朝から洗濯をしようと思っていて、ふと「家事」と「不動産投資」の共通点を見つけました。どちらも段取りや事前準備をしないと、いざやろうという時に面倒くさいのは同じなのです。(『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』姫野秀喜)
プロフィール:姫野秀喜(ひめの ひでき)
姫屋不動産コンサルティング(株)代表。1978年生まれ、福岡市出身。九州大学経済学部卒。アクセンチュア(株)で売上3,000億円超え企業の会計・経営計画策定などコンサルティングに従事。合間の不動産投資で資産1億円を達成し独立。年間100件以上行う現地調査の情報と高い問題解決力で、顧客ごとに戦略策定から実行までを一貫してサポートしている。
家事の上手な人は不動産投資にも向いているかも?その理由とは
1つの家事をやるために、また別の家事が出てくる
今日は朝からよく晴れて、気持ちのよい洗濯日和でした。そこで私は、朝一から洗濯をしようと思っていました。そこで、ふと「家事」と「不動産投資」との共通点を感じました。
家事には、洗濯、掃除、ゴミ出し、食事の用意、後片付け等々いろいろあります。1つ1つはたいしたことがなくても、これらがコンボで襲いかかってくると、結構時間がかかりますよね。
そして、これらの家事はそれぞれ独立しているけど、相互に関連もしています。前後関係を考えて行わないと二度手間になったり、時間がかかったりします。今回はそんな話です。
「ゴミ出し」の例
まずは「ゴミ出し」。今日は燃えるゴミの日だったので、ゴミ出しをしたかったのですが、そのゴミ出しにたどり着くまでが面倒でした。面倒になった理由はこうです。
「せっかくゴミを出すなら、全部出したい」
↓
「キッチンシンクの生ゴミも捨てたい」
↓
「キッチンの食器を片付けたい」
↓
「せっかく食器を片付けるなら、その前にご飯を食べたい」
↓
「ご飯を作る」
という風に、「どうせゴミを出すなら生ゴミも出してしまいたい」という思考から、あれよあれよと芋づる式に、気がつけばご飯を作ることになってしまいました。
まぁ、ご飯を食べた後の生ゴミも捨てられるので一石二鳥なんですが、ゴミ捨てだけならものの2~3分で終わるのですが、ご飯を作るところからスタートすることで、30分以上の時間がかかる一大プロジェクトになってしまったわけです。
「洗濯」の例
次に「洗濯」です。
「天気がよいので洗濯したい」
↓
「洗濯するなら、着替えてその服も洗いたい」
↓
「着替えるならお風呂に入りたい」
↓
「お風呂に入るなら、先に体が汚れる掃除等をしたい」
↓
「掃除してゴミ箱に掃除機のチリを捨てるとゴミ出しが気になる」
↓
※以下、ゴミ出しに続く…(笑)
洗濯しようと思ったら、その前の段取りが必要になって、結果として、洗濯までたどり着くのに時間がかかる。家事の面倒くささの1つだと思います。
さて、長々と家事について書いたのですが、この面倒くささは不動産投資と同じだなと、あらためて思った次第です。
Next: 面倒くささが倍増していく「家事」と「不動産投資」の不思議な共通点