ほぼ日は『ほぼ日手帳』の受注が伸長、目先4400円割れ水準で下値を固めるか

3月16日にほぼ日<3560>がJASDAQに上場。上場2日目に公開価格2,350円の2.28倍となる5,360円で初値を付け、同日高値5,480円と上昇。上げ一服でモミ合っている。(『日刊株式投資情報新聞』)

高値奪回も視野。目先は4,400円割れ水準で下値を固めるか見極め

息の長いコンテンツが魅力「ほぼ日」の中身

ほぼ日<3560>(JQ)は、3月16日に東京証券取引所JASDAQに上場した。同社は著名コピーライターの糸井重里氏が社長を務め、オリジナルコンテンツ中心の無料ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を企画運営して集客し、オリジナル企画の文具および日用雑貨などを「ほぼ日刊イトイ新聞」内のインターネット通販で直接個人に販売して収益を得ることを主要事業としている。主力商品の『ほぼ日手帳』並びにその他一部の商品および書籍は、卸販売も行っている。

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ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」は、エッセイ、対談、インタビュー記事、商品紹介などオリジナルの読み物を、1998年6月の開設以来、毎日更新している。時流を追わず、人と社会への肯定感に根差した姿勢の、いつでも楽しめる息の長いコンテンツが中心となっている。

また『ほぼ日手帳』は、2002年版から誕生したほぼ日がつくるオリジナルの手帳で、使う人それぞれの「LIFE」に寄り添うものでありたいという思いをこめた「LIFEのBOOK」をテーマに、国内外を問わずたくさんの人が愛用している。そのほか、さまざまなオリジナル商品を企画・開発・販売している「ほぼ日ストア」、犬と猫と人間をつなぐ写真投稿アプリ「ドコノコ」、展覧会やワークショップなどの様々な催しものなどが楽しめる「TOBICHI(とびち)」を運営している。

ほぼ日の業績予想

今2017年8月期第1四半期業績実績は、売上高が16億7800万円、営業利益が5億4100万円、経常利益が5億4100万円、純利益が3億5300万円に着地。

今17年8月期業績予想は、売上高が38億1700万円(前期比1.3%増)、営業利益が5億円(同0.2%増)、経常利益4億8400万円(同3.6%減)、純利益が3億2900万円(同7.8%増)を見込む。

昨年6月に公開したアプリ「ドコノコ」のアップデートに伴う開発や、中長期の成長に向けて人材採用、外部人材への業務委託を積極化しているため、純益は小幅増益にとどまる見通し年間配当は、期末一括45円を予定している。

株価は、上場2日目の3月17日に公開価格2,350円の2.28倍となる5,360円で初値を付けた後、同日高値5,480円と上昇。上げ一服でモミ合っている。糸井重里氏が社長を務め、『ほぼ日手帳』の2016年版は前年版よりも約6万部増の61万部を販売。17年版はウェブ通販とロフト各店で9月1日に発売。

ほぼ日<6530> 15分足(SBI証券提供)

ほぼ日<6530> 15分足(SBI証券提供)

国内に加えて、中国を中心に海外からの受注額が好調に推移していることから高い人気を集めた。中長期的な成長の道筋が明らかになれば、高値奪回も視野に入るが、目先は4400円割れ水準で下値を固めるか見極めるところだろう。

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日刊株式投資情報新聞』2017年3月23日号より
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