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「ビットコイン相場は来年2月、1万3800ドルへ」強気予測の気になる中身=高島康司

まだ実現していないビットコイン相場予測

ちょっと細かく複雑だが、このようにウェブボットの予測は、比較的的確にビットコインの相場変動を予測していた。これは実に興味深いことだ。

そしてこの同じレポートには、まだ実現していない予測も掲載されていた。これも再度要点を紹介する。

・初夏になると、中国政府はビットコインを宣伝するキャンペーンを逆に開始する。ビットコインを象徴するキャラクターを使い、テレビやインターネットを通して宣伝する。これは中国がこの時期に開始する「バーチャル・アジア・イニシアティブ」の一環として行われる。これは今後2年間でインターネットのユーザーを10億人増大させる計画である。

・中国政府によるこの重大な声明は、今年の初夏から真夏の頃に行われる。この声明と同時に、中国政府はビットコインを銀行の正式な準備金として認める可能性すらある。すでに多くの中国国民がビットコインを保有しているので、国の資産を国民に保有させる意図がある。これは中国政府が龍に乗ることとしてイメージされる。

・このような変化に伴い、ビットコインは世界的に拡大する。それとともに、次第に価格は安定する。それというのも、それぞれの国で市場のセグメント化が進むものの、どこかの国でビットコインが高騰すると、すぐに他の国で逆の売りが加速し、価格を安定させるからだ。そして、インドや東南アジア諸国の国民は洗練されたアルゴリズムを運用するトレーダーとなる。

・ウェブボットの過去5年間の長期データでは、ビットコインは80808人民元(おおよそ132万円)まで高騰するとある。2020年にはビットコインは完全に中国の仮想通貨になっていることだろう。

以上は、今年の夏から2020年くらいにかけての相場予測だが、どうなるだろうか?興味深い。

そしてこの6月、ウェブボットは最新のレポートを新たに発表した。

Next: 最新予測「2018年2月に1万3800ドル(約152万円)」の気になる中身

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