分や、本でも出せない、テレビでは話しにくいことも含めて(笑)、素の自分を出せるかもしれないなって思って、ぜひ始めたいと考えました。でも、読者ゼロだったらどうしよう…(笑)。不安感も若干あったりするんですけれども。

確かに、編集者とか出版社の意図で編集される、ということはありませんので、もうどんなことでもお書きください。

そうなんですよね、書籍ですと編集していただいて校閲されたりすることで助かる部分もあるんですけど、メルマガはそうではないですもんね。すごく面白そうだなと思っています。ぜひよろしくお願いいたします。

有賀さつきさん

こちらのほうこそよろしくお願いします。最後に、読者に一言お願いできますか?

お読みになったみなさんが、面接試験であるとか、プレゼンテーションですとか、あるいはお子様がいらっしゃる親御さんでしたらお受験の時の面接など、ここ一番という時に「そういえば有賀が“頭が真っ白になった時には○○するといい”って言ってたな」なんて形で、少しでもお役にたてればこんなにうれしいことはありません。

私は嫌というほどそういう経験をしてきました。そして、ありとあらゆる失敗をしつくしているんです(笑)。だから何がベストか、やってはいけないことは何なのかはわかっているつもりですので、そういったマル秘テクニックもぜひお伝えしたいと思います。

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有賀さつきさんプロフィール

東京都出身、フェリス女学院大学文学部英米文学科卒業。1988年、フジテレビジョン入社、アナウンス部勤務。「プロ野球ニュース」「スーパータイム」などを担当。同期入社の河野景子(現貴乃花親方夫人)、八木亜希子(現フリーアナウンサー)とともに「花の三人娘」と呼ばれ大ブレイク、女子アナブームの火付け役となる。1992年、フジテレビジョン退社、フリーランスとなり、テレビ・ラジオ・アナウンストレーニング講師など幅広く活躍。

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