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「過去を振り返るな」は大間違い。資産1億円を実現する本当の成功法則とは

小学生の頃の「大きくなったら何になりたいか?」という作文を書いた過去のあなたが、今のあなたの目の前にいます。今のあなたの目の前に、です。過去のあなたは、今のあなたを見て何と言うでしょうか?(『資産1億円への道』山田健彦)

「過去なんて振り返らず、前向きに未来を考えよう」という思考停止

過去の自分は、今の自分を見て何と言うだろう?

前回は、「お金の使い方にこそ、その人の人格が現れるので、資産1億円達成を達成したときの自分を是非とも高い理想を掲げる自分にしてください」とお伝えして、儲けを社会に還元している米国の大富豪の例を書きました。その際にご紹介した、「タイム・トリップ」のイントロの部分を思い出してください。

【関連】お金持ちの思考の秘密!「想像力豊かなタイムトラベラー」になろう=山田健彦

小学生の頃の「大きくなったら何になりたいか?」という作文を書いた過去のあなたが、今のあなたの目の前にいます。今のあなたの目の前に、です。

今のあなたを見た過去の自分は、目を輝かせて「これが、私の将来か!やった~!素晴らしい!!」と言っていましたか?

それとも、今のあなたを見て、ギョッとした顔をして、しばらく経った後に肩を落として「嘘でしょ…」とつぶやきながら過去に戻っていってしまいましたか?

どちらでしたか?

ある部分については「素晴らしい」と言ってくれて、別のある部分については「嘘でしょ…」と言ったのではないでしょうか。

まず、それを真正面から受け止めてみましょう

過去の自分から尊敬される人物になるために

過去の自分の発言を受け止めたあなたは、どんな思いが生じてきましたか?

「もっと英語の勉強しておけば良かったなぁ。そうしたら、もっと違う会社に入れて世界を飛び回っている自分になったのに」。あるいは、「国語・算数・理科・社会の4教科、ぜんぶ成績は良くなかったけれど、小学校のときの音楽の先生が私の才能を見抜いてくれて、親に助言をしてくれたおかげで日本を代表するバイオリニストになれた」と、勉強が出来なかったことさえも肯定的に受け止めることが出来るか?

今のあなたは、あなた自身が今までに身に付けた様々な思考の習慣行ってきた決断、嫌々ながらも(?)受け入れてきた、世間や周りの人のアドバイスなどの結果です。『思考は現実化する』という本がありますが、まさしく、今の私たちは自らの過去の思考の産物なのです。

成功哲学系の本には、「過去を振り返っても過去は変えられない。それより未来を見つめて歩もう」と主張しているものがあります。ですが、今の我々が過去の思考の産物だとしたら、過去の自分から尊敬される人物になるためには、自分の今までの思考の習慣を見つめ、それを変えていかなければなりません

Next: では、20年後の自分が現れたら? リアルに想像してください。

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