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「ネトウヨ女子」とのささやかな対話。どの党も党員集めに必死です=三宅雪子

どの党も党員集めに必死

どこの党も最近は特に党員集めが大変らしいと聞きます。景気も悪いですし、大変ですよね。現職時代はノルマがきつく、本当に苦労しました。しかし、それでも私は根っからの負けず嫌い。スタッフにも恵まれて、当選2年目になり、党員・サポーターを2000人以上集め、新人でダントツトップになったことがあります。全体でもベスト10に入っていたそうです。「やった!」と皆で大喜び。ちょうどエレベーターででくわした細野さん(当時責任者)からも、「三宅さん、すごいね」と褒められました。

そこで「(各議員が集めた党員数は)いつ発表されるんですか?」「機関誌に載るんですよね?」と尋ねたら、細野さんが急に無口に。

「それがね…今年は発表がないんだ」(それ以来、公表はなくなったかもしれません)

「え!どうしてですか?」

トップが小沢さん、上位はほとんど小沢グループで…」

「それが何か?」

「……」

要は、松木けんこうさんなど小沢グループが軒並み上位なので公表できないんだ、と細野さんが思わずこぼしてしまったのです。人がいいというか何というか。

そうそう、この話にはおまけがあって、嫉妬にかられたある男性議員に、私が「精神病院の患者を無許可で登録している」というデマを流されました。散々週刊誌に売り込んでいたのは耳に入ってきましたが、どこも相手にしなかったようです。

それにしても、自民党の党員数減少はかなり深刻なようです。1991年の543万人がピークで、2012~13年はなんと98万人。それもそうとうの締め付けをしての数字です。三原じゅんこさんが「ノルマを達成しないと公認が貰えない」と愚痴をこぼしたことが話題になりました。今の経済情勢だと4000円のバーは高いようです。

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