今回のまとめ~ソロス氏が中国経済崩壊を確信する3つの理由
ジョージ・ソロス氏は2016年に入り、「中国経済のハードランディングは不可避」と何回も主張するようになった。2016年6月、ついにトレーディングの「現場復帰」を果たしたソロス氏は、以下の理由から、中国経済の崩壊を確実視している。
- 中国の企業債務残高対GDP比は2010年頃まで100%に留まっていたが、それ以降、増加が止まらなくなってしまった(2015年には160%を突破)
- GDPという経済全体の規模が大きくなっていないのに、債務残高だけが積み上がるのは、明らかに良くない傾向である
- 現在の中国は1990年代の日本の状況に酷似している
ただ、すぐに中国経済が崩壊するとは限らず、ソロス氏が指摘しているように転換点は遅くなる可能性がある。日本の場合、株価の崩壊から実体経済の崩壊まで4~5年のタイムラグがあった。
『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』(2016年6月16日号)より抜粋、再構成
※太字はMONEY VOICE編集部による
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