3. メリハリをつけてトータルコストを最小化する(考え方)
最後に、これは私の考え方です。私のDIYは、あくまで大規模修繕までのつなぎであるということです。
雨漏りに限らず、物件を所有している以上、一定の修繕コストはかかります。大規模修繕は行わなくてはならないものです。大規模修繕では、鉄部分のサビであったり、外壁の塗装であったり、屋根の防水であったりと、全体を一気に改修します。ですが、修繕が必要となる不具合は、一気に出てくるモノではありません。屋根はあと5年、外壁はあと4年、鉄部分はあと3年というように、痛みのステータスがばらばらです。
この例では、一番短い3年に合わせて大規模修繕をすべきか、一番長い5年に合わせてすべきかが迷いどころです。そこでDIYの出番です。鉄部分がどのように痛んでいるのかを見て、水がかかってこれ以上サビないようにするDIYを行います。多少の見た目は犠牲にしても、2年間延命することで、大規模修繕の時期を合わせることができます。そうやってトータルコストを抑えるのです。
DIYはそれだけで完璧にするものではなく、トータルコストを下げるための策だと私は考えています。そういうことは、自分の家の近くに物件があって、たくさんのトラブルに見舞われることで身につく経験値です。なので、1軒目は自分でDIYできるエリアで買うことをオススメしています。
『1億円大家さん姫ちゃん☆不動産ノウハウ』(2016年9月13日号)より一部抜粋
※太字はMONEY VOICE編集部による
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