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結婚後の夫を「玉の輿」に改造!? 妻の私が実行した3つのステップ=川畑明美

夫婦二人三脚で挑戦した不動産投資

この後は、主人と二人三脚で、収益不動産を購入できるように勉強をしました。物件を見て回ったりしたのは、共通意識が生まれて楽しかったです。マイナス物件とはいえ、個人事業主ですから、物件探しの費用は経費計上もできます。

この時点では「玉の輿」にはなっていませんが(笑)、夫婦共通の目的ができて変わったことがあります。当時は、6万円の赤字家計家計だったのですが、これが解消されてきました。もちろん、節税の効果もあったのですが、主人が家事を進んでやってくれるようになったのです!

我が家の一番の赤字は、仕事で疲れてついつい外食してしまうこと。包丁が使えない主人でしたが、簡単な食事は作ってくれるように変わりました。物件回りで会話が増えたからだと思います。

転機になったアパート物件との出会い

「新築ワンルームマンション投資」は成功とは言い難い結果でしたが、転機は訪れたのです!たくさんの不動産を見て回り、2012年の年末に見つけた物件を購入しました。ちょうど急激な円安に進み、株価もドンドン上がっている頃でした。

コツコツ積立投資していた投資信託で驚くくらいに利益が出て、利益確定をして、不動産の頭金にしても元本以上が残っていました(諸経費も含めるとボーナスも使いましたが)。金融機関の審査でも、投資信託を含めて2,000万円以上の貯蓄になっていたので、すんなりと通りました。

手続きが終わったのは、年が明けた2013年。年末年始で金融機関が休みに入ってしまい、主人と複数の銀行のATM限度額ギリギリまで引き出しに回ったのを覚えています。

この物件は、手続きをしている間も入居者の問い合わせがあり、物件引き渡しの頃には満室になっていました。小ぶりのアパートですが、長女の私立中学の学費はこのアパートが支払ってくれています。まるで足長おじさんのようですね。

やっと、玉の輿の片りんが見えてきた感じです。長女の学費の心配がなくなったので、私は「生活のために働く」必要が薄れてきました。独立起業を強く意識を始めました。会社員をやりながら、副業としてFPをはじめたのもこの頃です。

Next: 家賃収入とAirbnb(エアビーアンドビー)で新入社員程度の定期収入に

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